ようやくAppleWatchゲット ファーストインプレ

AppleWatch届きました。MacBookを使うのに金属パーツがカチカチとパームレストに当たらないのがいいなと思い、ステンレスケースモデルで少しお高いのですがレザーループのブライトブルーを予約。しかしビックカメラ有楽町で4月10日の予約受付開始初日16:01に一番に並んで試着後に予約したにもかかわらず、まさかのレザーループ全体の出荷遅延。結局5月10日の一ヶ月遅れの日、たまたまヨドバシ横浜でステンレスのスポーツバンド白と単品のレザーループブライトブルーが在庫あってゲット。スポーツバンドの分の数千円が高くつきましたが、まぁ実際運動用にはそういうバンドがあってもいいかなと思ったし。ビックカメラは前金でキャンセル不可ということでしたが、電話であっさりキャンセル了承されました。その後で実際に店頭に出向く必要はありましたが。

■レザーループベルト

たぶんこれまでの腕時計の歴史には無かったタイプのベルトで、、マグネットでほぼ無段階調整が可能。ピタっとした吸い付くような固定も好感触です。ただ仕組み上、つい一杯まで引っ張って固定してしまいキツめの締まり具合になってしまいます。多少ゆるくても脈拍はとれるっぽいので、これから暑くもなるし上手い落としどころを見つけたいです。

結果的にキツ目にしめることで、MacBookのパームレストにはそもそもあまり当たらない感じです。これは店頭でスポーツバンドを試着した時にも実は思いました。昔メタルバンドのG-SHOCK(MR-G)をしていたころはすごく気になって必ず時計を外してPCを扱っていたものなんですが。

せっかくついてきたホワイトのスポーツバンドの処遇ですが、ヤフオクに出してもたいした値段にはならないだろうし、Spigenのラギットアーマーを注文してみました。ステンレス+白バンドだと可愛すぎてオッサンには厳しそうですが、これを付けてG-SHOCK的な見た目にしてみたらどうかなとw。ダメだったら黒かな。他のどの色もポップすぎますよね。>スポーツベルト

■ウォッチハード面

また腕の上面というか手の甲側の部分につけていると、それを顔に向けるのに結構腕をひねることになってしんどいです。普通の腕時計は一瞬みるだけだし完全に正対しなくても数字や針が読み取れれば良かったんですが、情報端末となるとしっかり真正面から、かつ若干長い間見続ける必要があって気になる感じ。通話もしますし。なので少しナナメに固定したいんですが、ちょうど骨がでっぱってて当たりが悪いというか。もしかしたら脈拍の測定にも影響するかもだし。少し使えば慣れるのかも知れませんが。

バッテリーはまだ二日目ですが普通に終日利用に問題はなさそうです。24時間保たない=1日使えない、と揶揄されてますが、現実には寝る時にはずして充電台にのせておけば実用的に困ることはあんまりなさそう(長時間通話をしたらわからないですが)。というか家にいる時にまでつけておくかは悩ましいですね。運動量や脈拍のロガーとしては付けているにこしたことはないんですけど。

充電は専用のマグネット式アダプタを使用。Xperiaのものに比べると大きくて乗せるだけなので楽です。ただ雑多な机の上においておくと簡単に外れてしまいそうで、結局充電台としてまたしてもSpigenのこれを注文。また付属ケーブルをこれにつけてしまうと、持ち出しも面倒になるので、1mの純正ケーブルも追加購入。標準添付のものは2mもあって長すぎるのでスタンド専用にしようかと。

ベルトが手軽に使い分けられるのは面白い。そういうコンセプトの時計がなかったわけではないんでしょうけど、AppleWatchの場合は情報端末であり高価なガジェットなのでより多くの場面で汎用的に使いたいわけで、理に適っています。サードパーティ製も含めもっと色々選択肢が増えるといいですね。

■時計として

Android Wareと違ってサードパーティのフェイス追加はできず、デフォルトで入っているものをカスタマイズできるのみ。レザーループ青ベルトにはクラゲがしっくりくるので使ってますが、このフェイスはカスタマイズできる余地が少なく、天気予報などを出せないのが残念。ミッキーはともどもアニメーション系はフレームレートが高いのかとてもヌルヌル動いて綺麗です。

時計としての実用性は常時表示ではないので普通の腕時計には劣ります。ただ腕を傾けてパッと表示されるレスポンスはZen Watchよりも良く、ストレスは少ないです。残念ながら寝転がっている時はタッチしないと反応しない模様。

本体は防水(IPX7相当?)みたいですがレザーループが文字通り皮だとするとやはりあまり濡らしていいものではないだろうと気にはなります。そのうち面倒になってスポーツバンドだけつかってることになってたりしてw。

■基本操作

機能としてはAndroid Wareに近く、Bluetoothハンズフリー+サブモニタみたいな構成。電話の受け答えができ、非対応アプリであっても通知に関してはウォッチ側で閲覧ができます。Android Wareにない特徴としてはグランスというアプリ毎の1枚絵をページめくりで見られるモードがあり20アプリまでの出力するグランスを並べておけます。グランス上で複雑な操作はできず、タップで元アプリが起動するのみ。Windowsのライブタイルに近いものです。まぁ確かに20もあればお腹いっぱいなんですが、最初は面白くてこれがすぐ足りなくなってしまいますね。

ホーム画面はまぁ頑張ったと思いますが、やはり使いにくさはあります。そもそもアイコンに文字ラベル(アプリ名)が出ないので、アイコンの図柄だけで目的のものを見つけなければなりません。よく使うものならグランスから辿った方が速いかも。グランス使わないけどアプリとしてよく使う、ってのはどうしたらいいんだろう。iPhone側のAppleWatchアプリで配置をかえられるので、良く使うものをセンター寄りにしておくとかですね。逆にあまり使わないものなどは少し切り離して島にまとめておければいいのにとも思います。

また通知が溜まりがちなのもいまひとつ。通知一覧からいちどタップして個別画面にいって「了解」を押さないと消えないのも面倒。Androidの通知領域のように一括で消すボタンが欲しい。もしくはスワイプなどもっと手軽な方法で消したいです。

■ヘルス&ワークアウト関連

最近は歩数に関してはM7+iOS標準の「ヘルスケア」アプリでチェックできて重宝してますが、それに加え消費カロリー(アクティブカロリー)が出せるのが良いです。また一日のカロリー消費目標を定めて、円グラフで日毎の達成率を一覧できます。

またデスクワークが多いσ(^^)みたいな人間にとって、定期的に「立って動け!」といってくれる「スタンド」は有り難いです。単に時間周期でいってくれても無駄が多いし、これは簡単ながら面白い機能だと思います。しばらく従ってみたいなと。

■個別アプリ

正直純正以外でこれは!というアプリはまだないです。乗り換え案内系は便利なようでいまいち欲しいタイミングで欲しい情報が得られてない感じ。ちょっと複数並行して試してこんがらがっているのもあるんですが。

地図もiOS標準のは地図とルート自体がイマイチなのであまり役に立たず、Googleマップは非対応。Yahoo!地図なんて案内と関係ない周辺のお店の宣伝しかだしやがらない…。普通に地図が見られるのはまぁいいかもだけど向きも正確に取れないだろうし地図閲覧なら素直にiPhone開きますかね。

またバッテリー消費を減らすためなんでしょうけど、グランスの変更頻度が低いというか、開いてから更新が始まるぽくて、「グランス」(一目でさっと見る)という名前の割に、更新するまでじーっと眺めてないとならない感じが微妙。案内系も昨日のが出てきたり。

 

個別には結構不満がありますが(特にユーザビリティ面)、ともあれ今は手に入った嬉しさが大きく、ヘルスケア系のログ機能に可能性を感じます。個々のアプリについては(自分も含めて)これからもっと頑張ろうぜって感じですね。AppleがAPIでできることをもっと増やしてくれるとなおよいのですが。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)