ひかりパーソナルフォンWI-100HC、オモスレー

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WI-100HC

 本日の購入備品はコレ。 ひかり電話用の無線LAN型子機。ひかり電話ルーターは、SIPという規格でLAN内の機器を子機として登録することができ、X-Liteなどのパソコン上で動く電話ソフトなどで自宅電話を受けたりかけたりできちゃうのですが、この「ひかりパーソナルフォンWI-100HC」は、無線LAN経由で単独で子機として動作する端末というワケです(というかむしろこっちが標準の使い方で、X-LiteとかはNTT推奨の利用形態ではないw)。

 詳しいレビューは、清水隆夫氏のブログが参考になります。

 電話機としては割とオーソドックスですかね。ケータイではあまり無いシボ加工の表面が、プラスチッッキーな安さを感じさせません。ツルテカなケータイよりも持ちやすいかも。

 充電器の端子がUSB-miniBなのに、本体のPC接続用の同端子に挿しても充電できないっつーのはどうよ、と思いますが…

 あと、イヤホンマイク端子もないですね。まぁ、コードレス子機なんだからってのはありますが、それならむしろハンズフリーは欲しかった。

 一方で内線ボタンはなく、「1+発信」のような形を採るので、子機としても半端っちゃ半端。ちなみにショートカット発信は数字キーの長押し。

 さて、一人暮らしな上に、HS登録したPHSも含めると4台もの子機がトイレにまで設置してある我が家に、なぜこれを追加してみたか、というと、

  • Webサーバーが動いていて楽しげだったから
  • インターネット経由で自宅の電話を使ってみたかったから

という2点(^^;)。

■httpサーバー内蔵の電話機

 Webサーバーといっても、任意のコンテンツを公開できるワケではなく、PCからブラウザで設定画面を呼び出して、電話帳を操作したりできるってだけ。先述のUSB端子でPCにつなげば同じことはできるので、別にLAN経由する意味は全くないんですが…。まぁ、ガジェット好きな人ならこの気持ちはわかってもらえるかとw。PDAやiPodでLinuxが動く、ということ自体がワクワクするのと同じですわ。

 でも電話帳の一括バックアップ&レストアなんかも簡単なCGIで実装されてるようので、たとえば大規模な事業所でこれを利用した場合、簡単なスクリプトで一斉更新とかできちゃうでしょうね。

■WAN経由利用

 さて、問題はWAN経由利用が本当にできるのか?ということです。X-Liteで試した限りでは、単にルーターのポートをあけるだけではダメっぽかったです。X-Liteの場合、ホストOS自体をSoftEtherなりで自宅のLANにVPN接続してやれば利用可能でした。しかし、WI-100HCには当然VPNスタックがないので、そういうワケにもいきません。ちなみにブラウザも搭載されていないので、Webで認証するタイプの公衆無線LANスポットでも利用は無理でしょうね。FreeSpot位?あとは実家とかオフィスとか。暗号化はWEPとWPA-PSKに対応していて、複数の設定を切り替えることもできます。

 話を戻して、SIP登録。ググると、LAN内にAsterisk(オープンソースのIP-PBXソフト)を立て、それをひかり電話ルーターに子機として登録し、WI-100HCはAsteriskに対してクライアント登録、という方法では成功例があるみたいです。Asteriskの方が汎用性が高いので、さもありなんですね。ちょうど来月あたり、そろそろ自宅のサーバーを刷新しなければと思っているので、Asteriskにも挑戦してみようかと。

 道具眼もそのうちアシスタントを雇いたいなぁと思ってるわけですが、IP-PBX環境が整えば、アシスタントの人は自宅にいながらにして、道具眼宛の電話がとれるわけで、σ(^^)は日中寝ていても大丈夫なワケでw。

 つーか、そろそろ道具眼とプライベートで電話番号をわけることも考えとくべきかな。ひかり電話なら追加番号がたったの\100/月だし。

日本初、HDD搭載のW41Tは微妙

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ITmedia D モバイル:ついに登場、4GバイトHDD携帯──「W41T」
 さすが小型HDDの東芝。ケータイにも初搭載を果たしてくれましたね。
 でも正直微妙。iPod nanoがフラッシュメモリで4GBの製品を出している今となっては、4GBごときでHDDにして、耐衝撃性能や発熱、電池の持ちなどの問題を孕むのもなぁ、と思っちゃうのも事実。
 もはやBluetooth搭載機以外考えられない身としては、今後の東芝がこの路線で続けられると厳しいなぁ。
 明るい側面としては、Bluetoothヘッドフォンを使えば、iPod nanoより便利になりそうな点。だけど、今更iTunesからこんなマイナーな管理ソフトに移行する気もおきない。音質や容量の問題ではないんですよね。UXッス。
 そしてFelicaも非搭載。少し前のDoCoMoと同様、Felicaチップの流通量が不足してて全機種搭載をあえて見送ったのかな?
 PCサイトビューワー(フルブラウザ)も廃止。
 結局、今のW31Tから乗り換えてヨサゲなのはHelloMessengerだけ?だったら安くなりそうなW32Tでもゲットした方が幸せになれるかも(ただ色がなぁ…)。

実家でEverio GZ-MG70購入

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 来月、子供が生まれる妹夫婦がビデオカメラが欲しいと言う。旦那の実家(機械音痴)にも簡単に見せてあげたいという。ならば出力、保存メディアとしてはDVDが良いだろうが、別途DVDレコーダーも必要になる。PCでやるにもCeleron/1GHzじゃエンコードも厳しいし、HDD容量も足りないし、内蔵ドライブはコンボだし。で、希望予算は3、4万くらい。いや無理ですから…

 でもそこで引き下がってはIT買い物コンサルタントの名が廃るので、思案。実家(妹夫妻の家から車で十分)の父親が趣味と仕事の撮影用にビデオカメラを買ってしかもDVDに焼いて人に送ったりしたいと言っていたのを思い出して、そそのかりsて内蔵HDDタイプのEverio GZ-MG70を買わせる。父親のマシンはDVD Multiドライブ内蔵なので使い方さえ覚えればDVDにも焼ける。

 で、これを豊橋にできたヤマダ電機で購入しポイント還元20%をゲット。このポイントを無断で使って妹宅のVAIOで使えるIEEE1394&USB2.0タイプの外付けDVD-Rドライブをゲット。代わりに妹がカメラとオーサリングツールの操作をしっかり覚えて父親をフォローすることを条件に与える。

 あとは旦那の実家にDVDプレイヤーを買うくらいだが、これは数千円だから本人達になんとかさせよう。

 うむ、正月早々、我ながらWIN-WINなソリューションを提供できたぜ。

 しかしGZナンバーのEverioは手軽でいいなぁ。3CCDモデルが出たらσ(^^)も買い換えよう。つーか、720pで録画できるハイビジョンモデルとか出ないかな。

結構遊べるフレッツフォンVP1000

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 ひかり電話を導入する動機のひとつになったのが、フレッツフォンでFOMAとの通話が可能になった点でした。前からフレッツフォンが欲しかったんですが、我が家のプロバイダでは050IP電話でのテレビ電話サービスは利用できず、かといってNTT東日本のフレッツ網内でのみ使えるIPv6ベースのサービスじゃかけられる相手がいないしで手を出せずにいたんです。そこへFOMAですよ。FOMAならきっと使い道があるに違いないと(ケータイ同士のテレビ電話も滅多に使わないクセに…)。

フレッツフォン VP1000

  で、フレッツフォンVP1000は普通に買うと6万するワケですが、ヤフオクで未使用新品を2万代でゲット。出品者も買ってはみたものの相手がいなくて手放すことにしたらしいw。

 さてそれが今日届きました。まずひかり電話対応のファームウェアにバージョンアップ。しかし詳しい操作方法がどこにも書いてなくて困った。どうもUPnPを使って自動認識するらしいが、これが上手くいかずに困った。

 まずRT-200KIが利用できる子機がアナログ2ポートを含め5台まで。既にソフトIPフォンを3台のマシンに入れて設定してあったのでこれがパンクしていた。使っていないアナログポート2を無効にすることで、IP子機を4台まで使用可能に。

 それでもつながらない。前のエントリに あるような変則的なつなぎ方が問題、というかVP1000の設定が融通聞かなさすぎ。結局、UPnPであれDHCPであれ手入力であれ、デフォルトゲートウェイとSIPサーバーが同じIPアドレスである必要があるらしく、デフォルトゲートウェイとしてRT-200KIのIPアドレスを指定したらアッサリひかり電話子機として認識。しかし、これではWebもメールもできない。まぁPOPしか対応してないメーラーは放置して、ブラウザにLAN内のプロキシを指定して回避。なんとか稼働状態にできました。

 さて、このVP1000ですが、中身はWindowsCE.NETが載ったVGAタッチパネル端末です。シェル操作や勝手アプリのインストールこそできないものの、思ったよりカスタマイズできました。まず待ち受け画面として、電話画面、指定URL、指定ビットマップを表示でき、写真のように宇宙艦隊記章を表示し、スタトレなテレビ電話にしてみたり。着信音もWAV(とWMA?)を好きに指定できるようになっていて、「24」のCTUな着信音にしてみました。ちなみにデータは側面にUSBポートがあって、USBフラッシュメモリで受け渡します。このUSBポートにキーボード、マウス、プリンタなんかもつなげられるらしい。 MP3も鳴らせるし、試してないけど、2MbpsのWMV9動画も再生できるとか。

  この電話機は非テレビ電話な相手とも普通にハンズフリー電話機として利用可能。タッチパネルだけに電話帳の操作性も上々。普通に電話機としても便利です。ハンズフリーの音質次第ってのもありますが(まだ試してない)。注意しなければならないのは、とりあえず無条件にテレビ電話発信し、相手が非対応だった場合に音声通話にフォールバックする仕様な点。うっかりFOMAな人にかけたらテレビ電話になっちゃいます。それと残念ながら、Vodafoneの3G端末とはテレビ電話できない模様。非対応だとエラーになりますな。

TSI-LCD30設置完了

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 昨日のテレビ、設置完了しました。前のと端子構成が違ったり、使わないセッティングを見直したりで、アンプやZ1の配線も大幅に変更したりして3時間くらいかかった。不自然な格好したりでコシイタス。

   
導入前 導入後

 高低2つのテレビ台を入れ替えることで、なんとかスクリーン位置をかえずに配置成功。ちょっと低い気もするがまぁヨシ。画面は試しにMac miniをDVIで接続してみた様子。1280×768解像度はもっていなくて、シェアウェアのDisplayConfigXでプロファイルを追加する必要があった(まぁ、自分で調べてXConfigファイルみたいなのを手書きで書き換える手もあったんだろうけど)。

 さすがにこれだけ大きいとソファに座った状態でもブラウザやiTunesの文字もなんなく読めますな。キーボードとトラックボールは元からワイヤレスなので快適リビングPC。んー、せっかくソファ脇に17インチのSXGA液晶をアーム付きで装着したんだけど、どっちで使うべきかなぁ。

 その他、開梱してみてわかった仕様としては、

  • D端子だけでなくコンポーネント端子も装備
  • しかし音声が1系統のみ

という事実。前者はウレシイのですが、いくらなんでも後者のコレはないだろ。どういう用途を想定してんだよっ!コンポジット、S端子、D端子、コンポーネントのどれを映しても音は同じソースしか鳴らないなんて…。結局どれか1つしか使えないジャン。まぁ、ホームシアターユースならウチみたいに外部アンプをセレクタ的に使うケースも多いんだろうけど。それにしえもEUPAってそういうのわからない人がとりあえず安いいから買ってみる、ってケースの方が多いだろうに…

 画質的には白も黒も階調がとび気味な印象。Z1側で少し補正。色は結構鮮やか目というか派手目なデフォルト。店頭受けは良さそうだが、リビングで使うには少しチューニングでおとなしめにするのが良さそう。単純に大きくなった分、ブロックノイズやモスキートノイズが目立つので、ハイビジョン放送の画質は悪くなった気がする。でもこれはソースの問題なんだろうな。

 チューナーの画質もあまりよろしくないが、これは散々分岐した最後の線をいれてるせいかも。まぁアナログ放送みることないからどうでもいいや。画面に表示するチャンネル番号をカスタマイズできないのも価格なりか。

 スピーカーはネジで外せるものの、スピーカーケーブルが短い上にCPUファンのコネクタみたいなのでつながってるから、延長が難しい。しかも本体側の穴にその短い先端を落とし込んでしまったらハウジング全体を分解しなければ取り出せなさそう。コネクタが入手できたら延長して壁置きにしようかと。もうちょっと左に寄せたいので。まぁ、どうせ1系統しかないからAVアンプ使用をデフォルトにしてもいいんだけど、ちょっとテレビだけ見るって時に音質悪くてもすぐ音出ると手軽だしなぁ。あと、画面かえても音は別ソースのものが鳴ったりしちゃうので、ミュートにしておくんですが、画面の「ミュート」という赤字が消せない(消すと「HDTV」とか「COMP」のような緑のソース表示が出てしまい、両方同時には消せない)。余計なお世話だってばさ。やっぱ音系はバッサリあきらめるが吉かも。