仕事用マシンのBluetoothキーボードが、サスペンド復帰後に認識されてパスワード入力できる様になるまで微妙に待たされるので、その代替に今更→の指紋リーダーを買ってみたんですが、ナント、64bit非対応でしたorz。
で、自宅の他のマシンではあまり利用価値がないので未使用のまま眠っていたんですが、実家に持ってきて試してみました。
指紋認証ログオン自体はVAIO UXや2710pで体験済みですが、こいつの良い所はライン型(?)スキャナではないので、指をスライドさせなくて良いところです。VAIOはまだしも2710pはスライドするスピードがシビアでいつも早すぎて怒られます。コイツは指を置くだけなのでグっと楽。今後もデスクトップ用に指紋リーダーを買ったり勧めたりする時は、非ライン型を選択基準にしたいところです。
■WebログインはIEのみ
このリーダー(のソフト)にはWindowsログオンのみでなく、認証有りWebサイトのログインも自動化する機能があるんですが、残念ながらというか、やはりというか、IEにしか対応していません。ブラウザ上で認証フォームがでている状態で、タスクトレイから「指紋認証ログオンマネージャー」というのを起動するという手順なんですが、OperaやFireFoxではフォームを検知してくれないのです。Opera使いなσ(^^)には、事実上Windowsログオンにしか使い道がないことになります。
そういう意味でも、普段はIE使いな妹が使う実家マシンにつけておくのは有益だろうと自分を慰めてみる。
一方、IEで使う分にはサスガMS。UIはなかなか優秀です。 写真はmixiのログイン画面で「指紋認証ログオンマネージャー」の登録ダイアログを表示したところです(クリックで拡大)。
ページ内のフィールドを自動認識して、それぞれに必要な値を入力するんですが、選択フィールドがページ上でどこに対応付くかを枠線で強調表示してくれます。こういう気配りはいかにもMicrosoftです。未だに使い方がわからないでいるhp製ツールとは違います(^^;)。
自動認識したフィールドだけで認証が完結しない場合、「フィールドの追加…」ボタンから残りの欄も処理に組み込むことができます。例えば、この場合、「次回から自動的にログイン」チェックボックスもオンにした上でサブミットする、ということができたりするわけです。
「指紋認証ログオン」と「アカウント名」の違いがいまいちわかりにくいですが、どうも前者が上位カテゴリで基本的にサイト名を入れておき、後者は同一サイトで複数セットのアカウント情報を使い分けたい場合用ということのようです。
■64bit対応、Opera対応が望まれる
ということで、作りはとても良いんですが、いかんせんσ(^^)の環境への対応度が低すぎます。せめて64bit対応はしましょうよ。>MS様
Operaは某Loggerソフトでも情報とれなかったり、色々と特殊な作りになってるっぽいので、望み薄いんでしょうね…