リトバスつながりの北村薫の「空飛ぶ馬」

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リトルバスターズで美魚が“とある作家”の言葉として

小説が書かれ読まれるのは、 人生がただ一度であることへの抗議からだと思います

という引用をします。良い表現だなと思ったのでググってみたところ、実在の小説家である北村薫[wikipedia]氏が著書「空飛ぶ馬」で述べた文であることが判明。1994年と10年以上も前の作品ですが、普通にAmazonで在庫があったのでサクっと買ってみました。

ジャンルはミステリに属するらしいですが、人が死んだり怪盗がものを盗んだりはしません。主人公の女子大生が日常の中で出会った不思議な体験を、大学の先輩にあたる落語家、春桜亭円紫に話すと、彼がそれだけを手がかりに謎をするするっと解いてしまう、といういわゆる安楽椅子探偵[wikipedia]モノです。謎といっても、「保育園に寄付された木馬が、ある夜に園児の母親が通り過ぎた際に見たらなくなっていた。でも翌朝にはちゃんと戻っていたし、旦那に話ても「見間違えだろう」ととりあってくれない。でも絶対見間違いなんかじゃないのに!」てな感じの身近な内容です。その話を聞いた主人公が、それを円紫に話して聞かせると、彼がスラっと解き明かしてくれる、というパターン。円紫さんの推理がスゴすぎて爽快です。

リトバス中でも「安楽椅子探偵モノ」と言っているので、作中で美魚が理樹に薦めた本はおそらくこれなんでしょうね。

短編数編で構成された単行本が何冊か出ているようなので、もう少し追っかけてみようかなと思ってます。

リトバスつながりの北村薫の「空飛ぶ馬」” への2件のフィードバック

  1. カミングアウトされるまで、女性か男性かで話題になっていたはずです>北村薫先生
    ちなみに砂糖合戦が大好きです。

  2. こんにちは。
    Wikipediaにも書いてありましたね。確かに女流を想像してた人にはショックだったろうなとw。
    「砂糖合戦」、円紫さんが特にカッコ良かったエピソードですね。

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