メインサーバー刷新作業開始

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 道具眼の主サーバーAliceのOSをクリーンインストールすることにしました。メンテナンスログによると、現行のVineLinux(当時2.5CR)をセットアップしたのが2002年5月1日。Vineは3.0がリリースされてますが、今回はhkondo氏に紹介してもらったGentooLinuxを採用。既成RPMパッケージを利用するのではなく、自身でコンパイルオプションを指定した上で、最新ソースからのビルドを自動で行ってくれるPortageという管理システムの話を聞いてビビッと来た。ApacheやPHPなど複雑なオプションがあるソフトにヨサゲ。それもあってディストリビューション自体のバージョンにあまり意味がなく、常に個々のパッケージを最新の状態に保てる。ハード的なトラブルを除けば、こうしたクリーンインストールからのバージョンアップの必要性を減らしていけるだろうという目論見(開発コミュニティがパッケージを提供してくれる限り、ではあるが)。クリーンインストールはどうしてもサーバーのダウンタイムが長期化するので避けたい。
 さて、では今回のクリーンインストールによるダウンタイム発生はどう回避するのか?
 サーバーのスペック(PentiumIIIs/1.2GHz)にはさほど不満がないので、ガワは現行のベアボーンで続投。HDDだけほぼ新品のDiamondMax Plus9(購入当時静音&低温で好評だったモデル)に交換。幸いなことに某所に同型のベアボーンを貸してあったので、それを一時的に返却してもらい、現サーバーのHDDを移設。しばらくは身代わりサーバーを努めてもらう。当時お買い得だったベアボーンTerminatorTu、都合3台も買っておいて良かった(^^;)。おそらく次にクリーンインストールする時は、ハードを刷新する時だろう。
 とりあえずこの交換作業が終了。元のサーバーマシンは色々静音対策が施してあったので、それに比べると身代わり機は五月蝿いな。これからしばらくこの音が鳴りっぱなしだと思うとちょっぴりブルー。作業を急ごう。
 元サーバー機内部には埃がビッシリ。静音の関係で通風口も減らしてあるせいもあるかな。その辺も少し見直しが必要かも知れない。

「メインサーバー刷新作業開始」への3件のフィードバック

  1. Terminatorだけど、我が家と友人に勧めた合計8台全部が
    コンデンサのパンクで死にました。
    いずれもエアコンのない環境ですが。
    大丈夫?

  2.  ゆうべざっとマザボを見回した限りでは、浮いてるっぽいのはなかったかな。
     ただ、そういう意味ではTerminatorはマザボも電源も専用品だから、自分で交換できないのはリスク大きいね。
     コンデンサのパンクって熱でおきるの?サーバーはサマコンのヒートシンクでCPUファンレスにしてたりするなぁ。電源もファンレスだから、ケースファンのみ。ただ、稼働中にファンに手をかざしても割と涼しい風しか出てないっぽい。
    http://www.fluminum.com/fanless-85ex60x80.html

  3. 製造ロットにより、経年変化、しかも電圧のかかった時間、と言うのがわしも含めた一般的な見解。
    だからサーバとかnyマシンとかは寿命短そう。
    しかし、部品メーカ、完成パーツメーカとも、室温と湿度のせいにしたいらしい。
    元同僚の台湾人技師の暴露話ですが。

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