「インディペンデント・コントラクター」

 これも昨日なんとなく買ってみた本。「インディペンデント・コントラクター(以下IC)」ってのは正社員でもなく完全なフリーランスでもなく、高い専門性を活かして同時に複数の会社と契約しながら働いている人のことを言うらしい。まぁ、σ(^^)もある意味これに近いと言えよう。
 単なるフリーランスでは、単独で規模の大きな仕事をするのは難しい。けれども企業で上の命ずるままの内容、仕事量をただこなす働き方もしたくない、というカンジ。あるいは組織的な雑務に追われず、自分の専門性を追求できる仕事のみをしたい、なんて人が志すらしい。
 ふむ、σ(^^)もICを名乗っても良いかも知れないな。とはいえ、この著者もそうだけど、企業と契約するために結局起業しなければならないという事情は揺るがないだろうなぁ。でももう少し社会的な認知度が上がらないと説明が面倒くさそう。
 お、mixiにもコミュあるじゃん。>独立請負人/ホワイトカラー職人


 興味深かったのは、最近社会保険などのコストを減らすため、見かけ上社員を派遣的な扱いにする「偽装IC」というのを作っている企業がいるという下り。実際には業務用PCなどを与え、労働時間もフルタイマー並なのに、契約社員ですと言い張って正規の保険料を納めなかったり、有事に労災扱いしなかったり。当然見つかると怒られて保険料も追徴されるらしい。どっかで聞いたようなハナシだなぁ。あの会社、大丈夫なのかw?

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