自宅用Wi-FiをYAMAHA WLX202に変更

昨年の秋、自宅のクライアント用Wi-Fiアクセスポイントを業務用のELECOM WAB-I1750-PSにしました。

YAMAHAの無線LAN見える化機能のついたWLX302に惹かれつつも、さすがに今更11nはないわと思って、VLANが使える業務用でありながら1300Mbpsな同機にしました。

そして時が流れ、YAMAHAからついに11acモデルのWLX202と402が登場。

202は待望の866Mbpsながら11ac対応。しかし「見える化」機能は省略されたローエンドモデル。結局302と202が選べずにいたところ、ついに全部入り402が!しかしさすがに個人宅に10万円近くする機種はオーバースペック過ぎるなと躊躇していました。

そんな中、WAB-I1750-PSの5GHz接続がMacからちょいちょい見えなくなる、というクレームが同居人から。σ(^^)自身は作業場のデスクで有線で使っているのであまり遭遇しなかったんですが、Macを再起動しないと出て来なくなる、とまで。またスマホでもちょいちょい切れて、スマホ側のWi-FiをOFF/ONしないとならないと。こちらは確かにσ(^^)もiPhoneでもたまになる。チャンネル変更に加え、最近は出力をあえて落として見ることで中継器が不要にできたんですが、この(APと同室、見通し障害物無しでも)つながらなくなる問題は解決できず。

で、先日ビックでMacBook Proを買ったポイントが1.6万ほどあったので少し追い金してWLX202に特攻しました。電源アダプタは別売りですが、WAB-I1750-PS用に買ったPoEインジェクターが出力的に充分足りてるっぽかったので(402でもこれでいけそう)、そのまま流用で。ちなみにこれ。

■設置

PoEなのでケーブル1本で通信と電源が賄えてスッキリ配線で済みます。WAB-I1750-PSと違って端子部分が上向きについているので美観的にもよろしいです。ホコリが端子に積もるんじゃないかという不安はありますが、使ってない方のPoEスルー端子にはキャップがついてるので実質問題ないでしょう。ブリリアントカット的な筐体も単色なのに綺麗に陰影が出ていい感じです。せっかくなので配線ももうちょっとモールで綺麗に敷こうかなという気もしてきます(まぁ肉眼だとケーブルがもっと目立たないんですが)。

■YAMAHAルーターとの連携

当時からルーターもNVR500 -> RTX1210に更新されており、管理画面からの連携も強化されてるかと思ったんですが、実際には202は「見える化」も省かれており、感動するほどではなかったです。最初RTX1210管理下にあるスイッチに接続したところ認識されず、RTX内蔵のLAN1ポートにつなぐ必要がありました。一度認識されてしまえば、RTX管理画面からIPアドレスの変更が可能に。また通常は202のIPアドレスは意識する必要すらなく、RTX管理画面からボタン一つで202の管理画面が子ウインドウで開いて呼び出せます。ただしそのボタンがMacのSafariでは機能しないし、結局二度手間だということで、今は202のIPアドレスを直接ブラウザで開いてます。

残念だったのは、接続中クライアントの一覧画面で、RTX側で管理しているLANマップでつけたホスト名が反映されず、素のMACアドレスのままだった点。これだとELECOMとあんまし変わりません。これではパッと見どれがどの端末かわからにので、是非RTXと連携してホスト名表示できるようになってほしいものです。

ちなみに受信レート(これって202からみた受信なんですよね?つまり相手の送信)が6Mbpsとか極端に低いのがいます。これは大抵MacBook 12’なんですがどうもスリープ中はこんな感じで出力を落としてるみたいですね。後述の「遅い端末を切断することで全体のスピードを保つ」テクニックに影響がないのか不安です。

■Wi-Fiの安定化は達成したか?

で肝心の安定性ですが、まず2.4GHzも5GHzも10(100%)の出力で使っていて、まんべんなく届いてる感じです。風呂場での2.4GHz接続でもエラーが出ることがまったくなくなりました。また同室内でもスマホで画像がたくさん貼られたページ、というかコレクションビュー(タイル)で画像が並ぶようなアプリで読み込みが五月雨式だったのがパパーっと一斉に出るようになりました。スペック的にはiPhoneは866Mbps止まりなので、対iPhone的には1300Mbps->866Mbps化したことはデメリットとしては出ないし、むしろ品質としては挙がった感じです。

しかし、設置翌朝起きたらiPhoneがWi-Fi切断状態だったり、外出中、同居人から5GHzがまったく繋がらないし2.4GHzも遅いというクレームがあったり。そこでYAMAHA公式ブログにある、「低いレートでの接続を拒否することで全体としてのスピードを維持する」テクニックを実施。接続レートは電波状況で動的に変化するので、レートを絞るということは電波状態の悪いものを積極的に切るということを意味します。結果としてちゃんと圏外にいる人達の待ち時間が減るわけですね。複数台でローミングしてる時はより積極的に電波の強い方につなぎ直すことになるので効果的です。今回のように1台運用の時にどれくらい効果があるかわかりませんが、とりあえず、設定かえてから何日か経ちますがMacが切れたというクレームはゼロ。自分のiPhoneが利用中にいきなりパケ詰まりして通信できなくなる現象も起きていません。

ちなみに、WLX202は発売当初2.4GH 30台、5GHz 30台で計60台の同時接続をサポート、という仕様でしたが、先日出たファームウェアで処理が最適化されたということで50+50の100台まで対応と上位機種並の公式スペックとなったようです。発売後にスペックアップとかスゴいですね。ウチがいくらガジェットの山だつっても所詮個人宅で現在RTX1210読みで14台しかぶらさがってないので、別にもとのままでも余裕だったわけですが、それだけ処理が効率化されたというのなら気分も良いです。

 

 

おいおいiPhoneなどが3×3 MIMOなどに対応してくると悔しくてWLX402とかほしまるかも知れませんが、とりあえず現状としては安定志向で良い買い物ができたと思います。年明けに父親の会社の事務所のネットワーク周りを考えるんですがNVR510+WLX202とかいいなぁとか。

 

激安スチームクリーナーで年末掃除

年末に大掃除をするようなガラじゃなかったんですが、ふと立ち寄ったホームセンターでこれが2,980円だったので、久しぶりに使ってみたくなって衝動買い。

10年くらい前の流行はじめの頃に買ったものよりかなり小型なので、タンク容量も小さく連続使用時間に制限があるんだろうなと思いつつも、これ以上大きいのは普段邪魔だしとか。

■電子レンジ(4点)

オーブンとしても使ってると結構油汚れが付くんですが、なかなか洗剤使って丸洗いをも言わない庫内につかってみました。結果としてはかなり満足のいく仕上がり。

■レンジフード、キッチンのタイル(4点)

ガスコンロの上の金属のフードとその周辺の壁タイルはかなり綺麗になりました。黒いフードが油汚れでギトついてたのが綺麗で均一な反射を見せるように。壁タイルもこころもち白さが増してレンジ周りが明るくなった気がします。

■風呂床タイル(2点)

どう掃除してもとれなくて業者呼ぶしかないかと思ってる白い汚れが落ちるか試してくれと言われてやってみたんですが、あんまりかわらず。

■窓ガラス、鏡(4点)

付属の窓ガラス用のゴムスィーパーのついたアタッチメントでテスト。単純な泥ホコリ汚れの乾いたものなのでみるみる落ちます。ただし掃き出し窓だと動きが大きく本体が思いので、途中からホースアタッチメントも追加。あとベランダに出て外側からやる時は電源ケーブルのマネジメントが面倒くさかったかな。まぁ家庭用では仕方ないかも。延長ケーブルでかなり余裕もたせとくといいかも。あとは、あまり広い面積を一度にやらず、こまめに拭き取りもしていった方があとで水滴が乾いてまた汚れになって吹き直し、という事態を減らせるかと。サッシは汚れが酷すぎてだいたいで断念。スチームで固まったのを柔らかくした後はホースで押し流す方が効率よさげ。添付のブラシはペットボトルの蓋くらいの直径なんだけど、もう少し大きいのもあるといいかな。

ともあれ、まず部屋の内側を綺麗にし、その後で外側の汚れを落とした時の驚きは、スチームクリーナーを買って良かったと思う一番のポイントかも。

■網戸(3点)

そもそもマニュアルには網戸に関する記載がなく、熱で傷めてしまうかもと思いつつ、上記の窓用アタッチメントで内側から外側に向かってスチームあててみました。ほとんど素通りしてるだけの感はあったけど、そのあとで雑巾で拭いたらかなり汚れがついたのでまぁ多少は汚れをふやかす効果はあったのかなと。窓より先にこちらをやって、窓に重ねる感じで外側から吹き付けるとまた違ったかも知れません。

■食器(3点)

10年前に買った時に一番感動したのがこれ。普段が汚すぎだろと言われるかもだけど、少しザラついた感触のお茶碗の内側にスチームあてたら、少し色のついた水が溜まって驚愕。見た目にはそんな汚れはなかったんだけども。ただし今回はもともと漂白を定期的にしてるものばかりだったせいかあまり感動はなかったかな。強いて言えばハンディマグのフタのネジ部分の奥の汚れが綺麗にできたかも。

■エアコン室外機?

ちょっとだけやってみたけど、フィンの汚れがより奥にいってしまうだけな気がしたので中止。これはやっぱりエアコン用クリーナーで溶かして洗い流すのが正攻法でしょう。かなり汚れてたので追々やらないと。

 

総じて効果は満足だったけど、やはり容量の小ささ、そしてチャイルドロック機構の固さが原因で疲労も結構。特にチャイルドロックは噴射スイッチの上にあるスライドを押し込みながらスイッチ自体を押し下げる機構で、常時2方向に力を入れてなければならないので指が痛くなります。ロック自体はスイッチが下がったら維持されるようにしてほしいです。このあたりもっとちゃんとしたメーカーの製品だと扱い易いんでしょう。温度や圧力などについてもよりパワフルなものや調整可能なものが欲しくなります。DMMのなんでもレンタルとかでもケルヒャー等がレンタルできたりするので、大掃除の時だけこういうのを借りる手もあるんでしょうけど。

外付けドライブのThunderbolt2 vs USB3.1比較

MacBook Proを2014からLate 2016に買い換えたのを機に、主にゲーム用仮想Windows機のイメージファイルを置いていた外付けドライブを刷新しました。元の構成はこちらの記事にあるThunderbolt2接続なHDDケースに、CドライブとしてSSD、DドライブとしてSSHDを使ってました。SSDは途中で容量が不足気味になってきて、SAMSUNGの850EVO/256GBにアップグレード。SSHDは8GBキャッシュ付きの1TBドライブ、東芝のMQ01ABD100Hです。

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MBP Late2016はThunderbolt2ポートが廃止されたものの、AppleのThunderbolt3-Thunderbolt2アダプタがあるので一応使えはします。

ただ内蔵SSDにも余裕があるので、

  • Cドライブのイメージを内蔵SSDに
  • DドライブのイメージをUSB3.1接続のバスパワー外付けケースに

それぞれ移動すれば、配線もスッキリするし、外付けケースに電源もいらなくなって、帰省時とかにも持って返り安いかなと。DドライブについてはUSB3.1(10Gbps)になってもまだThunderbolt2の転送速度には適いませんが、ドライブが6GbpsのSATAなのでネックにはならないだろうという目論みです。またCドライブはPCIex接続の内部SSDに移すことでさらに快適になるんじゃないかと。

VMWare Fusion 8.5.3上の仮想Windows10でCrystalDiskMark 5を使ってベンチ比較してみました。

■Thunderbolt2 vs 内蔵SSD

Thunderbolt 外付けケース内蔵SSD

Readはランダム微減、Writerはシーケンシャルが倍近く高速化って感じしょうか。今時のPCIe(NVMe)なSSDの方が全面的に勝るかなと思ってたんですが以外でした。インターフェイスの差というより850EVOが優秀なのかも?

■Thunderbolt2 vs USB3.1でSSHD

USB3.1にはこちらのケースを追加。ケーブルはUSB-C – USB-Cではなく、付属のUSB-C – USB-Aケーブルと使い、ハブ経由でつないでいます。

結果はこちら。

Thunderbolt 外付けケースUSB3.1 外付けケース

意外なことにかなり差が広がりました。SSHDは同一でケースを入れ替えただけです。中のイメージもそのまま。シーケンシャルの書き込みは3-4倍位速いですね。SSHDにこんなにポテンシャルがあったとは意外です。テストデータが1GBなのでキャッシュで収まって書き込み遅延がおきてる可能性はありますが、まぁ実使用場面で1GBを超えることもないでしょうし。3千円台のケースでこれだけ速くなって電源配線も不要になるなら万々歳です。

 

費用対効果が高く、配線周りもシンプルになる良い更新ができました。

Karabinerが使えないOSX Sierraで頑張る

メイン機もMacBook Pro 2016に買い換えてしまった為、なし崩し的にOSX 10.12 Sierraになってしまいました。個人的にSierraで困っていたのは、ScanSnapの対応とキーボードカスタマイズツールのKarabinerが使えない点。前者はアップデートが出て一応解決したはず(まだ試してない)。KrabinerはOS側の仕様変更に対応する為、かなり大がかりな改修が必要になるらしく、現状はKrabiner Elements(以下KE)という機能縮小版が開発されており、これが完成してからKarabinerに着手というかなり長期の取り組みとなっています。

Karabiner (旧称KeyRemap4MacBook)とそのファミリーでカスタマイズしていた内容はこちら。 主には、

  1. 英数キーでIMEのON/OFFトグル
  2. Ctrlを使ったWindowsのショートカット(コピペとか)を使う
  3. 外付けDOSキーボードで、無変換キーを英数として使う
  4. (同上)AltキーをCommandとして使う
  5. (同上)WinキーをOntionとして使う
  6. (同上)CapsキーをCtrlとして使う
  7. ターミナルでCommandキーをMetaキーとして使う

といった辺り。残念ながらKarabiner Elementsは現状2ストロークのショートカットを書き換えるのには対応していません。またアプリケーション毎でアサインをスイッチすることもできません。ので現状は2と7は諦めています。

1. 英数キーでIMEのON/OFFトグル

IME(ATOK)のキー設定で英数にIME ON/OFFトグルを設定しても何故か無視されます。OSが英数キーでIME OFFという動作をガッチリ固めてて上書きできない感じです。なぜかかなキーだと平気なので、KEで英数を(実在しない)F13キーにリマップし、ATOKでF13を「漢字/半角モード切替」にしています。ちなみにATOK以外では、こちらの記事を参考にして、OSのキーボード設定で「前の入力ソースを選択」キーにF13をアサインするという手が有効そうです。ATOKでこれをやると高速に英数キー->文字入力をするとIMEの切り替えが間に合わないで意図しない動作をすることがあり、IME自体のON/OFFよりは、ATOK内でもモード切替の方がレスポンスが良かろうということで最初に書いた方法を採っています。この設定自体は「⌘英かな」でも実現できます。

2.Ctrlを使ったWindowsのショートカット(コピペとか)を使う

現状のKEは複数キーコンビネーションをカスタマイズできないので、いまんとこ「⌘英かな」を使っています。他にもBetterTouchTool(BTT)やKeyboard MaestroKeyHacなどが高機能で複数キーコンビネーションのカスタマイズもできるのですが、アプリケーション単位で無効化できるので「⌘英かな」をチョイス。例えばTerminalやEmacsの時はCtrl-Xは解除したいので。KeyHacもできそうでしたが設定ファイルがPythonで記述する方式の為、ちょっとついていけませんでしたw。本当は設定毎にアプリ単位切り替えできるといいんですが。

「⌘英かな」の設定はこんな感じ。Exclusion AppsでターミナルやEmacsを除外しています。

commandeikana

3.外付けDOSキーボードで、無変換キーを英数として使う

以前は、SeilというKarabinerの姉妹アプリで実現してましたが、この機能はKEに統合されました。いまんとこ問題なく使えています。

4-6. 外付けDOSキーボードの修飾キーをMacに似せる

KE(図左下)でこんな感じの設定になりました。

mbp_karabiner

ただ外付けキーボードとKEはちょっと相性問題があって、OS機能であるキーボード別の修飾キーのカスタマイズ機能(図右上)が無視されます。外付けキーボードだけCommandとOptionをスワップする、といったことができません。スワップすると本体キーボードでのCommandとOptionも入れ替わってしまいます。

KEには現状キーボード毎に設定を変えるような機能はありません。ただ、ユーザのホームフォルダの直下にある隠しフォルダにある設定ファイル

.karabiner.d/configuration/karabiner.json

というjson形式のテキストファイルを書き換えると、KEやOSの再起動不要で反映されるということがわかったので、とりあえず今は設定ファイルを複数作って置き、karabiner.jsonに上書きするということを、自宅に帰ってキーボードにつないだ時と、持ち出して外で使う時にいちいちしています。もうちょっと頑張れば、AppleScriptやAutomatorで自動化できるかも知れません。

 

とまぁ、現状Sierraのキーボード環境は理想の70%というところです。というか全てはKarabinerの復活にかかっている感じです。是非頑張っていただきたいと思います。だいぶ昔に寄付した気がしますが、あらためて応援の気持ちをこめてしておこうと思います。

MacBook Pro 15 TouchBarに買い換え

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仕事用メインマシンであるMacBook Pro(以下MBP)を、2014年モデルから2016年モデルに買い換えました。

ご存じTouch Barの搭載されたアレです。SSDが256GBでは限界だったので、新型出たら512GBにするぞー、と思っていたものの、夏の稼ぎが少なかったり、SierraでKarabinerが動かなかったり、ファンクションキーがないのが不安だったり、シルバーかスペースグレーか決めきれなかったりで、予約解禁日に予約はせず、量販店展示開始日にヨドバシで512GBモデルの在庫残り一台に出会いつつもスルーしてたんですが、なんとか年も越せそうだし、Karabiner Elementでなんとかなりそうだし、4-5週間待ちならそろそろ注文だけしちゃうかなーと思って矢先、ふとビックカメラ.comでみたら在庫ありだったので、特攻しちゃいました。11/30発注で翌12/1到着。ポイントは5%でした。LABI CONCEPT TOKYOに電話したら10%っぽかったですが在庫がなかったので断念。やっぱMacはLABIが強いですね(在庫力ではなく値引きという意味で)。

■ハード全般

MacBook 12’も併用しているので、薄さ自体に「うっす!」ってほど違いは感じません。バッグ軽くなったなーとかの違いもわからないですね。比べるとこんな感じ。

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気になるのは背面のこの左右のスリット(排熱口?)と、液晶側の凹みですね。エッジがかなり立ってるのでパッとつかんだ時に指がここにあたるとちょっとドキっとします。スゥーっと指動かしたらスパっと切れそうな(いや、切れないけど)。

デザイン的にはリンゴマークが光らない、鏡面パネルになりましたが、MacBook 12’で慣れてるのであまり違和感なし。

■Touch Bar

正直まだ未知数です。今はファンクションキーが無くなった衝撃の方が大きいです。かわりに日本語変換候補が出たりしますが、ATOKとかサードパーティのIME使う分には関係ないですしね。ATOKもなにかここ使ってくれるといいんだけど。指紋ログインはいいです。反応も早い。

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それよりσ(^^)はカナ変換にF7使ったりとかしてるので、それができなくなる方が痛いです。アプリ毎にTouch Barにファンクションキーを強制表示する設定ができはするんですが、キリもないし、将来的にイケてる用途がでてきた時の為に、F7変換を使わないでCtrl + Iを使うようリハビリ中です。ATOKからF7〜10のキーアサインを抜きましたw。

キータッチは上々です。MacBook 12’同様、ストロークが浅い割には打てる。ペタペタ音が従来より増してますが12’よりは改善したかな?という気がします。今までのキーボードやデスクトップのキーボードの感覚でタイプするとかなりうるさいです。気持ちを切り替えてそっと押すようにしたいなと。

その外、キーボード周りではKarabinerが使えなくなったことで色々痛いんですが、これは新MacBook ProのせいというよりSierraの問題なのでまた別記事にて。

■接続端子周り

色々言われてますが、まぁ不便というかお金がかかります。一度環境整えてしまえばまぁいいんですが、乗り換えコストが油断ならないくらいじわじわと。とりあえず購入したのはこの辺。

自宅も実家もDisplayPortなので、AppleのTB3(USB-C)->TB2アダプタをそれぞれに買うと高くつくんですが、2chで動作報告出てたこれを2本買ってみました。TB3->TB2アダプタは12月まで30%くらい安いですが、それよりも安い。しかも別途DosplayPortケーブルがいらない。実際届いて使えています。ただ、これに更にDisplay Port ->mini Display PortアダプタをかましてThunderbolt端子のモニタにつないでみたところ映りませんでした。そのアダプタをWindows機からのDPケーブルにつないでもダメだったので、アダプタが悪い可能性大ですが…

単純にUSB-A端子のUSBフラッシュメモリとか光学ドライブにさっとつなぎたくなる時の為のアダプタとして、極小で持ち歩きにも良いこちらを購入。これもとりあえず使えました。ただし(両面対応ではないのに)裏表逆でもそれなりに刺さってしまう形状なので注意が必要かなと。コスパはいいです。ひとつはMacBook 12’用バッグに。

これはまだ未発売。一応純正のDigital AVアダプタ(HDMI付き)も買いましたが、これが全部入りで便利かなと。多分自宅でクラムシェル仕様の時に使うと思います。この手のってEthernetポートはThunderbolt3経由ではなくUSB 3.1経由なんでしょうかね。スピードとしてはTB3-2アダプタ->Thunderbolt Ethernetアダプタの組み合わせとどっちが上か興味があるところです。

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こちらはMacBook 12’で使っていたものを流用。ただし今日プロジェクターにつないだところ画面がチラチラする現象が出ました。ちょっとのどくらいの再現度があるかわからないですが、HDMIがないとこがあるとヤバいので純正か他の新MBP動作報告のあるものを買い直そうか思案中。

純正のものです。今だけお安いので本体を将来買う予定のある人はこれだけでも今買っておくべきかも知れません。今日のプロジェクターでは上記チラ付きはこっちにしたらピタっと収まりました。ただHDMIは上のTunewearなど色々対応製品が出てるので、悩ましいですね。

その他、TB3-2アダプタ経由で過去に買ったRAIDケースやGigabit Ethernetアダプタ(純正)、Thunderbolt接続のモニタなどは問題なく使えています。

しかしこうなんでもかんでもUSB Type-Cポートだと、さすがに4ポートあっても一杯です。充電もこれだし。おいおいハブかわないとですが、形はUSB-Cでも、単なるUSB3.1ハブだとThunderbolt接続の分岐はできないんでしょうかね?その辺りの紛らわしさがまだ当面試行錯誤が必要そうです。

2016.12.4追記:↑このハブ買いました。3.0のType-Aポートが4つと、USB Power Delivery対応のType-Cポートが4つです。Type-Cポートに純正充電器をつないで充電できています。意外なのは、直差しでもこれ経由でもOSの確認画面では55Wしか出ていない点です。残量78%時点なので少しブレーキかかってるのかも知れません。空に近い場合はもしかしたら差が出るかも?

mbp_charge

2016.12.10追記:やっぱこのハブはダメです。スリープ復帰に失敗してシャットダウンしてることが多く、これを経由しないで別のUSB-Cポートに直接充電ケーブルを挿すようにしたら収まりました。Power Delivery対応とひとくちにいっても通過させられる電流量の上限があるっぽいですね。他の製品(ハブ)でも60Wと明記されているものがありました。MacBook Proの86Wに対応を謳う商品が出揃ってくるまで、直結の方が無難そうです。

充電もややこしいですね。MacBook 12’の29Wのものは使えないか使えてもすごく時間がかかったり発熱したりするでしょう。しかし複数買うには8800円もすると厳しい。今のMagSafe/2充電器は3台もあって、自宅用、持ち歩き用、実家用と使い分けてるんですが、同じだけ買い揃えるのは勇気がいりますね。でも持ち歩きは減らしたい派なので、いずれ買ってしまいそう。

AnkerのこちらのUSB PD対応の充電器も試してみたところ、1時間ほどつないでおいて残量が27%から65%に復帰(スリープ状態。他の端子にスマホなどはいっさい接続なし)。期待よりは充電されてます。この後はバッテリー保護でペースは落ちてくと思うので、純正とそんなに差は出ない予感。一泊出張くらいならこっちでもいいかも知れません。ほぼ同じ大きさで、スマホなども一緒に充電できますし。

 

そんなこんなで、色々不便だったりお金かかることがあったりで、Retina MBPからならそんなに急いで買い換えなくても良い気がします。追々、USB-C機器が値下がりしたり、USB PD充電対応機の選択肢も広がってくるでしょう。σ(^^)の場合はとにかく256GBのストレージがギリギリだったので、という感じです。その話でいえば、新型はメモリやSSDが半田付けされていて交換不能ならしいので、余裕をもってモデルをチョイスされることをオススメします。SDカードスロットもないので、JetDriveみたいなのも使えないですしね。