iPhone4、iOS4に対応したコンポジット出力ケーブル

iPhone3GSをiOS4にアップデートしてから、カーナビ(CyberNavi AVIC-ZH9000)に動画を映せなくなってしまいました。iOS4になってテレビ出力周りの実装が変わったためアプリの対応が必要になったらしいのです。iPhone4に買い換えても同じで、しかたないのでAirVideoが対応してくれるのを待っていました。

しかし先日のアップデートでも対応したはずのテレビ出力は復活せず。2chでは復活したという人もいるにも関わらずです。で、パイオニアのサイトを久しぶりに見てみると「調査中」とあります。どうやらCyberNavi + 専用接続ケーブルの側にも問題があるようです。

ならばと、CyberNaviには通常のコンポジット入力もついてるので、そちら経由でもいいやと、2chで質問して確実に現在のバージョンで動作するものをゲットしてきました。

購入したのはLogitecのLHC-RCI01(写真上)です。教えてもらったのはLHC-RUI01(同下)ですが、シガーソケットから電源が取れた方が便利なので、同じシリーズのRCI01にしました。ちなみにRUI01の方はmini-BのUSB端子がついており、一般的なUSB充電器+ケーブルを使えば充電することはできます。そっちの方が汎用性の面で有利かとも思ったんですが、車載用としては確実にエンジンOFFで再生一時停止がかかって欲しいので、それを明示してあるRCI01にしました。RUI01+USB電源でも連動するんじゃないかとは思うんですが。あとRCI01の方にはノイズフィルターがついてるのも優位な点かと。

どちらもパッケージに「iPhone4対応」とシールが貼られているだけあり、バッチリ動作しました。久しぶりにAirVideoやiPodの動画、Safari上のHTTPストリーミング共にテレビ出力できました。(なぜかGood ReaderはNG)。

こうなると車載専用のiPod nano 4Gを新型iPod touchにリプレイスしたくなるなぁ…

24bit/96KHz音源に挑戦してみた

せっかく買ったnano/Vが24bit/96KHzに対応してるということで試してみました。

音源は、

あたり。どちらもDRM無しのWAV形式で頒布されてるので色々な環境で試せてナイスです。またSuara~は「雪の魔法」が24bit/96KHzのWAVとマスタリングされたMP3が同梱されているので比較用にも重宝します。ただ、WAVとMP3でレベル(音量)がかなり違うので、交互に聴く時は調整が難しい(面倒)です。ともすればMP3に切り替えた時に急に音が良くなったかのように錯覚してしまう…

■再生環境チェック

・リビングPC + AVアンプ

Windows Media Playerのオプション->デバイスから24bit使用のチェックをオンにしておかないと、「サウンド」コントロールパネル側でも24bitが選べないようです。またWindows Vista以降はカーネルミキサーをバイパスするAPIが内蔵されてるとのことですが、iTunesがそれを使ってくれてるかも不明。代わりにLilithというプレーヤーも使ってみると若干音が違う気もしますが、AVアンプのディスプレイには「96kHz」としか表示されず、本当に24bitのままビットパーフェクトで出ているかどうかも確認手段がありません。

ちなみにiTunes自体は24/96のWAVも普通に食ってくれます。ただWAV形式なので各種メタデータを埋め込めずに若干不便があります。

・VAIO P + nano/V

iTunesでしか試してませんが一応鳴ります。ただAtomには厳しいのかたまにザリっというノイズが混じります。音割れかな?ちょっと常用は厳しい感じ。

・iPhone4

iTunes経由の転送では弾かれます。ただしフルHD動画と同様、Good Reader等のアプリに直接入れてやればあっさり再生できちゃいました。ただたまにですが音がブツ切れします。バックグラウンドアプリを片っ端から殺しておくといいのかも知れません。まぁ、やっぱり一杯一杯だから正式サポートにはならないんでしょうね。

・iPad

iPhone4同様、Good Readerなら再生OK。途切れるとも同じ。こちらの方が頻度多いかも。30秒に1回くらい?音質もiPhone4の方が良かった気がします。あとレベルが低いので音量を上げざるを得ないんですが、その時のホワイトノイズもiPhone4より大きい感じ。

・WALKMAN A845

普通にx-アプリに登録するとWALKMAN転送時に自動変換されてしまいます。またD&Dコピーでフォルダ登録した場合はエラーで再生できません。残念。

・iTunes共有

普通に再生できます。

・AirTunes

普通に再生できます。ただもともとAirTunesってトランスコードしてた様な気がするのであまり意味がないかも。

 

という感じで意外に多くの方法で再生できました。DRMフリーなら最悪エンコードしたっていいので、将来環境が整うことを考えると同じくらいの値段でDL購入できるならそっちでもいいか、という気がしますね。ちなみにSuara~はUSBフラッシュメモリ入りのイベント限定グッズということで異常に高かったですが、喜多郎の方はアルバム一括で3,000円と普通にCDと変わらない値段でした。ジャケット用のJPEGとライナーノートのPDFもついてます。結局変換して聴くってのはアフォらしい気もしますが考えてみればCDだって同じなんですよね。個人的にはラインナップが増えてくれると、いつまでもDRM付き128kbpsのままなiTunes Storeなんかよりはずっと魅力的ですね。

■音質チェック

んー、やっぱσ(^^)の糞耳ではビックリするほどの違いは感じないです。ATH-AD900つないで全神経を耳に集中すると「ん!綺麗かもっ?!」って思う程度。喜多郎の方だとキラキラ音とかかなりイイカンジなんですが比較対象がないのでなんとも(あぁ、自分でエンコすりゃいいのか)。Suaraの方は先にも書いたように音量が大きいMP3の方が直感的には音質まで上がったように聞こえてしまう始末。マスタリングの意図なんでしょうかボーカルがはっきりしてますし。ファイル毎に音量を記憶してくれるプレーヤーがあればいいんですが。ただ24/96の方が音量を上げても“やかましく”ならない印象はあります。MP3は音量上げてくとガチャガチャしだして不快感が増してくるんですが、24/96だとクリア感が保たれるというか。んー、でも同じ音量に揃えられてるかどうかもあやしいかなぁ。

とまぁ一耳瞭然!って感じではないです。BGMとして聴いてたら気付かないでしょう。心理学、認知科学出身のσ(^^)はプラシーボに騙されるのが嫌いすぎて、逆に違いを押さえつける方向にバイアスがかかってしまってる気もしますが、まぁ基本耳がダメダメなんでしょう。BDの画質には敏感なんだけどなぁw。ハイビットレートの音源に心底感動したのはAIRのBD-Boxん時くらいかなぁ。

それでもこういうスペック的な謳い文句でつい手を出してしまうのは、Normanが「Emotional Design」で言うところの内省レベルの感情が反応しまくりだからなんでしょうね。

自宅のメインWi-Fi環境をAirMac Extremeに

最近、というかiPhone4にしてからかも知れませんが、どうも自宅の無線LANにつながらなくなることが多発。PC等他のデバイスからは問題ないんですが、iPhone4だけがアウト。見えてるし設定も記憶済みなのにタップするとエラー。AirStationを再起動すると直る。でもまた数日すると再発、の繰り返し。しかも以前からある症状でウチのメインのAirStationであるWZR-AMPG300NHはWebインターフェイスから再起動すると途中でコケるというのがあり、いちいち物理的に電源ケーブルを抜き差ししにいかなければならない、という状態でした。

WZR-AMPG300NHは長いことBUFFALOで唯一の2.4GHzと5GHz同時使用可能なフラッグシップだったので使ってましたが、最近ようやく後継のWZR-HP-AG300Hが登場しました。まぁ、異常が出てるのはiPhone4だけなんですが当面自分ではどうしようもないってことで、じゃぁ買い換えてみるかと。が、しかし念のためググると、BUFFALOの他の機種でもiPhoneがつながらなくなる問題が発生しているのを発見。これはモデル特有ではなくBUFFALO一般の症状かも知れないという疑惑が浮かび上がります。せっかく買い換えても同じ症状が出たらアフォすぎます。

で、他に2.4GHz/5GHzの同時使用というとNECかApple位しか見当たらず、結局数千円高いながらも「同じApple製品ならよもや相性問題とかねぇだろ」的な思考でAirMac Extreme特攻しました。なんか品薄なとこが多くて、そろそろモデルチェンジ?という気配が漂いつつもあったんですが、まぁしゃぁないかと。

国産の最近の高級無線LANルーターと比べて、AirMac Extremeが違う点は、

  • 1.5倍くらい高い
  • Webインターフェイスで設定できない
  • 未使用ポートを切ったり時間で電源を落とすエコ系の機能がない
  • iフィルターなどのWebフィルタリングサービスやDDNSサービスなどの連携機能がない
  • PPTPサーバーがない

などがありますが、生活サイクルがデタラメで24時間いつ利用するかわからない我が家では省電力系機能はあまり役に立たないし、他のサービスは他で代替してるから必要なし。気になったのは値段が高いことと、PCに設定アプリをインストールしてないと設定ができないという点でしたが、まぁ安定接続には替えられまいと。そもそも安定すれば設定画面なんてそうそう触ることないし。

てことで交換してまだ二日目ですが今のところは安定しています。速度は測ってませんが、接続のネゴシエーションがスパッといくようになった感じ。まぁ気のせいかも知れないですが。エアコンつけてるせいか、噂ほど天板がアチチってことはないです。暖かくはありますが。インジゲーターは1つだけで、AirMac Expressと同様、正常ならグリーンに点灯してるのみ。あまり情報量はありません。

購入前に製品情報サイトをみていてゲストネットワークを作る機能がヨサゲだなと思ってたんですが、残念ながらブリッジ(アクセスポイント)モードでは使えませんでした。まぁそりゃそうか。どうせゲストなんて滅多に来ないからいいや…(;_;)。

アンテナ内蔵していてスッキリしてるのはいいですが、平置き専用なので場所とるのが難点ですね。天板は放熱に重要そうなので下手にもの置けないですし。

WALKMAN A845とiPhone4を接続

右のケーブルは外部音源をWALKMANで録音するための入力ケーブルです。A840シリーズではWALKMANをノイズキャンセラーとして使って外部音源を聴くのにも使えます。

例えば電車で音楽をA845で聴いてて、たまにiPhoneで動画でも観ようと思った場合、残念ながらA845の専用イヤホンはノイズキャンセルマイクの信号ピンの関係でiPhoneのヘッドフォンジャックに指すと片側しか音が出ません。かといって、iPhone用にもうひとつイヤフォンを常時持ち歩くのも邪魔だし、下手にそんなこと考えたらまた病気が出て高額な出費につながりかねません(^^;)。そこでこの1,500円程度のケーブルです。1本線なのでイヤホンよりも持ち歩きも楽ですし、なによりせっかくのA845の優れたデジタルノイズキャンセリング、デジタルアンプも活用できます。

■せっかくなのでiPhone側はDockコネクタで使いたい


audio-technica AT-PHA30i
[|]

ただこのケーブルはもともと外部音源からLINEアウト経由でつないで録音するためのものなので、イヤホン端子から音をとるとややゲインが小さく、A845側でかなりボリュームを上げないと聴けません。音楽に戻した時に爆音になりがちw。

また歴代iPhoneやiPodはイヤホン端子の音があまりよろしくないのが定説になっています。ドックコネクタ側からLINE出力でとった方が音質面で有利ということで、AT-PHA30i等のヘッドフォンアンプも何種類か発売されています(実は先日これも買ってみたりしたんですが、結果的にあまり使わなくなってしまいました。レビューはまたエントリを改めて)。

さて、そこれ欲しくなるのが、ドックコネクタ大で直接ピンジャックがついてるようなアダプタ。ケーブルが出てるタイプはよく見かけますが、今回は相手が決まっているのでミニジャックが理想。ググるとアキバでコネクタ部品を買って来て自作してる人が結構いますね。一瞬、今度アキバ行った時に買って来て自分も挑戦しようかとも持ったんですが、なんとか既製品を見つけました。海外製品のようですが、K’s AMPさんというポタアン専門店で取り扱っていました。>iBasso NEW iPod ラインアウトドック Line Out Dock

(自作するのに比べると相対的に)高いのが気になりましたが、iPhone4に合わせて黒い筐体なのもいいなとか(パーツは白が多い)。

SDIM0227

実際につなぐとこんな感じです。

実際に電車で使い比べてきました。やはり内蔵ヘッドフォン端子だと音が小さく、A845で音量を上げても音質的にはライン経由に比べたらS/N比が低い感じです。アダプタをつけてしまうとケースなどには入らないですが、もともと動画用に手にもって使うこと前提なので無問題。イイカンジです。

残念ながらiPhoneではお約束の「このアクセサリは…」メッセージが出ます。

iOS対応高機能MP4を簡単に作るdgMP4Muxer完成

世間は三連休だったようですが、σ(^^)的には発生イベント皆無だったので、家に籠もって手持ちソフトをこないだ習得した方法でiOS対応MP4にしこしことエンコードしていました。

で、さすがにDOS窓でコマンドを手打ちするのに嫌気がさし、フロントエンドGUIツールdgMP4Muxerを作成、公開してみました。

画面写真

例によって我が家のローカルルールに特化した部分があるのであまり汎用性はないかも知れませんが、逆にそのルール(素材ファイルの命名規則)に従っておけば、簡単確実にiOS(iPhoneやiPad)で認識する音声多重、チャプター入りMP4ファイルが作れます。

mp4boxやmp4chapsに渡すオプションを自由に設定できるようにしてあるので、細かく指定した人にはyambより便利なんじゃないかと思います。

ただ、字幕系についてはほとんど考慮してません。現状でも適当なオプションを書いてやれば使えるかも知れませんが、それでもダメな時は要望として挙げてもらえれば対応してみます。