こちら買いました。
- 耳の穴を塞がずに音楽が聴ける開放型
- 左右完全ワイヤレス型
- Googleアシスタント(Android)/Siri(iOS)を呼びだせる
- 専用アプリでグループトークができる(最大5名、現状Androidのみ)
- タッチンサーUI
- 4マイクアレイ(左右に音声用とNC用)による高音質音声入力
- NFMIによる途切れにくさ、遅延の少なさ
などがウリの商品です。個人的には開放型である点と4マイクアレイの性能に興味があってチョイス。開放型イヤホンとしては以前にambie(有線モデル)を買ってそのラフにBGMが流せる感覚は新鮮で気に入っていたものの、先端キャップが外れやすくて持ち出す気にならずお蔵入りになっていました(最近出たBluetoothモデルは改善されたらしい)。NCヘッドフォンのWH-1000Xをすっかり同居人のとられてしまい、なにを買おうかとなり、B&0のh5を買ったんですが、音質は非ハイレゾながら十分高音質で気に入ったものの、布巻ケーブルのタッチノイズの大きさ(特に歩行移動中)に辟易していて、歩きながら気軽に使えるものを物色した矢先の発表で即予約。
■ハード周り
もしかしたら仕事で使えるかもと思って、装着時により存在感が出なさそうなゴールドをチョイス。
装着には多少のコツが要りますが、本体とアーム部分のあいだに耳たぶを引っ張るようにして通す感じ。ポイントは通す角度な気がします。斜めにして耳たぶを通し、耳穴周りの凹みにイヤーパッド部分を引っかけるように落とし込む、というか。
イヤーパットはサイズがありσ(^^)はLにすると右耳がかなりしっくり来るんですが、左はLでもMでもいまいちで少しすると耳が痛くなってきてしまいます。
音楽再生の品質は特筆するレベルではないですが、期待より、そしてambieよりはいいかなと。歩行中に周囲の音を一緒に聴くにはまぁいいかなという感じ。部屋で目をつぶって陶酔するようなものではないです。あくまで常時着用を前提としたスマートフォン(Xperia)の周辺機器って感じですね。
タッチパネルの感度が微妙で、右側の短押しや音量操作のスライドが一発で認識されないと思いきや、左側の再生/一時停止のタップはやたら過敏に反応して、ちょっと装着角度を調整したいだけなのに音楽が止まってしまったりしてかなりストレス。普通にハードボタンにしてくれた方が良かったですね。左側まとめてかジェスチャー毎にON/OFFを設定したいです。こんだけ無駄に反応したり一発で反応しなくてイライラするくらいなら全OFFにしたい、スマホで全部操作するわ!って気すらします。音量操作のコツとしては、スワイプした後に指をスゥっと離さずに、終了位置で少しの間だけタッチしたまま停めると良い気がします。
■トランシーバーとして
ちょうど時を同じくして届いたBONXとの比較でいうと、こちらにも5人までのAnytime Talkという機能があります(現状Androidのみ)。手元に一台しかないので試せてないですが、こちらはタッチパネルでのPTT(押してる間にしゃべる)式なようで使い勝手としては少し劣るなという印象。まして上述のようなタッチ感度ですから、JALのCAの皆さん大丈夫でしょうか、と心配になります。目立たないデザイン以外はBONXの圧勝じゃないでしょうか。せっかく4アレイマイクでノイズ分離が得意だと謳っているので、Anytime TalkもVAD(自動発話区認識)スイッチに対応してほしいと思います。あと無理でしょうけど1ペアを別々の使って二人で通話できればなと。左右はNFMIという短距離通信だし、左側は単体でBluetoothチップ積んですらないかもなので無理だろうなぁ。右だけ半額で売ってくれたらちょうどBONXと同じくらいの価格帯になりそうなんだけど。まぁでも左右のマイクで定位を使ってNCをするというのは素性はよさげなのでそれはそれで極めて欲しいなと思いました。
「独立/開放型ヘッドセットXperia Ear Duo XEA20JP」への2件のフィードバック