実家デスクトップ機を64bit化&SSD容量追加

実家のデスクトップ機をついにクリーンインストールで64bit化しました。理由はいくつかあって、

  1. CドライブにしているC300/64GBが残り3GBと厳しくなってきた
  2. ログオフ時にBSODになる現象がどうしても解消できなかった
  3. 32bitOSなのでメモリが4GB搭載なのに3.5GBしか使えてなかった
  4. 余った64GBを2760pに回したらよくね?
  5. ちょうど一昨日2760pのリカバリのために焼いたWindows7/64bitのDVD-Rが手元にあった
  6. 128GBのm4が1.1万円とだいぶ易くなってた

など。ただ先にオチを書いてしまうと、3.は32bitだからというより、オンボードグラフィックが512MB確保してるせいで、64bitにしても3.5GBのままでしたorz。そして4.は2.5”が入ると言っても7mm厚までで、9.5mmのC300は流用不可でしたorz。また6.に関しては地元のショップで買ったので1.38万ほどしましたorz。

2012.05.08追記: C300はスペーサーを外して短いネジを調達すれば7mmドライブとして使えるようです

2.に関しては何度か「これで直ったぜ」って覚え書きエントリを書いてるんですが、結局再発。今回も改めて2時間位格闘したんですが直せず。ログオフした時だけの発生するのでそんなに致命的ではないもののやはり気分が悪い。実家機なので家族も使っててユーザ切換は割としますし。

もともとVistaで使ってたものをアップグレードで7にしたもので、下手するとその前もXPをアップグレードしたんじゃなかったっけ?というレベルだったので、たまにはクリーンインストールするか、と。

■機種選定

地元ショップでm4が3,000円近く割高だったので、他のモデルも検討して車の中でネットつないで調べてみました。実売が安いAgility3か新しく出たIntelの330辺りに着目。どちらもSandForceのコントローラーで、m4が容量低いモデルだとシーケンシャルライト値が200MB/sを下回るのに対し、上記機種は500MB/s近辺です。Agility3だと実売も安い。

ただ今回使用するマシンはSATA3といえども古めのマザーにU3S6をつけたもので、公称スペックに近い速度は出ないだろう事、システムドライブにするならランダムライトが速いm4の方が向いているという書き込みを目にしたこと等で、もう何台目になるかわからないm4に。ファーム更新情報も1機種だけ追ってればいい方が楽だしw。

タイミング的にはそろそろm5が出るかもですが…

■手順メモ

オープンライセンスはアップグレード用なので旧バージョンが入ってないと入れられないかも?と思って、新旧SSDをつないだ状態でやってみました。でも必要だったかどうかは不明。Windows7はオープンライセンスで購入したものなので、プロダクトキーはMAKで認証OKでした。

ホームディレクトリのデータは手作業で必要そうなものを移動。どのみちC300が転用できないことがわかったので、しばらく残しておいて不足があったらマウントして移せばいいや、と。

今のところ特にハマることはなく順調。いくつかのソフトのインストールDVDが横浜に戻らないとないので、まだ完遂できてませんが。

Orchisというランチャーを使ってますが、バイナリの場所が「c:\Program Files (x86)」に変わるのでひとつひとつ変更するのが大変でした。インポート前にエディタとかで開けば置換できたのかな?

m4のファームは0309でした。000FのWindows7インストーラーが対象SSDを見つけてくれず。あと不具合でひっこめられたらしくISO版のアップデーターがDLできない状態なので更新は保留。

■ベンチマーク

onBoard0309 U2S6ms0309 U2S6marbell0309
クリーンインストール前(32bit、U3S6) U3S6接続、標準ドライバ U3S6接続、Marvellドライバ

一応U3S6でSATA3化した効果は出てるっぽいですね。というか公称Seq Read 415MB/s、同Write 175MB/sに近い値が出てます。64bit化、クリーンインストール、m4にしたから、128GBになったから、のどれが効いてるのかわかりませんが。

ちなみにエクスペリエンスインデックススコアはこんな感じ。

image

ストレージは最高評価ですね。CPUもそこそこ、メモリはDDR2なんでこれ以上は伸びないでしょう。強化するならビデオ周りですね。ちょうどオンボードGPUに512MBとられてることもわかったので、安くて消費電力の低いグラボでも足しましょうかねぇ。

お手軽ドアチャイム増設

IMG_2091

実家は二階建てで私室は二階にあるんですが、一階に家族が誰もいないと、誰か来てドアホンを鳴らしても聞こえず、宅急便などが持ち戻られてしまう、ということがしばしば。通販中毒なσ(^^)には致命的ですし、配達員さんにも申し訳ない。

いっそコードレス子機がついたテレビドアホンに付け替えようかとも思ったんですが、家族と相談して、とりあえず1/10ほどのコストで済むコードレスのチャイムを付けて、お客さんに押し分けてもらおうという作戦をとることに。あんましお客さん側に負担をかけるようなアプローチは好きではないんですが…。まぁ、これでダメだったらテレビドアホン付け替えコースってことで。

で手頃なコードレスドアホンのなかでリモコン側が比較的こぶりなELPAのAWP-300をチョイス。写真のように耐水ラベルで注意書きを貼ってドアホン子機に強力両面テープで貼り付けてみました。あくまで基本は従来のドアホンを押してもらう必要があるんですが、ちと白くて目だっちゃってますね。一応「誰も出ない時はこちらも押して」という注意書きにあわせて大きく「2F」と入れたのがポイント、、、のはずなんですが。さて効果やいかに!?

ちなみに電池別売りで、リモコン側がCR2032、本体側が単三x3本です。また本体側はDC4.5VのACアダプタ端子もついています。音量は二段階。

■本当はつけたかったテレビドアホン

一応機種選定までしたテレビドアホンもメモ。そもそもテレビ機能は必須ではないんですが、音声のみのコードレスタイプってあまり選択肢がなくて、あっても意外と高くて下手するとテレビドアホンの方が安い場合もあるということが判明。

で、我が家の場合、ダイニングに親機があり、一階奥の和室にチャイムのみのスピーカーがあるという状態。電源は親機からコンセントが出てるタイプなので壁内の配線は純粋に直結されたケーブルと思われ、取り付け工事は至極簡単にできそう。

条件としては和室の有線スピーカーも従来通り使えて、更に二階で使えるコードレス端末があること。で調べると現時点ではPanasonicのVL-SWD300KLがヨサゲ。実売2万円台前半で子機がつく。現行モデルだけど大幅な値下げがあったらしく下手に残ってる旧機種よりも安い。あー、ガジェット好きとしてはこれ買いたかったなぁ…

hp 2760p レビュー 詳細編

64bit OSのリカバリと各種基本アプリのインストール作業も済んで、改めてあれこれチェックしてみました。

■全体

スマートカードスロットがついてたり、HDDも2.5inchになってたりで本体側が若干分厚くなってました。トータルの厚みが2710pが28.2mm、2760pが32.3mmです。てっきり同じ筐体だと思ってたけどちょっと残念。

■入力周り

IMG_2089キーボードはキートップの形状がアイソレーションっぽいものに変わってますが、相変わらずたわみのないしっかりした打鍵感は逸品です。MacBookでもさほど不満はないですが、やはりビジネス向けは違うぞと。これと相対できるのはThinkPad位じゃないかと。

トラックポイントとトラックパッドのデュアル搭載は微妙。トラックポイントは相変わらず2ボタン式でスクロールができず(IBM/LenoboがOEM供給してくれない?)。相変わらずなにかの弾みで一定方向への入力が入り続けてカーソルが画面の端に貼り付いてしまう現象も健在w。

トラックパッドはマルチタッチに対応して2フィンガースクロールはできるものの、MacBookのそれにはレスポンスで激しく劣ります。特に動かし始めの認識が遅く。ある程度指を動かしたところで思い出したようにガタっと動き出す感じが気持ち悪い。その後の追従性はまずまず。いずれにせよ高さ方向に狭い上に、トラックポイントのボタンの分キーボードから距離が開いてるのであまり快適とはいえないです。


■液晶パネルの色味

2ch情報によると、本シリーズの液晶パネルにはBOE(中国のパネルメーカー)製とSAMSUNG製の2タイプが存在するようです。こちらのブログ記事に比較写真があります。明らかに色温度が違いますね。2710p購入時の記事には「やや色温度が低く黄色味が強い印象です。」と書いてます。今手元にないので確認できませんがBOE版だったのかな?Windowsのキャリブレーション機能を使って補正してた記憶があります(起動して少し立つと色味がガタっと変わる)。

さて、今回は、、、BOEでした(デバマネのハードウェアIDで確認できる)。しかし割と好みというか違和感を感じないです。最近のiOSが色温度低めだから目が慣れたのかな?動画とかを観たわけじゃないですが今のところ調整の必要を感じません。多少DELLの非光沢液晶みたいな粒状感を感じますが、これはマルチタッチデジタイザがかぶってるせい??見慣れてるMBAの11”/1366×768やMBPの15”/1680×1050(高解像度パネル)に比べての12.1”/1280×800だから解像度が低いせいというのもあるかも。

■ハードスイッチ類

なんでもペンで操作できるTabletPCといえど(だからこそ)、よく使う操作はハードスイッチでやれた方が効率が良いです。その辺り、2710pはやや不満があったんですが、2760pは祖先のTC1100にあったシャトルが復活するなどして改善されていました。以下の2枚は画面を回転させてスレートモードにした時の状態です(通常のノートPCモードだと触れない位置にある)。

IMG_2084

こちらは画面回転ボタンとCtrl+Alt+Delete用に穴(ペンで押す専用)。前者は多分2710pにはなかったはず(すみません、繰り返しますが今手元に2710pないんで。後日確認します)。このボタンを押した時の向きに応じて画面回転が実行されるというもので、ビジネス用途だとiPadのように意図しない画面回転が起きまくるとかえって不便なので、これは便利です。東芝のM200にはついてて重宝した記憶があります。

掲載後修正:どうもデバイスの向きに応じた自動回転ではナサゲ。

D-subはネジ止めのないタイプ。一長一短ですね。手持ちでペン描画しながらプレゼンとかしてるとスッポ抜けそうではあります。

IMG_2085

こちらがシャトルとescボタン。シャトルは押し込むとenter動作になるので、簡単なダイアログならこの2つだけで選択できちゃいます。


■キーボードライト

IMG_2083

MacBookシリーズとは違ったアプローチのキーボードライトです。キーボード以外も照らせるというメリットがありますが、まぁあんまし使ったことないですw。

2710pと少し仕組みが変わりました。2710pは上部(液晶中心でいうと側面)にスイッチがあり、それを押すと展開する仕組みでしたが、2760pではライト自体を押し込むとピコっと起きてくるトグルスイッチ式。写真ではわかりづらいですがボタン部分に電球アイコンがシルク印刷されているのでわかりやすいってのもあります。

奥に見えるのがWebカメラ。そういえば2710pの北米版にはパームレストに名刺を置いて液晶を半閉じにすることで名刺を読み取れるソフトが添付されていて当時たいそう悔しかったものですが、あれどうなったのかなぁ…


■指紋センサ

IMG_2086

引き続き指紋センサも搭載されてますが位置が変わりました。液晶右辺上端近くだったのが下端近くになってます。ノートPCモードでは腕の持ち上げる高さが低くて済みますし、スレートモードでは左手で抱えた状態でその人差し指で読みとり易い位置になったと思います。

ただ真正面から見てどの高さにあるか全くわからないので、一発で探り当てるのは結構慣れがいりそう。


IMG_2081

指紋関連でいうとヒドいのはコレ。指紋登録ユーザで、パスワード入れなくても指紋でログオンできるよ、ってことなんでしょうが、ユーザアカウント画像の上にデカデカと指紋アイコンが(;´Д`)。この子猫画像の為にWindows7にアップグレードしたという推定3億人に対する裏切り行為ですね。

これは切なすぎるだろ。さすがビジネスモデル、そんなこたー関係ねーぜ、とばかりの硬派ぶりです。

正直指紋認証オフにしようかと悩むレベルw。


■顔認証は顔認証でまた…

ちなみにWebカメラによる顔認証ログオンもできますが、カメラ起動に1クリック必要だったりトータル数秒位かかるのでどう考えも指紋の方が手っ取り早いです。

そして絶句というかもう笑うしかないと思ったのが、最後に顔認証でログオンしてるとロック時にもカメラが起動した状態になっており、ぼけっと眺めてるとそのまま再認証されてログオンしてしまうという仕様。画面をロックする時は腕を伸ばして「ロック」項目をクリックするだけの姿勢をとり、クリックと同時に逃げるようにカメラの画角から外れなければなりません。もうhpは手軽につけはずしできるフェイスマスクをオプションで販売したらいいと思うの。

それではロックしてもエンドレスに再ログインしてしまう様子を動画でお楽しみ下さい。

 

うん、これ作ったヤツはユーモアのセンスあるわ。ビジネスモデルでもこういう遊びは必要…だよね。うーん、設定でどうにかならないのかもう少しいじってみますが…

iPhoneのイヤホンジャックキャップ

IMG_2080 妹と母は基本的にiPhoneで音楽を聴いたりしないのでイヤホンジャックはほぼ100%使う機会がない為、どうせならキャップしときゃ水没時にダメージを軽減できるかも、ってことでキャップを購入しました。

購入したのはこちら。黒、白、クリアとあって一番目立たなそうなクリアをチョイス。ちょうど2個セットだったのがナイス。Dockコネクタ側のカバーもついてますが、さすがにこれは毎回付け外しするのは面倒なので放置。

つけた感じは左の写真のようになりました。若干飛び出てますが、素手で外せるようにと考えたらこれが限界でしょう。緩くもきつくもない感じ。

まぁ、ここへの浸水が防げてもNCマイクやスピーカーがやられたら意味ないんですけど。

あとiPhone4Sからイヤホンジャック内に浸水チェックシールがなくなったという説も…(Dockコネクタと内部のみ?)