お下がりパーツで姪1号PCを強化 〜RTX1060→3070

先日自分のメインWindows機をRTX4090にした時に外したRTX3070を帰省ついでに姪のPCにつけてやりました。

姪はFPSゲーマーで今はRTX1060/6G版を使っています。これももともと自分で実家用デスクトップに組み込んでいたものでしたが、コロナで滅多に帰省しなくなっていたので外して使わせていたという感じ。

CPUに関しては当時コスパで選んだRyzen 3 /3300Xから、これまたお下がりのRyzen 9/3900Xにしたものの、GPUは手つかずでした。さすがに1060は統合GPUよりは幾分マシではあるものの、WQHD@75Hzモニタの性能を生かし切れてない感があり、自分のGPUを更新次第お下がりで組み込んでやる予定でした。3070を売却して4060辺りを買ってやることも検討しましたが、ちょっと微妙にコスパが見合わない気がして、今回はとりあえずそのままお下がりで使ってもらうことに。

■電源も更新

電源も当時使い回しした450Wで、CPUも65WといえRyzen9にしているので、微妙だなと思っていました。RTX3070の推奨電源は650Wらしい。ただCPUは65WだしストレージなどもM.2 SSDのみなので動かないこともないけど、もしかするとRTX3070のパワー制限をかけて使った方がいいかなとかっていうギリギリのレベル。容量ギリギリで使うと電源の効率としてはスイートスポットを外してちょっと落ちますが、今月出費も嵩んだし、一旦様子をみて不安定になるようなら更新するか、という予定でいました。が、帰省前日に追加で必要になるPCIe補助電源ケーブルを準備しようとして、足りないことが発覚。自宅に8pinケーブルが1本しかなかったのです。こりゃやっぱり買い換えるしかないかってことで大慌てで選定。これにしました。

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850Wあれば余裕ももてるでしょうと。下の容量とそんなに価格がかわらない上、ラッキーなことにアウトレット品(本体に傷、外箱に破損あり)が1.7万くらいでゲットできました。組み付け時にはすっかり忘れてましたが、特に目につく傷はなかった気がします。サイズはSFX→SFX-Lとなっていますが、幸いケースが対応していたので問題無し。

なんとATX3.0対応で12VHPWR対応。さすがにこのPC、ケースで将来的にも4090とかを入れることはない気がしますが、SFXでもあるんですねぇ。

写真を撮り忘れましたがすべてのコネクタが小型サイズになっていて驚き。なのでケーブルが専用品になるので紛失に気をつけないとです。

■改めてRazer Tomahawkは良いぞ

今回久しぶりに組み替えを実施して、改めてRazerのPCケース、Tomahawkの使いやすさに関心しました。

両サイド、ガラスのヒンジドアだし、一旦フロントケースファンを外してやる必要がありましたがRTX3070もギリギリで入りました。グラボの右端からフロントケースファンまで1cmもないくらいでエアフローはちょい阻害されてそうではあります。現在フロントとリアにファンが1機ずつ。必要ならトップにあと2つつきます。ラジエーターなら240mmがいけそう。電源ユニットのつけかえも、トップのカバー下のフレームを丸っと外して上から出し入れすることでマザーは外さずに交換できました。今回マザー裏のM.2スロットにSSDを追加するのに結局一旦マザーを外すことにはなりましたが。

コンパクトでデザインも超好み。これのMicroATX版があれば自分でも使いたかった。というか今微妙にエアフロー改善の必要性を感じてATXタワーも検討してはいるんですが、置けそうならこれのフルサイズ版も候補です。

Mini-ITX版はマザーが限られますがコンパクトでシンプルで使いやすいケースを探してる方には(蛇が嫌いじゃなければw)オススメです。

■ベンチマーク

いつものTimeSpy(3DMark)。

RTX1060/6G→RTX3070/8GBの効果はかなりハッキリ出ました。総合スコアで3倍(?)。FPSも30fps切っていたのが80-94fps出るように。現状モニタが75Hzなので余力をもってフルレート出る感じかな。

そして懸念の温度が平均で70℃並びで変化無し。CPUはなぜかちょいと上がってました。ファン音は多少大きくなった気もしましたが轟音というほどでもなく、トップファン追加は保留にしてきました。

今一番プレイしてるらしいVALORANTの練習場で簡単に動作チェックしてもらいましたが、若干ティアリングが出ていたのでVSYNCをオンにして解決。

■まとめ

電源で2万弱の臨時出費はありましたが、懸念だったグラボ性能をあげてやることができる達成感あります。これであと3年くらいは戦えないですかね。高校進学祝いに組んでやったものですが、来年大学なりに進学して4年は厳しいかな?

ゲームだけでなくBlender(3Dモデリング)とかに興味があるらしいので、そっち方面でもGPUパワーを役立ててくれるといいなと思います。

行くか3桁万円!?知人のつよつよゲーミングPCを組む

知人のゲーミングPCを代理で選定、組立することになりました。

スペック優先で比較的予算は潤沢で、妥協のないものをご希望だったので色々と最上級なものをチョイス。むしろこちらは「現実的にはこれはオーバースペックですが、、」と説明しつつも、先方の希望で選んだ感じです。

モニターなどがまだ揃ってないですが、すでに80万は軽く越えており、なんだかんだで100万円届いちゃうかも!?くらいの自分でも組んだことのない高級パーツを使う機会となり楽しんで作れました。

自分のメインPCがまだZEN3世代で5900X、DDR4、Gen4x4 SSD、グラボだけかろうじてRTX4090と同等品(モデルも同じ)で、果たしてどれくらいの性能差が出るのか!?

■パーツ選定

とりあえずPC本体が組めるとこまで買い揃えたパーツがこちら↓

記録がてら選定経緯などを語っていきます。

CPU: AMD Ryzen 9 7950X3D

ご当人はIntelのゲーミングPCを2台使っていて、なんとなく今度はRyzenにしてみようかなという空気の元、(スリッパは別として)とりあえず現状最上位のRyzen 9 7950X3Dに。たまたまビックカメラを散策していて在庫を発見。かながわペイも使えるということで購入。それまで本件の実行も定まってなかったですが、これを気に本格的に始動しました。

末尾3Dがつくシリーズは16C32Tのうち半分に3Dキャッシュが追加されており、(最大クロックは多少落ちるものの)パフォーマンスUPが図られているもののようです。逆に3Dキャッシュが付加されていない残り半分のコアの方が最大クロックは高くて、使い分けを最適化する余地もあるようです。そこまでするかなぁ…

ちなみに上の積み上げ写真にあるように黒地に黄色のパッケージ。一般的にはオレンジのイメージですが、黄色って内蔵GPUがあるってこと?でも仕様みると全モデルGPU内蔵してるような気も?Amazonのサムネでも黄色いの出て来ないしなんだろうと思ってます。まさか長期在庫で色がハゲたとかじゃないよな…

GPU: MSI RTX4090 SUPRIM LIQUID X 24G

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自分のPCにも先日導入した簡易水冷モデルです。現行最強モデルの4090って爆熱のイメージもありますが、実はプロセスルールも3000シリーズより微細化されていて意外と熱が出ないです。さらに簡易水冷で静かさと冷却がバランスよく維持できるモデルかと思います。

下記マザーの入手性が悪くて購入を躊躇っているうちに突然通販各店の在庫が消失し、「マザーが来ることになったのに今度はGPUがない!」と焦り。いちかばちかで週末のTSUKUMO eXに突撃したら秋葉の他店舗にあるのですぐ運んできます!と行ってくれて無事ゲットできました。

マザーボード: MSI MEG X670E GODLIKE

Ryzen 7000シリーズの最上位チップセットということでX670/Eから選定。当初、SSDをGen5 x2枚でRAID0を組むかって話も出ていたので、Gen5 M.2スロットが複数あるもので探しました。あと当人のゲーミングノートPCが両方MSIで、なんとなくドラゴンシンパだったこともあり、こちらのGODLIKEが挙がりました。しかし発売から1年たっていて、おそらくあまり数も出ないハイエンド中のハイエンドなのでどこにも在庫がない。代理店公式は「販売終了」とか「受注生産」になってるし、何件かショップで聞いても「代理店に問い合わせてみないとなんとも、、」という回答。Amazon.comから買えるが不良とかあった時に面倒。ということでかろうじて在庫なしながら価格.comに掲載していたEDIONに注文。当初納期不明で問い合わせもはっきりしない回答でしたが、2週間ほどできちんと届けてくれました。

高級マザーだけあってビルドクオリティはとても上質。各種パーツは冷却も兼ねると思われるカバーで覆われており、バックパネルもフニャフニャしたアルミ板ではなくガチっとした箱になっていて、ケースの枠にビタっとハマって感動。

なお、Gen5のM.2スロットはオンボードで1つ、専用のPCIeカード上に2つ(冷却ファン付き)装着できるんですが、ケースがライザー経由の縦置きになってしまったので、今のところGen5の追加2スロットは活用できないままです。

ケース: HYTE Y60 Snow White

マザーがE-ATXになったので、必然的に少し大きいケースが必要になります。白、映える、ファンがたくさんつくくらいの条件でNZXT H9 Eliteなども候補に挙げてたんですがE-ATX非対応で断念。結局秋葉を回ってTSUKUMO eXの展示でみかけて予備知識ゼロで決めました。ホロライブENコラボとかもやっているメーカーのようですね。

搭載可能ファンはトップ3、(フロント代わりの)サイド3、リア1、ボトム2という感じ。もちろんデュアルチャンバーで裏面配線ができます。前面と左サイド、その間の斜めになったエリア3面がガラスで、なかなか映えそう。電源が裏面サイドにあり、幅はちょっとあるけど高さは低めに抑えられてる作りです。

E-ATXマザーだとケーブルを貫通させるゴムブッシュ(写真の真ん中にみえる縦に並んだ黒いパーツ2つ)が基板裏にきて若干取り回しがしづらかったのと、後述のEKWBの360mm AIOがつけられず急遽買い換えになった件が惜しかったですが、映え的には頑張り甲斐があるケースだと思います。

またGPUがライザーアダプタで縦に設置する関係で、PCIeスロットの2つ目以下は使用付加に。せっかくGODLIKEについているM.2カードもお蔵入りです。映えや冷却を意識してかも知れませんが、今回選んだGPUは簡易水冷だし(通常使用で上面となる側の)ライティングも全部奥を向いてしまうので、かなり相性が悪い部分だったなと。店頭で見つけて即買いしたので、正直このGPUの設置性の悪さは気付いていませんでした…どちらも選べると良かったなと思います。このケースを検討する人は、このGPUの向きはしっかり確認をされると良いかと思います。

CPUクーラー: NZXT Kraken RGB 360 Black

GPUともども簡易水冷(AIO)に挑戦。

当初、ネットで評価の高いEKWB EK-Nucleus AIO CR360 Lux D-RGBをチョイスしてました。パソコン工房でもスタッフいちおしで、ASUSと並んでよく冷える割に価格もお手頃だと。実際に購入もしました。

しかしなんとケースに組み付けようとしたら収まらない!このラジエーターは120mmファンx3の全長から更に前後とも突出した作りになっており、ケース側はケース側で1つの角が斜めに切り落とされた形状になっているので干渉して入らず。泣く泣くこちらは箱に戻して、夜中の2時過ぎに高速とばしてヨドバシAkibaにいってNZXTを買い直しました。しっかりサイズも調べて、「もし入らなかったら自分が買い取って使います(ケース変えないとだけど)」宣言をして変更。

結局マザーももグラボもグラボラジエーターも黒基調だよねってことでこちらもブラックをチョイス(というか在庫も黒しかなかった)。最近あちこちで見かけるCPUヘッドに液晶画面がついていて温度などが表示できるアレです。オシャレですよね。

上位モデルのEliteは在庫がなかったんですが、違いを調べると冷却周りは全く同一で、ヘッドの液晶サイズやフレームレートが違うぽい。在庫があれば選んだかもですが、そこまでこだわるポイントでもないかなということで入手性を重視。

実際、ここに常に温度が出ているのは便利だと思います。CPUだけでなくGPU温度も並記したり、好きなGIFアニメを表示したりもw。

とりつけてベンチしても82℃くらいで維持できているし、それほどファン音も気にならないので性能は必要充分なのかなと思います。

CPUグリス: Thermal Grizzly Krynaut Extreme

「EKWBにも割といいやつ付属してますけどねー」というツクモ店員さんにオススメしてもらいました。

粘度高くてかなり塗りづらい部類だと思います。しかもシリンジの先端にとりつけできるらしきヘラ状ノズルがどうやっても取り付けできず役立たず。別のヘラを使って頑張って塗りました。

結果は上記の通り82℃くらいなので特に不満はないです。EKWBは結局使わず終いなので比較はできてません。NZXTのはヒートシンクに最初から塗ってあるタイプでしたが拭き取ってしまいました。

あまりはもらったので、いずれ自分のにも使ってみたいと思います。

メモリー: Crucial CT2K32G52C42U5

こちらもTSUKUMO eXの店員さんに相談にのってもらってチョイス。

まずRyzen 7000シリーズは従来のXMPにかわってEXPOというOCプロファイルシステムが採用されています。これを使えばあらかじめメモリ内に書き込まれたプロファイルをUEFI(BIOS)画面で選ぶだけで安定したオーバークロック設定で運用できるというもの。最近のメモリは実質これを使ってOCをすること想定でスペックが記載されています。

しかしこのEXPO対応のメモリがまだ非常に少ない。本当はヒートシンクが白やシルバーでARGB搭載のものをご所望だったんですが選択肢はなし。G.SKILLが発表はしているものの日本導入時期は店員さんも全くわからないという状態。とりあえずお手頃なものをいれて、追々買い換えようということに。

容量は32GB x2で64GB。メモリはあるほど良い主義なので128GBを希望だったんですが、これまた選択肢が少なく、4枚差しは安定面でオススメしないと言われ、64GBで妥協。これもいずれ選択肢が増えてきたときに再検討。

で、ツクモのメモリ在庫一覧をみてもEXPOで1枚32GBのモデルは2種類のみ(たしかVENGENCE)。そんな中でXMP3.0のリストの中で「EXPOにも対応」となっている本品を見つけました。ネイティブで5200。自分がDDR4でなんとなくOCメモリにあまり良いイメージをもってなかった(たまに起動トラブルを起こしてBIOSがいつのまにかネイティブスピードに勝手に落としてしばらく気付かずに使ってたとか)ので、ネイティブながらあまり価格差もなくいいんじゃないかと。ただし外観はヒートシンクもなく店員さん曰く「ザ・メモリ!」という感じ。昔のDDR2とか3の頃のイメージ。映え気ゼロです。

SSD: Crucial T700 2TB

Gen4で7,000MB/s位が最速だったSSDが、Gen5になると軽く1万超えのシーケンシャル速度になるのが現行世代のお楽しみポイント。まだSAMSUNGなどは対応世代を出してナサゲでしたが、とりあえず最強っぽいCrucialのT700に。RAID0はコスパとかも考えて断念しました。

電源: FSP HYDRO PTM PRO 1200W ATX3.0/PCIe5

こちらもツクモ店員さんコンサルの上で確定。7950X3D+4090ということで1000Wは必須、電力効率のオイシイとこを使う意味では1200Wがいいですよと。また4090の12VHPWR電源コネクタに直結できる出力のついたATX3.0/PCIe5.0対応モデルということで数モデル候補があり、80PLUSがPlatinumということで決めました。MSIとか、これのTitaniumモデルまでは高すぎるなと。あとケース的には裏面側設置でまったく見えなくなるのでデザインなどはガン無視。Corsairのモジュラーコネクターが側面側に来ているヤツも今回のケースではデメリットになるということで除外。

FSPというブランドは初耳でしたが、わりと昔からあるようでBTOでの採用例も多いとか。店員さん的にも静かで無難という評価のようでした。使っていて特に不満もないかな。

キーボード: ROCCAT Vulcan TKL Pro

こちらは使用者本人の見た目とタイプ感の好みでチョイスしましたが参考に。ベースがシルバーでRGBの照り返しが綺麗だなと思います。打鍵音は割としっかり響くなという印象。右上に音量ツマミとミュートボタンがあるので通話や配信には便利そう。

追加物品

以下は100万円PCとして計算にいれるか微妙ですが一緒に購入したメモとして。

配信ミキサー: Roland BridgeCast

当人は現状すぐに配信はしないものの、ゲーム中にDiscord通話をしたり、チームの人がライブ配信しているのを聞いたりする際、音量調整をスムーズにしたいということでハードウェアミキサー(付きオーディオI/F)をご所望。当初「みんな使ってる」ということでYAMAHA AG03MK2を注文したんですが、ヨドバシでこれを見つけてわかりやすそうということで急遽注文変更。

USBで仮想オーディオデバイスが複数見えて、ゲーム、通話、3.5mm入力とそれぞれにツマミで音量調節ができる。しかもAverMediaのNexusのように、配信用と自身のヘッドフォン用で独立に変更できるというスグレモノ。おそらくAG03/6シリーズではできないんじゃないかと。

自分で購入したNexusはいちど会議中に遅延が出てトラウマになってから触ってないですがこれはどうなんでしょう。また別途レビュー記事を作りたいと思います。

USBダイナミックマイク: SHURE MV7

こちらも鉄板の配信用マイクですね。ダイナミックマイクなのである程度離れた音は拾わず、エアコンなどのノイズを排除しやすい一方、自分はかなりがっつり近づいて話す必要があり、追々マイクアームなどで最適設定を模索する予定。またUSBとXLRの両用なので、将来的に上記BridgeCastを活用する際にはXLRで接続が可能。ただしXLRの場合、専用ソフトを使った各種チューニングやエフェクトは使えなくなると思うのでややもったいない印象。でもまぁこれも本人も周りで使ってる人が多いらしく安牌としてチョイス。

■驚きのベンチ結果!

いや、実はちょっと微妙な意味での「驚き」なんです…

3DMarkベンチ結果がこちら。26,598。おー、「Better than 98% of all results」。つまり世界の3DMarkユーザの上位2%の性能かー!

7950X3D + RTX4090の新PC

あれ、自分の5900X機っていくつだっけ?

5900X + RTX4090の自分のメインPC

あれ??勝っちゃった?どういうこと?GPUは同じとはいえ、CPUやメモリ、SSD速度は明らかに上のはずなんだけどな。温度グラフをみても特にサーマルスロットリング起きてる気配ない(HWiNFOで確認)と思うし。フレンドからは3Dキャッシュもってる側のコアを優先使用するように設定が必要なんじゃない?とアドバイスをもらい、XBox Game Barに3DMarkを「ゲーム」として認識するよう設定してみたも26,000台から変わらず。

外観や静音性への投資も多かったので別にいいんですが、クライアントには説明しづらいw。まずは3DMarkに課金してもらって4K向けのTime Spy Extremeで測らせてもらうとこからかなー。でもグラボは同じだからあんまり違いにはならないかな。Cinebenchの方がいいか。その他、追々試せることがあったら試してみます。

PC組立に便利そうなボール型電動ドライバー Panasonic EZ1D11S

最近、自作PCの組み替えを頻繁に行い、おそらく近日中に同居人のデスクトップも一台組むことになるので、使いやすい電動ドライバーを調達することにしました。

現在愛用している電動ドライバーはBlack & Deckerのピストル型と、シャオミの精密ペンシルドライバーがあります。

B&Dは汎用性は非常に高いものの、PCパーツのネジ締めにはちょっとトルクが強すぎたり、形状的に細かい作業に向かなかったりします(すごく長いビットをつけないと奥まで届かなかったり)。逆にシャオミは対応するネジサイズが小さくてPC組立にはちょっと足りない。

ということで、狭い場所でも扱い易いいわゆるボール型の電動ドライバーを物色することに。

まず有名どことしてはVESSELがあります。ホームセンターといかでも普通に置いてある定番品。

その中でさらにド定番の220USB-1は最大トルク(締め付ける力)は2N・m(数字が大きいほど強い)。回転速度を切り替えられる上位モデルもあります。

対抗馬は工具屋さんなどで見かけるPanasonicのminiQu。

最大トルクは1N・mと半分。これはVESSELより劣っているというより、使用目的が違う感じの模様。こちらは電工作業に特化していて、無駄に締め付けてネジを舐めたり器具を壊してしまわないように丁度良い具合を狙っているぽい。ある程度のところまで電動で回して、最後の締め付けは手で感触を確かめながら、みたいな。今回の使用目的ではこちらの方があってる気がしました。

あとはVESSELがスライド型スイッチで回転方向を切り替えるのに対し、Panasonicは独立の2ボタンを押し分ける、という違いがあります。正直現時点でどちらが使いやすいのかは判断できませんが、今使っているシャオミは独立というかシーソーボタンなのでPanasonicの方が感覚が近いかな?

お値段が多少高いながらもPanasonicのminiQuかなーと購入直前で1つ気付いたことが。なんと充電端子がmicroUSBです。ヴーン、基本的にもう今からmicroUSB機器を増やしたくないんだよなー。はやく家から撲滅したい。USB Type-Cに統一したい。あの悪名高いiPhoneすら今月発表の15シリーズからはUSB-Cになろうかという時です。

ということでもしかして後継モデルでてないかな?と思って調べたところ、こちらを発見。

たっかーっ!しかも最大トルクは0.4N・mとさらに半分以下に。さすがに不安なレベル。ただ回転速度はminiQuの230回転/分から850回転/分と大幅に高速化されています。充電ポートもUSB-Cに(ただしPD充電器だと充電できないぽい?)。

レビューをみると弱いという意見も多いものの、本職(?)っぽい人には評価されてるみたい。繰り返しになりますが、今回の目的で最後の締め付けは手締めでやる想定でいえば、そこに至るまでが短縮されるならオーライなんでは?と。

最後まで値段は躊躇しまくりでしたが、高かろう良かろうの期待で特攻。近所のコーナンプロで1つだけ在庫があり、価格もAmazonと同じくらいでした。

■実際にPC組立につかってみた

実際に自作PCを1台組んでみました。ビットは長短2本付属ですが今回はずっと長い方で使用。

感想としては「もうちょっとだけ強いといいなぁ」というところです。多くの場面では非常に早い回転で素早く9割締め付けができて、残りを手回しでグっと締める、という狙い通りの使い心地でした。ただ何か所かは元々のネジが固くてほとんど回らず、大半手締めになった箇所も。PC組立用途だとトルクがこれの倍強出る同社miniQuの方が良かったのかなぁ。その分、速度は落ちますが。機会があったら使い比べしてみたいです。

あと、ビットの根元で抜け止めロック機構があるんですが、そこが前後というかビットの全長方向に少しカタカタするのが気になりました。実害はほぼないんですが。

LEDライトは各方向の回転ボタンで点灯しますが、微妙な押し加減でライトだけを点けることもできます。ケース内にネジを落としてしまいそれを探すのに使いましたが、可能なら独立でライトだけ点けっぱなしにできるスイッチがあるといいかなとか。消し忘れて電池使い切ったりしそうだけど…

■まとめ

これ一本でなんでも済まそうと思うとやや物足りないかも知れませんが、組立家具のネジ締めなどは別で力の強いものをもっていて、PC組立などの電子/電気部品の取付、固定など締め付けすぎるとパネルを割ったりネジ穴を潰したりするリスクがあるような作業にはうってつけなんじゃないかと思います。コスパ重視の人はminiQuも検討してもいいかも知れません。

ドローン買い換え、Mavic Air 3導入

2018年春に買ったDJI Mavic Air(初代)から同3に買い換え(というか買い増し?)。資格もどんどん厳しくなる中、個人で包括申請もとりづらく、正直自宅周りではほぼ飛ばす場所/機会がないんですが、クラウンを空撮してみたいなというのと、たまたま仕事でドローンスクール絡みの案件があって興味が再燃したなどがあり。某スクールも担当者さんが「いらっしゃるなら割引きしますよ!」って行ってくれてるので、ほな行くかー。機体も新しくせんとかー、って勢いで。あとは県の消費刺激ポイント制度で家電量販店で10%バックがあるのもタイミングとしては後押しで。

■画質はエントリー機でいいんだけど望遠は使ってみたい

慣れてるしシェアも高いので基本DJIで検討。毎回スマホとコントローラーを合体させる準備儀式は卒業したかったので、タッチパネル液晶画面付きコントローラーを要件に。画質は4Kでできたら60p。また手持ちの初代Airと比べると通信電波方式が大幅にに進化しているので、どれを選んでも安定性はかなり増すと期待。

候補としては、

  • 小型ながら画質周りが強化されているDJI Mini 3 Pro
  • 3カメラで望遠撮影もできるMavic 3 Pro

で何ヶ月も迷ってました。Mini 3 Proでも航空法の制限におかれる重さなので、機体サイズはあまり気にせず、純粋に機体性能やカメラ性能で比較。センサーサイズや強風下での安定性、衝突検知センサーなどで劣るものの、一応4Kは撮れるしMini 3 Proでいいかなーと思いつつ、でもクルマ撮るなら中望遠の圧縮効果あると面白い映像になるならMavic 3 Proかなーとか。1TB SSDがついてProRes収録ができるCinemaはさすがに予算外。心の天秤がMavic 3 Proにかなり傾きつつ、でも付属品セットで26万、保険(Refresh)つけたら30万近いので利用頻度を考えるとなかなかふんぎりがつかずにいました。

ちなみにAir 2はセンサーサイズは大きめで、値引き率もよくなってきていて良コスパな選択肢だったんですが、前述のモニター付きコントローラー同梱モデルがなく、別で買ってコントローラーがダブつくことに抵抗があり除外。

そんなところに新型のAir 3が発表。サイズも値段も中間くらいで、レンズも2つ(標準と3倍ズーム)。個人的にはとてもささるバランスの機種です。コントローラーもMavic 3 Proの標準コントローラーより世代が進んだDJI RC2にアップデート。バッテリーも複数バッテリーの残量をニコイチ、サンコイチで1つに集約できる新システム採用と、部分的にはMavic 3 Proよりも進んだ点まである。ドローンのバッテリーって余裕もって帰還させる必要があるので、微妙に20%とか残ったバッテリーが量産されがち。それを3連充電器にセットするだけでどれか1つ(多分一番残量が多いもの)に集約してくれるというのは言われてみれば「何故今までなかった!?」というくらい便利そう。もともと使ってたのもAirだったのもあって、やっぱり自分にはこのクラスがマッチするなという謎の安心感も手伝って、ほぼ出た瞬間にキマリだなと思いました。

■購入当日からは飛ばせない!

たまたまクラウンのオフ会でダムに行くことになり、前日にふと「ドローン飛ばせるかも?」と思ってルールを確認。OK(というか特に禁止ではないので国のルールに従って飛ばせというポリシー)といことがわかったので「くわっ!この機会にAir 3買ってもってくしかっ」と思ったんですが、在庫のある店頭まで行って、機体登録に関するポップが目に入り、「申請から7開庁日くらいかかる」という記述を発見。もちろんAirで一度やってるので登録が必要なのはわかってたんですが、その時は飛行のタイミングではなくリモートID非搭載機の登録免除の〆切にあわせて申請したので、そこから何日かかったかは全く意識してなかったんですよね。オフ会に間に合わないんだったらRTX4090とか買ってしまった8月は自重しようと思って買わずに帰宅。ただ「いざ飛ばしたい用事が出来てから買っても間に合わない可能性がある」ということを心に刻んだので、結局適当なタイミングで買って登録申請は済ませておくしかないということで、月が明けて速攻で購入しました。RC2のついたFly More Combo、Air 3では一番お高いセットです。

■保険パックなど同時購入品

機体本体はかながわペイを使いたくて県下のビックカメラ店頭で購入。しかしなんと保険パックのDJI Care Refresh 2年の在庫がない…

Card DJI Care Refresh 2-Year Plan (DJI Air 3)

Card DJI Care Refresh 2-Year Plan (DJI Air 3)

22,000円(11/25 11:38時点)
Amazonの情報を掲載しています

コード商品なのに在庫ないとかあるんだ…POSAカード的なものではないのね。同時購入でなくても大丈夫なんだっけ?と思ったんですが店員さん曰くアクティベート前にDJI公式で買ってもらえば大丈夫ですと言われたのでちょっと心配しつつも本体だけ買って帰宅。

その後調べたところ、本体アクティベート前かアクティベート後96時間なら加入可能とのこと。初期不良が不安ですが機体登録しないと結局飛ばしてみることもできないという鶏と卵ロック状態なので、仕方なくとりあえず電源が入ることだけ確認して保険加入と国交省への機体登録を済ませました。新機種だと国交省の登録サイト(DIPS)の機種一覧に出てなかったりしがちなのも不安で、本当にプルダウンメニューからなかなか見つからず焦ったんですが、何度目かリストを精査したらちゃんとありました。

上記の機体自身の保険に加え、万一ドローンで第三者にケガを追わせたり他人の財産を傷つけてしまった場合の賠償保険としては、とりあえずDJI機体なら1年無料で入れるこちらの公式保険に加入。

他にはレンズにとりつけるCPLとNDフィルターが欲しいかなと。ピーカンの日にこれらを使うと海とか緑の映えが違ってきます。ただ純正も社外品も含めて重ねて装着できるものはなさげ。重量バランスとかの問題ですかね。PLかNDのどちらか、もしくは一体化したものしかなさげ。またCPLフィルターも外見からして固定っぽいものが多く、唯一きちんと回転させて強さを調整できそうなNEEWER製にしました。

ちなみに純正のNDフィルターセットは8/16/32/64の4濃度セット。NEEWERのはND8がない3枚セット。はてさて。

あとRC2用の保護ガラス。レビューが多いのはスマホ用と共通にしてある商品ばかりで、Air 3で使ってどうか、というレビューはまだ見つからないので、適当にセールしてたものでこちら。

フィルムよりはガラスの方が透明度も高く強度も上かなと。

ハードケースも欲しかったですが、一応Fly More Comboにはソフトケースが含まれるので、それの使い勝手を確かめてみてからでいいかなと。たぶんフィルターのケースとか多少携行品が増えるので、少し余裕があるものを追々買うかも知れません。

→買いました。こちら。

類似品は色々ありますが、ポイントとして、

  • バッテリーがFlyMoreコンボに含まれる3本を前提(本体内もいれればMax4本)でそれ以上の無駄スペースがない
  • RCの下、充電ケースの下にもスペースがあり小物が入る(RCの下に↓のストラップを畳んで入れ、充電ケースの下に予備ペラを収めています)
  • RCのスティックを外さなくても蓋が閉まる(公式に推奨はしてないかもですが、上蓋の内側は厚いクッションスポンジなんで平気そう)

という辺りで、自分的なニーズにフィットする感じ。それでもComboの布バックに比べたらかなりズッシリはしますが、やっぱり関連物はひとまとめにして管理したいので。

あとRC用ストラップ。操縦中にちょっと手を空けたい時は結構あるので、首に下げておけば自由度が高いです。

こいつはRC2対応とは明記がないですが、他の製品で共通っぽいのでいけるだろうと。こちらにした理由は質感の好みと、一番短くした時の長さが一番短そうだったから。問題なく使えてます。

SDカードは公式推奨モデルの中で一番容量の大きな512GBの「Samsung EVO Plus 512GB V30 U3 A2 microSDXC」。一応実績のあるjnhショップ発送のものをチョイス。

ドローンは墜落して撮れ高がパーになるかも知れないので小容量SDカードに分けて収録する方が良いとする記事もありましたが、まぁ個人用だし最高画質設定で容量気にせず撮れること優先でいいかと。1TB以上のカードを認識するかは不明だったので公式になる512GBに留めました。

あと単体で持ち出すことがどれくらいあるか不明ですが、プロペラがじゃらじゃら動かないようにまとめておける拘束具としてこちら(現在在庫切れで画像リンク貼れず)。これとレンズカバーだけしておけば、機体(とRC)だけバッグにいれて出かけられます。まぁ包括申請とれたらそういう気軽な持ち出し方もするかな?と。一応余計な出っ張りができない布タイプを選んだので、上記のケースにもそのまま収納できる点がこだわりポイント。まったく伸縮はしないので、割と丁寧にまきつけてホックを留める感じ。少しでもゴム部分があって延びると簡単なのになとは思いました。

■初フライトレビュー

相模原にある練習場で初フライトしてきました。別記事にしたいと思いますが、こちらの100g未満の練習機を買って庭で練習してたんですが、さすがにこれと比べると段違いの安定度でホバリングがピタリと止まります。

また全方位対応になった衝突検知センサーの効きも良くて、左右に動いて木々に当たりそうな時もしっかり警告や停止をしてくれて安心感。開けた屋外で飛ばす分には不安ないですね。

初代Airより一回り大きくなったので機体も見つけやすく、自分はまだ目視外飛行ができない身分なのでありがたいです。

RC上の切り替えスイッチでC(Cinematic)モードにしておくと挙動がマイルドになって動きにガクつきが減るので、パンやチルトなど映像の品質、撮れ高率が向上した気がします。自分は基本このモードを常用かな。

望遠は録画を止めないと切り替えられないのが残念。

■まとめ

なんだかんだで20万近くかかっちゃいましたが、急激に進歩するドローンの世界で、2018年のモデルから比べて、

  • 4K/60p/Log収録
  • 3倍望遠搭載
  • 無線規格の進歩で長距離でも安定した通信
  • 衝突検知センサーも充実
  • 風の中での安定性も強化
  • スマホを毎回取り付けなくてもすぐ使えるコントローラー

と利便性だけでなく飛行安定性も向上させることができました。正直、自分みたいにたまにしか飛ばさない素人に毛が生えたレベルのパイロットほど最新モデルの恩恵があるんじゃないかなと思うので、画質の進歩だけでなくこうした安心感はプライスレスかなと思います。

メインPC、ダメ押しでメモリ64GB化

ここんとこ、簡易水冷4090、CPUクーラー交換、ケースファン交換など仕事用メインPCのアップデートに腐心しててまぁだいたい形になったかなと思ってたんですが、PCパーツ買い時が来ていて特にメモリ関係は値下がり傾向なのでメインメモリを32GB->64GBに増設してみました。まぁなんか今同居人がつよつよゲーミングPCを作るということでパーツ屋巡りをしていて、秋葉でたまたま今使ってるメモリがAmazonよりだいぶ安かったので衝動買いしてしまったという感じ。

選んだのはこちら。

G.Skill Trident Z Neo F4-3600C16D-32GTZNC (DDR4-3600 16GB×2)

G.Skill Trident Z Neo F4-3600C16D-32GTZNC (DDR4-3600 16GB×2)

22,863円(11/25 08:35時点)
Amazonの情報を掲載しています

Zen3/X570世代なのでDDR4。クロックは3600。正直以前これを選んだ経緯は朧気ですが、まぁCLまでまったく同じのを選んでおけば相性問題とか出にくいだろうくらい。光り方もまずまず綺麗ですし。これAmazonでは他の3200とかよりちょっと高くて(記事執筆時点で2.8万)躊躇してたんですが、ツクモで2.2万台で売ってるのを発見して二度見した後ゲット。

最初、2枚追加した分がまったく光らずBIOS画面も出ないで再起動を繰り返されてヤベ!ってなったんですが、その後全部抜いてしっかり挿し直したら無事起動して全容量認識しました。

メモリ増やしただけなのでTime Spyはそんなに影響でないでしょうが一応結果貼っておきます。左が増設後、右は先日でたチップセットドライバを更新した直後のものです。

下がってますねw。まぁ誤差かな。温度も1℃下がってますがこれも室温で影響しちゃいそうなレベルの差。まぁ影響なしかなと見てます。

Lightroom ClassicとPhososhop、Premiere ProとMedia Encoderなどを同時に使ったりする時でも32GB使い切ってる様子はなかったですが、あればあっただけ使うのが現在のOSなのでどこかで余力を活用してくれればいいなというところです。

■最新構成メモ

当分これで一段落だと思うので、あらためて最新の構成を備忘録としてまとめておこうと思います。