torne ファーストインプレ/ PS3 HDD換装

PC録画環境もBDレコもある我が家ではさしたる必要性はなかったのですが、PS3パワーを駆使したレコーダーUIを体験してみたくてtorneを購入してみました。初回は逃したんですが、一昨日あたりにあちこち再入荷があったらしく、近所のGEOで10台ほど在庫有り状態で普通に買えました。

■torne UI所感

やはり家電レコーダーに比べると操作性は良いです。まずなによりレスポンスが良い。そしてSIX AXIS/Dual Shock 3を使った両手オペレーションが存外しっくりくる印象。BDリモコンよりも快適かも知れないです。実際、BDリモコンの専用ボタンはほとんど効きません。例えば15秒フラッシュボタンがあるのに動作せず、R1/L1ボタンは効く、って感じ。ここは追々バージョンアップで対応してくれると嬉しいですね。

ユーザビリティ的に微妙だなと思うのはトップ画面(メインメニュー)。全ての機能の入り口が等間隔で円形配置されていてクルクル回して選ぶ感じなんですが、SETTING(初期設定)やCONTROL(ボタン割り付け設定)みたいな普段使わないようなものまで同格で配置されていて日常の操作で無駄を感じます。またどれが何のボタンかもフォーカスしないとラベルが出ないので、とっさにどれを選ぶのか狙いがつかず、1つずつ回してラベル確認して「違った、次」と進めて行く感じ。通常のリスト形式だと位置を手がかりにして学習が進んだりするんですが、円形メニューだと毎回位置も変わってしまうので、純粋にアイコンの意味を記憶する必要があります。これは慣れれば(覚えれば)解消される可能性はありますが、ちょっとUXに走り過ぎちゃったんじゃね?という印象は否めません。

トップ画面以外は概ね良好で、少ないボタンでやりたいことができるよう上手くまとめてあると思います。Playstation Storeなどに慣れてる人なら違和感なく操作できるんじゃないでしょうか。

一方で機能的には必要最低限で、今時の家電レコに比べるとちょっと見劣りがします。W録とかBS/CSとかハード的な制限はおいといても、ソフト面で解決できる機能として、とりあえずEPG(電子番組表)画面で、特定のカテゴリを色分け表示する機能は欲しかったです。例えばσ(^^)の場合、アニメ、映画、ドキュメンタリーはよく見るけど、ドラマ、バラエティ、スポーツはほとんど用無しなので、はっきり視覚的に描き分けられてると番組表を見る効率が非常に高いです。また録った番組の一覧画面は予約別のフォルダ分け表示とかはなく、ズラーっと並んでソート順が選べる程度とシンプル。この辺は同じグループのBDレコーダーなどのノウハウを共有できないもんでしょうか。VerUpに期待。あと、録画パターンは一回、毎日、毎週の3つしかないんですが、月~金みたいなのはどうするんでしょうね?番組名でちゃんと認識して土日はスキップとかするんでしょうか?ちょっとWBSを予約して挙動を調べてみたいと思います。

■HDレコーダーとしての実用性はあるのか?

起動時間、操作を別にすれば、視聴用としてもそれなりに扱いやすいと思います。Bluetoothのコントローラー/リモコンは向きを意識しなくていいので便利ですしね。ので、地デジチューナーがついてないHDテレビ/モニタと組み合わせて使うのはアリかなと思います。ただ、それらのコントローラーで音量が調節できないのがかなり痛い。どうしてPS3側でもある程度は音量調整できるようにしてくれなかったんでしょうね。

またウチは初代の60GBモデルですが、録画動作中のファンの音は結構気になります。寝室で深夜番組を録るにはちょっとつらいです。そういう使い方をするなら薄型以降のモデルと組み合わせるのが前提かもです(薄型がどれくらい静かなのか自分の耳で確かめたことはないですが)。

普通にデジタルチューナーのついてるテレビにこれを組み合わせて使うメリットはあまりないかなぁ。リアルタイムの視聴率ゲージとかに価値を見いだせる人向け。あと、画面を2分割してブラウザを使える機能は面白いですが、文字入力パレットがど真ん中に出て映像を隠してしまうのは微妙。パレットも右側のブラウザエリアに納めるか、せめて寄せて欲しいです。これハードウェア的なキーボードをつけたらどうなるんだろ?テレビみながらWebで調べ物、という使い方はσ(^^)自身よくするのでアイデアとしてはおおいにアリだと思いますね。予約数ランキングは家電レコでも一部についてた時期がありますが、便利といえば便利ですね。ちょうど今みたいな改変期は予約入れ直しが多いですが、ランキングみるとすぐ見つかったり。PS3ということもあって、あきらかにアニメ好き層が多いランキングなので、個人的には実用性も高いw。

PSP連携機能は、SONY製レコーダーを既に持ってる我が家では今のとこあまり魅力を感じないです。転送時に変換する分、BDレコよりも時間がかかるようですし。リモートプレイもWANから使えるなら是非使いたい気はしますがLAN専用だとどうかなぁ。まぁお風呂では近々試してみたいと思います。

「BDも観られるゲーム機」から「BDも地デジみ観られて、レコーダーにもなるゲーム機」へとステップアップできるという点ではPS3の付加価値を上げる良い周辺機器だと思います。ほとんどテレビを観ない人、私室ユースにはとてもCP高い製品ですよね。

■ついでにHDDも換装してみました

レコーダーの使い勝手はある程度録り貯めてみてわかると思うわけですが、我が家のPS3はtorne購入時点で残量20GB強。30分アニメ番組数本しか録れません。やらなくなったゲームをアンインストールしても44GB程度でした。そこでこの機会にHDDの換装を実施。気持ち的に現行モデルに負けない320GBか500GBにしようとお店(ドスパラ)に出向き、価格差などを考えて、WDの500GBモデル、WD500BEVTをチョイスしました。7,000円弱でゲット。PS3につくのは2.5インチの9.5mm厚タイプ、S-ATA。3Gbpsのものはジャンパーで1.5Gbpsに固定した方が良いらしいですがジャンパーついてなかったのでとりあえずそのまま投入。いまんとこ普通に使えてます。WDのお家芸である節電機能のせいかゲームで時々つっかかるという書き込みもみかけましたが、そこらへんは未検証です。

バックアップは16GBのUSBメモリで足りました。ファーム自体は本
体のフラッシュメモリにあるのか、HDD交換して電源を投入するとフォーマット画面が出てきて、フォーマット後は普通に起動。バックアップデータをリストアして完了。割と簡単です。1TB、2TBと欲しい人は別ですが、現状640GBまでなら内蔵を換装する方が色々と便利じゃないかと思います。レートの高いBS/CSは録れないので、500GBでも実用上は充分な人が多いのではないかと。

 

普段、PS3はプロジェクターにしかつながっておらず、気合いいれて映画みたりゲームしたりする用なんですが、しばらくは食卓前のテレビにつなぎかて、普段の録画視聴に活用してみようと思います。

実家階段照明をLED化

省エネ厨、新しいもの好きのσ(^^)がずいぶん前に交換した実家階段の電球型蛍光灯ですが、寒いこの時期のつけ始めがやや暗いという指摘があり、たまたま近所で安かったSHARPのLED電球に交換してみました。

SHARPのE26口金タイプでは明るい方(60W相当)の電球色モデルです。

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写真手前が今まで使っていたNECのホタルック機能(消してしばらくは蛍光塗料でぼんやり明るい)のついた電球型蛍光灯、奥がDL-L601Lです。

下が比較写真。一応、カメラの露出設定とISO設定は固定してみました。

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やはりLEDの場合、口金寄の部分がヒートシンクになってて光らないため、こういうタイプのカサだと上側が暗いですね。直視した明るさは似たようなものですが、陰が多いぶん、空間全体としては“暗いかも”という印象になりがち。天井に映る影もこんな感じでくっきりと出ちゃってますしね。色味は601Lの方が赤みが少ないというか黄色い感じ。でもまぁ交換直後だから気になるってレベルかと。

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LED電球の当面の課題は、全光束的な意味での明るさの向上より、このヒートシンク問題の方が要改善度合いが高い気がします。

■オマケ:LED常夜灯(安物)

実家私室の常夜灯が切れてたのでこちらもLED化をしようと。東芝の4LEDタイプのものは3,000円近くもしてたので、ELPAの498円のを買ってみました(こちらはLED一灯)。結果惨敗orz。常夜灯としては全く役立たずな明るさでした。安物買の銭失いをしてしまった…

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ちなみにLED常夜灯は以前もPanasonicだったかのものを買った時に、一ヶ月程度で壊れてつかなくなるなど、あまり良い経験をしてなかったりします。

小型携帯電話充電バッテリー Petit eco

σ(^^)はメインのiPhoneの他におサイフケータイ用にdocomoのN705iμを携行しています。iPhoneは毎日家でも使うし寝る時は枕元で充電する習慣があるからいいんですが、おサイフケータイ用ケータイは家の中ではほとんど使わないので、脱いだズボンのポケットに入れっぱなしとかで、よく出先で使おうと思ったら電池切れ、なんてことがあります。

電源が切れてもFelicaとしては機能することが多いのですが、チャージ操作などができないと困ったり。で、どうせ最近はVAIO P入れるウェストバックも携行していることだし、小さいUSB出力付きバッテリーを入れておこうと画策。

最初は、eneloop mobile boosterやPowerBank Slimを買うつもりでヨドバシに行ったんですが、結局これを買って帰ってきました。

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ストラップとしてぶらさげておけるサイズのバッテリーです。商品名はPetit eco。もともと充電式である携帯電話を充電するデバイスのなにがどうエコなのかはいまいち不明です。乾電池式じゃないから??

下の写真のようにゴム製のカバーを外すと充電端子が出てきます。これ自体に充電するのも同じソケットを使います。個人的にはmini-B USB端子の方が便利なんですが、まぁそんな人は少数派でしょうね。

真ん中のボタンを押すと端子の反対側にあるLEDライトが点きます。

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小さい故にデメリットは充電容量です。3.7V/280mAhしかありません。eneloop mobile boosterの1/9しかありません。仕様では「通話時間が35分延長できる」とあります。サイズ効率もコストパフォーマンスも良い気はしませんが、まぁ、最初に書いた「おサイフケータイのチャージ作業」くらいには充分かなと。

ちなみに買ってすぐ使える、とパッケージに書かれていましたが、σ(^^)が買ったものは完全に空でした。LEDライトすら点きません。出先で緊急用に買うには要注意かも知れません。

Cybershot DSC-TX7ゲット

海外発表時に「絶対買うっ!」と思いつつ、国内発表時に、やっぱ当面T900でいいかと思いつつ、結局店頭に並んだら我慢できずに買ってしまいました。>DSC-TX7

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DSC-TX7(写真左)の(主にT900(写真右)と比較しての)特徴としては、

  • フルHD(1920×1080)のAVCHDフォーマット録画
  • 裏面照射CMOSによる感度アップ
  • HDRによる逆光補正
  • スイングパノラマ
  • レンズが28mm~と広角寄りに
  • メモステDuoに加えSDカードにも対応(2スロットではなく兼用1スロット)

あたりでしょうか。

正直デジカメにフルHDはあまり興味はありませんでしたが、AVCHDなのは編集環境などを考えると便利かと。まぁ、ウチはもともとのMP4でも編集環境揃ってましたが、レコーダーにコピーしたりBlu-rayにそのまま焼くなどの汎用性の高さではAVCHDにしといて損はないかなと。DVD-Rに焼いてPS3やほとんどのBDプレーヤーで再生できますし。

感度アップは当然ながら嬉しいです。Handycam CX520Vを買った時から、このセンサを使ったデジカメに買い換えたいぜと思ってきた裏面照射CMOSです。ただデジカメとしてはTX1が先にあったんですがデザインその他の事情でスルー。ようやく現行世代でゲットできたというワケです。

HDR(露出を変えた複数枚(本機では2枚)を合成して黒つぶれも白とびも起きにくくする技術)も萌えます。今までは専用のソフト(Photomatix Pro)を使用してましたが、簡単な合成ならカメラ上でできてしまうと。しかも、連射自体も速いので手持ちでPhotomatix用の素材を撮るのも楽です。例えば、σ(^^)は仕事柄ケータイの画面写真を撮ることが多いんですが、液晶自体が明るく発光しているため、普通に撮ると画面の周りは暗くなってしまいます。下の写真は「おまかせオート撮影」(左)と「逆光補正HDR」(右)で撮り比べたものです。オートだと画面周りが黒くつぶれてしまってホームボタンがほとんど見えませんが、HDRではバランス良く撮れています。人間の目には当たり前に全部見えてるものでも実はこれ大変な処理なんですよね。

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レンズが広角になったことのメリット、デメリットはまだ体感できていません。またスイングパノラマも楽しげですが、今日は雨だったのでまだ試してないです。ここらはまたの機会に。

■ハード周り

tx7_3T900とTX7はスペック上は大きさ、重さもほぼ同じなんですが、やはりTX7の方が大きく感じます。実際にはTX7が一回り大きくなってるのを、レンズカバーを薄くすることで帳尻あわせたという印象。ので、カバーの開閉の感触はT900の方が良かったです。TX7は少し固め。グリップもT900の方がいいかな?T900(写真手前)はストラップホールを兼ねた出っ張りに親指を置けたんですが、TX7(奥)ではそれが廃止されてます。代わりにフチに滑り止めのようなモールドをつけています。微妙に液晶に親指がかかる感じです。さすがにそれでタッチパネル誤動作することはないし、慣れればなんとかなるレベルかも知れませんが。

あとズームレバーもT900のシャッターボタン周りのリング型から、本体角のレバーに移設。ちょっと違和感あります。これも慣れるかなぁ。最初からTX7を使う分にはあまり問題ないかも知れません。

残念なのは、相変わらず本体で充電ができない点です。クレイドルが付属しており、別売りのACアダプタが売られていますが、あくまでTV出力時などの給電用で、バッテリーを充電することはできません。実は以前勘違いしてACアダプタを買ってしまったり。本機も充電はバッテリーを取り出して充電器にセットし直す必要があります。このサイズを実現するのに充電回路を入れる余裕が無かったということなんでしょうけど、実際不便は不便なんですよねぇ…

■ソフト周り

tx7_2店頭で買うか買わないか悩みながらいじっていて、ほとんど決定打になったのが、タッチパネルUIのカスタマイズ機能です。写真は撮影画面なんですが、この左端に常時される(MENUを除く)4つのボタンは、設定で好きなものが置けるようになりました。σ(^^)はホワイトバランスにこだわるのでよく使うんですが、T900では割とメニューの深いところにあって操作ステップが増えがちだったんですが、今回(TX1からかも知れませんが)ついにトップに出すことができるようになったワケです。

またGUI部品がようやく高精細液晶に追いつく形で高解像度化され、全体に高級感が増しています。せっかくの高精細、大画面なんだからこうでなくちゃね。その分、処理負荷があがってもっさり、なんてこともない印象。非常にサクサクと反応してくれます。

 

■PMBもメジャーバージョンアップ!

付属アルバムソフトのPicture Motion Browserも5.0となりました。画面デザインがシックになった印象。また、こちらもツールバーをカスタマイズできるようになっていて、例えば「プログラムから開く」から辿っていたアプリケーションに渡す操作も、ツールバー上のワンクリックでできるようになりました。写真はPhotoshop ElementsとGPS Image Trackerを配置した状態。σ(^^)は撮った写真をまずPMBに取り込んでそこから取捨選択してPhotoshopでブログ用に加工、といった手順が多いので、この改良は地味に嬉しいです。

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Bluetoothスピーカー、また買っちゃいました

前エントリで、PSP-N270+STB2819Bでなんとか頑張って行こうと書いた舌の根も乾かぬうちに、また別のBluetoothスピーカーを買ってしまいました。

まぁ、たまたまAmazonで1,980円と安かったのもあるんですが(定価は7,000円くらい)。在庫処分ですかね?

本製品の特徴は中心にスリットが入っていて、車のシートベルトやリュックサックのストラップに取り付けて使えるようになっている点。普通に背面にスタンドもついてて置いて使うこともできますが。公式サイトに写真が色々のっているので参考にどうぞ。あ、ここによると黒は販売終了になってますね。Amazonも在庫限りかと。

バッテリーはリチウムポリマーの内蔵式。残念ながら充電器のコネクタはあまり一般的ではないタイプで、USBのmini-BやmicroUSB等のものを使い回すことはできません。ホント、こういうのはもう勘弁してほしいですね。次期製品があるなら是非改善して欲しいところです。

マルチペアリングには対応しておらず、前のペアリング情報が上書きされるようです。

さて、早速VAIO Pとペアリングしてジップロック入れてお風呂で使ってみました。STB2819Bのようなジージー音は皆無。ただステレオスピーカーが接近して並んでいるので、音の広がり的には一歩劣る印象。音楽をのんびり聴くには微妙ですが、動画等でのセリフの聞き取りやすさの面では不満ないです。音ズレするのも他のBTデバイスと同じ。それでもVAIO Pの内蔵スピーカーよりは確実に良い音です。あと気のせいかも知れないですが、本体のバッテリーの持ちが良い気がする。

ジップロックに入れてしまうとせっかくのスタンドが使いづらく、置き方にやや気を遣います。公式サイトで「サイクリングなどに最適」と書いてる位なので、防滴仕様くらいにはなってるといいんですけどね。一応充電端子にはゴムキャップがついてますが、イヤホン端子はそのまま。コーンも水かぶったらまずいだろうなぁ。イヤホン端子はどう考えても使わないし何かで埋めてしまって、スピーカー部分にビニールシートでも貼ってそのままで使ってみるか。壊れても1,980円だし。絆創膏の上とかに貼る防水フィルムとかがいいんじゃないですかね?

ちなみに某Bluetoothマウスはノーガード戦法でお風呂で使ってますが今のところちゃんと動いてます。一応使う時以外は高湿なお風呂に置き去りにしないでよく拭いて脱衣所に保管するようにしてますが。