ファームウェアをバージョンアップする度に設定が初期化されるLinkStationのLinuxBox化とNFSマウント許可の覚え書き(自分用。超不親切)。近々、LinkDe録の正式ファームが出た際にまたやると思うので。
別マシンでマウントする
- ここからマジックナンバー修正ツールとLinux Box 化ツールをゲット。
- LinkStationからHDDを取り出し、Linuxマシンにつける。
- (我が家特有のメモ)IEEE1394ケースを使ってとりつけるので、/dev/sda1になる。ディスクが上手く認識されない場合は、ieee1394とohci1392モジュールをrmmod -> insmodする。
- fix_ext2_magic /dev/sda1でマジックナンバーが0xef54なのをチェック
- fix_ext2_magic –fix /dev/sda1で書き換え
- /sbin/fsck -f -n /dev/sda1でエラーチェック。修復は-f -y。
- マウント(我が家ではfstabに設定済みなので、mount /mnt/rackでOK)
LinuxBox化
- tar xzvf linuxbox.tar.gz -C /mnt/rack/
(最近のファームではftpは入っているので、我が家では上記アーカイブからproftpdを抜き、下記テンプレートを追加したアーカイブを使う)。 - /mnt/rack/etc/inetd.confを覗き、telnetの設定がコメントアウトされていたら外す。もし記述がなかったらinetd.conf.addをコピー
- /mnt/rack/etc/securettyにpts/0が含まれているのを確認
- passwdファイルはファーム更新ではクリアされないっぽい。初回LinuxBox化時はrootのパスワードを消しておく。
- HDDをアンマウントして、LinkStationに戻す。
NFSマウント許可(HGLANのみ)
- telnetする
- /etc/hosts.allowを
portmap: 192.168.0.1 :allow
のように書き換え(IPアドレスは適宜読み替え。シャットダウンの度にクリアされる?) - /etc/exportsに
/mnt/backup/hoge 192.168.0.1(rw,sync,all_squash,anonuid=0,anongid=0)
のように追記(hogeとIPアドレスは適宜読み替える)。 - inetdデーモンを再起動。/etc/rc.d/init.d/inetd restart
こんな感じだったような気がする。