みんなの地図2

 速攻で買いましたとも。

 せっかく、ここんとこVAIO UXにPlaceEngine入れて位置情報登録ボランティアしまくってましたし。

■PlaceEngine周り

 残念ながらUMD内蔵のデータでは自宅は検出できず。ネットから最新のPlaceEngineデータベースをダウンロードする必要がありました。このあたりはオフライン利用前提のPSP版のつらいところですね。Windows版だと登録した直後には検索可能になってますから。まぁ、都度ネットワーク接続が必要になるのと痛し痒しではありますが。

 ダウンロードにはPetaMapへのユーザ登録が必要でした。無料ですがちと面倒ですね。最新データは2007年4月23日13:00現在のものでした。今後、これがどういうペースで更新されていくかですね。

 もちろん、計測した無線LAN基地局情報をPetaMap経由でアップロードもできます。メモリースティックに生成されるファイルをフォームから送信するだけで良いようです。GPSレシーバーつければ、位置情報データ収集端末としては最もハンディで良いと思います(どれだけの人がそこに注目するやら…)。

 どちらもPSP本体から直接アップロード、ダウンロードできて欲しいですね。特にダウンロードはPlayStation Spotや公衆無線LANで更新できると、出先でふと思い立ったけど、データが古くて検索できなかった、なんて時に便利でしょう。

■地図周り

 今日の午後、打ち合わせで都内へ出るので実際に徒歩ナビに使ってみる予定ですが、とりあえずざっとさわった感じのレビュー。

・やはりUMDはイライラ。

 アレ(謎)してようやく使い物になる感じ。

・検索方法は2種類

 文字入力で読みを入れて駅を探す方法と、リスト検索で住所を探す方法。つまり住所は自分で入力することはできません。リストのソート順もアドホックな感じで、都道府県は北海道から南方向へ。でもそこから下ると、例えば愛知県は名古屋市が一番上にきており、それ以外がおおむね50音順?みたいなよくわからない並びです(漢字コード順?)。L1、L2ボタンで頭文字単位のスキップができるんですが、並びにたまに例外があるのであんまり役に立たないです。リスト項目数が更に増える町名はさらに大変で、例えば豊橋市には柱一番町?柱九番町という町があるんですが、そのあたりの並びはこうです。

  • 柱九番町
  • 柱一番町
  • 柱五番町
  • 柱三番町
  • 柱七番町
  • 橋良町
  • 柱二番町
  • 柱八番町
  • 柱四番町
  • 柱六番町

 ソートが揃ってないどころか、全然別の町が割り込んでます(^^;)。最初、その下だけみてたので、「七番町が入ってないじゃん!」と焦ってしまいました。

 やはり住所も文字入力で検索できた方が良かった気がします。

 その他、緯度経度入力などもなく、ブックマーク、ガイドブックデータをのぞけば、上記の2方法(とスクロール)しか検索方法がありません。

 地図はあまり見やすいとは言えません。ただ屋外用に高コントラストモードなどが用意されている辺りは親切ですね。

■記録周り

 ブックマークは、Myブックという単位で行います。Myブック1冊が1セーブデータに対応しているようで、事前にどれかを選んで読み込んでおく必要があります。なので複数のMyブックをまたいで検索などはできないっぽいです。そのくせ、Myブック内にはフォルダ分けなどの機能がなく、ひたすら登録順に並ぶだけなので、あまり多くの位置情報を管理することは考えられてない印象です。

 PCとの連携面では、PSPからPetaMapへのアップロード、ダウンロードはできるようですが、自分でメモリースティックから目的のファイルを探してフォームで投げる方式。、パスは\PSP\SAVEDATA\ULJS00104MYBOOK***\MYBOOK.BINです。**の部分は01のような数字で、Myブックのよってかわるので、複数のMyブックがある場合、どれがどのフォルダに相当するか判断しようがありませんね。かなり玄人向けと言わざるをえません。

 簡単なHTTPクライアントアプリでメニューから選択するだけで登録、取得できるようなものが開発、配布されると良いんですが(ログイン周りのことがあるので、ただFORMにデータをPOSTするだけじゃダメっぽいので、σ(^^)は手を出さないことにしますw。ざっとソースをみても、XML-RPC使ってるっぽいですし、リバースエンジニアリングになるかも)。是非PetaMap側で提供してほしいものです。

 あとアドホック無線LANでブックマークを交換することができるようですが、おそらく一生利用する機会には巡り会えない気がします(^^;)。

■案内

 (この後、実際に使ってみてからレポートします。)

春アニメ2007 – らき☆すた

 春アニメ、2回くらいずつ消化したものからレビューなど(1回目で予約リストから消えたもの多数w)。

■らき☆すた

 まずは『らき☆すた』。京アニ制作ってだけで注目。実は原作は未読。

 オープニングの「もってけ!セーラーふく」はハルヒEDのノリでダンス系(てか作詞や作曲の人が同じ?)。何いってるのか歌詞は聴き取れないですが、メロディは耳に残りますね。CDは5月までおあずけですが買ってもいいかなと。

 内容はあずまんが大王みたいな脱力系というか、日常のどうでも良いネタがのほほんと語り合われる感じ。出だしの「さぁ、はじまるザマスよ」、「行くでガンス」、「フンガー」がツボw。このネタがわかるのって何年生まれくらいまででしょうね。平成生まれは無理だろうなぁ。

 さらにインパクトがあったのはエンディング。主要メンバーがカラオケボックスに行って、ゲーム、アニメ好きの主人公(cv:平野綾)が熱唱するという作り。第一話はなんと「宇宙鉄人キョーダイン」。第二話は「アクマイザー3」。どんだけ濃い層ねらってるんだよ(^^;)、と。この辺なんて、当時でも結構マニアックな番組だったんじゃないですかね?しかもそれを女子高生が歌うというシチュエーション。あり得なさすぎて(゜∀゜)イイ!。この調子で毎回続くのかなぁ。もうこれだけでも楽しみで観てしまいますね。

■ハヤテのごとく

 同じくアニメ系のパロディネタが多い『ハヤテのごとく』。こちらはサンデーで読んでます。単行本も買ってます。

 正直作画は微妙なアレンジ。一瞬、第1話で切ろうかと思ったが踏みとどまる。でもこれハイビジョン制作なんですね。あんまり意味ないんじゃないかとw。

 声は2、3話みて慣れました。マリアさん=田中理恵はハマってますね。てか花右京のマリエルのまんまじゃん。でも(゜∀゜)イイ!。伊藤静@ヒナギクも楽しみ。そろそろ登場かな。彼女は最近RootsとかTH2とかでσ(^^)の中の株上昇中。でもヒナギク役にはちょいと「お姉さま」っぽすぎる気も?

 原作にない要素としては、「お見せできません」(だっけな?)マークと若本(規夫)ナレーション。日曜朝のよい子が観る時間帯なので、流血シーンにヘンなキャラの「お見せできません」マークが。そして若本さんのナレーション。ちょっと濃すぎないかなぁ、と思ってたんですが、先週ハヤテがちぎった電灯線を水に浸けてロボットを倒す時に「バスターコレダーっ!」と叫んだ後に、若本さんがすかさず「タカヤーっ!」と叫んだのがヒットw。これまた日曜の朝から観てる良い子達にはさっぱりでしょうね。

 

 まだ観てないけど、注目してる番組。

遥かに仰ぎ、麗しの

 “かにしの”こと『遥かに仰ぎ、麗しの』をコンプしました。

 全然予備知識無しで、ヨドバシで見かけて衝動買い。去年秋のタイトルなんですね。

 結果としては当たりでした。シナリオが良かったです。主人公は新任歴史教師。色々と複雑な事情で僻地に幽閉された超お嬢様学校の生徒達とコミュニケーションしていくストーリーなんですが、なんか妙に臨場感があって、本当に教師になったような充実感がありました。こんな触れあいができるなら教師という職業もいいなとか思っちゃったり。てかとても新任教師とは思えない出来た野郎ですよ。>主人公

 自身が親に捨てられたという過去をもつため、自分は絶対生徒を見捨てない。同時にそれが他人を心底信用できないトラウマでもあり、後半は学生達が慕ってくれてるのに踏み出せない、という展開が多い印象。このあたりの個人的な共感度が高かったのでもハマった理由ですかね(別にσ(^^)は捨て子ではないですが…)。

 あと、各シナリオの中で、サブ課題、というか学生とのコミュニケーションの部分以外に、毎日放課後にこっそり(あるいは特定の学生と)ラジコン飛行機を作る、裏山で見つけた朽ちた倉庫にあった戦闘機をレストアして飛ばす、とかその奥にある戦時の地下秘密基地を探検するとかいう展開が無闇にワクワクしました。いいなぁ、こういう楽しげな活動をしたいですよ。

 お気に入りシナリオは美綺(みさき)、殿子(とのこ)、栖香(すみか)、梓乃(しの)ルートかな(ほとんどじゃん)。キャラ的には栖香、あとサブヒロインだけど奏(かなで)。てか名前難しすぎ。ルートのないサブキャラもいい味だしてるのが多いです。追加シナリオ集とか出ないですかね。

 そしてBGMがまた素晴らしい。ピアノやアコースティックギターなどが中心の綺麗なメロディが多い。サントラ出てないかなと調べてたら、初回限定版にバンドルだったらしい。σ(^^)が買ったのは通常版。仕方ないのでヤフオクで初回版もゲットしました。手持ちが2本になってしまった…

P.S.

 今回、特に臨場感、没入感が強かった印象ですが、やはりこういう感覚って小説や映画では体感できないんですよね。どうしても第三者的な視点になる。たとえ一人称視点の小説でもこういうインパクトを感じたことないなぁ。だからゲームはやめられないのですよね。

東映版Kanon

 TSUTAYAの旧作半額セールで、Kanonの初回アニメ版(東映版)も一気観してみました。

 京アニ版の後だと絵がアレなのはわかっていたんですが、まぁ声優人はほぼ同じだし、同じ原作をどうアレンジしてるか興味があったので。

 ヒロインの声優陣は同じ。でも微妙に声の出し方が違う、というか皆さん演技力が向上したんですかね。京アニ版の方がずっと自然な気がしました(慣れ?)。特にあゆは東映版ではやけにマイクに向かってしゃべってる感が抜けませんでした。他のヒロインも京アニの方が良いです。

 主人公は別の人。『まほろまてぃっく』で脇役やってた人ですね。2ちゃんではキョン声の人を叩いてる人がいましたが、やはりσ(^^)はもうキョン声の方が馴染みますね。絵的にも少し大人っぽいので、あの絵にはあの声の方がマッチすると思います。キョンツッコミも合ってる気がするし。まぁ、どちらがダメということはない気がします。

 シナリオ的には佐祐理さんの過去に触れられてる分、断然京アニ版マンセー。

 絵の作りも京アニ圧勝。まぁ、時代が違うので仕方ないですが、水道の水ひとつとっても白と水色のベタ塗りから、CGによる半透過処理に進化してます。あらためて京アニスゲー。

 ところで、京アニ版4巻のオーディオコメンタリーで、真琴&舞シナリオのライターさんが、「名古屋の大学で心理学科所属だった」と言ってたので、Wikipediaで調べてみると、ばっちり後輩でした。1975年生まれとなっているので、浪人をしていなければ2コ下なので、同時にキャンパス通ってたことになりますね。世の中狭いなぁ。