Braava Jetのパッド認識センサーハック

床拭きに熱心な同居人がいる我が家では、無印ブラーバに続き、新型のブラーバジェットを導入しました

iRobot 床拭きロボット ブラーバ ジェット240 ホワイト B240060

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そして同居人が3タイプの吹き方と使い捨て/ウォッシャブルのパットを試した結果、使い捨てではないウォッシャブル(水色)を常用したいという結論に至ったようです。水の少ないオレンジでは吹き方に不満があるんだそうで。しかしウォッシャブルは国内では3色セットでしか販売されておらず、水色だけ欲しい人にはかなり割高。

iRobot クリーニングパッド(洗濯可能) 3枚セット 4503471

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海外で売ってるものをひっぱってきて売ってるらしきものもありますが、これはこれでお高い…

iRobotさんにおかれましては、是非種類別のパッケージを拡充していただきたく。

さて、とりあえずeBayでパチモンの格安パッドを注文しつつ、到着まで半月ほどかかりそうなので、余ってるダンプスィープ用のオレンジ(ドライ用の白は薄くて水を含まなそう)を、ウェットとして使えないかと試行。

ブラーバジェットのパッドは本体にセットするプレートに穴があいていて、本体はこの形でをカメラか光センサ的なもので読み取って判別しています。つまりここを騙してやればOK。最初はプレート側に細工をすることを考えたんですが、洗ってもはがれない貼りものを考えると結構大変そうなので、もういっそ一種類のパッドしか使わないなら本体側に細工してやれ、って方針に。

img_8501

こちらがブラーバジェットの底面にあるセンサー部分。2列x3段の読み取りセンサーがついています。真ん中の白いのは多分LEDライト的なものでしょう。つまり理論上6bit=64種類のパッドを見分けることができるんですかね。将来種類が増えたりするのかな?で、ウォッシャブルなウェットパットは外側3つを黒(反射無し)にすることで識別していますので、適当な紙片を白黒半々に塗ってセロテープで貼り付けてみました。結果、オレンジをさしても白を差してもスマホアプリ上ではウェットと表示され、騙し成功!

これでパチモンが届くまで洗い替えを確保できました。

iPhone7Plusファーストインプレ&RAW撮影テスト

ハンディさを優先してiPhone 6、6sとPlusを見送って来ましたが、今年はデュアルカメラへの期待で初Plusにしてみました。その他、液晶の色再現性向上やステレオスピーカー搭載で、モバイル動画プレーヤーとしての価値向上も見込んで。色は(ジェットじゃない)ブラック。やはり3G/3Gsの頃のような指紋が懸念で。そして今年もSIMフリーです。最後にauで機種変更したのが6の時なので、2年目の1万円引きクーポンが来てたんですが、やはりキャリアの調達力の低さでやきもきするのがイヤで。そして案の定、キャリアの入荷数の少なさ、特にPlusはヒドいらしく、阿鼻叫喚ですね。今は後日SIMフリー化もできるのでリセールバリューはあまり違いがないのかも知れませんが、Apple公式通販の楽勝さを憶えるとなかなか戻りがたいものがあります。

さて、昨日無事受け取りまして、さっそく使っていますが、やはりデカいです。ケースや車載ホルダー、自転車ホルダーなど全て見直し。

まずケースはこちら。もともと発売日にいいのが出揃うと思ってないので、適当な安いTPUクリアのケースを買ってあったんですが、そいつのLightningポートの口が狭くで刺さらないケーブルがあったので、ヨドバシで物色してチョイス。背面にバンド(ハンドストラップ)がついていて寝転がって使うのにヨサゲだったので。せっかくの新色が速攻で隠れてしまいますが、その代わり(?)としてブラックデニム調をチョイス。

先行して買ってあったのはこちら。値段の割にピッタリしていて、TPUの割に薄めで悪くないですが、エッジに指があたると多少ペラペラめくれて気になるのと(離せば戻りますが)、上述の通りLightning端子がギリギリで太いコネクタが使えなかったので。とりあえずの間に合わせとしてはコスパは高いと思います。

ベルトケースはこちら。さすがに存在感ありまくりですが、いまさらベルトケース以外の持ち歩きに移行できる気もしないし、、、ポケットにはSO-02G、反対側にはDMC-CM10が吊られているのでズボンの下がること下がること…

上記NUNOケースは背面バンドの厚みの分、ややフラップの締まりが悪かったですが、折れ曲がり位置を手で強引に変えてやったら一応閉まるようになりました。ちなみに360度回転します。あんま意味ないけど。

自転車用ホルダーはこれ。というか現状維持。アームパーツにiPhone6Plus対応のロングアームが付属していて交換で対応できます。最近マイナーチェンジして、シリコンバンドが追加され、より外れて落ちるリスクが低減したようです(使ってないけど)。ハンドルの太さ(径)でパッケージが違うので購入の際はご注意ください。

そんなこんなでアクセサリ買い換え費用が増し気味。フィルム/ガラスもまだです。

■ハード周り

防水はまだ試してません。というか日常の最大の利用シーンであるお風呂(お湯)は保証外だし、基本的に普段はXperia Z3 Tablet Compactを愛用しているので、なんかリスクを負ってまでお風呂に持ち込む気があまり起きず。ウチはさらに入浴剤入れまくりだし。実家帰省中でXperiaタブがない時なら、入浴剤も入ってないし、試してみようかなくらい。でも上記のような布系のケースだといちいち外さないといけないのでこれまた微妙ですね。基本は保険的な意味の防水かなと。

おサイフケータイの為にSo-02Gを持ち歩いてる身としては、Felica対応は嬉しいです。ただ今SO-02Gで使っているサービスが全て代替可能になるわけでは現状ないので、結局二台持ちは当分卒業できないかなと思っています。電子マネーだけでなく、ヨドバシなどのポイントカードやマックのかざすクーポンとかまで含めて全部集約できる日は来るんでしょうかね。そして二台持ちする以上、PlusにしてしまったiPhoneよりSO-02Gの方がレジで出し入れしやすいので、結局SuicaもS0-02Gのままだったりして、、、

タッチセンサー式にかわったホームボタンは違和感あるっちゃあるんだけど、まぁほぼ慣れた感じです。MacBookやMagicTrackpad2でも使ってますし。ただクリック感はボタンからではなくiPhoneの背面下部全体から感じるのでMacBookとかよりも違和感は大きいと思います。バイブレーションの大きさは1〜3のどれでもいいかなという感じ。冬場は手袋してると押せないらしいので、不便になりますね。

地味に困るのはシャッター音がやたら大きくなってる点。ステレオスピーカー化で上下2箇所から鳴るせい?と思ったんですが、iPhone6をiOS10化した人も大きくなったと感じているようなので、iOSの仕様変更なのかも知れません。ボリュームに応じて変化しないで常に固定になった感じ?意図してやってるとすると今後のファームで戻る可能性も低いんですかね、、、久しぶりに脱獄したくなりました。従来の指でスピーカー口を押さえるテクニックをする場合、今度はLightning端子に向かって右側の全穴と受話スピーカーを抑えないとならないので大変。片手では無理です。

■カメラ画質比較

開梱レビューなど本体を舐め回すだけの写真はゴロゴロしてるので割愛。iPhoneで撮れる写真の方を吟味していきたいと思います。現在σ(^^)はPanasonicの1インチセンサーAndroidカメラDMC-CM10(以下CM10)を併用していて、メモ的なもの以外はそちらを使うことが多くなっています。JPEGとRAWの同時保存をして、JPEGが気に入らない時(おもにホワイトバランス)はLightroomで読み込んで少しいじってシェアするという使い方が多いです。iPhone7Plusはその代替になるか、あるいは同等のことがよりスムーズに行えるかという点が個人的な焦点になります。残念ながらデュアルカメラを活用した被写界深度合成は未実装なので、先の楽しみとなりますが、今回は早速対応したiOS版LightroomのRAW(DNG)撮影機能を含め、iPhone7Plus vs CM10で比較してみます。

対象として静物はこちら。デカールすら不要なレベルで細かいマーキングなども塗装済み。接着組立だけで驚愕の出来映えでした。

基本的には「スマフォ単体での日常シェア」がテーマなので、逆に言えばスマフォでできる加工はアリとしました。なのでせっかくLightroomに持ってったからには結構色味とかいじっちゃってます。純粋な比較にならないという指摘はご勘弁を。個人的にはそもそも色味が気に入らなければ加工してからシェアするのです。まぁだったら「写真」アプリレベルでの加工はしてもよかったんですが。ブログ用に横1600にリサイズしたものを掲載しています(クリックで表示)。生JPEGはNikon Image Spaceにアルバム付くってアップしておきました。13MBのファイルもあるのでモバイル回線で見る時はご注意ください。見出しの()内は生JPEGのファイルサイズ(Nikon Image Space側でのサイズ)です。この記事上の直リン写真はそこまで大きくはないです。

1) iPhone7Plus 標準カメラアプリ 1x (1.96MB)

ip7p

パっと見それなりにシャープ感あって、黒の締まりも良いです。しかし等倍でみるとかなり”絵の具”調の滲みまくりなのがわかります。発売前のレビュー記事も気になってて、これなら7Plusいらないわとも思いました。かなり残念。まぁスマフォの写真なんて等倍で見る機会ないんだからいいんだろと思いますし、4枚の中でダントツでファイルサイズが小さいので実用的には正しい仕様なんだと思います。あとは被写界深度合成アップデートでもう少しボケるようになれば、普段使いにはかなりイケてるカメラになりそうな予感。

2) iPhone7Plus Lightroom撮影+WB/露出補正>カメラロールに書き出し (4.64MB)

ip7p_raw

正直かなり盛ってます。床の色は1)の方がリアルです。WBをいじって、自動露出補正をONにした感じです。拡大してみると偽色こそ出てないもののかなりノイジー。ただしその分シャープネスも維持されてる感じ。直線のマーキングが直線のままという感じ。標準カメラの方は拡大するとインクジェットプリンターで普通紙に印刷したような滲みが出てて細い線が潰れがちになってたりしますが、こっちはそれが低減されてます。まぁ、ファイルサイズも倍なので至極当たり前かも知れませんが、正直安心しました。現像次第ではありますがカメラのRAW的な実力としてはそれなりに解像度出せるんだな、と。Lightroomであんまり露出を盛らないようにすれば、あるいは優秀なノイズ除去フィルターが出てくればかなり使える撮影方法かなと。あとでPCでじっくり現像したいような用途にもそれなりに使えるかも知れません。

またLightroomアプリ自体の軽さもAndroid版よりかなり快適。Lightroomって基本的にクラウドサービスなので、一旦サーバーにアップロードしないと調整項目がグレーアウトしていていじれない感じなんですが、iOS版はほぼ即座に編集にとりかかれる。もしかするとローカルで直接RAW(DNG)をいじれる??CM10での現像は「一応可能」というレベルでレスポンスはかなりストレスなので、これも嬉しい。

3) CM10 標準カメラアプリ 絞り優先 (8.11MB)

cm10

まずファイルサイズの違いにドン引きです。解像度はこちらが5472 x 3648(2000万画素)、iPhone7Plusが4032 x 3024(1200万画素)なので倍は違わないわけですが、圧縮率設定がかなり違うんでしょうか。正直あまり今まで気にしてませんでしたが、そりゃDNGでLightroomサーバーにアップするのにあれだけ待たされるわけだ、という感じ。このJPEGをそのままFacebookなどにアップするのも結構通信量食いますね。アプリの場合、画質落としてから送ってるんでしょうか?

気を取り直して画質。iPhone7Plusは1xで撮ったので広角側レンズ/センサーを使ったとしてF1.8。CM10はF2.8なわけですが、こちらの方が背景が綺麗にボケてます。食事カメラとしては大事。等倍まで拡大した時のシャープネスもやはりこちらの方が上。まぁファイルサイズ4倍だしね…

4) CM10 標準カメラアプリ RAW保存 LightroomでWB/露出補正>ギャラリーに書き出し (13.20MB)

cm10_raw

これまたデカい。13MBて、、

でもやっぱ綺麗。WBの出し方はLightroom共通って感じですかね。

 

等倍拡大の比較も貼っておきます。まずiPhone7Plus標準↓。

tm_ip7p

ノイズは抑えてますが輪郭が絵の具ですね。ザラザラしてない分、JPEGデータとしては縮むわけです。繰り返しますが通常ここまで拡大して見ないので実用性優先の設計としてはアリでしょう。しかしFoveon信者、等倍厨としてはちょっと残念な画質です。コントラストも高めで、キャノピー周りの黒いパーツは「Δ05」の黒さが際立ちます。こういうメカものの時は良いですが、自然や食べ物だとどうなんでしょうね。

そしてiPhone7Plus(RAW) + Lightroom。

tm_ip7p_raw

ノイジーですが白と青ラインの境界がクッキリしてます。たぶんここまで露出を持ち上げてなければもう少しノイズも抑えられたんじゃないかと思います。

で、CM10標準。

tm_cm10

同じ500×500に切り抜いてても、元のサイズが違う分、やや画角が狭くなっています。ノイズと精細感のバランスはまずまずじゃないでしょうか。

最後にCM10 RAW + Lihtroom。

tm_cm10_raw

こちらは偽色ノイズが出てますね。

 

てことで、被写界深度合成という真の力を封印された状態のiPhone7Plusでは、(食事/ブツ撮りやポートレートのようなボカした写真を撮るには)まだCM10を超えられてないという印象。特に標準カメラアプリのJPEGは容量こそお手軽ながらちょっと滲みとコントラスト強調が気になる。ただLightroomの操作レスポンスも含めRAW撮影周りは上々なので、ひと手間かければCM10に肉薄できるなという感じ(そもそもCM10でもひと手間かけてることがほとんどだし)。被写界深度合成に不自然さがなければ、トータルで考えてCM10は退役できるかも知れません。ガチの時はRX100M2持ち出すし…

メールサーバーをOffice365にして25番ポートを閉じた話

先日プロバイダから、「お宅のIPから迷惑メールが送信されています」と注意が。ちょいちょいオープンリレーのテストはしてるんだけどな。ただ先々週くらいにOSX Serverのmail.cfを手書きで直したことがあって、とりあえずそれを元に戻した。OSX Serverだと基本的にそんなにいじる要素ないのと、その手書きで直した理由というのが、iOSのOutlookアプリから送信ができない点だったり、先日もサーバーHDD故障でメールが普通になったり。そろそろメールとかいう前世紀的な手段で仕事のやりとりをするの辞めたいと思いつつも、まだまだメール添付でファイルをドカンドカン送ってくるクライアントも多く…

ってことで前々から検討だけはしていたクラウド化を決意。真っ先に思いつくのはGoogle Apps for Works。1ユーザ500円/月で、DNSサーバーのMXレコードだけGoogleに振り向けるだけでメールをホストしてくれる。Gmail的なWebメールも使えるし、もちろんIMAPやPOPでアクセスも可能。せっかく自サーバーがあるのに(しかもできれば卒業したいメールシステムなんぞに)今後月500円、年6,000円をずっと払い続けていくのは業腹とか思ってなかなか手が出なかったんです。

が、ふと気付いたのはOffice365でも同様のサービスがあること。Office365はデスクトップ版Officeを多数のPCで安価に使うために契約していたので、グループウェアサービスについては完全スルーだったんですよね。1TBもあるOneDrive for Businessすらロクに使ってなかった(^^;)。しかしこれも独自ドメインでのメールホストができるのを発見。これならもともと購読してる料金内でメール使えるじゃん!ってことで導入を決意しました。

■DNSサービス自体を丸投げするか否か

Office365で独自ドメインのメールをホストしてもらうには、DNSの設定に2通り。

  • DNS丸投げ
  • MXレコードなど必要なレコードを自前DNSサーバーに登録

現在DNSサーバーもOSX Serverで自宅ホストしているので、自宅サーバー/ネットワークが落ちてもメールが受信できるように、とするなら後者ではあまり意味がないんですが、Office365のDNS管理機能がどんなものかいまいち情報が乏しくて様子見。IPv6レコードも扱えるのかとか、自分で好きなレコードを追加できるのか、とか。どうも説明読んでると既存Webサービスがある場合は転送が必要的なことが書いてあるので、MX以外を自宅に向けるとかできないんじゃないか、とか。

ということで当面は自宅DNSを継続し、セカンダリーを外部サービスに委託する方向で。

説明手順に従っていくと、MXレコード以外に、Skype for Businessなどに関するSRVレコードやTXT、CNAMEの登録が必要でした。ただまぁ後で書きますがSkype for Businessは当面使わない方向で、不要といえば不要でした。Office365側の設定ウィザードでDNSレコードを状態を調べてくれて修正が必要な部分は教えてくれる親切設計でした。Skype周りなど無視すると決めた場合は警告を抑止することも出来ます(個別でなく全体で)。

OSX ServerのGUIは基本的なA、CNAME、MXなどは扱えるもののTXT(SPF用)やSRVはちょっと問題。TXTはAレコードのTXT欄に書き込むといいみたい。SRVはいけそうなGUIがあるものの上手く保存されず、結局手書きで /Library/Server/named/db.(ドメイン名) に書き足しました。その後でGUI(Server.app)でみるとちゃんとSRVレコードとして表示されました。以前足したものも見えてるので、一応OSアップデートなどしても維持されるかな?これは追々注意が必要です。ただまぁSRVレコードはSkype for Business関係なのでいきなり無効になっても(ウチでは)あまり困らないかな?

■結局無料では済まなかったorz

これは個人的なプラン選択の事情なんですが、結果的に既存購読プランではメールが使えませんでした。σ(^^)はお一人様Office365ユーザで、今年からAccess欲しさでProPlusというプランを購読しています。これとは別ユーザ名を付くってBusiness Premiumも。これで10台のPC/MacにデスクトップPCをインストールすることができます。実際は7台くらいしか使ってないんですが、まぁ5台では足りないので仕方なく。で、ProPlusの方を自分の名前にして使ってたんですが、なんとこちらにはメール機能が含まれていない…設定後どうしてもWebメールにログインできず、一晩悩んだ末に気付きました。Business Premiumなら含まれてるんですが、別の架空ユーザに紐付けてあるので入れ替えが面倒そう。

チャットサポートに連絡して得た選択肢は、Business Essentials(540円/月)かExchange Online Plan1(440円/月)を追加購読して既存ユーザに紐付けるということ。どっちにしろ、Google Appsでケチってた数百円の追加出費が発生するじゃん!

んー、ProPlusユーザにEssentials権を重ねがけできるなら、Business Premiumも可能?そもそも架空ユーザを作る必要なかった!?架空ユーザのメール利用権が無駄になってる形。でもまぁいい加減疲れてて時間もなかったので、とりあえずExhange Onlineを年間一括で払ってしまいましたとさ。今下手にライセンス割り当てをいじって、実家のPCとかにも影響が及ぶと面倒なので。今度の更新の時にまた真面目に検討しようかと。

■使用感は良好

正常に使えるまでにはもう少し苦戦しました。まず相変わらずブラウザでoutlook.office365.com(またはmail.office365.com)にログインできず。これはキャッシュの問題らしく、ブラウザをプライベート(シークレット)モードにして一度ログインしたら、以降は普通に使えるようになりました。

またIMAPの設定はThunderbirdの場合、独自ドメイン名を入れるときちんとMXレコードを調べてOffice365の設定を自動で入れてくれるんですが、これではログインできず。こちらにあるサーバー設定を手入力する必要がありました。またモバイルアプリの設定ではOffice365ではなくExchangeサーバーとしてログインする必要がありました。

そんなこんなでようやく動くように。自宅でiOSアプリからスワイプ削除する時など、たまーにレスポンスの低下を感じますがそれ以外はいまんとこ良好です。

ただOSX Serverからのメール移動は保留中。先日古いLinuxサーバーのmbox形式のIMAPフォルダを頑張ってMailDirに変換してOSX Sererにとりこんだばかりなのに…。どうやらOutlook形式に変換した後にもってく必要があるっぽいです。メーラーからIMAPフォルダ間移動で移してもいいんですが、試しにInboxなど優先度の高いフォルダを移したところ結構時間がかかったので、これも悩ましい。フォルダが少なければそれでいいんでしょうけどウチはもういるんだかいらないんだかわからないようなのも含め結構な数あるので、いちいち判断するよりはなにかしらバッチでもっていきたいところです。

とりあえず自宅のOSX Serverから送信することはなくなったので、25など送信系のポートは閉じ。最初に独自ドメインとった時から自鯖運用だったのでちょっと感慨深いです。

Braava jet ファーストインプレ

床拭きロボットBraavaに水を噴射して拭き取るタイプのBraava jetが登場しました。少し前に北米市場で発売開始したものが、遅れて日本に入ってきた形です。

(↑こちらのリンクは並行輸入品のようです。ご注意下さい。何故か執筆時点でこれしかAmazonで販売してない模様)

先代Braavaは独立ベンチャーが開発したもので、その後ルンバで有名なiRobotが買収しました。本モデルはその後の製品ということになり、ナビゲーションシステムがiRobot製のものに差し替わったり、操作アプリがルンバと共通になったりと同じBraavaの名を冠しながらもかなり別モノに仕上がっています。主な違いとしては、

  • ノーススターキューブを廃止し完全自立ナビゲーションに移行
  • ウェット2種、ドライ1種の使い捨てパッドの利用が中心になりライニングコストがやや上昇(洗濯可能なパッドもあり)
  • 充電はドックやケーブル直差しではなく、取り外し式バッテリーを充電器に刺し替えるタイプに
  • 水はタンク付きウェットパッドに入れるのではんく、本体の注水口に直接入れる方式に
  • スマホアプリからの制御が可能に

など。ノーススターキューブとは、天井に不可視の光点をプロジェクションし、ブラーバそれを基準に現在位置を把握するという、手のひら大のデバイスです。1つはセットされており、別売りで追加することでより広い部屋での動作に対応させることができました。新型ではこれが廃止になり、本体のみで(iRobot曰く、より賢く)自律ナビゲーションする方式に。現行の最新ルンバと同等というフレコミです(ただし980のようなカメラは非搭載)。

充電と水入れはやや不便になった印象。いままではウェットパッドのみ外して水道のところまで持っていけばよかったですが、新型では本体ごともっていかないとならない上、あまり水が丸かぶりしないよう気を遣います(たぶん完全防水というわけはないかと)。

パットが10枚入りで1200円程度(Amazonだとこれまた現時点で並行輸入品のようでもっと高いです。写真の参考のためにリンクしておきますが購入の際はご注意ください)

素直に使い捨てにすると1回100円くらいで割と高く感じます。コストは気にしないので、汚れたパッドをさっと捨てて最低限のメンテナンスで使いたいという人以外の人には↓こちらの繰り返し洗濯して使えるパッド。本体と同時購入してみましたが、まだ試していません。基本はこちらになるんじゃないでしょうか。ただ3枚セットで4.5千円ほどするので、本体購入時に追加費用として計上しておくと良いかも知れません。

iRobot クリーニングパッド(洗濯可能) 3枚セット 4503471

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(これはAmazonもヨドバシと同価格の模様)

また第三の選択肢として、従来機種のように市販のクイックルワイパーなどのモップシートを巻いて使うというやり方があります。メーカー想定外の利用法ではありますが、前機種では非常にポピュラーな方法でした。新型ではそれができなくてランニングコストが嵩むことが批判されていましたが、すでに有志によりテストが始まっています。現状、包帯止めなどを使うといい感じのようです。これも追々実験してみますが、基本ウェットで使う我が家ではどうかな?ドライ拭きメインで考える場合はこういう選択肢も考慮に値するでしょう。基本的にはパッドの上側(本体に接する側)に3種類のどれかを見分ける穴があいた樹脂板がついており、それをスライドして差し込む形なので、なんらかのベースユニットを3Dプリンタで作成してやれば、もと簡単に市販シートを使えるのかも知れないなとDIY熱がムクムクと芽生えたりしています。

なお先行発売されていた北米では、既にサードパーティ製のパッドも売られている[Amazon.com]ようです。

■動作の様子

ウェットの動作の様子です。水色のパッドは一番念入りに水拭きするモードで、水を噴いては写真のように若干左右に振りながら数回モップがけします。オレンジのパッドだと水の消費を抑えて、動作を前後にまっすぐ動く感じ。

動作音としては水が噴き出す時の音と、あとは常時鳴っているビーンという音がします。後者はおそらくモップを微振動させてる音でしょう。それで微細なゴミもかきとれるんだとか。

ナビゲーションの印象としては、障害物の横っ面ギリギリに沿う様にしっかり拭いてくれてる印象はあります。全体としての効率性はよくわかりません。正直掃除の出来映えという面ではまだそんなに違いは感じていません。前モデルではたまに動作がおかしくてノーススターキューブとリンクできてないかな?電池切れかな?とか気を揉む場面がありましたが、少なくとも新型ではそこを気にする必要派なくなったと言えます。

理論上は本体が小さい分、より狭いところに入っていけることになりますが、我が家の環境ではそこで実質的な差はなさそう。むしろもう少し低ければここの棚の下も拭いてもらえたのに、、というところはありますが。

■スマフォアプリはたいしたことができない

自宅のWi-Fiでインターネットにつながって、外出先からも操作できるDyson 360EYEと違い、本機はBluetooth経由のローカル接続のみ。本体の電源を先にいれないと待ち受けもされないので、だったら別に掃除をスタートさせる時はスマフォアプリではなく本体で完結できます。なにか異常が起きた時にエラーメッセージを確認するくらいので、あとはヘルプとか消耗品の注文とかができる程度。正直期待外れです。あとはファームウェアの更新が来た時用かな?

ともあれ、前モデルが毎日のように活躍してくれて充分元がとれてる気がしたので、更に便利になればと迷わず購入してみましたが、操作性やランニングコストの面で一長一短あり、前機種ユーザが買い換える動機は弱いかなという印象です。ウチにはルンバがなくDyson 360EYE派なので、iRobotの自律ナビゲーションがDysonと比べてどうなんだという興味もありました。もしこれがすごく賢いとわかれば、もしかすると次はルンバに転向、ということもあり得ますね。そういう意味では安価にiRobotの技術を評価できる入門機とも言えるかも知れません。

 

お古パーツで友人用PCを1台組んだ話

友人がSteamのとあるゲームをやるのに手持ちMacではグラフィックパワーが足りないので、安く組みたいというので、手持ちの処分に困っていたパーツをかき集めて一台組み上げました。

少し前にiiyama製のPCが不調で、メモリ、電源、マザー(MSI H97M-S01)を交換したものの結局ソフト的な不具合ということが判明。またOculus Rift使うためにグラボもGTX750からGTX1080にしたので、あとはCPUとストレージだけで組み上がる状態。実際、SSD 128GBのm4があり、HDDも上記PCから抜いたWindows8.1入りの1TB HDD(WD BLUE)がある。さらには昔使っていたケースもあって、ようするにCPUだけ買えばいいんじゃね?ってことに。

当該ゲームの推奨CPUスペックがCore i3の3GHz以上ということなので、Haswell Refresh世代のCore i3 4170をチョイス。H97M-S01はOEMマザーなのでBIOS更新なども皆無で最初から乗っていたCPU以外の対応は不明でしたが、まぁ同じ世代だしなんとかなるだろ、、と。

ところが久しぶりに引っ張り出してみると、ソケットのピンが2本ほど折れ曲がっているのが発覚orz。LED付きルーペで覗き込みながら懸命に直してみましたが、結局起動しませんでした。ケースに組み込んだ状態でさらに修正していたところかえって他のピンまで曲げてしまったりと修復不能な状態に…仕方なく安いH97マザーを調達しなおすことに。こないだ探した時はMicroATXケースだったので選択肢がもうほとんど残ってなかったけど、今回のケースはATXなのでまだいくらか残ってる模様。

秋葉の主要パーツショップの在庫から

が候補に。後者も何故かSofmapで税別7980と消費税分くらいしか違わない。内蔵グラフィックも使う予定ないからPCIe周りが充実したZ87か、ひとつ後の世代のミドルチップセットか悩みましたが、Z87にいきなりHaswell Refresh世代が使えるかとか不安もあったのでこれ以上リスクを冒すまいということでH97 Pro4に決定。

■新しいマザーも起動せず!?

予想外の出費が出たもののようやくパーツが揃い、いざ組み上げてみると、なんとASRockのロゴ画面でフリーズ。「ASRock ロゴ フリーズ」でググると結構事例が出てくるんだけど、どれもUEFIメニューでFastBootをオフにするなど設定をいじれば治る、という内容ばかり。今回の場合はそのメニューにすら入れない状態で固まるので手のうちようがなし。メモリのスロットをかえてみたり、同じLGA1150の録画機からCore i5をもってきてさしてみても同じ。

まぁ、結論書くと、作業用につないでたUSB電源でうごく小型液晶モニターの電源をマザーからとっていたせいのようでした。たしかこれ2Aくらい必要なんで電気食いすぎだったんですかね…かなり時間を無駄にしました。

あとm4は初期ファームだと一定の使用期間で使用不可能になるバグがあるので最新版に更新。完全消去はTxBenchiというものを使わせていただきました。Crucialは純正のSecureEraseツールを出してないんですね。ただこれWindows8以降ではSATA接続のSSDは初期化できないらしく、USBケースに入れて実行する必要がありました。またCrucialのCrucial Strage Executive ToolというユーティリティでS.M.A.R.T.情報をチェックしてみましたが寿命予測はまだまだグリーンな様子。

■[技術的試行] OEMのWindows8.1のアクティベーション

ここでちょっとしたイタズラ心というか技術的関心が芽生えました。WD BLUEはiiyama PCに入っていたものでWindows8.1入りなんですが、一度もブートしないまま(手持ちDSPライセンス入りの)SSDに換装してしまったので、無垢な状態。CPUとマザーがかわってしまっていますが、HDDとメモリはOEM出荷時のもの。こういう状態でアクチ通るんでしょうか?最終的にはライセンス的にアウトだと思うんですが、どうせなら初期化する前に実験してみようとダメもとで。その結果あっさりライセンス認証通りました。OEM版は最初に起動した時のハードウェア構成で認証するんですかね。まぁDSP版の動作と同じとも言えますが、Windows8系ってライセンスキーがBIOSに埋め込みだったりとか色々違うのでよくわからず(そういえばDSPライセンスって7で買って8->8.1->10とアップグレードしたものばかりで、8以降で買ったことないかも)。

そして8月も終わりというタイミングでしたがなんと10 Anniversary Upgradeもサクっと更新できてしまいました。もちろん認証もそのまま。障害者向けに云々みたいなやつですかね?なんも聞かれませんでしたが。ちなみにUSBメモリで更新しました。Anniversary UpdateからはMSアカウントにライセンスを紐付ければさらにハードウェア構成がかわっても再認証できるっぽいので、これでさらにSSDにクリーンインストールしたらどうなるんだろ?という興味も尽きませんが、まぁ譲った先で余ってるWindows7を使うということなので実験終了。あくまで技術的に認証が通るかどうかの実験でありライセンス契約上は限りなくアウトなのであしからず。ただまぁ、7月過ぎちゃったけどやっぱWindow10にしたいなぁ、って人はダメもとでやってみる手もあるかも知れませんね。

 

そんなこんなで、

  • Core i3/4170 3.7GHz (新品)
  • ASRock H97 Pro4マザー(新品)
  • 8GB DDR3メモリ
  • Crucial m4/128GB SSD
  • WD BLUE 1TB HDD
  • DVD-RWドライブ
  • アルミケース
  • 電源

という感じで2万そこそこでそれなりのPCが組み上がりました。お友達価格で譲られ再活用されることになりめでたしめでたしでございます。目的のゲームがサクサク動くといいですな。