TOSHIBA REGZA 42Z7
BUFFALO 東芝テレビ〈レグザ〉
USB3.0用 外付けHDD 2TB
HDT-AV2.0TU3/V
玄人志向 3.5型HDDケース
SATA接続 電源連動 USB2.0対応
マットブラック GW3.5AA-SUP/MB
DiXiM BD Burner 2013 [ダウンロード]
TOSHIBA REGZA専用3Dグラス
(ZP2シリーズ専用) FPT-P200(J)
前エントリの続き。テレビ/モニタとしての画質周り他のレビューです。
・アニメモードは(゚∀゚)イイ!
比較対象は2007年の32" 非フルHDパネルなので、当たり前ですが解像感は高いし、IPSの発色もとても良いです。色の濃さが地デジとBD位違う感じ(地デジでもBD並に色コントラストが高い)。また同じAX1000(これもそれなりにアニメ向けNRが搭載されている)で再生しても、動きが激しい箇所での破綻が抑えられてる気がしました。精密にスクショまで撮って比べた訳ではないですが、とても満足度は高いです。「BD買わないと」って気持ちが若干静まる感じw。画質の追い込みもかなり細かくチューニングできます。テレビの後ろの壁紙の色を指定すると最適化を図ってくれるなんてのはホント東芝らしいマニアックさ。
今期は「超電磁砲S」や「ガルガンティア」など画質の良い作品が目立ちますが、この辺りはホントBDに近い画質に見えますね。
最初からこれの55”とかあればプロジェクターいらなくなるかも、とすら思います。もう基本「デジタルアニメ」モード(+カスタマイズ)で放置しておく予定。実写のニュースやドキュメンタリーはさほど画質にこだわらないので。
・黒い部分での映り込みはヒドい
残念な点もあります。現行モデルから搭載されたアドバンスト・クリアパネルですが、強調している反射低減が言う程ではないです。むしろ32J5000よりもテカテカで鏡のように映り込みます。今思うと32J5000ってテレビのクセにノングレアだったのか?って思えてくるレベル。その分、発色が艶やかではあるんでしょうけど。
テレビの前にあるカウチとそこに積み上がってる本やDVDが結構はっきり見えちゃいます。色が出ている部分ではまったくそんなことはないんですが、画面の黒い部分や暗いシーンではやはり気になりがち。
カウチのカバーをベージュから真っ黒にするか、間接照明を導入したくなる…部屋の照明を落とし気味にするとかなりマシになるんですが。
前モデルのZP3と比べてウリの1つだったはずなのに、この点はかなり残念です。ZP3の現物と比べたことはないですが、実家のBRAVIA 46HX800等でもここまで気になったことはなかったです(設置条件も違いますけど)。
・白い部分は縞々が若干見える
逆に真っ白い部分にも問題が残ります。うっすらと横縞が見える時があります。プロジェクターの開口率が低いと見える格子の横線だけ、みたいなインタレ縞みたいな。あれはなんなんだろ?気のせいかなと思ったんですが2chでも「しましま」って書いてる人がいたので自分だけではなさげ(個体差だったらイヤだな…)。
2013.05.15追記:この縞々はパッシブ型3Dの為の偏光フィルタによるものらしい。
・倍速品質は未知数
本機はアクティブスキャン240という倍速残像低減機能を搭載していますが、SONYのMotionFlowほど「ヌルヌルスゲー!」って感動は(今のところ)ない一方、SONY機でよくある誤爆(映像の崩れ)もないって感じ。これはもう少し色々なソースを見比べてみるまで評価は保留。
・音質は問題なし
まぁクソ耳のσ(^^)にはTVとしては充分。これ以上を望むときはAVアンプ入れるからいいやって感じ。
あと音質と関係ないですが、アナログ音声出力の音量を可変と固定が選べて、固定にしておくとキッチンの赤外線ワイヤレススピーカーに飛ばす時の音量が大きくなってS/N比が改善されとても聞きやすくなりました。これは予想外に嬉しかった。炊事中の視聴が快適に。
・EPGはまずまずだがネット周りは不安定で微妙
EPGのレスポンスは良好。Panasonic等と違ってレイアウト的にも情報量が多く使いやすいです。一方、ウリであるクラウドサービスTimeOnを利用するホーム画面はかなり微妙です。まず頻繁に「サービスは利用できません」表示になります。そしてそのエラーメッセージを決定ボタンで閉じてもまた出てくる無限ループ状態に。こうなると電源を落とさないとテレビに戻ることすらできなくなります。完全に無反応になって電源ボタン長押しで強制再起動させたことも初日だけで何度か。
正常に動作したとしてもややモッサリしてるし、使いもしないショッピングサイトへのリンク集が1ページ占めててカスタマイズできないとか、かなりお仕着せ感が強い作り。録画コンテンツに連動した機能に関してはまた別途もう少しタイムシフト機能を使い込んでからレビューしたいと思います。
またSMB(Windows)ファイル共有も微妙。まずWindows7/8などに対応してない。裏技的に一度XPで認識させて登録し、その後同じ共有名でWindows7に差し替えるといけるというなんともアレなTipsがあるんですが、ウチではまだ成功していません。一方、古めのLinkStationはマウントできたんですが、残念ながら我が家のH.264/AACなMP4は再生できず。生tsは再生できたので、録画機の録画フォルダがマウントできればかなり便利になるんですが…
DLNA周りは一応使えます。指定秒数スキップは前後で秒数を個別指定できるのはさすが東芝。ただ早送り/巻き戻しはもう少しヌルサク動くといいなぁ。ただチャプタースキップできないのはDLNAだから仕方ないんですかね。CMスキップを多用する身としては結局レコーダーで再生する形に落ち着きそう。内蔵チューナーで録った場合の使い勝手はもう少し使い込んでから。
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あとそういや、前記事の10ポイントに挙げなかったですが、偏光グラス式の3Dにも対応してるんですよね。マイカルシネマズで買ったのも使えるはずなので、そのうち試してみよう。液晶シャッターと違って純正買ってもそんなに高くないですが、メガネerなのでクリップ式のを手に入れたいところ。てかプロジェクターも3D対応なので、テレビでわざわざ3D見ることもないかな。それでなくてもここしばらく3Dソフトなんて見てな(ry
てことで、純粋にモニタとしての画質に限れば真っ黒な時の反射と真っ白な時の橫縞が許容できるか(あるいは照明環境を最適化できるか)ってところで評価が分かれる機種かと思います。もうひとつのウリであるタイムシフトマシン周りはまた別エントリにて。