F-04Bで使えたUSB通信ケーブル

F-04BのmicroSDスロットは電池を外さないと抜き差しできないので、写真とかを吸い出す時にいちいち電源を落とすのはメンドイ。設定でマスストレージモードにしておけばUSBケーブルで直接マウントできるとのことだったので、久しぶりにケーブルを調達しようと思ったんですが、2chのF-04Bスレで従来のUSB通信ケーブルが使えなかったという報告が挙がっていて、docomoショップでも「今までの汎用ケーブルが使えなくなったらしいんですけど、なんか変わったんですか?」と聞いたら「はい」と言われました。とはいえ、docomo純正ケーブルは充電にも対応していて途中にボックスがあって室内使いには無駄。しかも1,400円もする。

さてどうしたものかと思ってましたが、今日思い切ってヤマダ電機に売ってたUAM-103を買って来たところあっさり使えました。ドコモショップの兄ちゃん、純正品使わせたくてテキトーいいやがったなw。

しかもこのUAM-103、ケータイ側の先端がmini-B USB+変換コネクタという作りになっていて、mini-Bケーブルとしても使える。むしろ普段使ってる巻き取りじゃないmini-Bなショートケーブルにこのコネクタをさしてもいけるんじゃね?という期待が。そしてそれもあっさりOK。むしろコネクタだけ300円くらいで売ってくれたら、持ち歩き用とか実家置き用とかいくつか買っておくんだけどな。ちなみにUAM-103は980円でした。

この調子なら100均のケーブルでも普通に使えたりするんじゃないですかね。2chに書き込んだ人の条件は不明ですが、F-04Bが特殊ということはなさそうです。店頭のDoCopyとか使えなくなったらマズいワケでここの仕様はそう簡単にはかわんないですよね。

心配して損した。

ちなみに、富士通が配布しているこちらのツールで色々編集や転送ができそうです。

PT2マシン用のパーツ買い足し

PT2録画専用機に使うパースをいくつか買い足しました。

■液晶モニタ

もう少し先にするつもりだったんですが、予想外に安かったので…

最初、LGの27インチモデルW2753V-PFが26,200円というビックリ価格だったので、モニタも一緒に買ってしまおう気運が高まったんですが、実家で普段家族が使うのに以前買ったIO-DATAの外付け地デジチューナーを使おうと閃いて、コンポーネント入力があるものにしようと。あとスピーカーもついてるといいかなとか。そうすると少し高くなるので24インチでもいいかなと思ったんですが、あまり良い選択肢がなく、結局レビューでも評価が高い27インチのBenQ M2700HD[公式]にしてみました。コンポーネントはもちろん、HDMIが2系統あるのも将来性があります。ただ、このモデルは現在品薄らしくどこも在庫切れ。ヨドバシの博多には若干あるみたいなので、某hkondo氏にお願いして置くってもらおうとも考えましたが(笑)、まぁ次に実家に設置に行く時にあればいいので、底値に近いAmazonに注文入れておきました。月内に届くといいなぁ。

普段家族が使う場合、外部チューナーをリモコンで切ってコンポーネント端子の信号が途絶した場合にモニタも省電力モードに移行して欲しいんですが、そこはまだ未知数(以外に切れないのが多い。特にD-Sub、DVI以外のモードで)。ただモニタ自体にもリモコンがあるので最悪そっち使ってね、ということで踏み切りました。

■アンテナ分配器+分波器

意外に高い分配機。なにかいいのがないかググっていたところ、PT2ユーザに人気があるDSP-77FW-Pというのを発見しました。これは2系統分配機とCS・BS/地デジの分波器がひとつになったもので、1本のアンテナケーブルから一発でPT2のアンテナ端子を全て埋められるというシロモノです。なぜかAmazonで扱いがなく、ヨドバシで買って来ました。4,000円以上しましたが、楽天だと2,980円が最安値みたいです。

■接触型ICカードリーダー

こちらは現在自宅でも使用実績があるということで、定番のSCR-3310-NTTComを調達。Windows7 64bitのドライバもあるので将来性もばっちり。実家にひとつあればe-Taxにも転用できて(゜д゜)ウマー。

 

M2700Dは導入後あらためてレビューしようと思います。

F-04B買い換え(2) docomoの新サービス体験編

端末のレビューに続いて、新機能、新サービスを利用してみてのインプレッション。別にF-04Bに限った話ではないのでエントリ切り離します。というかどれも開始から随分時間が経ってるので、熱心なdocomoフォロワーの人にはあまり情報価値のない内容だと思われます。

iCお引っこしサービス

iCカード内のデータをドコモショップの端末で移行させるサービスです。N705iμを買った時は、移行元端末が非対応だった、というかキャリア間移行だったので利用できませんでしたが、今回ようやく機会に恵まれました。

通常、EdyやモバイルSuicaを移行するには各アプリ上で機種変更手続きを取り、一旦サーバーにデータを預けた後に機種変更をし、新端末でそれをダウンロードして設定する、という手順が必要になります。ICカードで利用しているサービスが10個もあるとかなりの手間です。ところがこのサービスを使ってFelicaチップ内のデータを移行させておけば、あとは同等のアプリをダウンロードして起動するだけで完了する、というシロモノです。

ただしモバイルSuicaのように依然iCお引っこしサービスに対応してないサービスもあります。困ったことに、

  • 上記ページに非対応サービスの一覧が用意されていない
  • iCお引っこしをすると元端末側のICデータはクリアされる

ので、自分が利用しているICサービスの中から引っこし未対応のものを調べ事前に移行手続きをしておかなければならないのです。しかも、引っこし未対応であっても、ビックカメラのように事前手続きは不要でどのみち店頭でポイントカードを作り直すしかないものもあるからややこしい。結局今回事前にサーバーアップロード的な手続きが必要だったのはモバイルSuicaとnanacoでした。Visa touchが郵送手続きしなおさなくて済んだのはポイント高かったです。ビックとGEOが店頭で再手続きが必要でした。GEOはPonta以前の頃は確かネット経由で移行できたんですが、今はそもそも以前のシステム(トクトクポケットだっけ?)が廃止になっていて、一瞬もう使えないのかと焦りましたが、店頭で申し込めば登録可能です。その際アプリのダウンロードは必要なく、タッチした時の音も独特のものになったので、Felicaがもってる固有番号かなにかを勝手に利用して会員番号に紐づけてるのかも知れません。

ドコモショップ店頭でメモリダイヤルなどをコピーするセルフ端末を使ってできるのですが、なぜか受付けの人に来店目的を伝えると番号札を発行されて待たされました。で、カウンターの端末で店員さんがやってくれようとしたんですが、結局そっちだと消えてしまうデータがあるっぽいといわれてセルフ機を使うことに。じゃぁ自分でやるからいいよと引き継ぎました。待ち損。これからやる人は迷わずセルフ機に直行しましょう。

実行前に対応サービスと非対応サービスがそれぞれ一覧されますが、上記のように事前待避手続きが必要かどうかの情報は示されないので、一旦作業を中止して、店内でVAIO Pを開いていちいち調べたり、電話機の電池残量が少ないから実行できないとエラーになって、店内の無料充電コーナーでしばらく充電したりと、なんだかんだで1、2時間かかってしまいました。

■盗難紛失時の機能

以前の機種には「遠隔ロック」という機能があり、一定時間内に一定回数、あらかじめ決められた電話番号から電話をかけると端末をロックするという機能がありました。最近ではこれの代わりに「おまかせロック」という有料サービスが登場しています。最近では、といっても既にN705iμはおまかせロックの方だったようですが…。遠隔ロックはM1000とかE61とかSymbian系のスマートフォンかなにかで設定した覚えがあります。

で、こちらのおまかせロックですが、電話、ドコモショップ、My docomoから行えます。ドコモプレミアクラブ会員なら無料。非会員だと電話とDSでは525円、My docomoだと315円です。ちと高いですが、事前申し込みや月額料金は不要なので緊急時に泥縄で使える点は良いです。

また「ケータイお探しサービス」も、今回GPS対応機種になったことで、測位精度の向上が期待されます。

「ケータイデータお預かりサービス」もN705iμでは電話帳だけだったのが、Bookmarkや各種設定、スケジュールまで拡張され、しかも本体機能としてメニューに統合されて使いやすくなっています。また、追加料金で2GBのオンラインストレージが利用可能になり、指定フォルダ内の写真や動画などのデータもバックアップできるようになったようです。

これらの機能はiPhoneだと9,800円のMobileMeを契約しなければ使えないことを思うと、かなり割安感がありますね。また実際に紛失した後でも利用できるのは大きいと思います。

■iコンシェルとオートGPSリマインド

f04b_10 使ってる人は地味に便利と言う「iコンシェル」。Microsoftのイルカ同様、こういうのは嫌われる傾向にあると思ってましたが、それなりに好評なようで気にはなっていました。ひつじのようなエージェントキャラクターは必ずしも表示しておく必要はないですしね。

で、これがオートGPSと連動することで、近くの天気や終電情報など現在位置に基づいた情報もプッシュしてくれるようになり、実用度がアップしました。オートGPSリマインダもその1つです。あらかじめ設定しておいた場所に近づくとポップアップでメッセージを表示してくれます。まさにσ(^^)が1995年に思いついて修士論文テーマとして研究していたPlace Oriented Reminderです。写真は今日初めて通知された様子(クリックで拡大)。ちょっと感動。バッテリの持ちが心配ではありますが…

iコンシェルの連動コンテンツはサードパーティからもかなり色々提供されているようなので、追々吟味してみようと思います。

おサイフケータイ用ケータイをF-04Bに機種変

σ(^^)のメインのケータイはiPhoneですが、別途おサイフケータイを利用する為にサブ端末を使っています。機種は2008年4月からずっとN705iμでした。おサイフ用と割り切っているし2台目なのでとにかく軽薄短小優先で厚さが1cmを切るこの機種を選び、以後μ系統というか1cmを切る機種はどこからも発売されず、ワンセグなどが基本装備になることでむしろ分厚くなりつづけ、新しいサービスに興味を抱きつつも、σ(^^)としては異例の(笑)2年使用(契約的にはT-01Aを買ってますが、SIMはすぐにこっちに戻して使ってます)。

さて、2010年春モデルでも残念ながら1cmを切る機種はなく、「今期もスルーだな」と思っていたんですが、ふと分離型のF-04Bに目が留まりました。どうもこれ、キーボード側がなくてもフルタッチで一通りのことができるっぽい。そしてディスプレイ側だけなら(カメラレンズの出っ張りを除けば)1cm!

また、最近仕事で最新のB世代のFOMAを5機種横並びでじっくり評価する機会があったんですが、そこでもFは全体に好印象だったのも後押しになっています。

大学院の修論テーマがP.O.R.という位置情報に基づいたリマインダだったσ(^^)的には、ずっとiコンシェルのオートGPSリマインドを試したくてウズウズしていたのもあって、「キーボードは外して持ち歩く」という前提の下、2年ぶりに機種変更に踏み切りました。

ということで、以下おサイフ専用サブ機として本体のみで活用する前提でレビュー。すげぇニッチな視点かと思いきや知り合いにも同じこと考えてこの機種狙ってる人がいたくらいなので、割とニーズあったりして?

■ハード面

すでにあちこちで散々書かれてますが、キーボードつけてスライドスタイルで持った時の重量バランスが悪すぎるのは間違いない(^^;)。まぁ、昨日ずっと設定移行作業をする間あって助かったのは事実。基本外しておくつもりですが、持ち歩くかどうか悩ましいところ。

実はキーボード側にもバッテリーが入っていて、合体させるとある程度までは本体側に給電もしてくれるんですよね。本体側のバッテリーは650mAhなのでN705iμと同じですが、大画面化やオートGPS等でかなり待ち受け時間は減ることが予想されます。まぁ、通話には使わないので、Felicaが反応するくらいの電力が残ってればいいと思っています。N705iμの時は週1,2回程度充電してた気がしますが、最低でも1日もってくれればまぁいいかなと。

QWERTYキーボードはまずまずですが、本体と分離してしか使えないので本体側の保持が問題になります。頑張れば両人差し指で本体を保持して親指でポチポチ、という持ち方は可能です(一人でそれを写真に撮るのは大変なので割愛w)。また本体を卓上に立てて置くためのスタンドになるストラップも付属してますが、使いどころがなさそうなので開封してません。本体側の裏に収納できるスタンドが欲しかったですね。ちなみにストラップホールはキーボード側のみ。

タッチパネルの使い勝手ですが、メニューを選択する時にダブルタップをするのがやや面倒。これはキーボードUIとの両立の絡みなんでしょうけど(1回だとフォーカス移動のみ)、タッチパネルの時は1タップで決定したらダメなんでしょうかね?

本体のみ使用で一番問題になるのは充電な気がします。別売りのクレイドル(充電台)は合体した状態でないと使えません。本体のみの場合は、充電端子のフタを開いて直接コネクタを挿す必要があります。またキーボード側単体の充電もできません。充電頻度が高いとするとちと面倒です。コネクタ挿し充電が当たり前の人にはさほど気にならないかもですが。

f04b_8 誤タッチ防止関連では、右サイドにあるロックボタンを使います(写真右)。ロックボタン押下または一定時間無操作時の画面が消えた状態ではタッチも前面の2ボタンも一切効かず、ロックボタンを押す必要があります。iPhoneのクセで前面の終話ボタンを連打してしまいますね。確かに終話ボタンの方がカバンやポケットの中で押されてしまう率が高そうですが、iPhoneみたいに加えてスライド操作を必要にさせるのって特許なんでしょうかね?

また復帰時に4~8桁の端末暗証番号を入力させることもできます。そのロック条件は時間に加え、モーションセンサーで動いてない時のみ(置き忘れなどを想定)という条件を付加できます。つまりポケットに入れて歩いてる分にはロックされないというワケです。まぁ、誰かに拾われて移動中ならマズいんですがw。ロック時は待ち受け画面の表示は可能ですが、操作はいっさいできません。iPhoneだと緊急発信だけはできたりしますね。個人的にはWindows Mobileみたいにオーナー情報は見る手段があってもいいと思います。拾った人が連絡できるように。

なお、このロックだけならICカードは利用できました。もしかしたら連動でICロックもかけられるかも。

ボタン位置は上寄りの方が良かった気がします。この位置だと左手で持った時はいいんですが、右手で持って親指で押すのがちと辛いです。

microSDスロットはSIMスロットと並んで電池ボックスの中(電池を外さないと抜き差しできない)なので、頻繁に出し入れするには向きません。カメラとして使い且つPCにバックアップとりたい場合は、USBケーブルかBluetooth経由がヨサゲ。

カメラの出っ張りはズボンの前ポケットに入れてしまうとさほど気にはなりませんが、微妙にN705iμと比べるとポケットの中での居住まいが悪い感じはあります。エッジが特別立ってるというワケでもないんですが。まぁ、厚みが同等でも全長が少し長くなってるので仕方ないでしょう。

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■文字入力

タッチでの文字入力ですが、ポケベル打ちとはまた別の独特な2タッチ方式でちと違和感があります。特にアルファベット入力が大文字優先な作りになってるのが地味に使いづらい。左から、かなモード1タッチ目、2タッチ目、英数モード1タッチ目、2タッチ目、手書きモードの様子です。

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かなはまだ良いです。ただ「や行」でなぜか2タッチ目が上詰めになって、1行目に「やゆよ」と並ぶのは納得いかないですけど…(「よ」は「おの段」だから写真の「こ」の位置かと思いきや…)

違和感が大きいのは英数モード。メールアドレス、URL、パスワードなど普通は小文字の使用頻度が圧倒的に高いと思うんですが、小文字が下に寄ってるんですよね。フィッツの法則的には別に小文字が遠いワケではない(P~Zならむしろ小文字が近い)んですが、やはり視覚的に大文字が先に目が入って押してしまうんですよね。小文字は指に隠れてる率高いですし。個人的には逆にしてほしかった。というか、大文字か小文字かなんて、テンキー入力同様、前の文字のを継続してくれりゃいいんですが。

1タッチ目と2タッチ目で画面の色が黒から青に変化する辺りはよく配慮されてますね。

手書き入力はなかなか良いです。文字種限定はできないんですが、不思議とアルファベットなどもしっかり識別してくれます。おサイフ用としてパスワード入力用途が大きいんですが、これなら手書き入力で使ってみてもいいかも知れない。入力欄が1枠しかないのでタイムアウトして次の文字として認識しはじめるまでの時間を微調整できると良かったかなと思います。現状では一呼吸おいてから次の字を描き始めなければならない感じ。

予測変換の質も上々(ATOKみたいです)。テンキーを使った機種も含め、最近のFの文字入力は全体に好感度高いです。丸ゴシックなフォントも読みやすいですよね。

■待ち受け画面関係

どうでもいい人にはどうでもいい要素ですが、個人的には重要w。せっかく解像度が高く発色も良い液晶を積んだデバイスなんですから、普段はお気に入りの萌え画像を表示するフォトフレームにしたいのですw。

N705iμではパカっと開ける度に違う壁紙を表示という設定ができて、非常に気に入ってたんですが、F-04Bも同様にスライドの度毎と時限式でのランダム変更ができます。きかも縦状態と横状態でそれぞれ別のフォルダを割り当てられるという凝りよう。キーボードを外して使うσ(^^)的にはスライド毎は意味をなさないので、時限式に設定してみました。頻度は最短の30分。もう少し短いサイクルや、ロック解除毎ってのもあると良かったかなと。

また時計のデザインと表示位置もそれなりに選べます。位置は上中下の3パターンのみで、しかもあまり下寄りにはなりませんが、時計のデザインが多めなので、壁紙の邪魔にならない状態を吟味できます。まぁ、ランダム壁紙な以上、基本あまり目立たない状態にしとくしかないんですが。

おサイフ用メインということでNの時は、Edy、マクドナルドクーポンアプリ、Visa Touchなどの良く使うアプリをデスクトップ(?)ショートカットとして置いていたんですが、残念ながらFでは単体のアプリを直接ショートカットにすることはできなさそげ。仕方ないので、アプリ一覧画面のショートカットを置いてます。ちゃんとできました。

■ICカードロック関係

面白いのは、ICカードのロックをサービス別に指定したり、曜日時間で自動ロック/解除できたりする点。

例えば、少額プリペイド系やクーポン、会員証系はすぐ使えるようにロックしたくないけど、ポストペイ(クレカ)系のはロックしたい、というニーズを充足します。ポストペイ系はアプリ自体に暗証番号をかけられたりしますが、操作が一元化できるのはメリットかも知れません。

■i-modeブラウザ2.0

i-modeブラウザといえば左右キーはページの進む/戻るにアサインされていて、リンクは上下で辿るというのがお約束でしたが、少し前の機種からこれが大幅にリニューアルされ、進む/戻るがソフトキーに追い出され、より直感的に上下左右キーでリンクを遷移することができるようになりました。ひたすら下キーを押していったのに、ややインデントされてるリンクはスルーされたりとまだ違和感のあるケースもありますが、概ね快適です。

■使いかたガイド(全部検索ヘルプ)

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地味に便利そうなのは待ち受け画面から一発で呼び出せる検索ガジェットです(写真右)。上のボタンで検索対象が、

  • iモード
  • Google(通常、ニュース、画像が指定可能)
  • ロケーションレーダー(GPSによる周辺検索)
  • 使いかたガイド
  • 辞書(国語、英和、和英)
  • 電話帳
  • メール

から選べます。

その中の「使いかたガイド」は文字通りオンラインヘルプの全文検索ができます。ちょっと使い方がわからない時に、紙やCD-ROMのマニュアルを参照しなくて済むので便利そげ。

 

長くなってしまったので一旦切ります。次回はサービス編を予定。2年ぶりの機種変なのでiコンシェルとかdocomoの新サービスも初体験が多いので。

フルHDファイル再生対応の動画プレーヤー T11TE

フルHDクラスの動画ファイル対応のポータブルプレーヤーが増えてきました。しかも中国製のは2万円を切る価格帯とお手頃。ずっとCOWON A3を使って来ましたが、そろそろ買い換えてもいいかなと。臨時収入もあったことだし、今日秋葉原行って買って来ました。

機種はRAmosT11TE [impress] にしました。生ts対応を謳う同社のT17FHDの評判が良かったのでそれを買うつもりでお店に行ったんですが、東映無線さんの店頭でやはり4.3インチより5インチだなぁとかデザインが好みだなぁとかで急遽変更。生tsも大丈夫とのことでしたし。

■ハード面

シンプルで安っぽくないデザインはかなり気に入っています。狭額縁なのもいいです。外殻が金属なせいか、手に持つとややズッシリ来ます。あと狭額縁な分、指の添え方にちと悩みますが、まぁそれは贅沢な悩みでしょう。

液晶の視認性は上々。視野角は実用上充分です。

充電は5Vですが、残念ながらmini-BなUSBでありません。最近買ったWiMAXのモバイルルーター、シンセイのUroad-5000と同じでした。

惜しいのは内蔵の 16GBメモリの書き込み速度が遅い点ですね。店員さんにも言われたんですが、実際かなり遅いです。FireFileCopy読みで8.8MB/sでした。生ts1本だとかなり待たされます。別マシンで手近なmicroSDにコピーしようとしたら11MB/s程度だったので、microSD経由を基本にした方がいいかも。

あと内蔵メモリはFATみたいで、4GB以上あるファイルは置けません。

■再生互換性

本日時点での最新ファームでざっと試した限りでは、

  • DivX AVI コンテナ 1280×720 OK
  • H.264 MP4コンテナ 1280×720 OK
  • H.264 MP4コンテナ 多重音声ファイル NG
  • MPEG2 tsコンテナ 1440×1080 シークすると固まって再起動

という感じです。

tsがちと残念ですが、一応見られるのであとはファーム更新に期待しましょう。その他、ウチで作る予定の形式は概ね再生できたのでひと安心です。

日本語ファイル名、フォルダ名もちゃんと表示されます。「・」が化けますが…

 

ともあれ、これで春からの新番組の消化ペースもあげられそうです。また、チャック付きビニール袋に入れてお風呂に持ち込めば、テレビ録画消化しつつVAIO Pではネット、という環境が構築できます!実際、このエントリもお風呂で動画見ながら書いています。

なんか手頃なスタンドを物色しよっと。