外部電源型ケルヒャー導入 K3サイレントプラス

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昨年末に洗車用にモバイル(バッテリー式)高圧洗浄機のKHB6を購入。

昨年末バッテリー型のKHB6を買った時の記事

新車も納車されてEXキーパーもかけたのでメンテ洗車を月に2,3度しています。純水器まで導入しました。

当初バッテリー型の水圧やバッテリー持続時間で満足していたんですが、ガンガン洗車することを思うと少し不満も出てきました。

  • バッテリーは1台には充分だが2台まとめて洗おうとすると足りない
  • 洗剤のすすぎ不足のような跡が残っていることがある

バッテリーは100%充電で始め、最初の砂落としとシャンプー後のすすぎをすると30%とか時には10%を切るなど、いずれにせよ半分は切ってしまうので、時間と元気があって「ついでにもう一台も洗うかー!」ってなっても諦めざるを得ません。

更に気になるのは、純水をケチる意識が働くのかすすぎが足りず、後でみると石鹸跡みたいなのがガラスなどに残っていることがあります。単により長くすすいでいればいいのか、もっと水圧をかけてやる必要があるかは不明ですが、なんとなくモヤモヤしていました。

■ホースを買いにいったはずが高圧洗浄機を買っていた。何を言って(ry

また庭の蛇口からKHB6までは同居人が買ったステンレス製のホースを使っていました。耐候性は良いのですが重くて取り回しが悪いのと、うっかりクルマのボディに当ててしまわないか気を遣う、またワンタッチジョイント部分から水漏れが気になったので、そのホースで駐車場までひっぱり、そこからは別のホースリールをとりつけて樹脂製の軽くて車体に当たっても傷つかないホースを使ったいいんでは?ということでCAINZまで物色に。

例えばこんな感じの短くていいので、ホースが軽く、ある程度耐圧性能があり、紫外線による劣化を防げるカバーがついていればいいかなと。

だいたいの品定めを終えて久しぶりのCAINZなのでブラブラしていたらケルヒャーコーナーを発見。なんとなく同居人と眺めていて、やはり庭や玄関の掃除で強力なのがあれば使いたいという話になり、家計でGoとなりました。

以前検討していたのはK2サイレントでしたが、なぜかこの日CAINZでは2022秋発売のK3サイレントプラスがAmazonよりもかなり安い価格になっており、多少大きく重いけどむしろ車輪がついててゴロゴロ移動できるならアリじゃね?ということになりました。K2サイレントとの価格差も数千円程度。さらに上のK4プレミアムだと一気に高くなる上、吐水力は誤差レベルの違い(ただし後述しますが付属品が結構違う)。バランス的に手頃なんじゃないかということで決定。

(電源接続型のケルヒャーは東日本用(50Hz)と西日本用(60Hz)でモデルがわかれているので購入時にご注意ください)

■ハード周り

付属品をまとめた様子がこんな感じ。

ランス(ガン)はフロントに差し込め、ホースは巻いて背面のフックに引っ掛けておけ、電源ケーブルはその下のネット部分に格納できます。

ケルヒャー(KARCHER) 高圧洗浄機 K2 サイレント 1.600-920.0 (50/60Hz)

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K2サイレントに比べて大柄なのは確かなんですが、こうして周辺パーツをまとめて保管、移動できることを考慮するとトータルの使い勝手はかなり良いんではないかと。しかもタイヤで転がしていけるのです。

■豊富なサードパーティパーツとイケてないホース

先端パーツ選び

同じケルヒャーでもバッテリー式のKHB5/6と大きく違うのは、社外パーツが豊富に出ている点。例えばガンも付属の長いものに対し、ショートタイプのものが各社から出ています。

充分水圧が強ければ、遠くまで水が飛ぶので、長いノズルはいらない、ということでしょうか。例えばクルマの屋根を洗う場合も、踏み台に乗れば一気に反対側まで洗える水圧があるので、取り回しが優先できるぽいです。

とても興味がありますが、今回はお隣さんまで無駄に水を飛ばしてしまわないことを優先して、純正オプションのフレキシブル可変ノズルを買ってみました。

長いノズル(ランス)の先端に取り付け、クイっと水流の方向を曲げられるものです。同様に踏み台でクルマの屋根を洗う時、伸ばしたノズルから真下に向けて水を出せれば、無駄に向こう側に水を飛ばさないで済むんじゃないかと。

めちゃくちゃ評判が悪い付属ホース

ケルヒャーの各機種のレビューをみていると付属ホースの評価がとにかく悪い。硬くて扱いづらいし、グニっと曲げると破損しやすく寿命も短いと。

とにかくさばきづらいと評判が悪い付属ホース。見るからに硬そう…

純正や社外品のしなやかなホースに買い換えた人はみんな幸せになっているようです。社外ホースは3,000円程度から1万円以上するものまで様々。そしてケルヒャー自身もわかっているのか上位グレードの「プレミアムフレックス高圧ホース」を発売しています。

こちらのホースは約1.2万円と本体を2万円台で買ってることを思うとかなりお高い。ただ使ってる人の評価は高いようです。「わかってるなら最初からつけろや」というレビューが非常に多い(笑)。実はK4以上のモデルだとこちらのホースが標準で付属しているのです。

しかもこちらはホースフックではなくホースリール。先に性能はあんまりかわらないと書きましたが、付属品が意外と豪華。正直店頭ではブラシとかの違いは認識してましたが、ホースの違いは気付きませんでした。K3系を買って後からプレミアムフレックス高圧ホースを買う前提ならば、最初からK4クラスを視野にいれるのもアリかも知れません。まぁ互換ホースで評価の高いものがあればそれも良いとは思いますが。

ということで今回は思い切って純正のプレミアムフレックス高圧ホースを注文してしまいました。標準ホースは未使用のままヤフオクへ。3,000円弱で売れましたが手数料や送料差し引くとそんなに回収にはならない感じ。

というわけで以下の感想はプレミアムフレックス高圧ホースに交換したものなのでご注意ください。

使用感

給水側はホースが付属していません。ネジ式になっていますが、一般的なワンタッチコネクターのアダプタが付属しています。基本それ経由でしか使わないので、つけ外ししない想定で手持ちの防水テープをネジに巻いた上でとりつけちゃいました。

こんなヤツ。ホームセンターなら100円以下で売ってます。

作業効率

使ってみてまずわかるのはガンの軽さ。バッテリーがないので当たり前なんですが、軽量なので取り回しがすごく楽。今回はランス(延長ノズル)はつけず、フレキシブル可変ノズルをつけて使用。それでも勢いがあるので、台の上に立てば屋根の反対側も楽々水流が届く感じ。

また水流がキメ細かいというか霧状感が強く、手をかざすと痛いくらい勢いはあるんだけど、なんとなく辺りが優しそうな感触。虹が綺麗に出てました。

交換したプレミアムフレックスホースの軽さも功を奏していたと思います。例のタイヤにかますアレもあいまってスルスルとホースを引っ張れます。

結果として泡をしっかり洗い流せたのか、拭き上げ無しでも目立った跡は残りませんでした。もちろんさらに寄ってじっくり見れば多少の水滴跡はありますが、これはもう水の純度の問題であってシャンプー成分が落とし切れてないという類のものではない印象でした。個人的にはこれくらい綺麗になってれば普段は拭き上げ不要かなと思います。オフ会とか特別な日くらい拭き上げればいいやと。

騒音レベル

予想よりは全然静かです。夜中に使うものではないですが、日中お隣さんが慌てて出てくるみたいなものでもなく。また水を出していない間はほぼ無音になるのも良いです。ガンをもってトリガを握って水が出ている時だけブィィィィーと鳴ります。ボディをスポンジで洗っている間、わざわざ本体のもとまでいってスイッチを切る、といったことはしなくて良さそう。

■まとめ

全体としては大きく、電源コードもあるのでセッテイングの取り回しとしては多少手間が増え、洗うまでの工程がやや増えましたが、一方で洗っている間の操作感、洗浄力ははっきりと向上したと思います。より短時間&少量の水で、きっちり洗えるのであれば時短になるし、純水生成コストも抑えられると思います。

仕方ないこととはいえ、50Hzと60Hzでモデルが違って富士川をまたいで使えないのは、自分みたいに居住地と実家が違う人間には不便です。帰省の時にちょろっと積み込んでって実家のクルマ達を綺麗にしたるかー!みたいなことはできません。バッテリー式のKHB6が完全に不要かなと思ったらそちらを実家用にしちゃおうかなと思っています。

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