Good Readerで落とし、i文庫HDで読む

Good Reader対応サーバー Good Readerは右の写真のように多くのサーバーに接続でき、iPad単独でファイルを持ってくることができます。一方、i文庫HDは自身がFTPサーバーになり、PC上のFTPクライアントからPUTするというオーソドックスなタイプ(もちろんどちらもUSB経由は対応)。i文庫HDの方がビューワーとしては優れているのですが、PCレスではコンテンツを追加できないというジレンマがありました。

が、しかしGood ReaderにはWindowsのエクスプローラーでいう「プログラムから開く…」に相当する機能が搭載されていることが判明。下の写真の手順でi文庫HDを指定して開くことができます(クリックで拡大)。もちろんGood Reader自身は対応していないZIP内JPEG形式のファイルに関しても扱えます。

Good Reader画面例

これなら大容量モデルを買ってあらかじめなんでもかんでも詰め込んでおくということをしなくても、適当なファイルサーバーやクラウド環境と高速なネット接続があればオンデマンドでデータを持って来て読むことができるワケです。

素晴らしいっ!

iPadの保護フィルム貼り直し

昨日貼った保護フィルムが不満だったので、今日はELECOMのこちらのを買って来ました。BUFFALOのも注文済みだったんですが、待ちきれなくてついヨドバシ店頭で買ってしまったw。

製品ページによると、摩擦係数がガラス面程度みたいです。

結果、満足のいく指滑りを得られました。視認性も特に昨日のと比べて違いはないかな?こちらもマット(映り込み低減)タイプなので多少白っぽくぼやける感じはあります。それでもトータルな視認性はやはり貼った方が良いと思います。

指滑りは今iPhone 3Gに貼ってるパワーサポートと比べるとまだ一歩劣る気もしなくもないですが、あっちはもう貼ってから1年近くになるので経年変化もあるかも知れないと思うと断言は控えておきます。とりあえず、遅れてパワサポから発売されたとしてもまた貼り替えるほどの不満は感じてないです。

またBUFFALOのはHOMEボタンの下が切れて穴ではなくU字の切り欠きになってる点も気になったので、現時点ではこっちのELECOMの方が良い選択だったかなと。(余ったBUFFALOのどうしよう…)

ただこの商品は、普通のフィルムより薄いのか柔らかいのか貼るのには苦労した印象です。気泡を気にしながらすこしずつ貼り付けていきたいところを、勝手にベターっとくっついていってしまうというか。3回くらい貼り直ししました。この手の作業に慣れていない人にはちと敷居が高いかも知れません。型紙的にはiPadのガラス面にかなりピッタリくるサイズになってるので、最初にきっちりエッジを合わせておくと良いでしょう。上手く合うとかなりピッタリ間があります。

iPhone用外部バッテリーをiPadで使う

iPhoneが出た時にも、いままでiPodやiPod touchで使えていた充電器、外部バッテリーが使えなくなったという話題がありましたが、iPadはさらに充電要件が厳しいみたいです。PCのUSBポートや出力の弱い充電器、バッテリーではiPad使用中は下のような表示が出て充電されません(最近のMacのUSBポートはiPad使用中でも充電できるそうです)。iPadをスリープにすると充電はされますが、そのペースも付属充電器に比べるとかなり遅いようです。

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一応、少し前に買った右の充電器で試しましたが、やはり上記の挙動です。画面をONにすると「充電されません」となるので本当に充電できてるのかどうか確認も難しいとw(だるまさんがころんだ状態w)。一応、しばらく放置した後、バッテリー残量が回復していたと思われます。

はやくiPad正式対応でガシガシ充電できる性能をもった製品が出てきてほしいですね。

iPad用OverLay Plusイマイチでした

前エントリで注文したと書いたiPad用のOverlay Plusイマイチでした。iPhoneで使っているパワーサポートのアンチグレアタイプに比べ、明らかに指の滑りが悪い。スワイプ時に指がブブブって鳴きます。意識して力を抜けばマシなんですが、パワサポの方はむしろ強めにしても一切鳴かない。

やはりパワサポからもiPad用が出るのを期待。がしかし、公式サイトにはまったく気配がありません。

とりあえずBUFFALOから「指すべり加工」謳っているものが出ていたのでこちらも注文。貼ったらまたレポートします。

ちなみにアンチグレアフィルム自体の効果はイイカンジです。映り込みが減って明らかに動画が見やすくなりました。光が拡散する関係で多少ぼやける感じはしますがiPhone同様慣れてしまえば平気かなと。

自炊派にとってのiPad(と神アプリ)レビュー

前エントリに続き、動画も電子書籍も自炊する人視点でのiPadレビューです。いくつかの神アプリに助けられ、かなり満足の行く環境が構築できたと思います。

■神アプリ1:AirVideo

自宅のサーバーで各フォーマットの動画をトランスコード&ストリーミングしてiPhone/iPadで再生するアプリです。早くもiPad版がリリースされており、自宅内であればそれなりに高品質に再生できるようです。

当初、このために3G版の購入を考えていましたが、さすがにHD画質のストリーミングを3G経由では無理だろうと考えてWiMAXル-ター経由で使えればいいやと考え直しました。

ただたまにOSごとフリーズして強制電源断を2度ほどしました。最新サーバーでも発生。iPhoneでは起きないようです。

■神アプリ2: GoodReader

こちらもいち早くiPad対応。ただしiPhone版とは別ライセンスで買い直しです…

アプリ単体でFTPやWebDAVサーバーなどから各種ドキュメント、動画などをダウンロードし再生するアプリです。PDFも閲覧できますが、そちらは後述のi文庫HDにまかせ、専ら動画再生に使っています。

実は、従来蓄積してあった1280×720のH.264/MP4形式の動画が、iTunesにはハネられるものの、このアプリで入れてやれば再生できる、ということが判明。iTunesのチェック基準が実際の再生可否基準よりも厳しいんですかね。

ということで今のところ(我が家基準の)HD動画を利用するにはこのアプリを使うしかありません。

■神アプリ3: i文庫HD

奇しくもσ(^^)がiPadを入手した数時間後にリリースされました。基本は青空文庫のデータをダウンロードして閲覧するアプリですが、HTTPダウンロードやFTPサーバー化してPUTすることで、ZIP/JPEGやPDF形式の書籍も閲覧できてしまう、現時点最強の書籍アプリです。

KindleDX向けに自炊したPDFデータ(小説)とZIP/JPEGデータ(コミック)を実際に表示させた様子を動画に撮ってみました。

(著作権者からクレームついたら削除します)

単ページと見開き表示がサクっと行き来できる点、カラー表示ができる点はKindleDXの及ばない利点ですね。またフォルダ分けや本棚ビューなど柔軟なファイル管理ができる点も良いです。KindleDXも次期ファームウェアでようやくフォルダ管理に対応するみたいですが)。

1つ惜しいのはスワイプではなくシングルタップでページ遷移する反応エリアが、右下と左下の各コーナーに設けられています。このゾーンの広さは調整が可能なんですが、基本的に右と左にそれぞれ進む、戻るがアサインできるのみ。入れ替えは可能なんですが、両方を同時に「進む」にはできない。iPadは重たいのですぐに腕が疲れて左右の手で持ち替えるんですが、その都度設定を変更しなければならなくなります。どちらも「進む」アサインで、「戻る」はスワイプのみとかどこか別の場所にエリアを設けるとかできると良いですね。これは要望として送ってみようと思います。

 

ともあれ、いちはやくHD化したこれらのアプリにより、電子書籍&動画ビューワーとしての素性はかなり確かなものになっている気がします。これだけ快適なら32GBや64GB版を買っても良かったかなぁと思うくらい。