PhotoVision、メモリカード周り

PhotoVision、一通り遊んだので遠く岡山の義弟の実家に実戦投入されることになり、最初空の状態で渡すのも寂しいので今までデジカメで撮った写真をある程度入れておこうと思い作業しました。

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前エントリに書いたように内蔵メモリだけでもそれなりに入るので移動にだけSDカードを使おうかと考えたんですが、どうもSDカードと本体メモリカード間でコピーができない模様。仕方ないのでやっぱり4GBのSDカードは差しっぱなしで渡すことに。まぁ、1,000円で買ったものだからいいんですが。

SDカードには特にフォルダを作らずにルートにごっそり入れればOKでした。ちなみにSDカードをセットした状態でもメールで届いた写真は本体メモリに保存されるっぽいです。

表示順は、

  • 保存日(降順)
  • 保存日(昇順)
  • ランダム

が選べますが、アルバムとして時系列が良かろうと「保存日(昇順)」にしてもそうならない。どうもWindowsでいう「作成日時」を参照している様子(きっと内部はLinux系のOSなんでしょう)。今回使ったファイル群はブログに上げた加工済データを使ったので作成日時、更新日時とも本来の撮影日時を反映していませんでした。そこでまず、F6 Exifの「ファイル日付復元」機能を使って更新日時をEXIFデータ内の撮影日時に合わせ、さらにEzFileAgeで作成日時を更新日時と合わせてみました。これで上手く表示できてるっぽいです。

ついでにいろいろなデジカメで撮ってファイル名形式ばバラバラだったので、Flexible Renamerで「IMG00xxx.JPG」な感じに揃えてみました(たぶん影響してないので気にならない人はしなくて大丈夫だと思います。上記で正しく表示されない場合のみお試しください)。

デジカメ画像は4:3がほとんどでさすがに16:9に切り出す根性はなかったので放置。今後iPhoneから送るものだけ16:9にしていこうと思います。

実際写真を入れてみるとなかなか綺麗に見える印象。7インチくらいなら480ラインでも十分かも知れないと少し認識を改めました。スペック厨なσ(^^)的にはSVGAくらいは欲しい気がしますが、実際には、色再現度や視野角の広さにコストをかけた液晶の方がトータルでは綺麗に見えるのかも知れません。

とりあえず100近い写真を入れてしまいました。これぐらいあるとなかなか一周しないですね。新しい写真が届いてもなかなか目にする機会がないかも知れません。こういうのって新しい写真の表示頻度を高めるなんて細かい配慮があったりすると良い気がします。

来週、妹夫婦が岡山に行く時に持って行くことになったので反響が楽しみです。

Softbank PhotoVision HW001レビューとiPhoneから使う覚え書き

年末の家族大MNP祭りで立ち寄ったショップでキャンペーンをやっていたのでつい買ってしまいましたw。>PhotoVision

■PhotoVision HW001とは?

Softbankのデータ端末を内蔵したデジタルフォトフレームです。月々980円の定額でケータイから送られたメールに添付した写真を自動的に読み込んで表示してくれます。しかも今はキャンペーン中なので月額480円となります(今契約すればずっとこの値段)。

ただし非常に残念な制約があってイマイチ売れてないようです(Softbankの電話機買ったら抱き合わせで無理矢理つけられた!なんて話もあるみたいです)。

  • Softbankケータイからのメールしか受け付けない
  • ホワイトプランの電話機から送っても(Softbank同士のメールなのにも関わらず)無料対象外(パケット定額は対象)

一定の条件付きですが端末代が無料だったので、ひとしきり遊んだら義弟の実家にプレゼントして、Softbankにした妹が子供の写真を送ってやれれば良いだろうくらいに思っていました。

が、開通手続きが済んで受け取る時点になって2番目の制約を伝えられました。妹も義弟も普段あまりヘビーなパケット通信をしないので、パケット定額はつけないでホワイトプランのみでお安く運用するつもりでした。ので、このPhotoVisionに写真を送ると実費負担になってしまうのです。妹達がパケ放題つけないで運用することは店員も知っていたので、後になって言うのはかなりズルいぞということでゴネて返品しようとも思ったんですが、まぁ、最悪σ(^^)のiPhone経由で送ればいいしと、いじくりまわしたい気持ちが勝ってお持ち帰りしてしまったとw。

スペック的には、7インチの800×480な液晶です。9インチモデルHW002も今年の春に発売予定であることが発表されてますが、解像度は据え置きなのでむしろ粗が目立つ可能性が高く、安くなった001の方がコストパフォーマンスは高そげ。内蔵メモリは384MB。写メールで送られてくるような300KB以下のサイズなら1,000枚以上入る計算ですね。うっかり4GBのSDカードを買って来てしまいましたが、必要なかったっぽいです。

また個人的にデジタルフォトフレームに必須だと思っている夜間オフの機能ですが、本機は時刻で制御する方式です。できれば光センサ方式だとなお良かったですが、何も無いよりは助かりますね。

■表示系は残念仕様が目立つ

正面 背面

製品の外観はスッキリしていて悪くないです。背面の左側に見えるのが電源スイッチ。それ以外の操作は画面枠右側に触れると操作ボタンが浮き上がります。

設定はかなりショボいです。スタンドは縦置きに対応しているものの、ソフト的には設定も自動認識もなく、常にデフォルトは横置き状態を前提とした表示なので縦長の写真を送っても必ず左の写真のように表示されます。手動操作で回転はできますがいちいちそれをするのは商品のコンセプトに反してますよね。また、立て置きにした場合、右方向(本来の下方向)から視野角が狭く、人の顔がお化けみたいな見え具合になるのも残念な点。この辺はコストに直結する部分なのでいたしかたないのかも知れません。操作メニュー類も横置きモードのまま。

ソフト的にも対応不十分で視野角的にも問題があるなら、いっそ立て置きなんかできないようにしてしまえば良かったのにとすら思います。それでも妹なんかはケータイでは縦で撮るんだからフォトフレームも縦にして使いたい、という意見のようです。確かにSoftbankケータイのみ対応だと、デジカメで撮って送るというケースは希なのでむしろ縦専用というのも面白かったかもとか(そんな液晶部品が存在しなさそう)。

別の部分で残念なのは、画面の縦横比が液晶にあわないデータを受信した場合、下の写真のように画面内フィットで黒縁がついて表示されます。ちなみにこの例も上の縦写真もiPhoneから送った例です。

iPhoneからの送信例 壁紙サイズで撮影した写真の例

アスペクト比があわない以上、縁を表示するか少しカットするかしないと全画面表示にはならないわけですが、本機では前者がデフォルト。向きと一緒で手動で拡大表示はできるものの、とにかく届いた写真は縁アリ表示になります。

また、パケット定額無しの妹のケータイからも安く遅れないかと撮影サイズを“壁紙”にして撮ったものを送ってみたら右のようになりました。これも自動では拡大してくれません。全般に表示処理が不親切な作りですね。

■どうせiPhoneから送るなら下処理をすればOK

ということで、我が家では妹が旦那の実家に写真を送りたくなったら、(ホワイトプラン無料通信対象の)σ(^^)のiPhoneに送り、(パケット定額がどのみち毎月上限に達する)こちらからフォトフレームに転送する、ということになりそうです。あるいは妹側はデジカメで撮った写真をPCメールで送ってくれてもいいわけですが。

で、2chを見ていたらiPhoneアプリで「プリカメラ」というのを使えば端末内でリサイズ&クロップができることを知り、早速購入しました(今だけ115円!)。本来は写真にスタンプつけたりして遊ぶスィーツ(笑)系のアプリなので、画面デザインなどがギャルギャルしてるのが気になりますが(^^;)、機能的には申し分ないです。800×480をプリセットにしておけば毎回簡単に切り抜きができます。最初妙に画質が悪いと思ったんですが、設定で内部処理(EditQuality)を800をしたら綺麗になりました。これで端末に届いた瞬間から縁無しで表示させられます。ドットバイドットなので容量的にも無駄がなくていいですね。回転もできるので、最終的にHW001を立て置きで運用するとしても、iPhone上で寝かして送信すればOKってことです。てことで、実際にiPhoneで下処理を済ませて送った写真が以下。スタンド側は何も操作しなくてもこの状態で表示されるので、「田舎のじいちゃんばあちゃん向け」としてはGood。

下処理をしてから送ればバッチリ

仕様としては色々と不満が残る本機ですが、ことiPhoneから使う限りはプリカメラを組み合わせてかなり弱点を補える印象です。

随分安くなった地デジハイビジョンチューナー

去年辺りから数千円クラスの外付け地デジチューナーが出始めてましたが、どれもコンポジット出力のみのもので、微妙な気がしてたんですが、ふと店頭で見つけたIO-DATAのHVT-TLはコンポーネント出力を備えつつ店頭価格が7,980円とお手頃でした。しかもAmazonで調べるとなんと今日現在6,168円となっています。ちゃんとEPGも搭載していてこのお値段はかなり安いんじゃないでしょうか。

しかもいいのが、リモコンのボタン数が少なくて基本ボタンが大きい点(このページの真ん中あたりに載ってます)。表記も日本語なのが好印象。実家の家族に使わせるにはポイント高いです。

IO-DATAとBUFFALOは生活保護世帯へ政府が配布するチューナーの提供メーカーに選ばれましたが、その関係でより安く出せるようになったんですかね?

コスト削減の一環なんでしょうけど、面白いのは背面のRCAピンジャックのうち、コンポジット使用時の映像端子を、コンポーネント端子でも流用している点です。物理的なスイッチで切り替えるようです。こういう端子構成は始めてみました。

実家用にちょいと1台注文してみます。家族でも簡単に使いこなせそうなら、いま横浜で使っているDELLの24インチモニタを買い換えてお下がりでテレビ代わりに使ってみようかと。

ついでにコンポーネントケーブルも必要になりますが、前エントリのSDカードに続きフラストレーションフリーパッケージの製品を発見。1.8mで651円って破格じゃないでしょうか?あと、コネクタにAmazonのロゴが入っててちょっとカッコイイw。残念ながらガラパゴス仕様なD端子ケーブルはない様子。

WiMAXモジュール換装に関するリサーチまとめ

WiMAX、実家ではとてもイイカンジ。田原でも多くの場所で下り2Mb/sは普通に出るし、身内の某飲食店内では6.64M/ps出ました。

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またお隣の豊橋まで行くと、下り10Mb/s越え、上り2Mb/s越えなんて報告も出てました。この辺りの量販店ではUQ WiMAXコーナーを見かけることはなく、ほとんど利用者もいないんでしょうかね(アンテナ表示は辛くても割とつながる印象)。今後は横浜化するんでしょうか。どちらかというと横浜の基地局やリピーター頑張って豊橋化してほしいなぁw。

とりあえず、行きつけのスタバ、マックのある辺りはエリアマップ的にもちょうど穴になっていて3月までに改善予定の色がついていることを確認。春までには(速度はさておき)使える様になる可能性大。

さてそうなると、VAIO PなどはWiMAXモジュールを載せなかったのが悔やまれます。またUQ WiMAXは200円/月でMACアドレスを追加登録でき、1回線契約で複数マシン(端末)を利用できるので、type Zと両方対応させれば幸せになれそう。

てことで、後付けでWiMAXモジュールを内蔵するためのリサーチを開始。

■無線LANコンボモジュールを使う

標準ではtype ZはIntelのWi-FiモジュールIntel WiFi Link 5100を搭載、VAIO PはAtherosのモジュール。これらはmini PCI Express規格のモジュールで、ハーフサイズのタイプが使われている。これを同サイズのIntel WiMAX/WiFi Link 5150と交換すればヨサゲ。というかオーナーメードでWiMAXオプションをつかた場合に実際にそうなる模様。5100も5150もアンテナ2本のタイプなのでそのまま流用できるっぽい。一応WiMAX対応アンテナというのもあって感度が最適化されてるみたいだけれど、VAIOがWiFiモデルでもWiMAX対応アンテナを共有部品として利用してるか等は不明。

WiMAXにはSIMカードが存在せずにMACアドレスで認証するだけなので、WWANと違ってSIMスロットなどのパーツは必要なく、基本モジュール交換で使えるらしい。Intelのドライバパッケージに接続ユーティリティも含まれる。この辺りはWiMAXという規格のオープンさにシビレるあこがれる!ってカンジですね。

ちなみにVAIO Pの場合、デュアルスロット構成で、片側にWi-FiもしくはWiMAX/Wi-Fi、もう片方にWWAN&GPSモジュールが装着されてるらしい。オーナーメードではWiMAXとWWANは排他でしか買えないので、WWANモデルにWiMAX換装をすると最強装備になる(あんま意味ないけど)。どちらかといえば標準のAtherosがbgnなのに対し、5150にするとaにも対応するメリットが大きい。さらにBluetoothまで載っけてあれば、「どんだけ無線好きだよ」モデルの完成だw。

■USB端末との比較

5150は仕様上、下り理論値13Mb/sが上限。つまり理論値ではUSB端末(40Mb/s)に劣る。一方感度は長いアンテナを利用することで有利になる可能性がある。実測ではUSBの方が1,2割速いという結果もある。これは手持ちのIO-DATA WMX-U01よりも感度面で有利と言われる端末でのテスト結果なので、ウチの場合、5150にすることで速くなるかもと期待してみる。

また消費電力面では内蔵の方が若干有利っぽい。

あと、WMX-U01はスリープ復帰後、ユーティリティがデバイス再認識をする時間がちょっとある(20秒位かな?)。レビューを読むと内蔵なら即座につながるっぽいので、ここらの使い勝手も内蔵有利。まぁ、それがなくとも出っ張りや付け外しの手間がないだけでも充分なメリットなんですが。

■Intel WiMAX/WiFi Linkモジュールの入手性

残念ながら自作ショップでバルクが簡単に入手できる、というほどは出回っていない様子。ヤフオクでたまに、あとはeBay。ただし、一口に5150といっても、フルサイズとハーフサイズがあったり、Wi-Fi部分がabgnのものとbgnのものがあったりモデルバリエーションがある上に、UQで使えないES品(Engineer Sample)や、IBMやhp専用バージョン(BIOSチェック回避の専用フラグ入り)、果てはニセモノまで入り乱れていて相当入念に調べて買わないと使えないことになる模様。UQ辺りが無保証でいいので正規品を販売とかしてくれればいいのに。

実際に同機種で使われているモジュールとはいえ、組み込んだ製品全体で認証する日本の制度(技適)的にはグレーですね。おおっぴらにバルク販売されてないのもこういうところが原因でしょう。民主党もどうせならこういうとこにメス入れてくれよと。

また40Mb/sスペックの後継モデル(6xxx番台)は更に入手難な上に、アンテナ3本になるのでVAIOに組み込むには話が面倒そう。

ということで、技適的なことはおいといて“お守りとして入手”してみたいぜ!って人は、ニセモノだった時に外国語でクレームつけられる人ならeBay。そうでない人は多少高くなるけど、ヤフオクでUQ接続を保証してるものを競り落とすって感じですかね。eBayなら$50くらいから、出品が少ないヤフオクだと1万円近い値がついてるっぽい。

ES版ではないこと、IBMやhp専用版でもないこと(これらのメーカーのPCにつけるな逆にそれ用でないとダメ)、ハーフサイズしかつけられない機種ならそれも確認。11a対応にこだわる人はANXって型番のをチョイス(というかAGNは日本の技適通ってない?)、ってあたりが注意事項かな。それでもニセモノ(ES品なのにラベルを偽装してあったりとか)のリスクはあるという…。出品者も騙されて仕入れてる可能性もあるし、ラベル偽装品もあるので写真だけでも判断が難しいとのこと。相当チャレンジャー向けですね。

AirVideo用にiPhone AVケーブル

Amazonから初荷。

実家の私室にはアナログブラウン管のTVがあるので、帰省中にAirVideo経由で横浜で録画したテレビ番組の消化をしようと、AV出力ケーブルを買って見ました。

純正のは高いので、日本トラストテクノロジーのIPAVCCをチョイス。一部の互換ケーブルはiPhone OS 3.0以降使えなくなったりしてるみたいですが、これは大丈夫なことを確認済み。実際ちゃんと使えてます。

コンポジットですがもとが640×480程度の画質なので充分な印象です。むしろ暗部のベタノイズが目立ってしまう程。実家の無線LAN環境でなら最高ビットレート設定でも途切れなく再生できています。

ハード的には、コネクタにケーブル直づけではなく脱着式になっています。また同時に給電できるようUSBケーブルとUSB 5V充電器が付属しています。USBケーブルとDockコネクタ部分との接続は一般的なminiUSBとかではないです(でも何かで見たことあるタイプ)。充電器は500mAのタイプなので、iPhoneのバッテリーゲージがレッドゾーンになった場合は充電できないかも知れません。

AVケーブル部分は1mくらいしかないので手元でiPhoneを操作できるように延長を画策。

あと、なぜか純正のApple iPhone 3G Dock経由だと機能しませんでした。コネクタ部分の青色LEDが点灯すらしません。