FaceTimeってどういう仕組みなんでしょうね?

iPhone4から搭載されたテレビ電話サービスFaceTimeがいったいどうやって実現しているのかいまいち想像がつきません。ググっても基本的にオープンなプロトコルの複合で、

  • SIPやSTUNを使って呼制御やルーティング(NAT越え)をしている
  • 当面Wi-Fi下でしか使えない
  • 設定不要で使える
  • Keynote Speechのデモでは、通常の電話発信操作中にFaceTimeボタンが有効になりそれをタップすることでつながる

といった点くらいしかわからない。

SIPを使うってことは「ユニークID@ドメイン」みたいな名前空間で識別すると思われます。しかも設定不要ということは、既に存在するIDを流用するってことだから一番ありそうなのはAppleIDを使う?でも1AppleIDで複数のiPhone4を使う人はいるでしょう。むしろ家族などではそうしてる率が高いかも知れません。その端末同士が通話できなかったら問題です。

てことは各国のキャリアが独自にSIPサーバーを立てて、電話番号@キャリアドメインなIDを利用?これはありそう。デモでやってたように電話発呼と同時にWi-Fi経由でサーバーに問い合わせて、OKが返ってきたらFaceTimeボタンを有効にする感じ?筋は通るか。

んで、FaceTimeボタンが押されたら電話切ってWi-Fi経由のSIP接続に切り替えるってこと??音声だけ電話回線なんてことは同期(リップシンク)が上手くいくわけないと思うし、電話代もかかることに。ただそれだと、一瞬電話回線で発呼しないといけないってとこがなんだかスマートじゃない気がします。しかも、相手が3G的に圏外だけどWi-Fiはつながる、なんて場合はどうすんでしょうね?

まぁ、あと一週間弱で実物が触れるのでそうなれば色々わかるかも知れません。

ともあれ、せっかくオープンな規格を使っているので、互換製品が色々でて相互接続してくれると嬉しいですね。個人的にはPC用のクライアントが出て欲しいのと、是非次期AppleTVで対応してほしいと思います。

2010.06.20追記:

Dev登録者向けのiTunes U経由の高解像度Keynoteビデオを見返してて気付いたんですが、発信操作時に名前の横についている種別名が「iPhone4」となってました。つまり普通に電話発信してるように見えて、実は全く別の独自アドレス体系をもったネットワークで呼んでるっぽいです。ということは3G/GSMを介さない通話システムってことですかね??Wi-Fi下ならタダ電できまくり?そりゃ既にSkypeが使えてるんだからできても不思議はないですが。

ただやっぱり設定不要と言うからにはアドレスとしては既存の名前空間を使うんでしょうか?もしくはアドレス帳の入力は設定とは言わんだと?的な。でもアドレス取得手続きから必要となるとやっぱり設定不要とは言わないでしょうねぇ。

2010.06.23追記:

アメリカでは既にオンライン組の手元に届き始めたようですね。EngadjetのレビューにFaceTimeを使った様子の動画があがってますが、やっぱり3G/GSM通話からシームレスにWi-Fi通話にスイッチする仕組みのようですね。音質も変わるというセリフがあります。スゴいなぁ。音声通話ってある意味、対電話会社的に聖域な気がするんですが、それすれもやすやすとスルーしてしまうとかw。ちなみに音声ミュートはあるけど画像ミュートはできないそうです。

iPhone4予約メモ

前エントリにも書きましたが、iPhone4無事予約できました。翌年の参考に流れをメモしておきます。

今回は会社勤めの人に気を遣ったのか、本当に発表から時間がなくて朝開始できなかったのか、受付が17時からと予想外の展開でした。早朝から並ぶ気満々だったんですが。またリアルタイムでSoftbankのサーバーに登録され、その順に店舗割り振りが決定するというシステムになったという噂も聞き、人が集まる量販店よりも弱小Softbankショップの方が有利なんじゃないかという気もしたんですが、まぁポイント狙いでいつものヨドバシへ。

image 朝から新宿などの一部ヨドバシ店舗が整理券を配布したという2ch情報でかなりハラハラ。でも横浜店はあくまで17時という書き込みもあったのでとりあえず信じて15時頃店頭へ。実際まだ行列もなく一旦ビル内のカレー屋さんで遅い昼食。戻ってもまだ同じ状況でしたが程なく行列の案内が!そこで配られた「割り込み防止券」なるものの番号が29。これは文字通りの目的のもので、整理券ではない、列を離れたら無効、ということが強調されました。 行列は店舗奥の階段だったので炎天下に晒されずに済みました。待ってる間に希望のモデルや機種変更か新規かなど簡単な聞き取りをされその内容を書いたメモを持たされる。

あくまで受付は17時からというのを遵守したみたいで、行列についてから1時間少々ぴくりとも進まないまま経過。17時に先頭からカウンターへ進む。10か15ブースくらいあるので2~3ターンでカウンターに入れました。身分証として運転免許証を提示。機種変更の場合はクレカや通帳などは不要でした。注意事項を列挙した用紙にサインさせられるなどして15分程度で手続き完了。ジニー(店頭契約機)のレスポンスが悪くやや待たされましたが、後にこれはまだ幸いな方だったことが判明します。

結局、

  • 手続き完了は17:30頃。予約番号は456xxxA1
  • なんらかの理由で辞退した人がいたのか最終的な受付番号は更に若干繰り上がった
  • でも発売日に渡せるかどうかもわからない
  • ポイントがつくかどうかは未定
  • Wホワイトなどオプション強制はなし

ということです。まー、ヨドバシ横浜(たしかAkibaに次いで2番目の準旗艦店)で30台入荷しないってことはないだろうと信じておきます。ポイントがつかなかったらガッカリですが、なかにはWホワイト強制どころかフォトビジョン契約を迫られるみせや頭金という名の代理店が懐に入れる手数料を要求されるケースもあるということなので、それに比べればマシと考えることに。ヨドバシAkibaではポイントつくという言質をとった人もいる一方、iPadでもつかなかったみたいだし、競合量販店がことごとくつけないという状況みたいなので、あまり期待はできないかも知れません。

んで、長丁場になるの覚悟に電車で出向いていたので、駐車場代を気にせずしばらく店内を散策。30分ほどして売り場に戻ってサーバーダウンの件を知りました。これは並んでる人も店員さん達も気の毒の一言に尽きます。ともあれこの時間にこの店を選んで予約を勝ち取った自分を誉めたい!

■ちなみに3G、3GSの時はどうだったかというと…

3Gの時は予約不可でしたね。午前4時前位からヨドバシ横浜で行列しました。開店直後に整理券をもらうも受付は昼過ぎと言われ一旦帰宅して仮眠。再度指定時間に来店して手続き。帰宅したのが夕方16時と丸半日つぶれました。

3GSの時は予約制。開店何分前に行ったか記憶、記録がありませんが、開店時点で行列は十数人でカウンターに一発でつけたと記録にあります。受け取りも1時間くらいで。3Gの時と比べて事のスムーズさに感心したものです。

今回はフルモデルチェンジだし3Gの二年縛りが解けるタイミングでもあり、3GSの時よりも争奪戦は激しいみたいですね。発表から発売までの時間が短く、キャリアや販売店の準備不足が目立つのは仕方ないかも知れません。WWDCで発売が月内とわかった時には両手を挙げて喜んだものですが、Appleの秘密主義の尻ぬぐいをさせられる彼らはちょっと気の毒ですね。

iPhone4 Black + Bumperの合成画像でっちあげてみた

iPhone4予約しました。

ところで、現時点では白がいつになるかすらわからないのに、公式のBumper写真が白と組み合わせたばかりでイラっ☆としたのでPhotoshopで合成してみました。やっつけ仕事なので「ここおかしくね?」とかいうクレームは受け付けないw。(クリックで拡大)

iPhone4_BK_with_Bumper

んー、個人的にあんまポップな色はどうも…買うなら黒一択ですかねぇ。ただ既にDockは注文済みで、例によって裸じゃないと載らない可能性大なので様子見かなぁ。せめてUniversal Dock用のアダプタを付属させるくらいの気配りはないもんですかねぇ。

iPhoneを2年使って来て落下といえば、アラームでバイブが動作し続けて独りでにテーブルの端から落ちた、ってケースが圧倒的に多いワケですが、ようやく背面が平らになることでそれもなくなるかと期待。まぁ、サードパーティ製品も待ちつつしばらくはアンチグレア保護フィルムだけで戦ってみます。

iPadにシェルケースを装着

iPhoneには様々なシェルケースが出回っていますが、σ(^^)は充電は手軽にDockで行いたい派なので今まで避けてきました。で、同じ流れでiPadもDockを購入したんですが、これがイケてなかった。片手で抜き差しできない。セットする時の位置決めが難しいし、抜く時もiPadを持ち上げたらDockもついてきてしまう。これなら適当なスタンド+Dockコネクタ手差しでもあまりかわらないぞと。

てことで、背面もフィルムで保護しつつ痛化を計画していましたが、とりあえずハードシェルを衝動買い。Softbank Selectionの「ハードケース for iPad」です。レザーケースも明らかにSofrbank Selectionとパワーサポートのは同一品ですし、切り欠きの形状の類似度からしても、おそらくパワーサポートのAirジャケットのOEM品ではないかと思われます。iPhone用でも薄さが自慢のシリーズです。

で使ってみた感想ですが、

  • かなりピッチリしていてガタツキ皆無
  • どころか一度装着すると外すのはかなり苦労する(割れそう)
  • なので思ったより違和感がない
  • 背面に適度な摩擦ができてグリップしやすくなった
  • 背面の光沢もむしろ好み
  • スピーカーから音出してもビビるようなことはなさげ
  • ボリュームと回転ロックスイッチが若干使いづらくなった
  • Dockには刺さったけど認識しない(刺さりが浅い)

という感じ。レイ・アウトやTUNEWEARのハードケースみたいにロックスイッチとボリュームシーソーが単一の切り欠きになってる方がそれぞれの操作感は良かったかもしれません。知人がTUNEWEAR使ってるので今度比べさせてもらおうと思います。ちなみにあっちは100g、こっちは120g。こっちの方が肉厚なんでしょうかね?ちなみにこっちは0.8mmだそうです。TUNEWEARのは不明。

同じSoftbank Selectionのレザーケース(正確にはパワサポブランド)にもかろうじて収納可能でした。もともとピッチリ気味だったので、かなりギリギリというかキツキツですが。ハードシェルをつけたのにその上ケースに入れて持ち歩くかどうかは未定ですが、あっちもまだ買ってそう日数が経っていないので、いきなり無駄にならなくて一安心です。

遅まきながらInstaPaperを導入

GIZMODO Japanのこちらの記事を読んで、名前は知りつつも導入にいたってなかったInstaPaperを試してみました。

一種のオンラインブックマークサービスですが、Twitterクライアントなど様々なツールから記録できるようになっており、例えば誰かのつぶやきの中に面白そうなリンクが含まれてるんだけど、今モバイルだから後で自宅でゆっくり見よう、なんて時にサクっとブックマークしておけます。そしてiPad/iPhoneアプリの場合はブックマークしたページのテキストと画像を簡略表示状態でキャッシュしてくれるので、逆にPCで見ていて面白そうなリンクを見つけたけど、もう出かけなくちゃ、なんて時にサクっとダウンロードしておけば、iPadやiPod touchなど出先でネットつなげられない端末でも移動中に閲覧できちゃう、という使い方ができます。アプリを起動すれば新着のブックマークページを自動でダウンロードできるので出かける前の準備としてもお手軽。

この簡略表示、というのがツボで、割とちゃんと本文を抽出して余計な広告などはカットしてくれるので、画面の狭いiPhoneでもなかなか読みやすいです。ただ、たまに変に改行が削除されて、パラグラフが連結されて読みづらくなるサイトもあります。タグの使い方次第なんでしょう。

画面写真は上記記事を参照してもらうとして、iPad/iPhoneクライアントで便利だなと思うのは、

  • 白地に黒文字と、黒地に白文字が選択できる
  • 輝度調整もできる
  • 本体の傾き角度に応じて自動スクロールさせる機能(iPhone版)
  • 1タップで1画面分スクロールする機能(iPad版)

等、GIZMODEの記事にもあるように、電子書籍リーダー的にみても秀逸な作りになっています。特に白黒反転と輝度調整は暗い部屋で寝モバする時には便利です。ウチなんかだとプロジェクターでゲームしながら攻略サイトを閲覧する、なんて時にも重宝しそう。

■PC(FireFox)からサクサク記録する

当面はPCからブックマークして、iPad/iPhoneで閲覧という利用が主体になりそうなので、PCでのブックマーク操作を整備してみました。

Webブラウザからのブックマークシーンは主に2種類あると思います。

  1. 今見ているページをブックマーク
  2. リンク先のページをブックマーク

2番目は例えばニュースサイトのトップページや「まとめの杜」みたいなリンク集ページから、面白そうな見出しをピックアップしてブックマークしていく場面です。こういう場面では手軽にポンポンといきたいですよね。

まず基本はInstaPaper自身が提供しているブックマークレットでしょう。これをブックマークバーに登録しておけば1クリックで記録できるワケですが、基本こっちは1番目にしか対応していません。

次にTumblr記録のお世話になっているアドオン「Tombloo」。これ自体はTumblr、InstaPaperはもちろんFlickrやTwitter等非常に多くのサービスに対応しており、1番目にも2番目にも使えます。無駄なサービスを表示しなくするなど初期設定はやや面倒ですが、今までTumblrを使っていなかった人にはこれがオススメかも。

ただウチみたいに既に他サービス用に使ってる場合はちと問題が。一発で記録できるメニューサイトは1つしか作れないんです。その項目でTumblrとInstaPaperの両方にポストすることは可能なんですが、Tumblr用とInstaPaper用にそれぞれ一発メニューを作ることはできない。一旦詳細ダイアログを出して、そこでサイトを選び直す、という流れが発生します。今のところTumblrは知人とのシェア用、InstaPaperはあくまで個人の一時記録用というスタンスなので、両方にポストというのはあまり考えたくないんですよね。

次に見つけたのは「Instaright!」というアドオン。設定はアカウント情報くらいですぐに使え、右クリック1発でポストできます。ただ残念なことに2番目の方法専用です。

結局のところウチではTomblooはTumblr用に残しておいて、1番目用にはブックマークレット、2番目用にInstaright!という使い分けになりそうです。

なんかもっとスマートな設定方法、アドオンがあれば是非教えて下さい。