docomo製Android端末でIPv6を使う

MVNOで使うSO-02G、かなり快適なんですがひとつ残念なのがdocomo製Android端末ではIPv6が封殺されていて、IIJmioやDMM mobileなどのIPv6対応MVNOであっても活用できない点です。APN設定画面でAPNプロトコルの欄がグレーアウトしていて選べません。淡い期待でdocomoショップへ行きSIMロック解除してもらいましたが代わらず。

フレッツと違ってIPv6にしたからといって高速化は望めないんですが、自宅のサーバー機へのアクセスが固定IPやNAT不要で楽になるかなと思いチャレンジ。

結果からいうとroot化が必要でした。root化の方法は多くのブログで紹介されているので割愛。以下の手順についても無保証です。自己責任でお試し下さい。

1. Root Explorerで写真のパスにあるtelephony.dbというSQLiteデータベースファイルを見つけます。ここのAPN設定情報が書き込まれているので、設定画面でグレーアウトされている値を強制的に書き換えるわけです。Root Explorer単体ではSQLiteファイルの閲覧ができるのみ。同じ会社が出しているSQLite Editorを入れておくと編集もできます。どちらも有料アプリです。他の無料アプリの組み合わせでもできないことはないと思います。

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2. telephony.dbをSQLite Editorで開いたところ(インストールしてあればタップするだけで自動で開きます)。carriersというテーブルをタップ。

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3. デフォルトのAPN設定(1と2)、自分で追加したものが見えます。ここでは3番目を編集。右の方へスライドさせてprotocolという列を探します。

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「IP」という値が入っておりこれがIPv4を示しています。これを「IPV4V6」(すべて大文字)に書き換えてSave。こんな感じになります。

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これでAPN設定画面にいってみると、グレーアウトは相変わらずですが中身がIPv4/IPv6になっています!

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念のため再起動した後、test-ipv6.comでチェックしてみると、無事IPv6通信ができました。

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Xperia Z3 Compact SO-02Gインプレ

前エントリに書いた経緯でおサイフケータイ用端末をSO-02G、Xperia Z3 Comactに変更しました。4日ほど使ったレビューをば。

■ハード面

物理サイズはiPone5/sを彷彿とさせます。片手で使う限界サイズって感じ。背面ガラスはiPhone4/sぽく、落とした時に割れるリスクも2倍と思うと、今度発表されたXperia A4の方がいいなぁと。まぁ安くなるの待ちきれないからいいんだけど。いずれ白ロムが値下がりしたら検討するかも。

ともあれ、iPhone6よりも一回り小さく、ズボンのポケットにおサイフとして入れて行く分にはSH-04Fより膨らみ感も抑えられていいです。本当はXperia SXみたいなのがまた出てほしいですけどね。

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背面ガラスは壊れそうなだけでなくツルツル滑って安定感がないので、ラスタバナナから出ているデザインフィルムを貼ってみました。適度に摩擦ができて少しマシになった気がします。デザイン的にも少し個性が出たというか。ただサイズがかなりピッタリで、エッジ部分の手触りが角張っててやや気になります。というか触ってるうちに剥がれてきそう。

液晶側のフィルムはSH-04Fでも愛用していたアスデックのノングレア。。どうせこの端末で動画とか見ることはないので。ノングレアの中ではツブツブ感、ボケ感が少ない気がします。

液晶の解像度が720×1280と低めなものの、ホームアプリをNOVAにしてアイコンや文字のサイズを小さめにしてやると、そんなに手狭感は感じないです。まぁおサイフケータイ用だし。スライドランチャーという左右エッジ部分から引き出せるランチャーアプリを入れて、ホーム画面のアイコンを極力減らしたら、かなりすっきりした環境になり満足しています。

■ソフト面

ホーム画面は速攻でNOVAにしてしまったので、あんまり今までとかわらないですが、最近増えてきてますが、スリープ中に液晶部分を2回タップして復帰するのが便利。

Xperia Z3 Tablet Compactとリンクしておけば屋外で自動でテザイングになるぽいですが、Z3TCをあまり持ち出さないので未テスト。

■カメラ周り

うーん、綺麗は綺麗なんだけど、鮮やかさに欠ける印象。少なくとも本体液晶でハッとする感じはなく、PCに転送してみると「まぁ細部まで撮れてることは撮れてるね」って感じ。液晶X-Reality for mobileをオンにしても。

ただ「背景ぼかし」はとてもいい。過去に使ったこれ系のナンチャッテぼかしアプリの中では一番綺麗にぼける印象。2回シャッターが落ちるので手ぶれには注意しないとですが、手持ちでも普通にピッタリ合成されるし、Googleカメラみたいにカメラを上下に動かす必要もない。これをデフォルトにしたいんだけど無理そげ?

カメラ位置が下部だったSH-04Fに比べるとフェイスアンロックがやりやすくなった気がする。認識速度もあがった?

 

ともあれ、本当におサイフケータイ専用なら眠っていたXperia SX(SO-05B)を復活させる方が小ぶりで便利だったと思いますが、トータルでバランス感はよく満足しています。あとはLolipopが来るのを楽しみに(テザリング穴つぶされないといいなぁ…)。

おサイフケータイ回線をMVNO化

σ(^^)はiPhone回線(今はau)と、おサイフケータイ用にガラケー->スマフォとdocomo回線を併用してきました。MVNOでも一応EdyとかSuicaは使えるらしいと聞きつつも、やはりある日突然使えなくなるかもだし三大キャリアが安心かなぁ、などと思いつつ今日まできました。パケホダブル維持だし最後に買った端末も一括で支払い済みなので、維持費も3千円切るレベルだったからまいっか、ってのも。ところが最近Suicaは解約SIMがささってればOK、それ以外はWi-FiでもOK、という記事を読んで、「つまり維持費ゼロでいいんじゃん!」と知り、それならばとdocomoを解約する方向でリサーチを始めました。

もともと今使っているのはSH-04F。小説系の電子書籍を読むのに最高の機種だと思っていますが、Kincle Voyageにその座を奪われつつあり、おサイフケータイとしては無駄に大きいなと感じていたんです。それでもSH-04Fで読むアドバンテージは白黒反転して暗くした寝室で読む時と、防水を活かしてお風呂で読むことだったんですが、ライフスタイルがかわって最近そのどちらもあまりしなくなり…。で、docomoのSO-02GことXperia Z3 Compact(以下Z3c)かauのAQUOS Serie MINI(以下SHV31)あたりに機種変更/MNPしようかとも思ったんですが、今はかけ放題プランにしないと月々サポートがつかなかったり、どうやっても維持費が高くなるので躊躇していました。これがMVNOや回線契約無しとなれば俄然話が違ってきます。タイムリーにどちらも白ROMがかなり安く入手しやすくなってきてたり…。

■Z3cかSHV31か

ハードのサイズはほぼ同じ。両方防水。一番の違いはZ3cは720×1280、SHV31は1080×1920と液晶解像度が大きく違います。そのくせSHV31の方が1万くらい安い。解像度厨であり電子書籍利用も考えるとSHV31に決まりかけたものの、Z3cが少なくとも海外モデルではLolipop対応済みで、正式なアナウンスはないもののいずれdocomo版SO-02Gも対応してくる可能性がある点、グローバルモデルがあるので、各種ハック情報やアクセサリも豊富である点、そして次節のMVNOの選択肢の多さなどで、Z3cに決めました。

SHV31の方が背面側の両端がラウンド形状になっていて手にもった時にしっくり来る点も捨てがたかったです。

■MVNO選び

モバイルSuicaには解約済みであれSIMが必要。そうなるとnanoSIMやau SIMは手持ちがないのでいずれにせよなんらかのMVNOを一旦は契約してみようと。当初、以前にも利用実績があり自宅ISPとしても信頼しているIIJmioの3GB/980円プランにしようと思ったんですが、どう考えてもそんなに使わない(iPhone6が毎月それぐらい)。docomo系で最後まで悩んだのが、DMM mobileの1GB/660円(税別)のプランとWireless Gate LTE+WiFiの250kbps使い放題/480円(税込)のプラン。どうせこの小さい画面で動画とか、まして外でみることはないので、250kbps出れば充分じゃないかと。それに実測値をみるとそれを越える場面も多々あるっぽい。そしてヨドバシ店頭で即開通も可能。しかしDMM mobileならそこから232円で1GB分の高速通信が使え、制限後は200kbpsでWGに劣るもののIIJmio由来のバーストモードがある。Z3cなら裏技でテザリングもできるので、1GBといえど150Mbpsが使えるなら役に立つ場面もあるかなとDMMをチョイス。価格が税別なので来年には値上がりしそうですが、まぁWGが今の値段維持する補償もないし目をつぶろうとw。5/25の夕方にWebから申し込んで、三日後の28日昼前に届きました。まぁ「三日」という宣言通り。

ちなみにSHV31にする場合は最低利用期間が設けられていないUQ mobile一択の予定でした。

■SMSなしでセルスタンバイ問題は大丈夫か?

OKでした。アンテナピクトも出るし、半日使って圏外時間も0%でした。100円ちょい浮いたw。

■テザリング

例のごにょり方で問題なく使えました。最初「テザリングエラー」になって5月14日アップデートで塞がれた!?と焦りましたが、再設定でOKでした。アップデート前に有効化しておいた人は再設定だけで復活できるぽいですね。どうせ使えないからSIM届いてからでいいや、と思いつつも一応やっておいてよかった…。あと単にSIMかえると再設定必要になるって話も読んだような。ともあれ、以後のアップデートは慎重にせねば。もっともdocomo契約のSIMではないのでOTAアップデートはできないのかな?念のため自動アップデートはオフに。

■速度

speedtest.netアプリで、下り2.87Mbps、上り7.67Mbps、80ms。MacBookにテザリングしてSafariでspeedtest.net使って4.64Mbps/7.04Mbps/76ms。まぁdocomo網ならこんなもんかなって数値。都内、夕方、カフェ店内窓際にて。

■おサイフケータイ

当初の目的であるおサイフケータイも(iD)以外は問題無く使えました。月末なので早速docomo回線は解約。解約金が1万円ほどかかるものの、気分的には身軽になりました。

 

長くなったので端末レビューは別エントリにて。

iPhone6お迎え準備あれこれ

iPhone6の128GB、スペースグレーを予約しました。Plusは動画視聴的にはフルHDなのは魅力でしたが、モバイルで動画を観ることも減って来ていて、優先度としたらモビリティだろうと。光学手ぶれ補正も魅力ですが、最近はここぞという時はLumia1020使いますし。

予約開始当日は一応ヨドバシ秋葉にいってみたものの、今年はWeb予約推奨で、並んで店員が入力するよりも自宅でやった方が絶対早いということだったので、帰宅してトライ。ヨドバシ秋葉もビック有楽町も結局auのサイトに飛ばされて同じフォームで受け付けでしたが、なぜか前者は「メンテナンス中」のままでそうこうしているウチにビック有楽町経由で入ったフォームで予約できてしまいました。数分後にはヨドバシの方も普通に入力可能になってましたが…

■モックであれこれ

秋葉原でiPhone6Plusのモックが売られていると聞き、地の利を活かしてすっとんでいったんですが、残念ながら売り切れ。6の方だけ買って来ました。ちなみに1,050円。以下、iPhone5sとの比較です。

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エッジの角がとれて丸いので握った感じのしっくり感はイイカンジです。ただ薄くてツルツルしてるのでこのままでは落としやすそう。

てことで、Apple純正の本革ケースを注文しました。お馴染みの(PRODUCT)RED。ネイビーも悩んだんですが。そしてこちらも早々に到着。

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写真ではわかりづらいですが、iPad mini用の同色スマートカバーと比べると若干くすんだ色味です。iPadのものは明るくて派手すぎたのでいい傾向ですが、正直もっとくすんでてもいいなと。手触りはかなり良いです。しっとりふわふわ。

この状態で、以前SH-04F用に買って結局使わずにいたELECOMのベルトケースにもピッタリ。マチのゴム部分が若干伸びる感じですが出し入れにキツさは感じません。

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更に、こちらはまだケース入れてはいませんが、LEVORGにつけた車載ホルダにiPhone6のモックをセットしたところ。

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問題なく装着可能。さらに幅は広げられるのでケースでも余裕でしょう。厚さ方向がゆるゆるでナナメになってカタカタしていまう位なので、ケースでピッタリになってくれると期待。MFi認証のLightning充電ケーブルなのでiPhone6でも問題なく使えることも期待。

あとは液晶保護フィルム/ガラスさえ決まれば即日実戦投入可能ですね。最近は0.15mmなんてガラスも登場しているので、またガラスにしてみてもいいかな。以前、タッチ品質はいいんだけど0.4mm弱の厚みでさすがにどうかとおもってやめちゃった経緯があるんですが。

現時点で予約できるのはこれ。ガラスにしては安いですね。ただホームボタン部分の切り書きがΩ型なのはあまり好きではないので、クリスタルアーマー待ちですかねぇ。

スマートカーファインダー「どことめたっけ」

スーパーオートバックスで見かけて購入。車を停めた場所をiPhoneアプリで自動記録してくれるガジェットです。Bluetooth 4.0でiPhoneと通信しており、それが途切れるとその時点の位置情報をiPhoneの専用アプリが記録する仕組みです。ショッピングセンターなどの広い駐車場に停めて、買い物後に車に戻る時に重宝します。

勘違いしてはいけないのは、このガジェットが位置を計測してiPhoneに送るものではないということ。つまり、車両が盗難されてどこかに走り去った場合のロケーターにはなりません。iPhoneと車(この装置)が離れたことを知らせるだけのもので、それをトリガにiPhoneが位置を記憶するものです。ご注意ください。

この手の商品では下のBUFFALOのものが記憶にありましたが、AN-S006はコイン電池で半年動くという点がポイント。いちどiPhoneとペアリングしてしまえば車のどこにおいておいてもOK。Bluetoothの電波さえ届けば、トランクのツールボックスとかでもいいので邪魔になりません。まぁ、BUFFALOのはUSB充電器にもなるみたいなので、もともとそれが欲しい人にはアリでしょうけど(出力電流不明)。

いまのところ一切の操作をしなくてもちゃんと毎回の駐車位置が記録されてるようです。もともとBluetoothをONにして運用しているのもあって本体側の電池の減りも変化を感じません。

ただアプリ「Smart Car Finder」の出来は必要最低限かそれ以下って感じ。標準のMapKit(つまりiOS6以降だとApple地図)で現在地マーカーとともに、記録位置のピンがたつだけ。複数登録時の為にか名称登録もできるのに、地図上のピンは「あなたの車」となる(そこは愛車の名前を出してくれよと)。iOS7.1からできるはずのルート探索にも非対応。せめて緯度経度を他の地図アプリに渡すとかクリップボードにコピ-するとかでもあればいいのにそれもなし。内蔵アプリ上の地図で見るだけです。対してBUFFALOの「Saga-cell(さがせーる)」は進行方向表示やルート検索など充実しています。慶洋エンジニアリングさんにも是非頑張ってほしいところです。