ZV-E10もだいたい触って、普段持ち出すならiPhone13ProMaxかGoPro Hero9、ちゃんとしたお出かけならα6600でいいなー、という感じになったので、ZV-E10は本来の使途である仕事の撮影用に特化することにしました。
気になってたのはmicroHDMIコネクタの虚弱さで(これはα6600も同じですが)、はずみでケーブルに力がかかったらスッポ抜けたり最悪コネクタを壊すんじゃないかという不安が。FX3などのようにフルサイズのHDMIポートが羨ましい。そこでFacebookグループでみかけたSmallrig製のリグケージとHDMI変換コネクタを注文。
SmallRig Micro HDMI-D to HDMI-A変換アダプター Micro HDMI-DM(オス) & HDMI-AF(メス)アダプターケー…
ケージの方はまだAmazonやヨドバシには来てないぽいですね。来たらリンク貼ります。公式サイトでも当初一ヶ月待ちとかだったので、在庫が落ち着いてきたら他の機種用と同様に出品されるんじゃないかと。
各方向にネジ穴やコールドシューがあります。とりあえずRODE Wireless GO IIのレシーバーをコールドシューにつけてケーブルをつなげてみました。ケーブルの長さがぴったりでないのでやや邪魔ですがHDMI変換アダプターのケーブルにちょうど添う形でなんとかまとまります。
背面はかなりメカメカしいゴツさが出ますね。マクロスの劇場版お約束のフルアーマータイプになった感じ。元が軽いのであまり重量増という感じはしないです。グリップのところなどむしろ保ちやすいかも。ちなみにα6600みたいなより大きなグリップが一体化しているタイプも発売されています(こちらは更に品薄な模様)。
シャッターボタン付近はさすがに少し干渉します。特にズームレバーのある静止画シャッターボタン側は後ろに走るフレームが指に当たります。押せないというほどではないですが少し違和感があるかも。本体にプリントされた「OFF/ON」「C1」のシルク印刷はしっかりとフレーム側にも引き継がれていて芸が細かいですね。
左サイド。ケージのネジ穴に別売のHDMIアダプターを装着した様子。本体のフタを開けっぱなしで使うのがやや気になります。変換アダプターはネジ2本でガッチリ固定でき、HDMIポートは上向きになります(写真は端子保護カバーがついた状態)。これなら万一ケーブルに足をひっかけるなどしても本体にダメージが伝播することはないし、向き的にもコネクタ的にも抜けにくそう。上向きだとちょっと取り回しはしづらいかもですが。また時としてケーブルが抜けるよりも大きなダメージとして三脚ごと倒れるなんて被害にもつながりかねないので、そもそもケーブルはきちんと床などに固定しましょう。
それでもまぁやはり手持ちのケーブルは先日買った光ファイバータイプのものも含めて両端フルサイズHDMIのものが大半なので、それが直接(?)刺さるのはメリットです。↓こういう小型変換アダプタを水平に突き出しておくよりは随分安心です。
底はこんな感じ。左側はコールドシュー。バッテリー、SDカードも付け外し可能になっています。ダミーバッテリー型のケーブルをつけた時にケーブルを逃がす凹みまでついてて至れり尽くせりですね。
本来レンズの中心線上にあった三脚穴を固定に使い、その周りに別の三脚穴がたくさん。基本はすぐ隣のヤツでしょうか。これが本体中心線上くらいかな。三脚に載せた時の見た目の安定感は増すかもですが、回転軸がズレるので三脚操作としては多少違和感があるかも知れません。
真ん中あたりの金属パーツは取り外してドライバーになります。出先で急にこのケージを取り外す必要がでてきた時に便利!、、と思いつつ次の写真へ。
右側。こちらがわの本体ストラップ金具の下に小さな部品で押さえるようにして固定する仕組みです。ここは小さな六角を使います。つまり、せっかく底面のドライバー金具があっても、さらに六角ドライバーを持ち歩いてないと外せないのが惜しい(もちろんドライバー自体は付属しています)。ただまぁ感覚的にはここのパーツで固定しなくても、底面の三脚穴ネジだけでガッチリ固定されているので、出先で外す可能性がある人はいっそこちら側は固定しなくてもまぁまず大丈夫なんじゃないかなという気がしました。
■まとめ
せっかくシリーズ最小最軽量なのにゴテゴテつけてどうすんじゃ、というツッコミを食らうかもですが、自分的にはもともと三脚固定して室内撮り専用の業務用途で買ってるので問題なしです!安価で、HDMIにクリーンフィードが出せるレンズ交換式カメラが欲しかっただけなので。これにデジタル接続の外部マイクがつけられ、α6600でできなかった外部給電も使えて最高ッス。