55インチのBRAVIAを壁掛けにしてみた

新居ではリビングも広くなりゼロからレイアウトを再考する中で、テレビの壁掛けにチャレンジしたくなりました。とはいっても賃貸なので壁に壁掛け金具を固定する穴をあけることはできません。そこで最近一部で話題のディアウォールやラブリコ、ウォリストと言った垂直方向に突っ張って2×4材を柱にするアイテムを使ってチャレンジ。

テレビの重さが下方向にかかるので、なんとなく上側でバネで突っ張るディアウォールでは緩む方向に作用してしまって不安だったので、今回はネジで絞めて固定するラブリコを採用しました。4本の柱を立て、真ん中の2本に金具を固定するための水平の材木をHの字状にとりつけます。こちらも棚受け金具でしっかり補強。実際には4本中、中の2本で重さを支えることになります。

テレビ固定に使用した金具はこちら。55X9300cの重さが37.9kgなのでスペック上は余裕をもって支えられることになります。

またそうはいっても柱の耐荷重や万一地震などで固定が外れた時のことも考え、また実用性、見栄えも兼ねて下部にAVローボードを合体させました。写真ではわかりませんが、4本の柱とローボードも金具でガッチリ固定してあります。購入したローボードはこちら。

左右のボックスがユニット化されていて、それぞれ三種類から選んでオーダーできます。うちは垂直に開く扉の中が2段になっているものを選びました。レコーダーやゲーム機的なものが中心のオープン部分に4台、左右の扉内にさらに2台ずつという圧倒的な収納力を期待。ただし、実際に組み立ててみると奥行きが狭い部分も多く、そこまでは圧倒的でもなかったかなw。右ボックス上段にPS4Proは入りましたが、PS5になったらアウトです…

外側の2本の柱が何故必要だったかというと、写真のように飾り板をとりつける為です。「ディアウォール テレビ 壁掛け」などで探すと出てくる作例を参考にしました。

最後にテレビをかけるところが男手が1人しかない我が家では無理だとわかっていたので、引越し屋さんに搬入と同時に引っ掛けてもらえるよう、入居日から先行して準備を進め、飾り板以外のところまでなんとか間に合わせ、後から飾り板を打ち付けた形です。飾り板も塗ったり切ったりがなかなか忙しくて進まず、結局引越日から半月以上かかりました。

■そして完成!

部屋がまだ片付いていないので引きのショットは割愛…こんな感じです。テレビ下と裏に間接照明として電球色のLEDラインライトを仕込んでいます(ので写真がちょっと暗くてすみません)。

今では特別巨大な感じもしない55インチとはいえ、X9300cは左右スピーカーがあるのでそれなりに重量感があります。正直金具を手前に引き出すと若干重みでたわんでる感。右のキッチンで作業する時にスイベル(左右首振り)できるといいかなとこの金具にしましたが、安全を考えると固定形でも良かったかも。でも今更かけかえは男手が…

飾り板は下側がまだ足りていません。というかラック裏でケーブルなどメンテナンスをするのに隙間が必要だからどうしようか思案中。じつは下の2枚は蝶番でつながっていて、めくり上げることができるようになっています。これをもう少し下まで伸ばすかどうかというところです。バランス的にも上側の枚数に対して下側が少なめなのでいずれ補完します。あるいは上側に時計とか小さい棚とかをつけてもいいと思ってるんですが、同居人はスッキリさ重視で合意に至っていません。

またテレビの裏面んところは飾り板を抜かしてあって、SwitchやWi-Fiルーターを置けるようにしてあります。

裏に窓があったけど完全につぶしてしまいました…

どうせ下にローボードがあるのに、わずかばかり浮かせてなにが得なんだ?という論もあるかと思いますが、DYIとしては久々に気合いがいった作業で楽しかったですし、簡単に左右に首振りできるのもまぁメリットかなと。またローボードの上にものがおけるのも(同居人はイヤがるけど)。

いずれ部屋が片付いたら人を呼んでドヤりたいものです。

 

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