PSPの映像を車内で

 CyberNaviはDVD-Rに焼いたDivXファイルを再生できるので、渋滞のお供に重宝していますが、いちいちDVD-Rに焼くのがメンドイのと、HDDレコーダーのエアチェックした番組の消化が追いつかないということで、BDZ-V9で録ったテレビ番組を「おでかけ転送でPSPに映してものを車中で見られるようにしようと思い立ちました。

 で、ケーブルだけ買って助手席の上に平置きで使ってみたんですが、COLTのシートは摩擦係数が低いので、右左折時にスススっと動いてしまって、最悪シートから落ちてしまったり、LRボタンが意図せず押されてスキップしてしまったり。これは何か固定しておける設置場所を考えねばと。

 そう思ってPSP用のホルダーを探してみたんですが、基本は自宅で充電用途メインのクレイドルが多く、無駄にデカかったり、映像端子をふさいでしまったり。で結局2、3件ゲームショップを廻って見つけたのがGAMETECH製の右のホルダー。薄型PSP対応で、コネクタも隠れないので、外部出力ケーブル併用も無問題。フレキシブルアームの根本は吸盤固定式。しかもロック機構があるので、単なる吸盤よりは固定力が強い印象です。そして\1,400程度とお手頃価格。前の店で妥協しなくて良かった。

 ついでに映像出力ケーブルもGAMETECH製。D端子用は以前に購入済みでしたが、CyberNaviにはコンポジット入力しかないので追加購入。サードパーティ品の付加価値として、本製品はS端子も装備。1本で2通りの使い道があります。まぁ、車で使う分にはコネクタ余って邪魔なんですけどもw。

 車内であちこち場所を検討して、結局こんな感じ。センターコンソールの奥の方にイイカンジにツルツルな面があって、テープ止め無しで固定できました。しばらく様子見ですが、ダメなら吸盤用のプラ版でも買ってきます。

 運転席Aピラー脇の三角窓ガラスから生やしてメーター横に配置する案もあったんですが、ナビの映像入力端子が出ているハイダウェイ・ユニットが助手席下に設置してあってケーブルの取り回しが楽なのでこっちにしました。画面自体はナビのモニタを使うので、PSP本体はボタンに手が届きさえすれば良いですし。

psp_holder.jpg

 いくらなんでもゲームは無理としても、動画再生以外にポッドキャストなんかにも良いかなと思ったり。

補足:

 やっぱプラスチック面では吸盤はずれちゃうようです。ホームセンターで吸盤用のプラ板買ってくるか、改造して両面テープ固定にしようと思います。

 あと、ゲームはそもそもコンポジット出力じゃ出せないんでした。>最後の1文

電脳超合金タチコマ予約

 昨年こちらの記事で気になっていた電脳超合金タチコマの予約がいつのまにか始まっていたので、注文してみました。いい加減、置く場所ないんですけども…

 写真を見る限りフィギュアとしての出来もかなり良さそう。PC連動はそんなに自由度高くなさそうですね。AIBOみたいにモーションエディタとかついて自由にプログラムできたら楽しげなんですけど。つーか、やはり音声合成エンジンを積んで、メール着信時に発信者名とか読み上げられたら神なんですが…

ノイズキャンセリングヘッドフォン ATH-ANC7

 以前のエントリで「カフェ仕事用鞄に専用のヘッドフォンを用意するか」と思いつきを書いたのが原因で「コレハカワネバ」の呪いを受けました。

 で、どうせならガジェット感の高いものをということでノイズキャンセリング(以下NC)タイプにしようと。NCといえばまだ世間の認知が低かった頃にSONYがひっそり発売していたインナーイヤータイプのものを数年前に買ったんですが、ホワイトノイズがひどくてゲンナリでした。また、iPod nano 2nd赤をAppleStoreに買いに行った時にQuiet Comfort3(以下QC3)を試聴してコンパクトさやかけ心地がかなり気に入ったんですが、さすがに想定使用頻度を考えると高い買い物だと思って躊躇してました。

 で、今回結局選んだのはオーディオテクニカのATH-ANC7。ヨドバシ店頭で2.5諭吉程度なので衝動買いにはちょっと高いなぁ、と思ってたんですが、Amazonで1.7諭吉程度だと判明したため決定。本日到着。

 早速スタバで試しつつこれを書いているんですが、ホワイトノイズは皆無と言って良いと思います。NC力もなかなかで店内BGMが少し聞こえる程度で、その他の話し声や空調音はほとんど遮断できてると思います。スイッチを入れた瞬間にまるで、イヤーパッドがきつく締まったみたいに「キュッ」って感じで音が消えます。今は夜遅めの時間であまり騒がしい客はいないんですが、このモデルは人の声の遮断性が優れているらしいので、休日昼間のマックとかでは更に期待できそうです。

 かけ心地はさすがにQC3には一歩譲りますね。あっちの方がコンパクトですし。ただ、こっちの方が耳全体を覆うタイプなので遮音性能自体は高いはず。小一時間ほどつけて書き物をしていますが、ちょっと圧迫感(パッドの押しつけ感)が強いかも知れません。

 ユーザビリティ的に面白いのはヘッドフォン側のケーブルも外せる点。音楽を聴かなくてもNC機能だけ使う”耳栓”代わりに使うのに便利そう。長さも自分の用途に併せて選べる点もメリットでしょう。ただし、ケーブルを外してしまうとデザイン的に前後がわかりづらいです。もう少しひと目で向きがわかるデザインだったら良かったのに、と思います。あと折りたたみもできないので、移動時は首にかけるしかナサゲ。まぁ、この手のヘッドフォンはあまり移動中に使うものでもないんですが、飛行機とかに持ち込むのにはちょっと嵩張るでしょうね。

 音質的にはほぼ満足。中低音は充分。サントラではチェロとかいい感じです。ピアノはもう少し綺麗だと嬉しいかなぁ、という程度。アニソンとかなら無問題。ボーカルは高音まで綺麗だと思います。

 1.7諭吉ならトータルなCPは高いんじゃないでしょうか。

公衆無線LANのログインを自動化するDevicescape

Devicescape – Connect all your Wi-Fi devices to any hotspot or Wi-Fi network – automatically

 iPod touchは無線LANのつながるところが便利なんですが、BBモバイルポイントのような公衆無線LANサービスを利用するのに、ログインIDとパスワードをSafari上で打つのが結構大変です。バグのせいか、必ず英語モードにしないとパスワードが通らなかったり(日本語モードで半角入力してもなぜかエラーに)。

 そんな折り、E61絡みでDevicescapeなるサービスを知りました。そういえばjailbreakしたiPod touchのインストーラーにもそんな名前の項目があったなと。

■どんなサービス?

 で、調べてみたらタイトルのようなサービスでした。あらかじめサイトに各サービスのログイン情報を登録して、クライアントにアプリをインストールしておくと、該当ESSIDを発見次第自動的にログインしてくれるというものです。多くのサービスはHTTPフォームによる認証なので、中にはフォームを解析してIDとパスワードを含んだBookmarkletを作ってローカルに保存しておく、という猛者もいるようですが、Devicescapeなら1つのIDでPC、Symbian、iPhone/iPod touch、WindowsMobileと多様なデバイスに対応できます。

 認証情報を認証前の状態でどうやってネットからもってくるの?と疑問に思った方は雪山絵日記さんのエントリを参照して下さい。

 上記エントリでも触れられていますが、認証情報を第三者サービスに預けることの心理的抵抗が最大のネックでしょうね。ローカルで保存しておく場合は落として誰かに拾われたら使われてしまうので一長一短ですが。とりあえず、無料と定額プラン契約のサービスだけ登録してみました。

 また自宅などのWeb認証無しのプライベートなアクセスポイントも登録できるので、σ(^^)のように自宅、会社、実家、妹宅、実家の事務所などあちこちに利用箇所があり、なおかつデバイス数もたくさんある人間には重宝しそうです。また、それらのアクセスポイント設定を知人のアカウントに対して”貸し出す”設定をすることもできます。おそらくWEP/WPAの鍵は渡さずに済むので、ちょっと遊びに来てる時だけ解放する、といった使い道にもいいですね。まぁ、これは相手もDevicescapeのユーザであることが前提ですが。

■複数機器持ち歩くなら自動ログインはオフがいいかも

 早速、Vistaなノート、E61、iPod touchにインストールしてBBモバイルポイントが使えるマックでテスト。まずE61がESSIDを発見し自動でログインしてくれました。メール受信や自宅Asteriskサーバーへの接続などには重宝しそうです。

 が、1つ問題。続いてiPod touchやVistaで試そうとしたらエラーに。そりゃそうです。E61がログインしているので二重ログイン判定になってエラーになった模様。さぁ、ノート出して作業するぜ、って時に、先に他のデバイスがログインしてたらちょっと面倒なので、基本的に自動ログインはオフがヨサゲですね。

 ただ、実際にiPod touchやE61でキー入力無しでログインできたので、その点は嬉しいです。いつもiPod touchでは1、2回は認証エラー出てたりして、ヨドバシ店頭などでちょっと調べ物するのにももたついたりしてましたから。そんなにぁゃιげなサービスでもなさそうなので、しばらく活用してみたいと思います。

鍵のいらないサークル錠 NC-57

 去年の秋に駅の自転車置き場で謎の破損を受けたまま放置してあった自転車を修理してもらいました。後輪のリムとタイヤ、前輪の泥よけを交換してもらって\2万強もかかったorz。

 ついでに後輪のサークル錠も破損してたので、これくらいは自分でやろうと物色。どうせならガジェット感の高いものにしてみようと(笑)。で、見つけたのが、ワイヤレスリモコンタイプw。自転車にキーレスエントリってのが笑えるのでアリだ(リトバス風に)、と思ったんですが、電池が3ヶ月とあまり持たなそうなのと、やはり携行品が増えるのはなぁ、ということでボツ。

 「他には?」ってことで見つけたのが、NIKKO製のNC57という製品。吉澤自転車さんのページに詳しい説明がありますが、3つのボタンを順番に押す回数で認証する方式です。同じ鍵不要タイプでは、10キーがついているものはよく見かけますが、あれは順番関係なく、特定の4つを押し込むことで認証するので、見かけの割に暗号強度は強くありません(10bit=1,024通り)。比べて、NC57は押下回数の上限が明確ではないこと、一見して操作方法がわからないことを加味すればなかなか難しい気がします(実はボタンを押す前に少し操作が必要です)。まぁ、吉澤自転車さんのページに「0~9」って書かれちゃってますがw。計算上は10の3乗で10キー式とあまり変わらないですね。また、多くの10キー式は自分で好きな番号に変えられませんが、NC57はそれも可能です。

自転車に装着した様子

 ということでこれに決定しました。近所をみても楽天などを見ても見つからず、結局吉澤自転車さんに注文しました。即日発送されて翌日には取り付けできました。デフォルトの暗証番号を変更し、取り付けはドライバーで1分程度。

 後からNIKKOの公式サイトを見てグレーがあることを知ってちょっと凹みましたが、まぁ、ガジェット感の高い装備が目立って素敵だと思っておきましょう。ちなみにボタンは蓄光型になってます。