とりあえずiPhone4にもAGタイプ保護フィルム

パワーサポートの出荷が遅れる中、いまだにiPhone4には従来通りアンチグレアを貼るか今回は液晶の綺麗さを活かしてグレアタイプにするか決心がつかずにいました。

でまぁ安いので試してみりゃいいやってことで、BUFFALOのスーパースムースタッチを謳うアンチグレアフィルムを買って来ました。

初めてエレコム法(下記動画参照)を試してみましたが、貼りやすさは上々。アンチグレア特有の白っぽさは出ますが、解像度がガクっと落ちる印象はない気がします。反射防止、指滑りは上々。指滑りはパワーサポートのアンチグレアとも遜色ない気がします。唯一気になったのは指の脂で画面が汚れやすい印象がある点でしょうか。今手元にないので比べられないですが、3GS+パワサポAGはここまでひどくなかった気がします。

まぁでも綺麗に貼れたし当面はこれでいいかな。パワーサポートは現在注文可能な公式サイトは送料が高いので、店頭かAmazonで買えるようになるまでこのフィルムでまったり待とうと思います。

 

洗面脱衣所の照明をLED化

トイレに続き、脱衣所兼洗面所の照明もLEDにしました。もともとボール型の蛍光電球には交換済みだったんですが、どうも点灯後しばらく薄暗い。低温下で明るくなるのに時間がかかるのは蛍光電球の宿命なので諦めつつ、冬を越せばマシになるだろうから来年の冬に最新モデルを買おう、と思ってました。

が、この季節になってもなぜだかパっとしないので、ヨドバシで駐車券稼ぎたかったのもあって思い切って買ってしまいました。

今回は比較写真は割愛しますが、明るさ的には無問題。むしろ明るくなった気がします。色合いも違和感なし(ウチは個人的な好みで、一般に電球色を使うことが多い洗面所でも昼白色)。LED電球はどうしても明るさの面が弱点で、少しでもルーメン値の高いものを選んだりしがちですが、今時の、少なくとも国産大手メーカー製品であればあまり気にすることもないレベルなのかも知れません。

iOS4で地味に嬉しい改善点

iPhone4、確定連絡来ました。発売日にゲットできそうです(^^)/。

さて、一足先に公開されたiOS4をiPhone 3GSに入れてみました。アプリの起動が若干もたつく場合をあるみたいですが、おおむねレスポンスは良好。

マルチタスクはアプリが対応しないと真価を発揮しないし、あちこちに書かれてるフォルダなど派手な点は置いておいて、σ(^^)が気付いた細かい、が地味に嬉しい改善点を挙げてみます。

■連絡先アプリの住所データに建物名が含まれていてもマップアプリで検索できるようになった

iPhone買って、これができないと気付いた時の絶望感は今でも忘れません。ロジック的には超簡単に処理できそうなもんです。しかもエラーになった後、フォームに住所データが残らないので自分で建物名けずって再検索とかもできなかったんじゃなかったでしたっけ?(ちょっと自信なし)

知人や取引先の住所データにアパート名やビル名が入っていた場合、住所欄をタップしてマップアプリに遷移した後、そんな住所ねーよ、とかエラーになってしまってました。これがiOS4(からだと思う多分)ではついに検索できるようになったんです。単にGoogle側のAPIが対応しただけかもと思ってWeb版のGoogleマップで試してみましたがやはりダメ。iOS側が建物名らしき部分を削ってからGoogleに投げるようになったんだと思われます。

■Safari内で動画再生が可能に

SafariからURLを辿ってMP4ファイル(AACもかな?)を再生した時に、前はSafariからビデオアプリ(という目に見えるアプリは存在しませんが)に遷移してから再生されている感じでした。それがiOS4ではSafari上で直接再生できるように。そうなって何が便利かというと、例えば自宅鯖のBASIC認証下にあるフォルダに置いてある動画を外から再生できるということです。今まではSafari上でBASIC認証を通過しても、ビデオアプリ(?)に切り替わったところで「権限がない!」とか怒られて再生できませんでした。iOS4ではコンテクストはあくまでSafariであるせいか、バッチリ再生できました。実はこれiPadではいけてたので、iPhoneが対応するのも時間の問題だと期待してたんですが、予想が当たってくれて嬉しい限りです。

ウチではTeraStation上の動画をApache + PHPでiOS向けHTMLで組んで一覧表示するページを作成してBASIC認証付きで公開してるんですが、これでiPhoneからもストリーミング再生できるようになりました。iPhone4では画面解像度もあがるし、再生可能スペックもあがると期待されるので更にwktkが止まりません。

 

あと、ついに辞書登録ができるようになったので、一人称である「σ(^^)」がサクっと入力できるようになったのも地味に嬉しいっス。

iPadのブラウザはiCabに移行

最近iPadで使うメインブラウザはiCab Mobile(以下iCab)になっていて、Safariはほとんど使わなくなりました。メールのURLとかで勝手に起動する時くらいですね。

iPadで使うiCabの良い点はなんといってもタブブラウジングができる点です。Safariでもそれに準じたことはできるんですが、文字通りのタブではなく、Expose的な画面を経由して切り替える方式だし、アイコンの並びなどにイラっ☆としたりで快適とは言えません。iCabではPCで一般的なタブバーUIで1タップで遷移できるのです。リンクを長タップして「別タブで開く(実際には英語表記)」こともできますし、「バックグラウンドタブで開く」もあるので、参照リンク先を裏で読み込みさせておいて後で読む際にも便利。

(そういう意味ではiPhoneの方ではiCabでもタブバーにはならないのでSafariを使い続けています)

またiCanの特長としてモジュールというFireFoxでいうadd-onのような後から機能追加できる仕組みがあります。数はたいしたことないのですが、iPadで使う上で地味に便利なものがあるんです。特に重宝してるのが以下の2点。

  • InstaPaper Mobilizer
  • Black & White

前者は閲覧中のURLをInstaPaperに投げてレイアウトしなおすもの。InstaPaper上にブックマークするのではなく、その場でInstaPaperを通した表示に再レンダリングされます。InstaPaperを通すことで、余計な広告フレームがカットされて読みやすくなります。

web
web2
InstaPaper Mobilizer適用前 InstaPaper Mobilizer適用後
実際にはInstaPaperに登録して専用アプリで読んだ方が白黒反転とかあって便利なんですが、アプリ切り替えたりまではなー、って時に。マルチタスクが実装されたら切り替えて使うのかも知れません。
 
で、InstaPaperはWebでもアプリでも便利なんですが1つ弱点があります。InstaPaperのサーバーがアクセスできないクローズドなページには使えないという点です。例えばウチでは自鯖に設置したp2等です。p2画面内に元の2chスレのリンクも貼られているので、それを辿ってそっちをブックマークするなりMobilizeすればいいんですがちょっと手間。照明落とした部屋で寝モバする時に画面が眩しいなー、って時にInstaPaperアプリで反転表示したりするんですが、p2の場合はiCabモジュールの「Black & White」を使います。標準では白地に黒文字でモノクロ化するんですが、設定で反転もできます。CSSを書き換えるだけなので今みているページが一瞬で黒地に白文字に切り替わります。ただしあくまで今開いているページが対象で遷移先には継承されないのがちょっと残念。同一セッション、同一ドメインくらいは引き継いでくれてもいいのに。むしろオフにするまでずっと反転でもいい。
 
とまぁ、そんな感じで、他アプリでURLをタップした時のデフォルトブラウザとして割り当てられない以外は大きな不満もなく非常に役立っています。

FaceTimeってどういう仕組みなんでしょうね?

iPhone4から搭載されたテレビ電話サービスFaceTimeがいったいどうやって実現しているのかいまいち想像がつきません。ググっても基本的にオープンなプロトコルの複合で、

  • SIPやSTUNを使って呼制御やルーティング(NAT越え)をしている
  • 当面Wi-Fi下でしか使えない
  • 設定不要で使える
  • Keynote Speechのデモでは、通常の電話発信操作中にFaceTimeボタンが有効になりそれをタップすることでつながる

といった点くらいしかわからない。

SIPを使うってことは「ユニークID@ドメイン」みたいな名前空間で識別すると思われます。しかも設定不要ということは、既に存在するIDを流用するってことだから一番ありそうなのはAppleIDを使う?でも1AppleIDで複数のiPhone4を使う人はいるでしょう。むしろ家族などではそうしてる率が高いかも知れません。その端末同士が通話できなかったら問題です。

てことは各国のキャリアが独自にSIPサーバーを立てて、電話番号@キャリアドメインなIDを利用?これはありそう。デモでやってたように電話発呼と同時にWi-Fi経由でサーバーに問い合わせて、OKが返ってきたらFaceTimeボタンを有効にする感じ?筋は通るか。

んで、FaceTimeボタンが押されたら電話切ってWi-Fi経由のSIP接続に切り替えるってこと??音声だけ電話回線なんてことは同期(リップシンク)が上手くいくわけないと思うし、電話代もかかることに。ただそれだと、一瞬電話回線で発呼しないといけないってとこがなんだかスマートじゃない気がします。しかも、相手が3G的に圏外だけどWi-Fiはつながる、なんて場合はどうすんでしょうね?

まぁ、あと一週間弱で実物が触れるのでそうなれば色々わかるかも知れません。

ともあれ、せっかくオープンな規格を使っているので、互換製品が色々でて相互接続してくれると嬉しいですね。個人的にはPC用のクライアントが出て欲しいのと、是非次期AppleTVで対応してほしいと思います。

2010.06.20追記:

Dev登録者向けのiTunes U経由の高解像度Keynoteビデオを見返してて気付いたんですが、発信操作時に名前の横についている種別名が「iPhone4」となってました。つまり普通に電話発信してるように見えて、実は全く別の独自アドレス体系をもったネットワークで呼んでるっぽいです。ということは3G/GSMを介さない通話システムってことですかね??Wi-Fi下ならタダ電できまくり?そりゃ既にSkypeが使えてるんだからできても不思議はないですが。

ただやっぱり設定不要と言うからにはアドレスとしては既存の名前空間を使うんでしょうか?もしくはアドレス帳の入力は設定とは言わんだと?的な。でもアドレス取得手続きから必要となるとやっぱり設定不要とは言わないでしょうねぇ。

2010.06.23追記:

アメリカでは既にオンライン組の手元に届き始めたようですね。EngadjetのレビューにFaceTimeを使った様子の動画があがってますが、やっぱり3G/GSM通話からシームレスにWi-Fi通話にスイッチする仕組みのようですね。音質も変わるというセリフがあります。スゴいなぁ。音声通話ってある意味、対電話会社的に聖域な気がするんですが、それすれもやすやすとスルーしてしまうとかw。ちなみに音声ミュートはあるけど画像ミュートはできないそうです。