S/PDIFが使えず一日つぶれた件

 Z3000で一番綺麗にDVDを観られるセッティングをつめていて、現在我が家にある、

  • 東芝RD-Z1(D3)
  • 松下DVD-S75(D2)
  • PCでPowerDVD6(D-sub 1280×768)

で比較。結果、PowerDVD>DVD-S75>>>RD-Z1という結果でした。DVDレコーダーとしては高級機であるはずのRD-Z1が悲惨な結果に。D1では古いVHSのような眠い絵になるわ、D2、D3ではなぜかインタレ縞が見えまくりでとても視聴に耐えるシロモノではありませんでした。思わずHDMI付きの高級プレイヤーを買いに走りそうにw。

 DVD-S75@D2はなかなか。ただ一部字幕にゴミがついてしまいorz。

 そしてやはりPowerDVDマンセー。単に上記問題が発生しないだけでなく、解像度感も最高。やはり最新のソフトウェアアルゴリズムによるアップスケール&デインタレ処理が優秀なんでしょうねぇ。マウス+スライダーが使えるのでスキップ操作も家電プレイヤーのリモコンよりも遙かに使いやすい。やはり当初の予定通り、映画はHTPC(Home Theater PC)でという方針で。

■S/PDIFが使えないっ!

 上記決断までは早かったのですが、そこから問題が発生して結局丸一日つぶしてしまいました。PowerDVDからオンボードのS/PDIF(光出力)が使えない。普通にアナログ2チャンネルとしての音は出ているので、ケーブリングなどの問題でもないし、デバイス自体が動いていないわけでもない。ただPowerDVDの出力メニューにS/PDIFという選択肢が出てこない。つまり、Dolby 5.1chやDTSのパススルーが使えない。

 本当に丸一日つぶして、いろいろやりました。まずデジタルあきらめてアナログを使ってみてもちゃんと出力されない。次に外付けのUSBオーディオやPCIのサウンドカード二種を試すもダメ。どうもオンボードサウンド自体の問題ではナサゲ。さらにPowerDVD以外のソフトDVDプレーヤーの手持ちや体験版を片っ端から試すもダメ。ほとんどあきらめかけた時に、海外の掲示板で同じRealtekのALC880チップのマザーで、アナログ6ch出力のアサインがデタラメになるという書き込みが。この人も他のサウンドカードを試して同じ現象になったらしい。誰もコメントついていないけど、この人の自己レスでLogicoolのWebcamドライバを消したら解決したとある。あー、ウチもそれ入ってるわ。で、消したらアッサリS/PDIF認識。

工エエェェ(´д`)ェェエエ工

 まさか、WebCamのドライバがサウンド周りを阻害してるとは思わないよorz。まぁ、考えてみればこのWebCamはマイク内蔵だけど。あーもー、このやるせなさw。とりあえず誰かの参考になるよう、こちらに記しておきます。

 くそー、明日はようやくできたこのステキ環境で映画みまくるぞー。

#ちゅうか、新しいWebCam買いにいくかw。

 

今更ですがZen Visionとか

 こないだW-ZERO3でVGAなDivXを再生してみて、イイカンジだなと思ってたんですが、やはりminiSD環境ではたいした本数を持ち出せません。やはりHDDタイプでVGA液晶でDivX対応なものはないかと物色。

 まずは出たばかりのEPSONのP-4500がヒットしたんですが、現物を見るとやはりデカい。電車でつり革つかんで片手で保持するにはツラい。さすがに80GBは入らないしなぁ。

 数日前からそんなことを考えてたら、今日たまたまCreativeのZen Visionを発見。なんと要求スペックを満たしてるではないですか。今まで、単純にZen=Windows Mobile software for Portable Media Centers機だと思っていたので、WMV専用だとばかり。アレとは別機種だったのね。それに液晶もVGAだとは知らなかった。値段も随分こなれてきていて、yodobashi.comで\49,800-16%、Amazon.co.jpで\40,800-\3,500ギフト。MPEG2が頑張っても2Mbps程度しかダメっぽいので、キャプチャした生ペグを直でって使い方には向かないけれど、DivX動画なら無問題(~D1/1.5Mbps)。

 フル画面iPodが本当に出るなら、今買うのはどうかと思ったけど、今更ライブラリをDivXから他の形式に変更するわけにもいかないしなぁ、と。まぁ、出たら出たでそん時だ。

 時計を見るとヨドバシ町田閉店まで1時間程度。車でとばしてゲットしてきました。店頭だと13%還元だったので、Amazonの値段を出して対抗してくれと頼んだところ、同じ\40,800(ポイント無し)にしてくれました。まぁ、ギフト分高いけど思い立ったらすぐ欲しい派だから良し。

 動画ファイルの転送には専用ツールが必要だけど、再エンコなどは無しで送りこめるので、まぁ良し。今まで使っていたPMP-1200はタッチパネルだったのでシーク操作が楽だったけれど、それ以外に関してはZenの方がハードキーが充実していて使いやすいですね。問題のレジュームは同じで、ファイル毎の記憶ではなく、最後に再生したファイルの再生点を記憶できるのみ。音楽や写真、果てはPIMデータまで表示できるけど使わないからどうでも良い。むしろ、iPodのようにトップメニューの項目を取捨できる点を評価。ビデオ以外は全部消したったw。

 外部AV出力はひとつのコネクタで映像、音声が通るので、別になってるPMP-1200より便利。見かけはよくあるDVカメラなどで使う三極ミニプラグのタイプ。結線まで同じかどうかはまだ調べてないす。

 CFスロットからのファイルコピーもできるので、フォトストレージにも使えますね。Everio用に買ったものの、結局一回も使わないままEverio売ってしまったPD70Xも処分しよう。

 さて、概ね良好なZen Visionですが、実は肝心なところで不満があります。それは液晶の品質。VGAの精細感は良いんですが、

  • 色がやたら青い(色温度が高い)
  • 視野角が狭い

という問題が。肌色とか不健康そうだし、視野角もなんというか右目と左目で色差があって視野闘争でも起きそうな感じw。色調整も一切できない。うーん、慣れるかなぁ。視野角については実際に電車などの屋外使用をしてみないとなんとも。ヨドバシ町田では1Fにも3Fにも展示機があったにもかかわらずどちらもバッテリがはずされていて、液晶はチェックできなかったんですよね。

 とりあえずビザビで液晶保護シートをオーダー。

XV-Z3000到着

 今朝方、アバックからXV-Z3000入荷の知らせがあり、早速午後イチで取りにいってきました。 まだ三台目くらいとのこと。2ちゃんにも専用スレたってないし、あまり注目されてないのかしらん。

■接続周り

 いきなり問題発生。PCのDVI-D出力を、HDMIアダプタ経由で入れてみたんですが、どうしてもドットバイドット表示ができませんでした。上の方につぶれてしまったような出画になります。マニュアルにも「DVI->HDMIは正常に表示できない場合があります」とあるので仕様ですかね。

 D-Subなら問題なし。ズームの選択肢の中に「ドットバイドット」というのがあって、1280×768で出ます。これが10mケーブルの割にはなかなか精細に出てるので、とりあえずDVIのことはキニシナイことにしましたw。ちゃんと表示できたとしても、わざわざDual DVIなビデオカードに買い換えるほどではないな、ということで。

 あと品質優先なのかD端子が省かれてコンポーネントが2系統になっていたので、AVラックからの5mケーブルも買い直し。これだけで1マソorz(まぁ、半額以下の選択肢もあったんですが、どうせならと)。

 ついでに→のD端子セレクタ も購入。入力4出力3のアクティブ型で、液晶テレビとプロジェクタに独立で送り込めるので便利かなと。

 てか、Amazon安いなorz。最近こういうパターン多いなぁ。外で買ってきて、ブログで紹介しようとAmazonで探したら安かった、ってケース。\3,000ほど損した…

 HDMIはチャレンジせず。デジタル放送はD端子でも1080iで送れるし、ソースが480iなDVDをプレーヤーで1080iにアップコンバートして、プロジェクターで720pにダウンコンバートするのはどうよ、と。DVDはPC再生がメインだし。まぁ、気が向いたらふらっと買ってきて試すかも知れません。

■画質

 AE500と並べて比較したワケじゃないですが、やはり黒がちゃんと黒くて全体にシマった印象です。Xbox360で720pな静止画なんてかなりハっとします。色味も全体的に鮮やかさが増した気がします。 さすが1:6500

 ただ、じゃぁもうAE500じゃ観る気もおきないから売ってしまえ、というほどでもないですね。AE500も充分現役。Z3000をリビングで映画用、AE500は寝室でゲーム&Web用ってことで。今まではPCとプロジェクタが載った低めのPCデスクをゴロゴロと部屋間で行き来させてたんですが、それをしなくてよくなったワケです。実はそれが今回の目標(←バカだよなぁ(^^;)…)。

■カラーブレーキングノイズ

 えー、結論から言えばまだほんの少しだけ見えます。でもイライラするほどではないし許容範囲かなぁ、という感じ。見えるケースも少ないし、見えても振れ幅は極小。「カラーブレーキングノイズ」という言葉を知らなければ認識もしないかもという程度。「カラーブレーキングノイズはどうかな?」という目で見ているから気になる程度。

 HC3000でも気になったXbox360のリッジレーサーの最初のコースだったかの道ばたの白い杭。あそこをドリフトで流すと、白くコントラストの高いオブジェクトが横に高速に動く絵になるので、さすがに視認できちゃいます。けど、HC3000よりは見え方も軽いかな、という感じ。

■ファンノイズ

 こちらもやはり大き目な印象。ただ作品を見始めてしまえば全然気にならないですね。相当静かなシーンではわからないですが、ウチはそれ以前にサーバーとか動いてて環境悪いからw。

■それより…

 久しぶりにRD-Z1をD端子出力切替をD3モードにしてみたらAACの音が出なくなってるorz。前から途切れたりはしてたし、2ちゃんでも同様の現象が何件か報告されたけど、完全に無音になってるよ….。これじゃアナログステレオ2ch以外使えないやんけ。

 やたら値下がりしているX6あたりに乗り換えようかという気がしてたのを後押しされてしまうなぁ。

 

XV-Z3000予約しちった

■プロジェクタ予約

シアタープロジェクター XV-Z3000

  国税還付金が返ってきたこのタイミングで、気になるプロジェクタが発売になりました↑。

 5倍速ホイールのDLP機種です。σ(^^)はカラーブレーキングノイズのが結構気になるクチで、今までは画質の良さ(コントラストの高さ)を知りつつも敬遠してきました。先日daisuke氏が購入した三菱のLVP-HC3000(4倍速)でも、ずいぶん以前の体験で止まっていた記憶に比べれば随分改善されたなとは思いましたが、皆無ではありませんでした。で、5倍速なら理論上人間の視覚では見えないらしいことを知り、それの登場をひとつの買い時ポイントとして考えていた訳です。

 で、21日にXV-Z3000が発表と同時に発売。昨日ヨドバシAkibaにはまだなかったものの、アバック横浜店で「DLP3000対決」と銘打って上記二機種の比較展示をしているらしきことを知り、さっそく出かけてしまったのが運の尽き。

 店頭での視聴では、実はHC3000でもそれほどヒドいレインボーは見えなかったんですが、やはり視線を振った瞬間などにかすかに字幕の縁に色を感じました。しかしZ3000はそれすらも見えない。うむ、これなら良さそう。

 ついでに液晶機としての本命、三洋のZ4をすぐ下のスクリーンに比較映写してもらえました。すると、やはり画質的にはDLP優位という感じ。単体で観ればZ4も悪くなかったんですが、並べるとハッキリわかりますね。ヨドバシとかのシアターコーナーだと完全には暗くなかったり、光の当たり方が不公平だったりして、ここまでの違いは認識してませんでした。もうこれなら、もし多少のカラーブレーキングノイズが見えてもDLP行くしかっ、って感じ。

 後はZ4で定評の静音性とホコリ混入時のメンテナンス性。音は明らかにZ4が静か。というか左側面に耳を近づけてもファンの音が聞こえない(頭より右に設置するので左側の音や光漏れを重視)。Z3000もファンが右側にある点はウチ向けではあるものの、やはりZ4に比べると気になる。でもまぁ、今使ってるTH500と同じかなぁ、とか。ウチはHTPC利用なのでそっちのファンとかも出てるけど、視聴時はあんまり気になったことないし、なんとか許容できるかな、と。

 残念ながら在庫は無し。今日予約すれば月末にギリギリ確保可能とのこと。えぇ~い、いったれ!>初DLP

 てことでご成約~。もともと価格的にも楽天最安値の店だし、これだけの試聴環境を提供してくれていることに敬意を表してこちらで購入。担当してくれた店員さんは、カラーブレーキングノイズ見えない派らしく、その辺りのやりとりがあまり疎通がなかった気がしますが、商品知識は豊富でした。

■本日のその他の買い物

 仕事マシン用でのネット電話用にこのマイクをゲット。普通の安いマイクはゲインが低くて声を張り上げないと使えないというトラウマを負っているので買わない主義。加えてヘッドセットとか装着するの嫌いなので。音質はまぁまぁかな。まだ通話してないので、相手の意見を聞かないとなんとも、ですが。

 ただ、三方向の白いのがボタンなんですが、一番使うであろうボリュームとミュートを手前にすると真ん中からUSBケーブルが飛び出るという配置には殺意を覚えましたw(写真で手前に見える残りひとつは電源ランプ!)。BUFFALOのロゴをもそういう向きになってるのに、なんで手前にUSB端子もってくるかな…

 あと、VBで通信機能を備えたアプリを開発する仕事が来たので、ソケット通信の勉強をしようと、この書籍を購入。 別に萌え絵だったから選んだわけではなく、オビの「ソケっと参上、ソケっと解決」という決めゼリフにシビれたからw(わかる人はσ(^^)ど同年代かちょびっと上)。


デュアルドライバのヘッドフォンSuper.fi 5EB

M-AUDIO – Super.fi 5 EB – バランスド・アーマチュア/ダイナミック方式のデュアルドライバ(2ウェイ構成)を採用したカナル型イヤフォン

 σ(^^)はiPodや動画プレイヤー用のヘッドフォンは

  • 電車用(音漏れしにくいカナル型)
  • 自転車用(密閉度が低い、自由に首が触れるコードレスのもの)
  • ウォーキング用(軽い、長時間でも疲れないもの)

と使い分けています。で、電車やカフェ仕事で使っていたSHUREのE2cは、音質はそこそこなんですが、とにかく使いにくい。

  • コードが無駄に長い
  • コードが太い(しかも無駄に長い分を三つ編みにしているので更に取り回しが悪い)
  • しっかり付けないと音質が低下する

など。σ(^^)のように耳のアナログ解像度がさして高くない人間にしてはイヤフォンごときに\10,000近く出すのは冒険でしたが、評判のSHUREをエントリモデルといえど体験してみようとゲット。まぁ、1年近く使ったからいいかなと。

 スペック厨なσ(^^)は、SHUREの上位モデルのデュアルドライバ製品(イヤフォン内部に高音用と低音用に別々にドライバを装備)に憧れもありました。なんかスゴそうじゃんってことでw。

 で、買い換えを決意。まぁ5万もするE5cはどのみち論外としても、やっぱりE2cと同じ使いにくさでは、いくら音がよくてもE4cに手を出す気にはならない。しかも、ヨドバシ横浜でiPod持ち込んで試聴したカンジでは、E5cもE4cもそれほどビビっとはこなかった。普段E2cをスポンジのチップで使っているのに対し、店頭試聴品はゴムチップだったからってのもあるかも知れません。このシリーズはやたら装着の作法にうるさいんですよね。

 で、結局買ったのが冒頭のリンクのSuper.fiの5EB。普及モデルの3Studioと高級モデルの5Proの中間モデルらしいものの、あまりレビューが見あたらない。低音強めにふったモデルでもあるらしい。まぁ、3StudioでもE2cよりは評判が良いみたいだし、コードは細めで短め。使い勝手があがるならそれだけでも価値があると3Studioか5EBにしようと絞り込み。まぁあこがれのデュアルいっとくか、と5EB購入。

 で、使用感なんですが、使いやすさはかなり好印象。リンク先の写真ではわかりにくいですが、コードの端数cmに透明のチューブがついていて、ここの部分は形を自由に固定できます。この手のカナル型イヤフォンは耳の上にひっかけるように装着するんですが、その部分でフィット感をあげられるようになっています。コードも細いので取り回しが楽。SHUREからの転向だと断線しそうで不安になるくらいです。多分、このパイプでフックになった部分もどっかにひっかける可能性もあり、その意味では注意が必要でしょう。デュアルドライバのせいで、イヤピース部はやや大きめですが、耳につけてみるとそれなりにフィット感はあります。最初からついていたシリコンチップでいいカンジなので当面そのままいってみます(スポンジチップも付属)。プラグ部もE2cより一回り小ぶりでGood。

 音は5Proの評判でよく書かれている通り、高音も良く出ているが低音が更に強いのでかき消され気味。ただこれも巷の指南通り、しばらく鳴らしっぱなしでエージングしてみたところバランスが取れてきたような気がする。まぁ、あんまり気にならなくはなりました。

 E2cとの比較では、高音は綺麗になった印象。鮮やかです。今まで気にならなかったけど、今比べるとE2cがこもって聞こえます。あと、5EBの方が定位感というか、左右の広がりを感じる。

 まぁ、σ(^^)の音に関するボキャブラリではそんなとこです。とにかく使い勝手があがったのでOKです。半分近くポイントでまかなえたし。