公衆無線LANのログインを自動化するDevicescape

Devicescape – Connect all your Wi-Fi devices to any hotspot or Wi-Fi network – automatically

 iPod touchは無線LANのつながるところが便利なんですが、BBモバイルポイントのような公衆無線LANサービスを利用するのに、ログインIDとパスワードをSafari上で打つのが結構大変です。バグのせいか、必ず英語モードにしないとパスワードが通らなかったり(日本語モードで半角入力してもなぜかエラーに)。

 そんな折り、E61絡みでDevicescapeなるサービスを知りました。そういえばjailbreakしたiPod touchのインストーラーにもそんな名前の項目があったなと。

■どんなサービス?

 で、調べてみたらタイトルのようなサービスでした。あらかじめサイトに各サービスのログイン情報を登録して、クライアントにアプリをインストールしておくと、該当ESSIDを発見次第自動的にログインしてくれるというものです。多くのサービスはHTTPフォームによる認証なので、中にはフォームを解析してIDとパスワードを含んだBookmarkletを作ってローカルに保存しておく、という猛者もいるようですが、Devicescapeなら1つのIDでPC、Symbian、iPhone/iPod touch、WindowsMobileと多様なデバイスに対応できます。

 認証情報を認証前の状態でどうやってネットからもってくるの?と疑問に思った方は雪山絵日記さんのエントリを参照して下さい。

 上記エントリでも触れられていますが、認証情報を第三者サービスに預けることの心理的抵抗が最大のネックでしょうね。ローカルで保存しておく場合は落として誰かに拾われたら使われてしまうので一長一短ですが。とりあえず、無料と定額プラン契約のサービスだけ登録してみました。

 また自宅などのWeb認証無しのプライベートなアクセスポイントも登録できるので、σ(^^)のように自宅、会社、実家、妹宅、実家の事務所などあちこちに利用箇所があり、なおかつデバイス数もたくさんある人間には重宝しそうです。また、それらのアクセスポイント設定を知人のアカウントに対して”貸し出す”設定をすることもできます。おそらくWEP/WPAの鍵は渡さずに済むので、ちょっと遊びに来てる時だけ解放する、といった使い道にもいいですね。まぁ、これは相手もDevicescapeのユーザであることが前提ですが。

■複数機器持ち歩くなら自動ログインはオフがいいかも

 早速、Vistaなノート、E61、iPod touchにインストールしてBBモバイルポイントが使えるマックでテスト。まずE61がESSIDを発見し自動でログインしてくれました。メール受信や自宅Asteriskサーバーへの接続などには重宝しそうです。

 が、1つ問題。続いてiPod touchやVistaで試そうとしたらエラーに。そりゃそうです。E61がログインしているので二重ログイン判定になってエラーになった模様。さぁ、ノート出して作業するぜ、って時に、先に他のデバイスがログインしてたらちょっと面倒なので、基本的に自動ログインはオフがヨサゲですね。

 ただ、実際にiPod touchやE61でキー入力無しでログインできたので、その点は嬉しいです。いつもiPod touchでは1、2回は認証エラー出てたりして、ヨドバシ店頭などでちょっと調べ物するのにももたついたりしてましたから。そんなにぁゃιげなサービスでもなさそうなので、しばらく活用してみたいと思います。

鍵のいらないサークル錠 NC-57

 去年の秋に駅の自転車置き場で謎の破損を受けたまま放置してあった自転車を修理してもらいました。後輪のリムとタイヤ、前輪の泥よけを交換してもらって\2万強もかかったorz。

 ついでに後輪のサークル錠も破損してたので、これくらいは自分でやろうと物色。どうせならガジェット感の高いものにしてみようと(笑)。で、見つけたのが、ワイヤレスリモコンタイプw。自転車にキーレスエントリってのが笑えるのでアリだ(リトバス風に)、と思ったんですが、電池が3ヶ月とあまり持たなそうなのと、やはり携行品が増えるのはなぁ、ということでボツ。

 「他には?」ってことで見つけたのが、NIKKO製のNC57という製品。吉澤自転車さんのページに詳しい説明がありますが、3つのボタンを順番に押す回数で認証する方式です。同じ鍵不要タイプでは、10キーがついているものはよく見かけますが、あれは順番関係なく、特定の4つを押し込むことで認証するので、見かけの割に暗号強度は強くありません(10bit=1,024通り)。比べて、NC57は押下回数の上限が明確ではないこと、一見して操作方法がわからないことを加味すればなかなか難しい気がします(実はボタンを押す前に少し操作が必要です)。まぁ、吉澤自転車さんのページに「0~9」って書かれちゃってますがw。計算上は10の3乗で10キー式とあまり変わらないですね。また、多くの10キー式は自分で好きな番号に変えられませんが、NC57はそれも可能です。

自転車に装着した様子

 ということでこれに決定しました。近所をみても楽天などを見ても見つからず、結局吉澤自転車さんに注文しました。即日発送されて翌日には取り付けできました。デフォルトの暗証番号を変更し、取り付けはドライバーで1分程度。

 後からNIKKOの公式サイトを見てグレーがあることを知ってちょっと凹みましたが、まぁ、ガジェット感の高い装備が目立って素敵だと思っておきましょう。ちなみにボタンは蓄光型になってます。

車内でノートPCを使う簡易テーブル「ワンタっちゃブル」

2710pを置いてみた写真

 最近、D02HWを購入してPCを持っての外出率が高まったのと、Web系の仕事で外出中にちょっとしたメンテナンスをしなければならなくなることがちょくちょくあったので、運転席用のPCテーブル「ワンタっちゃブル」を購入してみました。

 右上の商品紹介のページを見てもらうとわかるのですが、従来のフックで固定するタイプと比べ、部品点数が少なく、取り付けも一瞬なのがポイント。これは確かにアイデアものです(特許出願済とのこと)。ステアリングの一部に負荷が集中してかかることになりますが、まぁノートPC(と手)くらいなら問題なさそうです。

 サンコーのアーム型の製品も検討したんですが、あくまで停車中に使うだけなら、真っ直ぐな姿勢で使えた方がよさそうなのと、使おうと思って準備する時間が長そうなので断念。ナビとして使うなど、運転中に使うならヨサゲなんですけどね。

単なる板切れ1枚コルトだとスポークと干渉

 2710pには少し大きいですが、D02HWも載ったりするのでまぁいいかと。残念なのは、COLTのようなT字スポークのステアリングの場合、正位置では干渉してつかないということです。写真のように少しハンドルを切った状態で駐車する必要があります。σ(^^)は基本的にハンドルまっすぐにして停めるので、後から使う必要性が生じたときにいちいちエンジンかけるのはちょっと悔しい。あとは普段の置き場ですかね。トランクとかに入れてしまうと結局使わなそうなので、運転席に座ったまま出し入れしたいところですが、シート下は色々メカが詰まってるからなぁ。

 

ネットワークカメラで来客モニタ実現

 年始の初売りで格安ゲットとしたネットワークカメラCG-WLNC11MNですが、予定通り来客モニタとしてドア前に設置してみました。まぁ、安くゲットできたものだし、壊れたり盗まれたりしても落ち込まないぞ、ってことでw。

設置したカメラの写真

 ウチはインターホンが留守電を経由して携帯電話に転送がかかるんですが、いちいち電話に出てみてセールスだったりするとブチ切れな訳です。そこで、Webからまずカメラ映像をチェックできるようにしておけば便利かなと。基本、宅急便以外は居留守対応でw。

 カメラ自身がWebサーバー機能をもってますが、ブラウザ分岐処理が甘く、Operaやケータイから上手く表示できなかったので、FTPアップロード機能で公開サーバーに15秒間隔でデータを起き、そちらにアクセスする様にしてみました。ついでにPHPで簡単なスクリプト書いて、タイムスタンプと現在時刻を比較して何秒前の映像かを表示するようにしてみたり。

 宅急便が届いた様子

 見え方はこんな感じ(顔はピンぼけではなく意図的にボカしてあるだけです)。実際はVGAで撮影するようにしています。もうちょっと広角だといいなぁ、と思ってたら、公式サイトでオプションの広角レンズCG-NCLENSWで発売されているのを発見。しかし生産終了品でネット通販でも在庫を発見できず。だがしかし!これどっかで見たことあるなぁと思ってググってみると、案の定、これと同等品っぽい。ヨドバシに在庫があったので華麗にゲット。

 こんな感じになりました。

ワイドレンズ装着後

 たいて、ドアホンのスイッチを押してから一歩引いて待ってると思われるので、これくらいの範囲が入っていればバッチリでしょう。

BLACK & DECKER 電動ドライバーCP360P

 σ(^^)のお気に入り電動工具メーカーはBLACK & DECKERです。一昨年くらいに同社の電動ドライバーCP300Xを購入したんですが、実用上十分なパワーとバッテリーライフを備えており、ネットデイなどでも活躍してくれました。この年末年始も実家のハイエースへのナビ、バックカメラ等の取り付けにフルで4日ほど重宝しました(充電器を持って帰省しなかったんですが、ぎりぎり保ってくれました)。 別途ドリルビットを使えば木工はもちろんある程度の金工まで十分こなせます。

 この1台ですっかり電動ドライバーの便利さに目覚め、実家にも常備しようと近所のホームセンターを探したんですが、CP300Xは見つからず(B&D社製品の扱い自体はあった)、仕方なく他のメーカーの製品を購入したところ、数回の使用であっけなく昇天されてしまいました。

 で、やはり同じものを買おうと探し回ったんですが意外に見つからない。これは通販しかないなとググったところ、新型のCP360Pを発見。CP300Xを実家に譲り、自分用にCP360Pを購入してみることになりました。

 BLACK & DECKER 新旧ドライバー

 写真左がCP300X、右がCP360Pです。まるで特撮ヒーロー物の武器のようにイカすデザインです。思わず構えたくなりますw。パワーは同等でバッテリー容量が少し減っているようです。なので少し使用時間は縮まるかも知れません。音を聞く限りではCP360Pの方が勇ましい駆動音がします。

 公式の写真には写っていませんが、CP300X同様に充電台とビットのセットが付属しています。

 改良点としては、

・先端の部分が回転することで、壁際ギリギリなどで利用できる

 シルバーの部分と黒い部分がそれぞれ独立で角度調節できます。別に回転しなくても写真の状態で本体ごと向きを変えればほとんどのケースで対応できる気がしますが、とりあえず便利には違いありません。普段は中心線にあわせた状態(写真から黒部分だけ180度回転させた状態)で使うように説明されてますが、パワー伝達効率とかに違いがあるんでしょうかね?感触で推測する限り、たぶんナサゲ。

・LEDライト搭載

 σ(^^)も車関係の整備など、次の日まで我慢できずに夜に作業しちゃうことがありますので、重宝するかも知れません。ただ公式ページでは明らかに白く光っているのに、実際はオレンジのLEDでした。ON/OFFスイッチはなく回転時は常時点灯です。

・回転方向切替スイッチの移設

 CP300Xでは本体上部にスライドスイッチがあり、奥方向で締め、手前方向で緩めとわかりやすい操作ルールで関心しましたが、CP360Pではそれがグリップ根本部分に移設されました。左右貫通のバー状のパーツになっており、片側を押し込むと反対側が出っ張る仕組みです。バー先端に矢印が掘ってあり方向がわかるようになっています。このタイプの利点はグリップを握ったまま回転方向を切り替えられる点にあります。わかりやすさから使いやすさに振った感じですね。

辺りが主な点でしょう。

 なんか無闇にホームセンターへ行って組み立て家具とか買って来たくなりましたw。いい加減溢れるマンガを入れる本棚でも増設しようかしら。