連休挟んで遅くなりましたが、先日導入したLinkStation WVLのバックアップ用に外付けHDDを装着しました。本体と同じ2TBでUSB2.0の外付けHDDというと安いものでは9,000円位からありましたし、ベアドライブ+HDDケースなら更に安くあげることも可能でしたが、今回は同じBUFFALOのHD-AL2.0TU2をチョイス(1万円強)。
理由は、
- スーパーecoモデルでアイドル時の消費電力が0.15Wとダントツで低かった点
- 別売りオプションで冷却ファンが追加できる点
- 形状がLinkStation WVLの下に設置するとピッタリそうだった点
の3点です。とはいっても、LinkStationでバックアップ用にした時にアイドル(モーター停止)状態になってくれるかはよくわからないんですけどね。
HDDは運転時の平均温度が低いほど寿命が延びるので、冷却ファン無しで運用できる製品でもファンで冷やすことにメリットがあります。物置き部屋に設置するので多少ファンノイズが増えてもどうということないですし。ちなみにヨドバシでHDD本体とまとめ買いしたら割引きが1,000円だかつきました。
そして設置性ですが、こんな感じ。
ピッタリですね。ちとホコリついてる状態で撮影しちゃいましたが、実際アクリルっぽい艶のある部分はどちらも静電気でホコリつきやすいのは否めません。
ちなみにこのHDDは公式には上にものを置くことは推奨されていませんが、オプションファンを取り付けた場合は同型HDDを3台までスタックして使用できることになっています。なのでまぁLinkStationおいても大丈夫かなと判断しました。下が金属製の棚ですし。
このHDDは出荷時FAT形式でフォーマットされていますが、そのままだと2GB以上のファイルがバックアップできないので、XFSで再フォーマットしました。LinkStationはLinuxベースの製品なのでExt3かXFSが良いんですが、XFSは比較的最近のLinkStationにしか対応しておらず、もしLinkStationが壊れて古い機種につなぎかえて中身を取り出したい、という場合にはExt3を選ぶのが良いようです。逆に最近のLinkStationがあるとか、Linuxマシンにマウントして取り出せるスキルと環境があるならばXFSの方がより容量を多く使えるとのことでXFSにしました。
LinkStation側の差分バックアップ機能で毎日定時にバックアップされるようにして2,3日放置してみましたが、ちゃんとコピーできているようです。
これで当初の目論見通り、
- RAID0で高速性を確保
- 全ファイルの冗長性も担保
- HDD4台モデルよりも安価
- RAID5よりも(深刻な)障害時のデータ保全性が高い
- 持ち運び用としてもそこそこコンパクト(ただし持ち出し中はバックアップされない)
という良い具合のバランスのシステムを構築できました。