1月18日に申し込んだフレッツ光ライトへの品目変更がさきほど完了。実際にはWebで申し込んでも週明けまで連絡がなかったので、別に電話して申し込んだら折り返しですぐに工事日確定。Webの方は一昨日ようやく最初の電話がかかってきた感じ。NTTのWeb申し込みはアテにならん。
さて、なぜウチほどのハードユーザが二段階定額のライト(目一杯使うと割高)にしたかというと、工事費をケチるため。2013年1月の時点で、Bフレッツから直接フレッツ光ネクストにすると工事費が1万円程度かかるのに対し、Bフレッツからフレッツ光ライト、そしてライトからネクスト(ハイスピード)へは無料。なんだよこのシステムは!でもライトからネクストは局内工事のみで、室内立ち入り工事はBフレッツからライトの1回だけで月内に変更可能ということだったので、1万円節約のため二段階変身をすることに。ちなみにライト工事完了後1時間後くらいにすぐNTTに電話してネクストへの変更を申請しましたが、切換工事は2/15日、つまりちょうど一週間後とのこと。ユーザ宅側では特に操作は必要なし。
■機材周り
元はONU+ひかり電話ルーターRT-200KIがレンタルされてましたが、ONUはそのまま据え置きで、ルーター(HGW)のみ同じ沖電気のRT-400KI(箱にはRT-400KI「2」と書いてある)が来ました。どっちみちこいつはひかり電話専用で、ONUからNVR500に直結したいと思っていたので、下手に一体型に交換されたりせず良かったです。
デザインが少しイカレてた200KIと比べ、シンプルな黒い箱型になりました。
■ひかり電話(Asterisk)周り
NGN移行にあたって一番心配してたのは、Asteriskが使えなくなること。それを恐れて今まで中途してきましたが、RT-400KI同様、400KIもあっさりAsteriskからレジストできました(AsteriskがSIPクライアント)。配線としては当時の記事に書いた構成とほぼ変わらず、こんな感じ。青がインターネットなどのデータパケットの流れ。オレンジが電話の流れです。
図を再利用してるので、オレンジの線はだいぶ端折ってます。実際には、
(ひかり電話網)->ONU->Hub->RT-400KI->Asterisk->NVR500->電話機
となっています。普通はこんなことしなくても、電話機を直接RT-400KIのアナログポートにつなげばOKです。なんでこんなことをしてるかというと、我が家では留守番電話をAsteriskにやらせてるからです。PCサーバーを留守電として使うことで、録音データがファイルとして残るので、例えば留守電が入ったらメールに添付してiPhoneに送信、なんて芸当ができて便利なんですよね。自宅内でiPhoneをひかり電話子機として使うにも、いわゆる「スマフォdeひかり電話」としてRT-400KIにレジストするのではなく、Asterisk配下にぶら下げています。そうしないとAsteriskの留守電が聞きにくい(ダイヤルが煩雑になる)ので。
VP1000も問題なくRT-400KIにレジストできました。ただし緊急地震速報がフレッツ光ライトでは使えないらしく、ネクストになるまで一時利用中断。これもdocomoのケータイにかけると問答無用でTVコールになるというトラップがあるので、本当はAsteriskに収容した方がいいのかも。
ともあれ、長期的にレジストが切れないか等は様子見であるものの、ほぼそのまま利用環境を引き継げました。VoIP-infoのWikiとかでもフレッツ光ネクスト+Asteriskについてはあまり情報がなく不安だったんですが、良かったです。
■ベンチマーク
そしてみんな大好きベンチマークの御時間です!まだハイスピード(200Mbps)ではなく今まで通りの100Mbpsなので、どうなるか。NVR500導入時の記事の記録と比べて見ます。
・フレッツ網内スピード
94.25Mbps –> 93.76Mbps
微妙に下がっとる!!何度やっても93Mbps台@昼間。でもまぁ誤差の範囲ですかね。
・BNRスピードテスト
- 下り:66.87Mbps –> 91.46Mbps (11.43MB/sec)
- 上り66.66Mbps –> 68.96Mbps (8.62MB/sec)
となりました。おぉ、速くなってるよ!
・pingtest.netによる応答速度測定
変化なし。
変更前 | 変更後 |
とりあえず、体感的にもWebページがスパっと画面全体が出る感じ。キビキビしてるというか。ハイスピードがこれより遅くなるということは考えにくいので、幸先いいぞ!