初Chromebook! 3万円で買えるLenovo IdeaPad Duetファーストインプレ

現在、学校教育系の案件に携わっている絡みで、現在シェアを広げつつあるChromebookを教養として使っておきたいなと考えました。ChromebookはGoogleが開発しているノートPC型端末用のOSで、ベースはAndroidで、元々は文字通りChromeブラウザがベースでGmailやマップ、カレンダーなどGoogleサービスを利用することに特化したシンクライアント端末という趣でした。OfficeアプリもChromeのDocやSpreadsheetを使う感じ。なんでもWebサービスとして提供しているGoogleの強みを生かしたようなOSですね。Windowsの入ったノートPCよりも性能が低くても動くので、いわゆるネットブックと言われていたような最低ハードスペックの小型で安価なハードに搭載された例が多いです。Googleアカウントでログインすれば自動でパーソナライズされるので、職場や学校での一斉配布端末としてとても管理がしやすいのでしょう。そして最近はGoogle Playアプリも入っていてAndroidアプリをインストールすることもできるようになりました(ただし一部動かないものや配布元が除外しているものもあり、100%ではありません)。なのでタッチパネルを使えば準Androidタブレット的な使い方もできるわけです(厳密な違いは後述)。2-in-1やキーボードが外れるモデルならなおさらです。またさらにβ版扱いながらLinuxもインストールしてターミナルはもちろん、Visual Studio CodeのようなGUIアプリも実行可能です。これもマニア心をくすぐるポイントですね。

■防水とは言ってないタフネスモデル達

また教育市場にするにあたり、MIL-SPECのようなタフネス仕様を謳うものが比較的多く、キーボードが防滴でコップの水をバシャっとこぼしても裏面の穴から排水してダメージを抑えるものもあります(執筆時点でAcerとASUSの一部モデル)。ただ本体部分を防水と明確に謳っているものは見当たりませんでした。風呂でキーボード打てる端末があるとちょっと便利かなと思ったんですが、、MIL-SPECでキーボード防滴なものでも本体の防水は保証していないので注意が必要です。Amazonとかだと商品名にしれっと「防滴」と書いてあったりしますが、公式ページをしっかり読むとそんな感じです。MIL-SPECには高湿度環境への耐性なども含まれているので、保証まではなくてもほぼほぼ問題なく、濡れた手でキーボード打っても平気なら安いし買っちゃおうかなー、とか思ったんですが、店頭でそれらのモデルをみたところ、底面には普通に通風スリットがあいていてめっちゃ浸水しそうだったので断念しました。スマホ/タブレット用低消費電力SoCを使っているので発熱も少なく密閉度も高いかなと期待したんですが無理でしたw。ポートをキャップで塞げばいいという次元ではなかった…

ちなみにASUSモデルには「あんしん保証」というシステムがあり、1年間は水没含め原因を問わず初回修理が20%負担で済むことになっています。追加料金14,800円を払えば3年間負担0%に拡大することもできます。これをアテにするのもアリかなとは思いました(笑)。

■Lenovo IdeaPad Duetを購入

防水を諦めるとすると選択肢が広がります。ArmやCeleronなど低性能ハードでも快適に使えるというのが売りのChromebookですが最近はCore iシリーズと搭載した高級機も増えて来ました。Androidアプリもネイティブで実行するならサクサク動くヤツがいいなーとも思ったんですが、同月にiPad Proやminiの噂もあったので、とりあえず「Chromebookを体験する」という初志に戻って今回はコスパ重視のチョイスとしました。定期的にお値打ちセールをやって話題になるLenovoのIdeaPad Duetです。

またより高性能なASUSやAcerのモデルはキーボードがヘコヘコしていて値段なりの価値を感じにくかったのもあります。逆に、Surfaceのようなカバー兼用キーボードである本機はデスクにペタっとしている分、意外としっかりして好印象だったのもプラスでした。ただしレイアウトはこれまたSurface GoのようにQの段とAの段のズレが一般的なQWERTYキーボードよりも大きい変則配置なので違和感というか地味なミスタイプが増える可能性はあります。液晶解像度もそれらの12インチ級モデルが1366×912とHD+(720pに毛が生えた程度)なのに対し、本機は10インチながら1920×1200とフルHD+なのも高解像度厨としては見逃せません(低プロセッサに高解像度だと処理速度が不安要因ですが)。

注意すべきはストレージのeMMC容量が店頭モデルが128GBなのに対してAmazonモデルは64GBのことがある点。価格が安いからととびつくと失敗するかも知れません(後からの増設は不可)。ただし本記事執筆時点のセールではAmazonのものも128GBとなっているようです。しかもクーポン適用で2万円台で購入できる!2021年4月4日までと書いてあります。それまでにこの記事を読まれた方は是非ご検討してみては。

■ハード周り

サイズ的にはSurface GO/2が競合になる感じ。あっちが背面のキックスタンドが本体と一体化していて、キーボードカバーのみ脱着可能なのに対し、こちらは背面キックスタンドもカバーになっており、脱着可能になります。iPadのSmart Forio Keyboardのキーボードと背面が分離できる版といってもいいかも知れない。ともあれキーボード、本体、背面カバー+キックスタンドの3枚下ろしになります。3枚合わせた厚みはSurface Goよりもありますが、本体だけにした時はSurface Goよりも薄いという位置づけ。室内でタブレットとして使う時は有利、という感じでしょうか。

液晶解像度はWindowsやMacのようにスケーリング指定が可能で、10インチを1920×1200で使うとさすがに文字が小さすぎて実用になりませんが、少し倍率を上げることでRetina解像度的に使うことができます。実際デフォルトが「100%」となっており1080×675と表示されている状態です。さすがにそれではもったいない気がして、一段下げて90%=1200×750で今のところ使っています。かなり細かく選択できるので、視力に合わせて選択すると良いでしょう。明るさ、発色は充分。動画も綺麗に再生できます。微妙に色味が緑がかってる印象でしたが、夜間モードを有効にすると色温度調整バーが出現し、それで好みの感じに調整できました。スケジュールを指定しなければ常時夜間モードで使えます。

キーボードは前述の通り、打鍵感は悪くないしキーピッチもリターンキーなど一部特殊キーを除けばそこそこ確保されているんですが、Qの段とAの段のズレが標準的ではないので、若干右手が攣るというか無理してるなって感があります。デスクトップ機なみのタイピングスピードが出てる気はしないです。「A」キーの左はCAPSロックではなく、虫メガネアイコンになっていて、いわゆる押すと検索バーが開きます。Windowsでいうスタートボタンみたいな位置づけです。幸い設定でCtrlキーにアサインを変更できます。せっかくLinuxも動いてそういう使い方をするならばスワップは必須ですよね。Windowsと違ってOSレベル、GUIで簡単に入れ替えできるのは高評価。本機は日本語キーボードなのでスペースの両側に「英数」と「かな」キーがあり、これでIMEのON/OFFができます。Macぽい挙動。最近はWindowsでもこのアサインで使っているので違和感なし。F7を使わないでCtrl + Iでカタカナ変換などもできます。

ポートは充電も兼ねたUSB-Cポートが1つのみ。付属充電器は5V/2AなのでPDには対応してなさげ。付属ACアダプタは開封せず、自宅に既設の充電器を使っておこうと思います。出張などにも余計な荷物をもっていかなくて済みそう。

その他、ハードボタンは音量Up/Downと電源(スリープ)。注意しなければならないのはAndroid用の電子書籍アプリを入れた場合、ページめくりキーとしては使えないらしいという点。Androidタブレットとしてそういう使い方も想定する人は気をつけてください。

各種競合製品との比較写真もふんだんに載っているので、検討している方にはオススメの記事です。

■ChromeOS所感

Androidアプリが動くといっても、完全にAndroidタブレットと同等なことができるわけではありません。気付いた範囲でまとめてみます。

・Androidのようにできないこと

ホーム画面(ランチャー)アプリの置き換えができません。正確にはできなくはないですがやや不安定です。例えば壁紙が指定できず真っ黒になります。おそらく音量Up/Downが使えないのと一緒でAPIがAndroidと異なるのでしょう。Android用として作られたホーム画面アプリ(Microsoft LauncherやNOVAランチャー)から壁紙指定してもロック画面はかわるもののホーム画面は真っ黒です。またChromebook標準設定画面から指定した壁紙も見えないです。同様にウィジェットも置けませんし、ブラウザからショートカットをホーム画面に保存するのもダメそう。そもそも「ホーム」ボタンに相当するものがないので、どんな状態からでも一発でホームに戻るということもできない気がします。

ではアプリランチャーはどこにあるかというと、「検索」キーで検索ウインドウを開き、さらに「△」ボタンでウインドウを展開した中にアイコンがズラーっと並びます。もしくは検索欄にアプリ名を入れて探して選択することもできます。最近使ったアプリだけは一段階目の検索ウインドウに残っている、という感じ。あとは「シェルフ」と呼ぶいわゆるタスクバー上に固定する位。慣れればどうということはないですが、iPadOSやAndroidのようにホーム画面にアプリがズラっと並ぶ感じは(少なくとも標準状態では)できません。壁紙が真っ黒など若干の違和感を許容すれば、ランチャーアプリが使えなくはないというところです。

この辺りのアプリをまたく挙動が通常のAndroidと異なり「Androidアプリが動く」イコール「Android端末である」ではないということだと理解しておく必要があります。

Androidアプリも起動しないものがたまにあります。確認した中では、「うたわれるもの ロストフラグ」は起動してもすぐ落ちてダメ。Steam Linkもエラーが出て使えませんでした。Chromebookなせいかどうかは定かではないですが。またZoomのようにPlay Storeで開こうとしても対応機種でないと言われてしまうものもあります。どうしても使いたいアプリがある場合は事前の情報収集が必要でしょう。

2021.03.08追記:Steam Link、再インストールしたら動きました。ただランチャーというかビックピクチャーモードが真っ黒になったりややあやしいかも。真っ黒状態でも操作は伝達されていて、ゲームが起動した後は普通に見える、という状態。ネットワーク切断みたなアイコンが点滅してるので、解像度を下げたりすればいいのかなぁ。もう少し試行錯誤が必要です。

標準ブラウザの変更も一応できます。私はEdgeにしています。FireFoxも動きました。ただシェルフ(タスクバー)にショートカットがおけるのはChromeのみのようです。またシェルフからChromeアイコンを消すこともできなそう。

・Androidではできないこと

ひとつはマルチウインドウで複数アプリを並べて並行作業ができる点。最近のタブレットOSでも画面分割的なことはできますが、レイアウトの自由度は制限があります。ChromeOSだとその辺りはデスクトップOS並に自由に配置できます。ただまぁハードは非力なので、そういくつものアプリを同時に開いてサクサク切り替えとはいかないかなという感じ。この辺り、Core iシリーズを搭載した機種なら違ってくるかもですが、そこまでするなら最初からWindows機でいいじゃんという気もします。多くのAndroidアプリはスマホ想定の縦長画面に対応しており、画面幅を狭めるとスマホレイアウトになって、例えばブラウザの横にMessengerみたいなレイアウトは馴染みやすい気がします。

またこれは人を選ぶ特徴ですがLinuxが動く点。設定アプリからGUIでオンにするだけです。マルチタブのターミナルアプリも入ります。SSHなどで他サーバーなどのメンテをしたり、Debian系なのでaptでアプリを追加したりもできます。ただし自分の端末のSoC(ArmだったりIntelだったり)は意識しておかないと動かないパッケージもあったりします。例えばVisual Studio Codeの場合、ダウンロードページで大きな.debリンクボタンからダウンロードしたパッケージだとインストールできませんでした。下の小さな「Arm 64」ボタンでから落とす必要がありました。日本語環境もChromeOS標準のIMEは使えないので別途Linux上でインストールの必要があります。これらの手順はググってできるだけ最近の記事を参照するのがオススメです。ChromeOSのバージョンで変わってくると思うので。

とりあえず執筆時点ではこちらの通りにやったらできました。

一応起動すれば普通にVSCodeです。ちょっと感動。ファイルはOneDriveなどを使って同期すれば良さそう。今のことこれさえあれば、サーバー上のPHPファイルをチェックアウトして、SFTPプラグインで上書き保存する度にアップロードするようにしてちょっとしたリモートコード編集くらいは充分できそうです。

■設定メモ

VSCode上でIME ON/OFFを「かな」「英数」キーで行うのが少し苦戦したのでメモしておきます。

IME関係の設定はfcitxとmozcで別個にあります。それぞれ、

とすることでGUIが開きます。UIが日本語にならない時は、

しておきます。私のところでは毎回必要だったので.bachrcに書き加えておきました。

で、どちらにもIMEのON/OFFっぽい設定があるんですが、最適化どうかはともかく、以下の感じで設定しました。なお、「かな」「英数」ボタンはIMEのON/OFFにのみ使い、変換操作には用いない想定です。

  1. fcitx側で「かな」、「英数」ボタンでON/OFF設定をする
  2. mozc側で「かな」、「英数」ボタンへのアサインを削除する

まずfcix-configtoolを開きまず(既にMozcの登録などは済んでいる前提です)。「全体の設定」タブへ行き、「Show Advanced Options」をチェックすると出現する「入力メソッドをオンに」「(同)オフに」をそれぞれ指定します。左右に2つずつ欄があるのは複数キーを指定できるというだけなので、片側だけ指定すればOKです。設定が完了したらオンに「Henkanmode」、オフに「Muhenkan」が出ているはずです。

次にmozcの設定を開き、「一般」タブで「キー設定の選択」を「カスタム」にして「編集」を開きます。紛らわしいですが”Henkan”が「かな」キーを指すようなので、”Muhenkan”が「英数」キーを意味します(”Kana””Eisu”ではない)。「入力キー」列でソートし、HenkanとMuhenkanの行を全て削除します。

OSを再起動して設定内容が再現されていればOKです。

 

 

 

油ナシでもトゥルントゥルンなフライパン Flavor Stoneフライパン(ソテーパン)

フライパンを買い換えました。

直前まで使っていたのはセブンのPBブランドのもので、当時みた比較記事でコーティングの摩耗テストなどで好スコアだったもの。しかし取っ手が外せるモデルにしたのが失敗で、固定の強度がいまひとつで炒めものなどで振る時にグラついて不満でした。コーティングや熱の通りなどは概ね満足してたんですが。

で、たまたま立ち寄った212 KITCHEN STORE店頭で同居人が見た目に一目惚れしたのがこちら。

最近ドリキン氏の動画で使ってるストーンぽい塗装のフライパンがすごく使いやすそうでちょっとフライパン欲が高まっていた私と利害が一致して購入に至りました。あと、使ってたフタが壊れてたので、こちらのセットモデルがちょうど良かろうということも。

数日使ってみての感想ですが、当たり前ですがすごく振りやすい。そしてコーティングがトゥルントゥルンに滑るので、サラダ油ひかなくても炒めものがよく回る。結果、振り調理がすごく捗る!Amazonの商品名では「フライパン」となっていますが、正確には「ソテーパン」で、まさにソテーが快適にできるわ!って感じ。こびりつきもないので洗うのも簡単。

まぁ今時新品のフライパンなんてこんなもんかも知れないですが、、

とりあえずコーティングを大事にしていきたいので、いつも使って直ぐ水でジュワっとやる同居人にはしないように厳命。まぁやると思うけど。数千円でこれならなら年イチで買い換えても良くね?との言。まぁ確かに。包丁は手入れして長く使うが、フライパンは消耗品と割切った方が幸せというのも一理ある。でも電動歯ブラシの替えブラシと一緒で、徐々にダメになってくので替え時が難しいんですよね。いっそ日付で機械的に買い換えるのもありかもは知れない。

なお、オススメのトングは同じ赤コーディネートでこれ。先端部ナイロンで雑にかき混ぜてもフライパンのコーティングを傷めないし、余計なパーツや機構がないのでカチャカチャいわない。オール樹脂のに比べるときちんと握力が出る。写真みたいなサイズの鶏肉もしっかり掴めるし、貼り付いたレンコン1枚1枚を剥がすくらいの精密操作もできて、菜箸より使いやすいです。

ついでですが、メニューは西友で売ってるミールキット。鶏肉以外の食材がカット済みでセットになってるので、鶏肉だけ用意すればあとは順番にフライパンにぶっこんで最後に付属のタレで味付けるだけ。簡単で美味しい。ただタレは全部使うと超絶しょっぱくなるので、1/3も使えば充分。どんだけ濃い味想定なんだよと。まぁ調整幅もたせて好きにさせるのは良いんだけど、説明書に「とりあえず半分で試して」とか書いといてほしかった。定価は500円弱なんでちょっと躊躇うけど、値引きになってたらほぼ確実に買ってます。

2021.5.1追記:

ふと気付くと写真の左側のような膨らみが何か所に出ているのを発見しました。てっきり油汚れがこびりついているのかと思いプラスチックのヘラでこそげてみたら、、、右のようにごそっと表面コーティングが剥げ落ちましたorz。まだ2ヶ月くらいなのに…

コーティングの浮き(左)とハゲ(右)

うーん、マニュアルで禁止されている

  • 強火
  • 熱いうちに水につけて洗う

などを同居人も含めて全くやらなかったかと言われると断言はできないかもですが、たった2ヶ月で剥げるとはショックです。こうなるともういつ料理に剥げたコーティングが混じるかわかったものではないので、ちょっと使うのを躊躇われますね。うーん、、

AMD 500系チップセットのUSB切断問題かな、これ? ASRock X570M Pro4

巷でAMD Ryzen向けの500系チップセットでUSBが切断されるという問題が話題になってますね。

これに該当するかわからないですが、ウチもいつのことからかやたらとWindowsのデバイス接続音と切断音が連続的に鳴り続ける現象が起きています。常時というわけでないものの、鳴り出すとしばらく止まらなくなります。具体的に何かのデバイスが切断されている様子はなく、音が煩わしい以外の実被害はない状態です。

デバイスマネージャーを見ると、音がする度にツリーがリフレッシュされるわけですが、「ネットワークアダプター」の項目が展開されます。綴じても次にピコンと鳴った折に再度展開されます。

つまりこの下のいずれかが新たに接続されたデバイスなのかな?とも思うのですが、無効化したりドライバーを削除してもかわらず。ネットワークが切れている様子もありません。またイベントビューワーに何か出てないかみようともしたんですがUSBデバイスのログを出す方法を見つけるも何もひっかからず。デバイスマネージャー全体のログを見る方法は発見できていない状態。うーむ、USB周りの問題じゃないのかなぁ。

USB系統の電源不足かとも思い、セルフパワーのハブを交換してみたけど変わらず。そもそもほとんどのUSBデバイスを抜いていても変わる様子がなく、USB以外の問題な気がしていました。ちなみに最も最近追加したデバイスはたぶんIntelのWi-Fi/Bluetooth5.0ボードのAX200だと思います。「ネットワークアダプター」下にもWi-FiとBluetooth PANデバイスとして存在しています。ただ一旦外してみるにはグラボの下のM.2スロットへのアクセスが面倒くさいし、以前使っていたUSBアダプタに戻したらBluetoothデバイスを全てペアリングし直したりという手間もあるので、テストするには至っていませんでした。

そこにこのニュース。AMDが原因解明してAGESAアップデートなどで改善してくれるかもと他力本願モードに入っています。

ちなみに現時点でredditなどでワークアラウンドとして提示している対策が、

  • PCIeの規格をGen4(AUTO)からGen3に変更する
  • Global C statesを無効にする

などで、どちらもUEFI(BIOS)設定画面から変更できます。ウチの場合、後者の方が効いてる気がします。前者だけだと改善無しでした。まだ1日程度なのでもう少し使ってみる必要がありますが、感覚的にはほぼ解消している感じです。PCIe Gen4デバイスとしてグラボとSSDがあるので、できればGen3制限はかけたくないところです。Global C Sateはたぶん省電力系の機能だと思うので、こちらを無効にすることで解決するならまだ精神的ダメージは少ないかなと。

しばらくすると忘れそうなので、とりあえずのメモ。

環境:

CPU: Ryzen 3 3900

マザー:ASRock X570M Pro4

メモリ:DDR4 2166定格

GPU: RTX3070

SSD:SAMSUNG 980PRO

 

MVNOにも値下げの波 LinksMateも新プランでかなりお得に

国の圧力で三大キャリアがお値打ちなプランを打ち出してきたため、MVNOは更なる低価格化へと追い立てられている感じですね。私がサブ回線などに使っているLinksMateも新プランを発表しました。

従来LinksMateの特徴として、複数SIMでパケットシェアが比較的自由にできるという点がありました。ウチはLTE対応Surfaceをはじめ端末が多いので、SIMいれっぱなしで同じ契約のパケットを共有できることには価値があります。1契約で5枚までのSIMを登録することができますが、ウチは4枚まで契約して、Surface Pro X、Surface Go2、姪二人のiPhone SEに4GBのプランでシェアしていました。5GBで少し余る月が多くて4GBに減らしたんですが、最近は子ども達がよく外出先で使うのかたまに月の後半で使い切ってしまうこともあり、もう一度増やそうかどうしようかという感じでした(一方、コロナ禍でSurface携えてノマドしにいくことはほとんどなくなってますが)。

 

一方、弱点というか悩ましい点としてSIMの追加と削除に3,300円(税込、以下同)の事務手数料がかかる点がありました。4枚のSIM全てを完全解約しようとしたらそれだけで13,200円です。SIMを必要以上に増やすのを躊躇われる障壁でした。

しかし大手キャリアの各種事務手数料撤廃を受けてか、ついにLinksMateでもこれらの手数料が撤廃されました。その代わりに追加時のSIM送料が1,100円(税別)はかかるようになったのと、最後の1枚を解約(プラン解約)では3,300円が発生します。それでもトータルでみればかなりの値引きです。他にも5G利用オプションなどかなりの手数料が無料化されます。また2枚目以降のSIM1枚毎にかかる追加SIM利用量もSMS付きデータSIMの場合で、330円から224円へと値下げ。いままで3枚追加して計4枚運用でしたが、計5枚に増やしてもまだ安くなります。そしてパケット料金も値段据え置きで容量が2倍、つまり半額となりました。もろもろ加味するとかなりお得です。大丈夫か?と心配になるほどです。パケット通信量に関してはMNO側へ支払うコストも下がってるのかも知れませんが、各種事務手数料の収入が減るのはMVNOにとっては痛手なんじゃないでしょうかね。

ともあれ、ユーザとしては最大限活用させてもらうべく、早速SIMを1枚追加しました。これでセルラーモデルながら普段SIMを入れてなかったiPad Proにも常時入れておけます。iPadは紛失時の追跡があるのでできれば入れておきたかったんですよね。ただこれで上限の5枚なので、楽天モバイルの1年無料が切れたら解約する予定のGalaxy Note 10+の分はも追加できず、結局どれかから抜き取ってGalaxyで使うことにはなろうかと。

またLinksMateは各種手数料が高い故にあまり無闇にはユーザが増えず、一定の回線品質を保っていたイメージがあります。手数料無料かと通信量値下げによってドワーっと人が増えて遅くならないといいな…

 

GoProをより使いやすくするアクセサリ

実際に購入して使っているアクセサリ商品を紹介します。

■ショート自撮り棒 Ulanzi MT-09

純正のShortyにかわるショートタイプの自撮り棒です。

Youtubeの比較動画でShortyよりも精度感がありカチャカチャ音がしないということだったのでチョイス。三脚部分のあわせの精度が高い感じ。グリップ部分にゴムシートみたいなのも貼ってあり滑り止め効果が期待できます。

手で握って手元の何かを映すにはコンパクトで不満なしだけど、足元を走る猫やフェレットを撮るのに使うにはちょっと短いくらいの感覚。コスパ高し。

■充電ホール付きバッテリーカバー Ulanzi G9-2

Go Pro Hero9の充電ポート(USB-C)はサイドカバーの内側にあります。キャップレス防水ではないんですね。水辺で使うには良いですが、普段使いとしては充電の度にカバーを開け閉めするのがやや面倒。そこで最初からUSBポート部分に穴があいている本製品があります。上記自撮り棒と同じUlanzi製。ここはGoProアクセサリを大量に発売していて、今のところハズレ無し。

もともとこのサイドカバーはメディアモジュラーを取り付ける時には外す部分なので、無理した改造ではなく、簡単にパチっと付け替えができます。なので、水辺に行ったり天候に不安がある時だけ純正カバーに簡単に戻せるので安心。

アルミ製とプラ製があり、私はへんにチープになってもイヤだなと思いアルミをチョイス。ただそこだけヒンヤリしてたり質感や色味が違って違和感っちゃ違和感。プラ製と比べてみないと優劣はわからないですが。

あとコネクタ部分が太いケーブルだと刺さらないことも。

■microSDXCカード SAMSUNG Evo Plus MB-MC128GA/APC

並行輸入品ですが128GBで2,000円ちょいと高コスパ。クラス10だし、GoProの公式サイトにも動作確認カードとして掲載されているので、お店さえ信用できるショップで本物が買えさえするなら無問題。私はjnhショップで買いました。過去にも何度か利用してますがノートラブルです。

■マウントベースセット(平面用&曲面用 各3個入り)

GoProマウントでとりつけられるベースマウント。クルマのダッシュボードに付けるように平面用がほしくて購入。たくさん入っているのでデスク周りにつけてWebカメラモードにしたりも良し。当面、曲面用は使い道ないけど、3つずつ入って999円なのでまぁいっかと。品質も特に問題なし。

■ネックマウントGLIDER Air GLD4737MJ53B

手ぶら撮影で目の前のものを撮りたくて購入。チェストマウントとかだと着脱が面倒くさそうで、使ってない聴診器のように首にはさんでぶら下げるタイプのネックマウントをチョイス。

他社競合品のレビューでマウント付近がポッキリ折れるというレビューが目立ったので、その辺りが太くて強度がありそうな本製品にしました。GLIDERというブランドはヨドバシなどの家電量販店でも取り扱いがあるようなので、一定の品質はもってそうなイメージ。

軽く運転や店内動画を撮ってみましたが、GoProの水平維持をオンにしてあればとても安定した録画ができます。ただ目線との落差はそれなりにあるので、目でみていたものが画角に収まっていないケースもそれなりに。近距離のものだと厳しいですね。広角設定にすればいいんですが、水平維持をオンにするには比較的画角が狭いリニアモードを選ぶ必要があって悩ましいです。最低でもGoProマウント部分の角度はしっかり確認した方がよさそう。当然胸の前に配置してしまうと液晶は見えないので、スマホのプレビューを使うしかないです。

■液晶保護フィルム PDA工房 GoPro HERO9 Black Crystal Shield 光沢

購入と同時に貼ってしまったので、これのせいかどうかはわからないですが、タッチパネルの感度に不満が出ています。製品情報にも、

※GoProシリーズはタッチパネルの感度が弱めなため、保護フィルムを貼ると操作性が悪くなる場合がございます。その場合、画面をタッチする反対の手で機器本体に触れた状態で操作をすると改善する場合がありますのでお試しください。(機器の個体差や操作する方の感じ方により異なる場合がございます)

と書いてるくらいなのでなんらか影響は出ているんでしょうが、試しに剥がして比べてみて結局同じだったらもったいないのでとりあえずそのまま画面して使っています。まぁ、こうやって不利な注意書きをきちんと書いてくれるPDA工房は流石の老舗という感じ。サイズ感や視認性などはバッチリです。

 

以上、初期段階で購入したアクセサリでした。

他に気になってるものとしては、以下。そのうち買ったら順次上にあげてレビューをしようと思います。

■三脚穴を追加するアダプタ

底部のGoProマウント部に三脚穴も入るようにする交換式のユニット。前後方向の首振りはできなくなりますが、よりコンパクトな手持ち体制を作ったり、既存の三脚や雲台に装着するのに便利そう。交換してもデメリットはなさそうなので、そのうち買うと思います。

似たような製品が複数出品されていて、製造元が同じかどうかは不明ですが、レビューに結構差があって、ここが比較的評価高そう。

■52mmフィルターネジがつくケース

夏場、日差しが強くなってきてNDフィルターが欲しいなと感じたら、これをつけるか、下のGoPro専用NDフィルターをつけるかという選択になるのかなという気がしています。

3.5mmマイクアダプタを装着できたり、コールドシューがついたりと多才ですがやや大きくなるのと、メディアモジュラーと排他なのでどうかなという感じ。

■ND/CPLフィルターセット

こちらの方がよりコンパクトに取り付けられますね。ただMaxレンズ用は見当たらないので、今度どっちのレンズを多用することになっていきそうか見極めてから買おうと思います。

■SOULDERPODグリップ(スマホアダプタセット)

drikinさんが使ってたヤツ。小さくてお洒落で握りやすそう。機能面でいえば最初に紹介したUlanziの方が三脚にもなったりしていいんですけどね。なんか物欲そそります。三脚穴でとりつけるタイプなので、前述のアダプタが必要ですが、GoProマウント経由よりも低背の超コンパクト体制が組めそう。

ただグリップ単体はもうどこにも売ってなくて、こちらのスマホアダプタとセットになってるヤツしか見付からない。まぁiPhone12 Pro Maxの動画も綺麗なのであればあったら使う機会はあるかもですが。こちらも残り少ないので買うなら今かなと思いつつ、やっぱUlanziでいっかー、という気も。たぶんメディアモジュラーつけると使えないんじゃないかと。