10年以上前の古い洗濯機の修理

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実家の戸外に置いてある、泥汚れなどのひどい洗濯物用の洗濯機が動かない、と言われたのでチェック。脱水が止まって水が抜けてない状態でした。ドレンホースに泥や落ち葉がつまっていたので掃除したところ排水されだしたので、洗濯再開してしばらく放置。するとまた途中で止まっていました。今度はすすぎの途中で止まったっぽい。しかも操作パネルのメンブレンシートがボロボロに風化した剥がれてしまっていて、赤いLEDが光ってはいるんだけどなんのランプなのかわからないw(赤矢印のLEDがフタ開警告らしい)。

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で、ネットで取説がダウンロードできないか型番(三菱MAW-60QP)でググってみたんですが、1999年製ということがわかったものの古すぎてPDFマニュアルは配布されていませんでした。パネル部分のアップ画像だけでも落ちてないかなと画像検索とかしてみてもダメ。ふと思い立って、(大抵容量を示す)数字の60を70に替えて検索してみるとビンゴ!フタの開閉を検知するマイクロスイッチが故障して、フタを閉めていても開いていると誤認識され洗濯が止まってしまうとのこと。色々リンクを辿って調べると、

  • マイクロスイッチの部品(オムロン製)自体は数百円
  • ただし三菱電機は直接販売はしていない
  • オムロンの通販サイトで買えるがカタログが定期的に届いたりする
  • 普通に修理を頼むと1万円位

ということらしい。記事中のオムロンの通販サイトはリンク切れになってますが、どうもオムロンFAストアという名前でリニューアルされているようで、そちらではまだ買えるようです。

しかも、この記事書いてて発見。なんと半年前くらいからAmazonでも買えるようなっていました!

とりあえずそれに気付かず行ってしまったので以下、作業ログ。こちらに写真入りで修理している記事があったので、これを参考に挑戦。手が汚れるので写真を撮るのは諦めましたが、作業自体はさほど難しくありませんでした。リンク先には写真もあるのでそちらの方がわかりやすいですが、一応若干補足補足。

■スイッチユニットを取り外す

フタの奥のある吸水ホースのついているパネルの背面を覗き込むとネジが2本あります。これを外し、奥から手前に起こすようにすると外れます(手前のフタとの境界の辺りに数本のツメがついててはまっている)。

パネルを開けると、吸水口の左に問題のスイッチユニットがついています。青、ピンク茶色などの線が生えた白いカプラーを引き抜いてはずし、裏側を覗き込むと2つのネジを外せばOKです。

■スイッチユニットを修理

記事にはドライバーでこじ開けられると書いてありますが、σ(^^)の場合、プラスチックが劣化したのか指で軽く力を入れたらフタがパキっと割れてしまいましたorz。とりあえず中身が露出したものの、各種金具は取り外せないようで、そのままサンドペーパーなどで磨き接点復活スプレーを吹いてみました。(スイッチを上にして)サイドの2本のうち下側のピンと、底面から生えているピンが、スイッチを押した時に通電すればOKです。テスターなどで確認しながら地道に磨きます。やはりかなり劣化しているようで、いっけんマシになったようでもフタを閉めてみると反応が落ちたりで30分位格闘。またダメになるかも知れないのでフタは接着剤を使わずビニールテープで固定するだけに留めてみました。まぁ、これでダメなら素直に部品取り寄せると思いますが。

 

ほぼ確実に反応するようになったので元通り洗濯機に組み付けて洗濯実施。今のところ動いています。家族にはまた発生したらフタを何度か開け閉めしてみるよう伝え、どうしても再現するようなら部品を購入する手配をしようと思います。

実家にテスターも接点復活剤もなかったので購入して費用がかかってしまいましたが、まぁおいときゃ後々役に立つだろうからいいかと。でも作業前にAmazonで買えることに気付いてたらそっち買ってたかもw。

P.S.

更にサイズ違いのMAW-50QPというモデルもあるらしいので、検索タグとして書いておきます。このページがジャンクションになって上記リンク先に辿り着けることができれば幸いです。

「10年以上前の古い洗濯機の修理」への2件のフィードバック

  1. 私も、日立のPW-50N3という90年代の洗濯機の脱水エラーが出まして、色々とネットを回っていたら、このBlogにたどり着きました。
    やはりスイッチなのですね。
    私も、パネルを開けて、スイッチユニットを調べて見ることにします!

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