PSP-N270がいいかもって話

PSPgo用周辺機器として12月に発売予定のBluetoothレシーバーPSP-N270を予約してみました。出た時はわざわざ(高そうなイメージの)純正オプションなんて、と思って目もくれてなかったんですが、よくよく調べてみると、

  • 15gとなかなか軽い
  • miniUSB充電ができる
  • 8デバイスとペアリングできる!
  • それでいて4,000円台前半とお値打ち

といった特徴を持っています。うっかり充電切らしがちなレシーバーなので、特殊なケーブルやACアダプタを使わずに充電できるのは大きい。また8デバイスとペアリングできれば、iPhone、VAIO、PSPgoあたりで使ってもまだ十分余裕がある感じ。個々の特徴を備えた選択肢は探せば割とあるんですが、全部入りでそこそこデザインも良いというのは美味しいです。胸ポケット派のσ(^^)的には、背面にクリップがつくのかどうかが気になる点ではありますが、ググっても判明せず。まぁ、この値段なんで最悪両面テープ的な何かで乱暴に後付けしちゃうのもありかな。

最大の欠点は発売日まで二ヶ月近くもあること!

それはそうと、iPhoneでのiPod操作に対応したレシーバーが出ませんねぇ。せめてApple自身で出さないものかと。MagicMouseみたいにつるすべな感じで。

Planetarian “読”了

せっかく買ったPSPgoで、なにかゲームをDL購入してみようと物色してたら、イベント限定だったKeyの「Plnetarian」が配信されていたので買ってみました。

実はWindows版も随分前に買ってあったんですが、積んだまま行方不明だったので。PC版気合い入れてやるほどの時間もとれなくて、って作品はPSPで移動中や布団の中でちょっと眠れない時なんかに消化できるとホント助かります(布団でやると余計に眠れなくなる訳ですが…)。プロトタイプさんにはこれからも良作をどんどん移植していただきたく。あと、ネット配信も積極的にお願いいたしたく。

ボリュームはお値段なりで、割とすんなり終わりました。分岐も無し。感覚としては薄めの文庫本1冊くらい?「え?こんな終わり方?実は二週目プレイすると展開かわったり?」と思ったんですが、一発でCGが100%になったのでそれもナサゲ。でもKeyらしい切ない泣けるお話でした。童話ちっくで小中学生の夏休みの課題図書にでもしたいようなw。Key入門としてもお手頃?途切れ途切れだったのでわかりませんが、一気に読めば2時間はかかってないんじゃないかと。

とりあえずσ(^^)の買ったWindows通常版にはスピンアウト小説が同梱されてなさげなので、後に発売になった書籍版と、あとサントラも速攻注文してみました。ドラマCDなんてのもあるみたいですが、小説ベースみたいなので読んでから考えます。

■ユーザビリティ

↓ボタンでも○ボタンでも読み進められるのはGood。PSPgoは軽くて片手持ちもしやすいので、どちらかの手だけで読み進められるのは必須と言えましょう。さらに欲を言えば、今後の作品ではRボタンでも読み進められると、スライド閉じた状態で読めてなお良しです。

またクリア後はチャプター一覧から好きなところへジャンプできてナイスです。頑張ってセーブデータ蓄積しなくても名場面に一発アクセスできます。

UMB版の名残で「インストール」なんてメニューがありますが、やるとどうなるんだろw。

■PSPgo追加レビュー

ついでにここに書いてしまいますが、前のエントリで「文字がぼける」と書きましたが、ゲーム中のテキストではそんな感じはしなかったです。XMBのとこだけですね。なんなんだろ。

ともあれ、こうした適切なコンテンツが提供される限りにおいては、“読書”&ノベルゲー端末としてもなかなかのものです。DSと違ってフォントも十分綺麗で読みやすいですし。「智代アフター」もネット配信しないかなぁ。

あと、PSPgoだからなのかファームウェア6.xだからなのか、ゲームがハイバネーションできるようになってますね。つまり、ゲームのセーブポイント以外のところでもOS側が状態を保存してXMBに戻れます。保存できるのは1ステートだけなので、複数のゲームや複数の状態を保存することはできないですが、少し間があくのでPSPのスリープじゃ電池切れが心配な場合や、「あぁ、Bluetooth切り忘れてる!けどセーブできないからXMBに戻れない!」なんて時に重宝しそうです。

2chに見るPSPgo叩きの概要と私見

2ch見てて、PSPgoのここがダメっていう指摘で一理あるというものをまとめてみます。

  1. 飽きたものや激しくガッカリな出来だったものを中古で売れない
  2. 旧作になっても値崩れしない
  3. 初回限定版などの特典付きを買えない
  4. 友達と貸し借りできない
  5. これらのデメリットに納得できるだけの(ストリートプライスとの)価格差がつけられていない

といった辺りかと。

σ(^^)はやらなくなったとは言え、面白かったと感じたものは手元に残しておきたいクチで、そういう意味ではパッケージが場所をとらないDL販売はむしろ好都合な訳ですが、確かに買って見て大外れだったようなのは叩き売って少しでも回収したいとは思いますね。つまりDL販売では評判を見ずに新作を買うのはリスクが高いことになります。

まぁ、1.と4.は権利者側からしてみればやって欲しくないことなので、ここは平行線でしょうね。

2.は、基本気になったタイトルは発売日にさくっと買ってしまうσ(^^)はあまり気にしないかなぁ。ただ、旧作のBest Price版は積極的にDL展開してほしいと思います。Best版出しても売れるか微妙なタイトルでもDL版なら割と安価に出せるはずなんじゃないですかね?(Playstation Storeの中間搾取がどれくらいか知りませんが)。

3.は今日読んで気付きましたが、これが個人的には一番イタイ(^^;)。これは確かに問題だ!まぁ、従来PSPがあるからいいんですが。

■なぜゲーム会社はDL配信に乗り気でないのか?

DVD-Videoと一緒で、UMD販売は事実上コピー手法が確立してしまっているので、ゲーム会社からすればより著作権保護が進んだ(と現時点では思われる)DL配信の方が好都合なんじゃないかと思うんですが、あまり配信タイトルが増えない理由はなんなんでしょうね?最初だから様子見?でも別にPSPのDL販売は今に始まったことではないですよね。まぁ、goが発売になったことで加速することを期待しましょう。

上に書いた初回版商法が使えないから?AppStoreみたいに最初の何千本だけ割引価格で売って口コミ拡販を狙う、なんて手法もアリな気がしますが。

実は流通マージンが浮く分と同じくらいPlayStation Storeが搾取してるとか?でもハズした時に在庫抱えたり、逆に予想外に売れて品切れで機会損失になったりというリスクは負わなくて済むはずですよね。実際、配信するコストとパッケージで売るコストってどれくらい違うんだろ?こんどゲーム会社の友人にこっそり聞いてみよっと。

あとあるとしたら、ゲーム会社は乗り気なんだけど、AppStoreと一緒で手続きが煩雑で待ち行列がスゴいとか?うーん、さすがにそれはないかw。

CFWでISO吸い出されてP2Pで流されるよりも、PlayStation Network IDの貸し借りで友達5人で共有されてしまうカジュアルコピーを恐れている?それもないよなぁ。

■売りたくないのは小売り店?

店頭ではそれなりに目立つところでPRされてる感じですが、本心からいったらDL販売が主流になったら自分達がスルーされて商売あがったりになる訳で、小売り店は積極的にDL販売を流行らせたいとは思わないんでしょうね。Kindleを書店で売るようなもんです。ハードとアクセサリの販売なんて頻度からしたらあまりうま味なさそうですし。もともとゲームハードはマージン少ないみたいですし(ポイント還元率なども低い)。そして新作タイトルばかりかマージンの大きい中古ソフト売買まで封じられる訳ですから、小売店からしたらうま味は全くない。「全然売れてません」ってムードを醸してるのは小売店の陰謀や願望を反映してのことだったりして。少なくとも「PSPgo売れてますか?」って聞かれて「いや、もう売れて売れて。これからはソフトもネット販売の時代ですね!」って言える店はないだろうとw。

■とりあえず望むこと

店頭価格との価格差はなるべくつけて下さいってのはもちろんなんですが、とりあえずなんとかしてほしいのは、新タイトルをDL販売するのかどうかを早めに告知してくれってことですね。でないと店頭で予約するべきかどうかの判断ができない。パッケージ発売日にポンとPlayStation Storeにも出現、「なんだよ今日買ってきちゃったよ!」なんてことだと永久に利用機会ナサゲ。一応、こちらに新作情報は出てるみたいですが、未来の情報がないのは本当に配信予定がないせいなのかどうなのかw。せめてRSSくらい配信せぇよと言いたい。

キャンセルしたはずのPSP goが届く

だいぶ前にAmazonで予約しつつも、やっぱUMD変換サービスもポシャったし、WALKMAN買うし、とキャンセルしたんですけどね。でも届いちゃったんですよ。ヨドバシから(笑)。

どうも予約受付が早かったヨドバシに脊髄反射的に予約してたらしいのをコロっと忘れてました(^^;)。まぁ、届いちゃったものはいいかってことで使ってみることにしてみました。

「PSP-3000なら16,800だぜ?」とか「3,000円足したらPS3買えるよ?」とかいうのは、既にどっちも持ってるからどうでも良くて、もともと買おうと思った動機は、

  • Bluetoothヘッドフォンが使える動画プレーヤー
  • PSP-3000の縞液晶から改善されてる期待
  • PSPはなるべく初期バージョンを押さえておくのが基本w

といった辺りでした。最近、SD画質のものはiPhone/PSPでも見られる720×480のAVCエンコに切り替えたので、電車などで消費するのにあってもいいかなと。ファームウェアについてはPSP-3000以降あまり期待はできない現状ですし、いきなりPlaystaion Storeが使えなくて最新ファームいれちゃってますが…

組み合わせBletoothヘッドフォンは物色中。てか、手持ちの再利用しろよ。>自分

■ハード面

まず液晶は良好です。メディアのレビュー記事にも書かれてましたが、白がものすごくニュートラルで綺麗な“白!”って感じで気持ちがよいです。縞も見えません。ただ、PSPより小さくなって解像度が高まった分、さぞ精細感があるだろうと期待してましたが、そこはイマイチかな。文字なんかがDot-by-Dotで出てないような微妙なボケを感じます。さすがに発色の綺麗さと解像度感で言えば先日買った有機ELのWALKMAN A840には負けますが、動画を楽しむにはある程度大きさも必要ですし、使い分けることになりそうです。あっちは再生条件厳しい感じですし。

従来のPSPと比べて不便になったのは、接続端子が独自コネクタになったこと。USB、AV出力、電源とを兼ねたもので、WALKMANのものより一回り大きいです。最近、WALKMANのUSBケーブルも増えただけにダブルでウザいです。前のようにUSB miniBでつなげられれば、出先や実家でちょっとコンテンツ追加したいなんて時にも便利だったのに。せめてWALKMANと共通だったら良かったんですけどね。WALKMANの方はサードパーティの巻き取り式ケーブルを買い足しましたが、コレ用も発売待ちですね。バッグに巻き取りUSBケーブルがガチャガチャ増えていく…

またACアダプタも5V/1.5Aのやや大ぶりなものが付属しているんですが、困ったことにUSBケーブルを挿して使うタイプのクセに、付属ケーブル以外が使えないよう突起でブロックしてあります。つまり、この充電器にiPodやWALKMANなどのUSBケーブルをつないで充電に利用することができません。ちょっと感じ悪いですね。逆に、iPhone付属のものや市販のものは良いものでも1.0A程度なのでちょっと不安です。使いながら充電とかしなければ平気かなぁ。ともあれ、USBケーブルばかりか充電器まで専用品になってしまっていて、我が家のシンク&充電コーナーのカオスっぷりに拍車がかかります。

ボタン類の操作感は上々だと思います。格闘モノなどものすごくハードにボタンを使うゲーム以外ではさほどやりづらさを感じないんじゃないでしょうか。ただ、両サイドが(従来機に比べて相対的に)やや鋭利な形状をしているので長時間プレイしていると手のひらに食い込んで痛みを感じることがあります。特に寝転がって体重がかかるような姿勢で使ってる場合などは。まぁ、これは従来機でも皆無だった訳ではないので、そこまで長時間連続して遊ぶなってことでしょう。痛み感じたら素直に休憩しろとw。

あと音量ボタンがスライド部分の裏っかわにあるのはゲーム時には使いづらいですね。かといってスライド閉じた状態で使える位置に出てないと動画&音楽プレーヤーとして使うには困るでしょうしから、まぁ仕方ないのかな。

■ソフト&サービス面

基本的なUIは従来PSPと同じ。違うのはXMB状態でスライドを閉じるとアナログ時計が表示される点、スリープ状態からスライドを開けるとレジュームする点くらいでしょうか。

ゲームのダウンロードに関しては結構時間がかかるので、PCに専用ソフトMediaGoをインストールしてそちらで落とした方が安定しそうな気がしますが、残念ながらダウンロード時にPSPをつないで直接保存しかできないっぽいです。だったらPSPに充電器つないでDLさせた方が無駄がないのかも知れません。

ちなみに、購入したソフトは5台のハードに入れて使えるっぽいです。肝心のラインナップはまだまだ少ないですが、目的のタイトルが提供されてるならUMD版を買う理由はないかなという印象。もともとCFWにこだわる理由は(自分が買ったタイトルの)ISO化だけだったので、最初からフラッシュメモリでプレイできるならいいかと。欲を言えば、PC上のMediaGoにバックアップできて、消したタイトルを再導入する時はサーバーから再ダウンロードしないで済めばいいかなと。←できるっぽい。でもまぁ、16GBあってさらにメモステも使えるのであればそもそも全部入れっぱなしで困ることはナサゲ(メモステにゲームタイトルを保存できるか不明ですが、動画をそっちに追い出せば本体だけでも相当数のタイトルが入るでしょう)。

嬉しかったのはPrototypeから「Planetarian」が配信されていた点(もちろん買いました)。まぁ、これはもともと市販されてなかったタイトルだからってのもありますが、他のKey移植作品の販売も期待できるかなぁとか。買ったまま放置してある「智代アフター」とかも配信はじまったら買ってしまいそうw。少なくとも今後のタイトルに関しては両面販売を期待したいですね。

■BDZ-X90だとおでかけ転送で内蔵フラッシュメモリが使えないorz

いま気付いたんですが、我が家のBDレコーダー、X90からのおでかけ転送はファームアップデートで対応予定ってことになってるんですが、そうなったとしてもせっかく16GBもある内蔵メモリは使えず、メモステ専用になるとのことorz。やっぱ買わないとダメかぁ。

iTunesメインでWALKMAN (x-アプリ)を使うには

WALKMAN A845の音質が良いといっても、まだまだiPhoneや車で使うiPod nanoもあり、iTunesメインのライブラリ管理になるのは変わりません。

最初はD&D対応なので、iTunesのプレイリストからマスストレージでマウントしたWALKMANにドロップして登録すりゃいいやくらいの気持ちでいました。以前買ったWALKMAN W202と違ってフォルダ階層をGUIで選べるので、擬似的にプレイリストとして使えるだろうと。しかしやってみるとこれが以外に不便。BACKボタンで戻ったりするとフォルダ別ではなくアルバム別ツリーになったりして、いつのまにかリピートでも同じ曲ばかり再生されるようになったり。また、この方法では、同じ曲が複数のプレイリストに入っていた場合、別フォルダに二重にコピーされることになります。

んで、今回の新機種と一緒に発表になった管理ツール、x-アプリでは、m3u形式のプレイリストをインポートできると聞きビビっと来ました。以前、TversityでiTunesのプレイリストの一部を流用するために利用した、iTunes Exportが使えるんではないかと。試した結果は良好。HDDにあった旧バージョンでは文字コードの関係でダメっぽかったですが、最新の1.6なら無問題。iTunes Exportでm3uに書き出した時も、それをx-アプリにインポートした時も、ファイルパスがやりとりされるだけで、楽曲ファイル自体はコピーされてない様子で、無駄にHDDを占有することもありません。iTunes上でプレイリストを更新した場合も、いちどx-アプリ上からプレイリストを消してインポートしなおすだけ。実ファイルのコピーは発生しないので、比較的短時間で更新が終わります。

当初まったく入れる気のなかったx-アプリですが、かなり重宝しそうです。