CyberNavi(AVIC-VH009)を2007年版(Vol.2)に更新

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 サイバーナビの2007年版バージョンアップを実施しました。

VH009画面写真

 機能的には2007年モデルに追いついたというだけなので最新モデルをお使いの方には目新しさのないことでしょうが、ざっと気付いた点をレビューします。

■スクロールの引っかかりが減った

 従来、タッチパネルでスクロールする時に、ちょっといっては止まり、指を離して触り直さないと進まなくなったりしてたんですが、更新後はかなりスムーズに動くようになりました。実用面では一番嬉しい改善かも知れません。

■次の案内地のETAを表示

 写真の赤矢印の部分に、次の案内地(曲がる場所)を通過する予想時刻が出るようになりました。今まで、「あと3km先を右折」と言われてもイマイチぴんと来なかったんですが、時間だとイメージしやすいです。どちらかと言えば、時刻より時間(およそ三分後、など)表示の方が良かったような気はします。

■全体の行程グラフを表示

 写真の青矢印のところに、設定ルートの何割を走破したかを示すグラフが出るようになりました。他社では割と昔からあった表示ですが、なんとなしに参考になりますね。

■スマートループ渋滞表示

 写真の黄矢印の点線がスマートループ情報を元にした混雑/渋滞表示です。スマートループとは、各CyberNaviが蓄積した走行履歴を専用サーバーで集計し、VICSインフラのない道に関しても渋滞情報を表示するための仕組みです。2006年モデルではリビングキットからアップロードをするのみでしたが、2007年モデルでようやく利用が可能になりました。しかも携帯電話で走行中にリアルタイムでアップロード&ダウンロードでき、ITSで言われる車-車間通信インフラ的に利用できるようになったワケです。とりあえずお試しで定期的に自動更新するようにしてみました。パケ代は気になりますが、それに見合う効果があれば良しでしょう。

 とりあえず、今日新宿に用事があったので、(普段は都内に車は乗り入れない主義ですが)試走してきました。さすがに都内に入るとスマートループによる点線表示もかなり増えます。偶然かも知れませんが、結果的に出発時に表示された予想到着時刻から数分以内の誤差で到着しました(走行時間約1時間)。さて、横浜ではどの程度役に立ってくれますかね…

■そろそろ通話用と通信用に別回線を使い分けたい

 こうなってくると、通話用と通信用で別の携帯端末を使い分けたいですね。例えば通信用には定額のEM-ONEが使えたりするとパケ代気にせずに済みます。Bluetoothの場合、プロファイルが違うので同時リンクはできそうなもんですが…

「CyberNavi(AVIC-VH009)を2007年版(Vol.2)に更新」への2件のフィードバック

  1. サイバーナビとEM-ONEをBluetoothで接続してスマートループを使うことは出来るのでしょうか?

  2.  あー、どうでしょう。考えたことはありますが、試したことはないですね。訳あって年末までEM-ONEが手元にないので、試せないです。ごめんなさい。
     データ通信自体はたぶん問題ないと思いますが、個人的にはどちらかというとハンズフリー待ち受けが主目的なので(一度に1台としかリンクできない現状では)、使えてもあまり魅力を感じないですね。

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