新型MacBookをUSB充電器で充電してみた

新型MacBookは唯一のUSB Type-Cポートが充電ポートを兼ねています。そしてケーブルとしてはType-A<->Type-Cケーブルはあるので、スマートフォンなどに使う5VのUSB端子付き充電器で使えるか?と思うのは人情でしょう。実際に既に試した記事が出ており、専用充電器にスピードで劣るものの、一応充電できてしまうっぽい。

ウチでもAnkerの60Wタイプの充電器を買い増ししたので試して見ました。Ankerの最近の充電器はPowerIQという自動電流量調整機構がついていて、相手先機器が許容できる最適な電流量を流してくれるので、一般の充電器、モバイルバッテリーよりはいい結果が出るかも!という期待。

ケーブルは多くのものが3Aまでと仕様で定める中、なんと100W(5Vなら20A!?)を謳うケーブルをチョイスしてみました。

開始時点の残量表示は82%。スリープ状態でのテスト

■上記組み合わせ

5分経過時点 84% (+2%)
10分経過時点 86% (+2%)

と10分で4%。

■純正充電器+ケーブル

5分経過時点 91% (+5%)
10分経過時点 95% (+4%)

こちらは10分で9%充電できました。ちょっと短時間すぎるデータではありますが、

  • 充電は可能
  • 純正充電器+ケーブルの倍強の時間がかかる

という結果に。リニアに残量が変化すると過程すると、空っぽからのフル充電に4時間強てとこですかね。あれ?ノートPCとしては普通?普通に終日ぶっ通しでなければ1日保つので、夜寝る前に充電しておくような使い方なら問題なさげ。たまの帰省とか出張くらいなら割といけるかもって感じですね。同じAnkerの40Wモデルは1ポート少ないですが多少コンパクトなのでスマフォやルーターともども1台でまかなえると思えば結構便利かも。

また手持ちのUSB電流チェッカーをかますとなぜか電流がゼロで流れない状態になったので、新しく12V、6Aまで大丈夫というミヨシのSTE-01をゲット。だいたい5V/2.4A位流れていることがわかりました。ASCIIの記事だと2.8A出るらしいですがケーブルの質の差なのか(ELECOMは3Aまでとなってるんですが)、電流チェッカーの計測誤差か。向こうはモバイルバッテリーだというのに負けるのは悔しいですね。しかも同じPowerIQなのに。

■モバイルバッテリーや車載充電器でもテスト

ついでにモバイルバッテリーや車載充電器でもテスト。残念ながらPowerIQ対応品はないので手持ちの2A出力のコレ。なぜかMacBookに直結すると充電アイコンが点かないのに、STE-01をはさむと2.3Aくらいで充電できる。なんでなんだぜ??このバッテリー、なぜかiPhone5sが充電できなかったりと少し挙動がおかしいんだけど(同居人が一緒に買った同型のピンクだと充電できる、そしてiPhone6は充電できてる)、この電流計が仲立ちすることでネゴシエーションが上手くいくようになるんですかね?

そして愛車LEVORGの標準USB充電ポートと、シガーソケットの2ポート計4.8Vタイプの充電アダプタ、どちらも0.5Aしか出ず。ネゴできてないからUSB2.0規格上限になってる感じですかね。それでも一応充電アイコンは点き、LEVORG標準ポートの方で20分走ってみたところ2%しか充電できてませんでした。

これもAnkerのPowerIQ対応のカーチャージャーにすればもっと電流が流れるようになるんですかねぇ。安いから買ってみようかしら。

 

とはいえ、もう少し待てばMacBook純正充電器のように14.5V出るようなUSB充電製品が出る気もするし、そんなにクルマで充電したい用事もないから待ちですかねぇ。

 

ケーブルをELECOM製に交換したり、カーチャージャーを購入してみた続編はこちら

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