圧迫感の少ないイヤホン(TWS)を求めSurface Earbuds購入

みなさん、テレカンしてますか!?私は多い時で週2,3回くらい。マイク音質と開放感にこだわるので、自宅デスクトップの時はATEM miniにバウンダリーマイクAT9921を使います(諸事情でYAMAHAのPJP-10URと20URが貸し出し中なので…)。

audio-technica モノラルマイクロホン(バウンダリー) AT9921

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このセッティングは相手に「まるで隣にいるよう」と言われる品質ではありますが、集音性も良いのでスピーカーから相手の声を出しているとそれも拾って相手にループバックしてしまいます。最近はNVIDIAのリリースしているグラフィックボードの演算力を使ってノイズを除去するNVIDIA RTX Voiceも活用していますが、キータイプ音や周辺雑音除去には素晴らしいものの、人の声だと判定したものは綺麗に通してしまうのでそこの対策にはなりません(でもこれマジオススメです。GTX系でも使えるので対応グラボをお使いの方は是非お試しあれ)。相手もハンズフリーだとループしやすいので、そういう時はXperia Ear Duoを使っていました。

独立/開放型ヘッドセットXperia Ear Duo XEA20JP

軽くて開放感もあり4アレイマイクの感度もなかなかなのでとても気に入っていますが、

  • 長時間の会議、議論だとバッテリーがもたない(公式通話時間2.5時間)
  • またイヤーピースが壊れた

という二重苦を抱えています。

Xperia Ear Duo (XEA20)のイヤーピースが自由回転するようになったので交換

このイヤーピースクルクル問題さえなければ本体を予備でもうひとつ買って置こうかっていうくらいテレカン向けに優れたヘッドセットだと思うのですが、今回2回目(反対側)が壊れ、毎回1,000円払う(しかもその度にサイズの合わない2ピースが貯まる)のには辟易します。

AirPods ProもWF-1000XM3もノイキャン性能、音楽再生品質としては文句ありませんが、やはりカナル型は自分がしゃべってる時の耳栓感、閉塞感がどうにも気になり、通話、テレカン用としてはちょっと、、という感じ。

もしかすると無印AirPodsならマシなるかも知れませんが(テレビにBYODでテレカン参加してる人とかAirPodsの人多いですよね)、今回Surface Go2を買ったこともあり、Windowsと相性の良さそうなものを買ってみようということでMicrosoft純正のSurface Earbudsをチョイス。品切れの店が多く即納のところを見つけるのに少し苦労しました。

本製品の特徴として、

  • iOS、Androidに加え、Windows用のコンパニオンアプリがあり、設定やアップデートができる
  • ノイキャンはない
  • SONY製ヘッドフォンのようにタッチ、スワイプ操作で再生/停止や曲スキップ、音量調節が可能
  • パワポのページ送りなども可能
  • apt-X対応(AAC非対応)
  • IPX4防水(飛沫保護)
  • 連続視聴8時間
  • 左右各2マイク搭載

といったものがあります。連続通話時間はスペックとして記載がないのですが、Xperia Ear Duoの再生時間が4時間なのでその倍であるならばそれなりに保つんじゃないかと判断しました。計4マイクのアレイになっているのもXperia Ear Duoと同じで集音品質もヨサゲ。音楽コーデックはapt-X対応なのでAndroidではハイレゾとはいかないまでもより高音質で再生できることも期待されます。逆にAACがないのでiPhoneでは積極的に選ぶ理由はないかも知れません。

■ファーストインプレ

まずはケースです。

ケース外観

形状が違うので直接比較は難しいですが、Xperia Ear DuoやWF-1000XM3よりは一回りコンパクト。AirPods Proとは体積的には近い印象です。充電ポートはUSB-C(Xperia Ear Duo、1000XM3も同じ)。LightningのAirPodsより汎用性ありますね。

次に本体を取り出したところ。

本体、装着部

TWSですがカナル型ではありません。AirPods無印みたいなイヤーピース形状です。比較的大型ですが、耳の内側に載せるように置き、クルっと回るすことでしっかり面で重さを支える感じです。激しい運動でも平気かは検証してませんが、普通に歩いたり立ち座りしてる分にはフィットしています(重さも見た目ほどではなく)。なおイヤーピースはS/M/Lの3サイズに交換可能です。

外側は大変特徴的な円形のプレートになっています。サイズとしては10円硬貨よりわずかに大きいくらい。これが耳についてるのはちょっと人目を引くかも知れません。「うどん」とはまた違ったナニカです。見た目がこうなので、耳にどんな向きでフィットさせても外観が変わらないというのもデザイン上の狙いなのかも知れません。

外側の円径プレートは10円玉くらい

このプレート、同社のHeadphonesのようにクルクル回して操作できそうですがそれはないです。耳にピタっとフィットさせる為に回転はさせますが、ジェスチャーとしては何も反応なし。またスワイプ操作も縦(音量)と横(選曲)がありますが、左右片方ずつの対応となります。この狭さで4方向を精度良く認識させることはできなかったのかも知れません。SONYも大きいヘッドフォンでは縦横いけますが、Xperia Ear Duoは2方向(往来)のみ、WF-1000XM3ではタップ、ダブルタップのみですしね。まだ慣れないので左右どっちがどっちだっけ?となります。それでも面積はそこそこあるので操作はしやすいと思います。

そして音質ですが、ドライバーがTWSにしては大きいことの恩恵か、しっかりした音が鳴ります。「しっかりした」とはなにかって話ですが、なんなんでしょうね。存在感、臨場感みたいなものがあります。はじめて電源いれて声が流れた時にハッとしました。本当に近くに人がいるような音圧といいますか。中低音がよく出てるということなのかな?TWSっぽくなく、面で音が鳴ってる感じ(見た目の印象に引き摺られてるかもだけどw)。今ちょうど普段使いのPixel3XLがバッテリー膨張で休眠していてiPhoneしか持ち歩いてないのが悔やまれます。これはきちんとapt-Xで聴きたい。Windowsでもいいんですがこのご時世ノマドしないですもんね(そもそも電車にも乗らないので音楽聴く機会ないんですが…)。

ご多分にもれずテレカン時はヘッドセットプロファイルに切り替わるのでapt-Xとかは無関係で音質が落ちます。が、とりあえず音質的には不満なし。懸念だった耳栓感もAirPods ProやWF-1000XM3と比べたら開放寄りで長時間していてもあまり気になりません。マイク性能はまだ自分で聴いてないですが、相手に聞き比べてコメントをもらった限り、やはりAT9921ほどは明瞭ではないようです。今は相手の声を聞くスピーカーとしてだけこのSurface Earbudsを使い、こちらの音はAT9921で流しています。まぁ追々外出先でそこまでできないって時に本製品のマイクも真価が問われることでしょう。

おいおいSurface NeoやDuoが出てきたら良いモバイルコンパニオンになりそうです。

 

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