久々SONYレコ アニメ予約に強いBDZ-FW2000

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久々にレコーダーを買い増し。久々のSONY。

■機種選定までの道のり

従来の布陣は、

  • Panasonic BXT970
  • ANIME LOCKER
  • nasne 1TB

そしてUHD BDプレーヤーとして、昨年から

を使っています。

普段使いで圧倒的に使用頻度が高いのがBXT970ですが、

などなどの理由で欲求がムクムクと。AVラックスペースもBARAVIA 55X9300cのHDMIポート的にも空きがなかったので、普及モデルでも増えて来たUHD BD再生機能付きレコーダーを買ってUB90をリプレイスし、BXT970は通常録画から更に2チューナーを全録にまわして10ch常時録画設定にしておけばいいかなと。

さて、ここ最近のレコーダー界のトレンドは、「連続ドラマやアニメの視聴をいかに快適にするか」に寄ってきてると思います。そりゃもうネット配信でみれば予約とか気にしなくていいし、CMも入らないし、BD焼かなくてもいつでも観られるしといいこと三昧です。後に残った「配信じゃいつ観られなくなるかわからんよ」というこだわりの保存派ニーズをがっちりとつなぎ止めるしかこの先生き残る道はないでしょう。

ということで最初に気になったのはSHARPのドラ丸。個人的にアニメが目的なので以下アニメと書きますがドラマ派の人は適宜読み替えてください。

  • とりあえず新番組を自動で全部録る
  • 4話までいって全く観られてないものは勝手に消す
  • 「予約確定」操作をして番組は継続して録画

という感じ。いわばアニメだけ自動全録。まさに欲しかったヤツです。店頭で触ってきましたが、リモコンの「ドラ丸」ボタンから一発で番組フォルダ一覧画面に遷移し、その中に録画一覧リストが出ます。ここでサムネイルをOFFにしてタイトルリスト表示にするとかなり文字数が見えてサブタイトルまでEPGに入ってる番組にはかなり良い感じ。また連続視聴に便利なように、「再生止めたらその番組の一覧に戻る」要件があるといいと思ってましたが、これは「番組リスト」ボタンで実現できるようでした。なお「ドラ丸」ボタンだと同トップ(番組一覧)に行ってしまい、停止ボタンだとテレビ画面になってしまいます。仕様としてはほぼ満足。UHD BDモデルもあります。2TBモデルで6万円。

悪くないです。今回全録機含め他のレコーダーが複数あるので、同時録画数やHDD容量にはさほどこだわりがなく数万円で買えればというイメージでしたのでまさにうってつけ。

ただUHD BDプレーヤーとして実力が未知数というかあまり評判を聞かないし、イメージ的にもまぁ「再生できます」レベルなんじゃないかなと思ってどうしても購入に至りませんでした。UB90はプレーヤー専用機で同じくらいの値段してましたし。

そんなモヤモヤの中、SONYが2018年モデルを発表。UHD BD対応などの基本仕様は同じで、チューナー数(2機、3機)とHDD容量(500GB〜3TB)のみ異なるラインナップ。つまり画質的にも普及モデルという雰囲気。

SONY 2018年モデルのドラマ/アニメ録り機能は、(従来のに加えて)

  • 一週間前まで予約できないというEPGの弱点をKADOKAWA提供の事前情報で一ヶ月前から確認、予約できるようにした

というほぼ一点突破型。つまりSHARPほど全自動化はされてなくて、あくまで番組の取捨はユーザが手で行うという方針(もちろん「新」マークがついた1話だけを自動で録る機能は以前からある機能で実現はできます)。録った後の再生も特に専用の入り口がある訳でもなく、通常の一覧からドリルダウンしていくタイプ。でもまぁUHDBD再生もできるだけあってサクサクしています。1万本までの番組を扱えるらしい。

正直、録画機能だけ見ればSHARPの方が力が入ってる感はあります。実際新クール開始直後は前クールの消化もあったりで2話放送前に1話を全てチェックして取捨できることはあまりないです。この2択で悩んだんですが、結局、

  • TVがBRAVIAで番組ジャンルによる画質切り替えとか連動が便利/高画質そう
  • ブランドイメージ、安心感
  • UIのスッキリオシャレ感
  • 先日買ったSONYの4Kビデオカメラとも相性良さそう
  • お仕事的な縁の強さ

あたりでSONYに。3チューナー3TBのFT3000か2チューナー2TBのFW2000かでも悩みましたが、あくまで見て消し中心で全録のバックアップ機もあるということで後者にしました。どうせなら高画質化回路で差別化してあれば投資理由になったんでしょうけど。

ちなみにPanasonicも現行モデルではGUIが更新され、番組一覧からジャンル一覧->番組一覧->エピソード一覧と掘っていく形とレスポンス向上はなかなか使いやすそうでした。ただし冒頭の不満点であるOSDの邪魔さ加減がまったく改善されておらず対象からは外れました。

■ファーストインプレ

旧来の青黒っぽいUIから白っぽい明るいUIに(一昨年くらいからだっけ?)。動作もまずまず軽快。録画番組リストなんかはもう少し録り溜めてからでないと判断できないですが、予約検索周りは一呼吸待たされる感じはあるけどまぁ許容範囲。Android TVのBraviaで全てにイライラさせられることを思えば全然許せる。Apple TVには適わないけど、って感じ。

改編期でもないので自慢の新予約システムもまだ活かせず。ちょっと嫌な予感してるのはBSか地デジか選択ができなそうなとこ。改編期になったら順次BSの選択肢も出るのかな?出るといいな。出なかったらどうしよう…(TOKYO MXよりはBS11で録りたい派)。

ハード的には奥行き狭めでコンパクトですが、天面の段差はやめてほしかった。上に他の機器を積みにくいです。奥行きがないのでどのみちたいしたものは置けないですが、AppleTVとかの小物も収まりが悪い感じ。内部設計的な必然性があったか不明ですが、デザインのためだけの段差だったらやめてほしい。

ネットワーク越しに予約/視聴のできるアプリは相変わらず微妙。広告やめてくれよマジで。カタログで謳ってる機能の1つなのに。百歩譲って課金してもいいから広告消させて。で主な用途はリモコンなのに、このクソオススメ番組表かEPGしかトップ画面に選べないとこも相変わらず。試してないけど視聴はどうせ外部出力非対応だろうからまぁホントに緊急用という感じ。せめてnasneみたいにニコ動コメントを流せる機能とかあれば、ごくたまにそれを見たくて録画まわしてるnasneをなくせるんだけども。

 

たぶん昨日が発売日でまだ店頭デモ機も録画がほとんと貯まっておらず、改編期一ヶ月前まであと何日かあるので、特段の理由がない限りもう少しまって評判を聞いてからがいいかも知れません。月が明ければ「新番組一ヶ月前」になりそこでダァーっとリストが埋まるのか五月雨なのか、KADOKAWA側の情報提供次第なんでしょうか、真価はそれまで定まらない感じですかね。

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