結構遊べるフレッツフォンVP1000

 ひかり電話を導入する動機のひとつになったのが、フレッツフォンでFOMAとの通話が可能になった点でした。前からフレッツフォンが欲しかったんですが、我が家のプロバイダでは050IP電話でのテレビ電話サービスは利用できず、かといってNTT東日本のフレッツ網内でのみ使えるIPv6ベースのサービスじゃかけられる相手がいないしで手を出せずにいたんです。そこへFOMAですよ。FOMAならきっと使い道があるに違いないと(ケータイ同士のテレビ電話も滅多に使わないクセに…)。

フレッツフォン VP1000

  で、フレッツフォンVP1000は普通に買うと6万するワケですが、ヤフオクで未使用新品を2万代でゲット。出品者も買ってはみたものの相手がいなくて手放すことにしたらしいw。

 さてそれが今日届きました。まずひかり電話対応のファームウェアにバージョンアップ。しかし詳しい操作方法がどこにも書いてなくて困った。どうもUPnPを使って自動認識するらしいが、これが上手くいかずに困った。

 まずRT-200KIが利用できる子機がアナログ2ポートを含め5台まで。既にソフトIPフォンを3台のマシンに入れて設定してあったのでこれがパンクしていた。使っていないアナログポート2を無効にすることで、IP子機を4台まで使用可能に。

 それでもつながらない。前のエントリに あるような変則的なつなぎ方が問題、というかVP1000の設定が融通聞かなさすぎ。結局、UPnPであれDHCPであれ手入力であれ、デフォルトゲートウェイとSIPサーバーが同じIPアドレスである必要があるらしく、デフォルトゲートウェイとしてRT-200KIのIPアドレスを指定したらアッサリひかり電話子機として認識。しかし、これではWebもメールもできない。まぁPOPしか対応してないメーラーは放置して、ブラウザにLAN内のプロキシを指定して回避。なんとか稼働状態にできました。

 さて、このVP1000ですが、中身はWindowsCE.NETが載ったVGAタッチパネル端末です。シェル操作や勝手アプリのインストールこそできないものの、思ったよりカスタマイズできました。まず待ち受け画面として、電話画面、指定URL、指定ビットマップを表示でき、写真のように宇宙艦隊記章を表示し、スタトレなテレビ電話にしてみたり。着信音もWAV(とWMA?)を好きに指定できるようになっていて、「24」のCTUな着信音にしてみました。ちなみにデータは側面にUSBポートがあって、USBフラッシュメモリで受け渡します。このUSBポートにキーボード、マウス、プリンタなんかもつなげられるらしい。 MP3も鳴らせるし、試してないけど、2MbpsのWMV9動画も再生できるとか。

  この電話機は非テレビ電話な相手とも普通にハンズフリー電話機として利用可能。タッチパネルだけに電話帳の操作性も上々。普通に電話機としても便利です。ハンズフリーの音質次第ってのもありますが(まだ試してない)。注意しなければならないのは、とりあえず無条件にテレビ電話発信し、相手が非対応だった場合に音声通話にフォールバックする仕様な点。うっかりFOMAな人にかけたらテレビ電話になっちゃいます。それと残念ながら、Vodafoneの3G端末とはテレビ電話できない模様。非対応だとエラーになりますな。

ひかり電話工事完了

 ひかり電話の工事が終わりました。

 ひかり電話はBフレッツのハイパーファミリーが必須とのことで、ついに切り替え。心配していた速度低下は見られず(向上もせず)でした。フレッツスクウェアの速度測定で最高88Mbpsってとこですね。とりあえず落ち込まなくて一安心。

 さて、前のエントリでひかり電話用ルーター(RT-200KI)を自身のハブを使って分岐したと書いたんですが、RT-200KIのLAN側にSIPフォンをぶら下げて遊べそうなので、LAN側を自宅LANに接続することにしました。そこで単体のハブを調達し、結局下の図のように配線しました。

配線図

 どうやらRT-200KIの内蔵ハブはあまり質がよろしくなかったようで、Planexの5ポートスイッチにかえたら、以前見られた速度低下は皆無になりました。ワイヤースピードが出ているようです。

 次にBroadBand Watchの清水さんの記事を参考に、X-Liteを導入。あっさり通話に成功。WindowsでもMaxOSXでも自宅の045-番号で発着信できています。これでSkype用にMac miniにリンクしてあるBluetoothのヘッドセットで自宅の電話も受けられるようになりました。すごい世の中だ。留守電とFAXの問題がなければアナログ電話を全廃できそう。

 つーか、VPNと組み合わせたら外出先からでも自宅番号で受発信できちゃったりして?アリバイ作り(なんの?)に使えそう。今度オフィスか実家から試してみよっと。

 ちなみにひかり電話では時報に発信できないですね。IPネットワークの遅延があるからアテにすんな、ってことですかね。まぁ、NTPがあるので自宅のPCを信用して、時報にかけるなんてこともめっきり減ったからいいんですが。あとは0570-にかけることがどれくらいあるか…

結局、Xbox360ゲット

 昨日、忘年会で某家に集う会があったので、みんなで遊んだら面白かろうと、つい買ってしまいました。しかも、目的のDOA4はまだ出ていないので、予定外のリッジレーサー6まで(^^;)。あー、予定外出費が続くなぁ。

 で、感想ですが、

 とにかくファンが五月蝿いっ!

 ゲームが終わってローディング中など静かな場面になると途端に耳に入ります。あんなバカでかいACアダプタを外に出してもまだコレとは…

 まぁ、ハイデフは綺麗ですね。 でも新ハードが出るたびにリッジをやってるとその辺は麻痺しますね。「あぁ、また一段と綺麗だね」の延長線上って感じで。なんかあんまりやり込む気がしなくて、そのまま某家に置いてきてしまった(^^;)。まぁ、DOA4発売日までには回収しますが。


ひかり電話ルーター設置

 明後日月曜日のひかり電話工事に先駆け、専用ルーター(RT-200KI)が届いたので、開梱し設置してみる。

 我が家はルーターとしてMN8300を用いたGapNAT環境なので、素直にNTTから指定されたRT-200KIにリプレースするワケにも行かず試行錯誤。ただRT-200KIも起動時に電話設定をよみにネットに接続するので、ルーターを介さない場所にぶら下げる必要があります。ただし起動時のみで、常時セッションを占有する、ということはありません。

 そこで2ちゃんねるなどを参考に2タイプの接続方法をテストし、フレッツスクウェアの速度測定で比較してみました。

接続方法 説明 速度
MN8300のみ 従来の接続方法。統制群。 約82Mbps
RT-200KIブリッジ RT-200KIのブリッジモードを使い、その下のMN8300でPPPoEする。 約65Mbps
Hub分岐 ONUをRT-200KIのLAN側Hubに接続。更にHubの他のポートをMN8300とRT-200KI自身のWANポートを接続。つまりRT-200KIの内蔵HubでONUからの線を分岐した格好。 約75Mbps

 結果としてはHub分岐を使う方が速度低下が少ないということに(そりゃそうか)。でもHubがワイヤースピードでないってのもなぁ。安いハブでも探して来ようかな?しかもダムハブの方がいいのかな?

 いずれにせよ、工事時にはBフレッツ自体がニューファミリー(なんちゃってベーシックではなく、すでに共有型)からハイパーファミリーに切り替わるので、そこでもパフォーマンスに変化があるのかな?

 ただ、フレッツスクウェアでこれだけ差がでても、インターネットでは実質あまり変わらないんじゃないかなという気もしたりして。