Sesame5にオープンセンサーが届いたが期待とは違った…

スマートロックのSesame5のオプションパーツ「オープンセンサー」が到着しました。Qrio2などにもあったドアの開閉をマグネットセンサーで検知するユニットです。これがあると何が良いかというと、通常スマートロックは自体はドアが開いているか閉まっているかを知ることができません。なのでオートロック(タイマーで自動施錠)を有効にしていても、偶然なにかにドアがひっかかって完全に閉まってない状態で施錠されると、物理的にはドアが開いていて、鍵だけ施錠位置になってる場合でもオンラインステータスは「施錠」となり非常に危険です。これに対し、きちんとドアが閉まっていることを検知してあげようというのがオープンセンサーです。マグネットの磁力の強さ(ドアと枠にそれぞれつけるパーツの距離)で測っているので、厳密にはこれも近似値でしかないですが(Sesame用オープンセンサーでは2cm以内にいれば閉まってると判断するもよう)。

以前、我が家では実際にドアが置き配された荷物にひっかかってきちんと閉じてないままSesameだけ施錠され、隙間からぬこが脱走してしまったことがあり、物理でドアが閉じていることをきちんと確認できるならいいなーと思って発表と同時に予約してありました。それが一昨日届いて早速設定。

できるのは自動ロックだけで確認は不可(>_<)

設定はまぁシンプルですがあいかわらずゼムクリップを伸ばして小さな穴から初期化ボタンを押してやる必要がありました。我が家は意識してゼムクリップを常備してないのでSesame Touchの時と同様にしばらく途方に暮れました。SIMピンならたくさんあるんですが、微妙に太い。結局精密ドライバーセットからなんとか穴に入る太さのものを見つけて間に合わせました。皆さんのご家庭ではゼムクリップとか秒で出てきますか?

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一度ペアリングしてしまえば、設定はなにもなく、オープンセンサーを紐付けされたSesame5本体は強制的にオートロックが有効になります。つまり、ドアを開けて閉めると即時施錠。遅延設定もできません。玄関に山積みされた置き配の荷物を開封して少しずつ宅内に移動する、みたいな時にいちいちロックされてしまい非常に不便です。一時的に無効化することすらできず、ペアリングを削除するしかなさそう。ペアリングを削除するとまたゼムクリップが必要になりますorz。

目論みとしては、オートロックはオフにしたまま、外出先からのステータス確認としてドアがきちんとしまってるかがわかって安心できればなと思っていたんですが、逆に「今なうドアはどういう状態か?」をみることはできません

既に公式サイトのレビューでも散々指摘されており、少なくともオートロックまでの遅延時間は実装される方向で検討が進んでいるようです。対応の速い会社なのでいずれアップデートで理想の使用方法ができるようになるかもですが、とりあえずは取り外しました。Sesame3と一緒に実家にあげようと思ったんですが、旧機種への対応も予定はあるものの時期は未定っぽい。自宅で使い物になるのと旧機種に対応するのとどっちが先かな(この仕様で実家で役に立つかも不明ですが)。

Switchbotの防水温湿度計で車内温度をモニタしてみた

プライムデーで安く買ったのでSwitchbotの防水温湿度計を2つ購入してみました。

こちらはコイン電池で駆動するワイヤレスかつ防水の温湿度計です。数年前からNetatomoのウェザーステーションを屋外に置いてましたがさすがに風雨にさらされてボロボロ。電池もすぐなくなります。

買い直すには高いからなー、と思っていたところ、こちらはなんと1,000円台。防水なので屋外に晒しておけます。ストラップがついているので1つは庭の木の枝にぶら下げておきました。

もうひとつの使い道は定まってないですが、とりあえず真夏の車内がどれほど暑くなるか知りたくてテスト。直射日光を避けるため、運転席のバックポケットに入れてみました。

熱中症警告が出ている7月中旬の日で、午後2時頃がピークでMax 60℃間近まで上がったようです。

クラウンクロスオーバーはスマホアプリからエアコンを遠隔起動できるので、出かける少し前にこれをチェックして必要に応じて事前に冷やしておくという使い方もアリかなと思います。スマートスピーカーと連携させておけば声で今の温度を知ることもできます。例えば「アレクサ、クラウンの温度は?」と聞くと「クラウンは44.9℃です」などと返って来ます。

(エアコンを始動できるMy TOYOTAアプリで室内温度くらい見られてもいいと思うんですが、残念ながらないんですよねー)。

製品の機能としては、一定の温度や湿度になった時にSwitchbotの各種デバイスの動作をトリガできるので、暑くなったらエアコンをつけるなどの「オートメーション」を組んでおけば、ペットや高齢者がいるお部屋でも安心だと思います。なにより防水でこのコスパよ。

ちなみに室内用になりますが温度湿度を表示するディスプレイのついたタイプもあります。

またオートメーションなどで他の機器と連携したりインターネット経由で外出先から温度や湿度を見るにはSwitchbotハブと呼ばれるデバイスとWi-Fi環境も必要です。ハブも何種類かあり、画面無しのミニ、温度湿度ディスプレイと一体化したハブ2、照明器具と一体化したものなど。

また前述のようにGoogleやAmazon(Alexa)といったスマートスピーカーと連携させて声で操作したり温度や湿度を知ることもできます。

■まとめ

物理スイッチをスマホ経由で押すIoTデバイスとして始まったSwitchbotですが、いつのまにか様々な派生商品が出ていて便利になっていますね。我が家では赤外線リモコンブリッジとしてはいまだNatureRemoがメインで徐々にSwitchbotが侵食しているという雰囲気。今後はHomePodから使えるようMatter対応の速さが焦点になってくるのかなと思います。Switchbot ハブ2がいちはやくMatterに対応したと見せかけつつ、これは温度湿度計などの内蔵デバイスが使えますというだけで赤外線デバイスまでMatter経由で使えるわけではありません。赤外線ブリッジとしてはNatureRemo Nanoが先にリリースされました。

逆にこちらは上位モデルのような温度湿度計が内蔵されていないので痛し痒しです。上位モデルのMatter対応は「検討中」とのこと。現状では、HomePodからHey, Siriで利用したければ、NatureRemo Nanoで赤外線ブリッジ、Switchbot ハブ2で温度湿度監視、というハイブリッドが必要そう。
iOS17で「Hey, Siri」が「Siri」だけで済むようになると報じられて、「OK, Google」や「Alexa」よりもシンプルになるので、全部Matterで揃え直そうかなと思ったんですが、どうやら日本語では「Hey」が取れないようです。先行してNatureRemo nanoも購入済みですがちょっとガッカリ。すでにNatureRemoの上位モデルをお持ちの方は急いでnanoを買う必要はないかも?nanoはまた別記事でレビューしようと思います。

Windows11機のファイル共有やリモートデスクトップ接続でどうしてもパスワード認証が通らない時の覚え書き

我が家も同居人用PC以外のほとんどがWindows11になっていますが、1つ問題を抱えていました。ファイル共有機能でWindows11機にアクセスしようとするとパスワードが通らない問題。各PCは共通のMicrosoftアカウント(以下MSアカウント)でログインした状態ですが、MSアカウント(メールアドレス)、ローカルアカウント名、MSアカウントのパスワード、ローカルアカウントパスパード、パスコードなどあらゆるIDとパスワードを入れても弾かれます。MSアカウントをいれる際にいわゆるUNCという\\(PC名)\IDみたいな形式を試したり、MSアカウントの時はMicrosoftAccount\(MSアカウントのメアド)とかもダメ。これらの組み合わせも様々試しました。ググっても解説せず。

NASやMac、ポータブルSSDなどがあるのでそこまで困っておらずずっと放置してきましたが、先日リモートデスクトップ接続も同じ様につながらないことに気付きました。せっかく自宅のWANもLANも10Gbps化したので、出張中も快適に自宅PCで動画編集作業などができればと、あらためてリサーチ。

「リモートデスクトップ」を入れて検索したのが良かったのか今度はあっさり情報が見つかりました。どうも、Windows11のアカウントセットアップの過程で一度もMSアカウントのパスワードでサインインしていないと、マシン上にパスワード(を元にしたハッシュキー?)が生成されないのでダメという信じがたい仕様のようです。なるほど、真っ新なPC、スマホアプリ認証のMSアカウントでWindows11の初期セットアップをすると、スマホ側で「承認」ボタンを押し、PC側でそのままパスコードを作成できてしまうから、一度もパスワードログインしないままの状態になってしまうようです。その後そのPC自体にパスコードでログインすること自体はなんの不便もないので気付かないと。いや、それならそれで認証弾いた時にクライアント側にそれらしいエラーメッセージ出してくれよ…

詳細は参考にさせていただいた以下の2URLをご覧いただくと良いと思います。

参考リンク1

Microsoftアカウントでのリモートデスクトップ接続に苦労した話

https://qiita.com/sfjwr/items/037aabef2c5637fe0e51

参考リンク2

https://phoenixknight.jp/microsoft-account-has-a-habit/

■我が家の場合の具体的な解決手順

二段階認証の設定有無などで違うかも知れませんが、ウチではこんな感じで進めました。

  • サインアウトする
  • Windows Hello認証(指紋や顔認証)をせず待つ(顔認証の場合カメラを隠すなど)
  • 「PINを忘れた場合」が出たら選択
  • スマホの認証アプリ(ウチではMicrosoft Authenticator)に認証要求が出るので「承認」
  • PC側でパスコードを再設定

[手が届く] 人生初GMレンズ!SEL50F14 [振り回せる]

クラウン撮りが捗る今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?先頃購入しがSIGMAの85mm F1.4 DC DNでカッチョいいクラウン写真を量産しております。

基本、単焦点の明るいレンズで背景をボカして対象物をパキっと撮るのが好きで、85mmの前に鳥獣用に135mm F1.4を買って、「ちょっとクルマ撮るには距離とるのがしんどいなー」と思って85mmにした経緯があるんですが、使ってて「もう一段近づいて撮れると楽だなー」と感じ始めました。駐車場などで撮るのであまりうろうろしてると危なかったり迷惑だったりするのもあります。あんまり広角でクルマのシルエットが歪むのは好きではないんですが、あとちょっとだけ寄りたい(マクロ的な意味ではなく、ワーキングディスタンスを縮めたい的な意味で)と。10万超のレンズを立て続けに135mm、85mmと特攻してきて、もう一本50mmで(SIGMAなら)13万カー、とモヤモヤしていました。

SIGMA (シグマ) Art 50mm F1.4 DG DN (ソニーE用/フルサイズ対応)

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そんな折り、SONY純正で50mm F1.4のGMレンズが最近発売されたことを知りました。軽く20万30万するGMレンズなんて一生買わない(買えない)と思ってましたが、価格.com系ショップで17万台ならSIGMAとそんなに違わない、ちょっと背伸びすれば届くGMレンズかなと。しかもGMレンズとしても、SIGMAの50mmと比べてもコンパクトで軽い。店頭でα7IVにつけてみましたが非常にしっくり来ます。ビルドクオリティやユーザビリティもさすがのGMで妥協無しな感じ。出たばかりなので夏の1万円キャッシュバック対象外だったのは残念でしたが、どうせここまで沼ったなら一度はGMレンズのスゴさを味わってみようじゃないか、ということでヨドバシで値引き結構頑張ってもらって気絶してみました。

■作例

出張中に秋ヨドで買ったのでまださほど撮っていませんが、ちょろっとそこらで試し撮り。

手持ち撮影のRAWデータをLightroomで回転トリミングや露出自動補正したくらい

なんかよくわかりませんがハっとする絵になりました。ましたが、いい感じ。前ボケが綺麗で立体的です。夜でスポットライトの神秘的な感じが好きかも。

もう一枚。

こちらも手持ちで結構暗い場所でしたが、LightroomのAIノイズ低減をかけなくても良いくらいの質感。まぁ石像でザラつきが目立ちにくいというのはあるにせよ。

ついでに滞在先に持ち込んでたガジェットをかき集めでブツ撮りのテスト。

85mmだと立ち上がってちょっと下がらないと卓上のものは撮れないですが、50mmだとギリギリ座ったまま、椅子をひく位で撮れるのは使いやすいです。これくらいの距離でピント合うなら以前買ったSEL50M28出番なくなるかも。もちろんあちらの最短撮影距離は0.16mなので0.38m(MF時)とはかなり開きがありますが、虫とか花とか本格的な接写ではなくガジェットやテーブルフォトくらいなら全然イケる気がしてきました。しばらくこちらを頑張って活用してみたいと思います。

撮れ高が100枚撮れてもやっと単価1700円カー。

作例追加

とんかつ定食。

前言撤回。やっぱり50mmでテーブルフォトは難しいすね。結構背中を反らしてこれ。メニューの全体を撮るのは35mmや24mmじゃないと無理かも。

あとここには作例ださないですが、50mmまでくるとやっぱボケないですねぇ。ワーキングディスタンスをとれるようになったのは便利ですが、F1.4ですが、サービスエリアで1ブロック後ろの列に駐まってるトラックなどは85mmの時よりもくっきりしてしまう。焦点距離が短いとボケないってのは本当なんだあなと。ちょっとクルマとるにはつまらないかも。室内猫撮り用になるか。

でもボディの塗料のラメった質感はSIGMA 85mm F1.4 DG DNに比べて割と出てる気がする。

■フィルターが悩ましい

フィルター径77mmの85mm F1.4 DC DN用にK&Fのマグネットフィルターシステムを導入して、付け外したメッチャ楽になりました。もうネジ式には戻りたくないレベル。はやくレンズ自体がマグネットベースを内蔵するようになってほしいものです。で、クルマ撮りはガラス反射を調整したり空の青味を綺麗に出したかったりするのでC-PLと、これからのピーカン撮影に可変NDフィルターを揃えました。本レンズは67mm径なのでコストでいえばステップアップリングでそれらを使い回すのが良いですが、常時ステップアップリング+マグネットベースをつけっぱなしにするのはせっかくのカッコ良さをオミットしてしまう気がします。マグネットでつくステップアップリングがあれば良いのですが…

またせっかくのGMレンズに安いフィルターや可変NDを使って性能を殺してしまったら本末転倒だなと思い、今回67mmフィルターとしては可変ではないNDフィルターを注文してみました。

プロテクターもヨドバシで「GMレンズならば」と最新のmarumi PRIME LENS PROTECTをオススメされポイントでゲットしました。

通常使用ではさほど違いはないとのことですが、フレアが生じやすい逆光下などで耐性があればなという期待です。正直上記のマグネットフィルターシステムをキャップともども常用するなら、別にプロテクターなくても良かったかなと勢いで買って後悔していますが、まぁお高いレンズなので将来手放す時の価値を落とさないことも含め実害がない限り保険としてつけておこうかなというところです。

2023.7.17追記

その後、何回かクルマも撮ってみました。率直な印象としては、「85mmよりボケないな」という感じ。あらためて調べてみると同じF値でも望遠の方がボケるんですね。感覚的に被写体に近づけば、背景との距離差が相対的に広がるのでボケも大きくできるかなとイメージしていたんですが、遠景の絶対的なボケ量が違うという感じでしょうか。車体を同じような画角で収めた場合、背景が思ったよりボケないです。うーん、現時点の自分の使いこなしレベルではクルマ用としては85mmの方が撮れ高が多いかなぁという感じ。もう少し研究してみます。一方で室内の猫撮りでは85mmだとドアップになりすぎてしまうので50mmは手頃な感じ。当面は猫用レンズになるかも。

2023.7.23作例追加

よこすかポートマーケットにて。Lightroomで露出やホワイトバランスなどはいじっています。

スマホからご飯が炊けるぞ!Panasonic 自動計量IH炊飯器SR-AX1

以前、PanasonicがIoT炊飯器SR-AX1を抽選テスト販売しました。タンクに水とお米をセットしておくと、スマホアプリで遠隔指示して自動で計量と炊飯を行ってくれるというものです。IoTとつくものが大好物な私は速攻で抽選にエントリーしたんですがあえなく落選。

そのSR-AX1がついに2023年7月から一般販売を開始ということで、速攻で通販予約を入れ、昨日届きました。

特徴としては、

  • (原理的に洗米ができないので)無洗米専用
  • IHだが圧力ではない
  • お茶碗一杯相当の0.5合から炊け、0.25合ずつ増減可能、Max2合
  • 内釜含め「おひつ」として取り外して食卓にもっていける一方、保温機能はなし
  • スマホアプリからタイマー予約または今すぐ炊飯実行させることが可能

という感じ。Wi-Fiは2.4GHzのみ対応。アプリのみでPCからブラウザで実行とかはできません。

基本的には出先や布団の中から「今すぐ炊いて!」と指示を出して炊けたら(帰ったら)すぐ食べるという使い方でしょう。タイマー使うなら普通の炊飯器でいい気がしますが、まぁ夜布団に入ってから「しまった朝ご飯の炊飯をセットし忘れた!」って時はタイマーもアリかもですかね。

個人的には外食予定だったのにたまたまスーパーでよい食材や惣菜が手に入ったのでやっぱ内食にするか、でも帰ってからご飯炊くのはなぁ、、って時や、風呂の中で「出たらご飯食べたいな…」と思ってしまった時などに良いかなと思います。

■ハード周り

お米と水のタンクを抱えているため、普通の炊飯器よりはかなり背が高いです。一方、2合まで、保温無しに割りきってることで、フットプリントはかなり小さい。つまり細くて高い。コーヒーメーカーに近いフォームファクタですかね。通常の炊飯器のサブとして置くには良い形状かも知れません。ただ水もお米も上方向にタンクやフタを外して出し入れする必要があるので、本体の高さよりもう少しスペースが必要になります。

おひつ部分が取り外せて食卓に持って行けるのは新鮮かも。とはいえ慣れたら食卓で場所をとるので、結局キッチンでお茶碗によそってもってく気がします。フタが5mmくらい回してロックする方式なのがイマイチ。簡単に取り外して洗えるようにするにはこういう単純な機構が適してたんでしょう。ただもうちょっと位置あわせの目印を目立たせるなど工夫がほしかった気はします。

水のタンクは取り外して洗えます。常温の水道水を使うので、メーカー推奨では毎日水替えが必要で、たまに使う、というスタイルだとちょっと不便かも知れません。出先で急にご飯炊きたくなっても「あー、水替えてないわー」ってなる未来しか見えません…基本的には帰ってご飯を食べることは確定している、またはその可能性があるという時にあらかじめ水替えしてからでかけるという使い方しかできなそうです。まぁ水道直結とかしない限り、そこはどうしようもなさげですね。せめていつ水を替えたか(タンクを脱着したか)のログくらいはアプリで確認できると嬉しいかも。

早速炊いてみる

アプリはシンプルですが、トップ画面が常に(持ってもいない)機器の一覧なのは国産家電メーカーの操作アプリあるあるって感じですね。「お前さんとこの製品これしか持ってないんだから、最初からその画面出してくれよ」と。ここから他製品の認知、購買につながると期待でもしてるんでしょうか。「レシピ」画面から始まらないだけ他社よりちょっぴりマシですが、希望としては最後に使った機器を最初から選択した状態からスタートしてほしいですね。

機器名は好きに設定できます。某アニメより「炊く」とかけてw。

炊飯を始めると、残り時間がリアルタイムで確認できます。逆にいうと(本体にはLEDランプしかないので)スマホからしか確認できません。また炊き上がりにホットクックみたいに「ご飯が炊けました。美味しくできたかな?」みたいなことをしゃべったりもせず、「ピピー、ピピー、ピピー」とPanasonicの他の炊飯器と同じ音が鳴るだけ。ここは好みもあるでしょうが、IoT家電ならもうちょっとなんかあっても良かったんじゃないかなという気も。

面白かったのは炊飯設定で量をかえると炊飯完了予測時刻が見られること。なんとなく1合と2合で倍までは違わないにしても多いとそれだけ時間かかるイメージがあって、今まで急ぐ時は1合にしたりしてたんですが、以外と変わらないということがわかりました。例えば1合で58分が2合で60分という具合で誤差レベルなんですね。

炊けた!

実食。

我が家のメイン炊飯器は同じPanasonicで圧力IHの2014年か16年くらいのフラッグシップモデルです。お米の品種別メニューもあり、古いとは言えそれなりに美味しく炊けるものだと思います。それとの比較でいうと、やはり今一歩(Panasonicが得意とする)甘みがやや負ける気がします。でもまぁ普段保温したご飯を食べることもなんだかんだ多く、炊きたて補正付きで食べれば全然美味しく炊けてる印象。触感が飲食店とかの↓こういう業務用の大きな電気炊飯器で炊くようなご飯に近い気がしました。粘りが少なめなのかな?

カレーとかには良さそう(カレー用の炊飯メニューは別にあるんですが)。

まとめ

同居人に「いらん、邪魔」と言われるのは目に見えてたのでこっそり注文して当日お披露目しましたが、まぁ一応食べてくれました。でも潔癖なので当日水替えしてないと絶対食べてくれなそうで、必要になる時に前もって水替えできるかが勝負になってく気がします。もしくは(基本的に朝は食べるタイミングが違うので)自分だけ0.5合だけ炊くとかですかね。実際どういう場面でどれだけ使うかは未知数です。保温機能もないのでうっかり炊きすぎたり、食べるつもりで炊いたけど予定がかわったりした時もどうなるやらです。そもそも炊き上がって何分くらいで食べられないくらい温度が下がるのかも気になりますね。30分は無理かなぁ。

など実用的な評価はもう少し使わないと定まってこないですが、とりあえずIoT家電コレクションがまたひとつ増えた喜びは噛みしめています。