ExpressCard型Flashメモリ HEX-S8GJ


ハギワラシスコム
ExpressCardFlashメモリ
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 2710pの遅いHDDをどうにかしたいと思っているんですが、64GBのSSDもなかなか市場に登場しません。そんな中、ExpressCardタイプのフラッシュメモリの実売価格が下がってきたので、当座しのぎで購入してみました。公称Read32MB/s、Write22MB/sを謳っているので、本当なら内蔵HDD(FDBENCHで20MB/sそこそこ)よりも速いことになります(ランダムは多分比べるまでもなく速いでしょうし)。

 ちなみに今までは、IO-DATAのRam Phantom 2を使って512MBのRAMディスクを作り、Operaのキャッシュ、Officeの自動保存フォルダ(クラッシュリカバリ用のバックアップが定期的に保存される)と、作業中ファイルの置き場にしていました。

 HEX-S8GJを挿し、とりあえず

  • ReadyBoost(4GB)
  • Operaキャッシュ(Opera6.iniを書き換え)
  • MS Officeの自動保存フォルダ(Word/Excelの「ファイルを自動保存する場所」)
  • MapFan.net、MapFan Plannerの地図データキャッシュ
  • Meadowが書き出すバックアップファイル(~ファイル)保存先

を移してみました。

 最初、Operaを使っていると、時々しばらく「応答なし」になって固まる現象が発生。FDBENCHで測ってみるとWRITEが10MB/sを切ってますorz。そこで試しにFAT32だったのをNTFSで再フォーマットしてみたところ状況は改善しました。今のところOperaが固まることはなくなり、FDBENCHでもRead28MB/s、Write19MB/sとなりました。ほぼ公称値ですね。NTFSの方がセキュリティ周りでオーバーヘッドがあるはずだと思ったんですが意外です。ググった感じでは、NTFSの方が細かいファイルを数多くコピーした場合は速かった、という報告も。シーケンシャルはあんま変わらないみたいですが。まぁ、どのみち仕事のドキュメントを作業用に置いたりするにはアクセス制御や暗号化ができるNTFSしか選択肢がなかったり。

 他にもTHUNDERBIRDのimapフォルダのキャッシュなんかも置けるといい気がするんですが、設定エディタで眺めてもわかりませんでした。まぁ、HDDとアクセスが分散することにも意義がありそうなので、とりあえずこんなところでしばらく様子を見てみようかと。

 ところで、どんなにカタログやWeb上の情報をみても、本製品の内部接続がUSB2.0なのかPCI Expressなのか、ということですがマニュアル見てもわかりませんでした(^^;)。が、デバイスマネージャー上では「USB大容量記憶装置」となっているので、USB2.0接続っぽいですね。ちょっと残念。やはり、内部PCIx接続なフラッシュメモリはそろそろ登場するはずのSONYのSxSが唯一の選択肢になるんですかね。そそるけど8GBで\5.5万はなぁ…(HEX-S8GJは\2.8万で購入)。まぁ、次はやはりSSDでゼロスピ化ですね。半年後くらいにはお手頃になってるといいんですが。

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