電気煮込みなべ ファーストインプレ

我が家ではほとんどの調理をレミパンでこなすんですが、カレーなどの余った分をそのままにしておくと、コーティングが傷むということを知らなかったので、先日結局三代目のレミパンを購入しました。 で、今度は調理後すぐにタッパーに移すことにしてるんですが、やはりちと面倒。一人暮らしだとどうせ続けて食べるので、鍋からさっとよそって食べたいわけですよ(まぁ、どのみち一部は冷凍用にタッパーに移すことが多いですけどね)。

そこでカレー、シチュー、おでんといった料理は別の鍋を使おうと画策。そしてそこはガジェット好きなσ(^^)なので、ただの深底鍋とか買ったら面白くない訳です(ちなみに既に圧力鍋はもってますがキニシナイ)。

で、候補に挙がったのがツインバードの電気煮込みなべとシャトルシェフ。どっちも長時間かけてぐつぐつ煮込む系の調理デバイス。前者は電気、後者は魔法瓶的保温を熱源にします。σ(^^)はカレーとかは野菜を電子レンジで下調理してしまってサクっと省エネ短時間調理(ご飯が炊けるより早い)で済ませてしまう派だったので、逆に長時間煮込むと味がどうなるか興味もあったりで。煮込み中に火を使わないので放置リスクが少ないのがポイント(でなきゃそもそもやろうと思わない)。ただし、マニュアルによると電気煮込みなべの方は加熱中の外出や就寝はNGとなっています。

■シャトルシェフとの特徴比較

結果としては電気煮込みなべを買ったんですが、一応それぞれの特徴をまとめると、

電気煮込みなべ シャトルシェフ
長所
  • Amazonで\3,000程度と安い
  • ガラス蓋で料理具合を確認可
  • 放置がより低リスク
  • 場所を選ばない
  • 再加熱がしやすい
短所
  • 電源が必要
  • 電源をきらないといつまでも加熱
  • 一旦冷めると再加熱に時間がかかる
  • 値段がやや高い(3.0Lで約4倍)

 電気煮込みなべのマニュアルによると、カレー、シチューは5時間、おでんは6時間と記載されています。睡眠中調理(こう書くと睡眠学習みたいに寝ながら料理するみたいだw)には微妙な時間です(しつこいですが、マニュアルでは禁止されています)。これは外付けのタイマースイッチでも使うことにしてみました。Amazonのカスタマーレビューによると40年近く販売されてるらしく、それ自体は素晴らしいロングセラーであることを語っていますが、そろそろタイマー位は搭載してもいいんじゃないすかね…

 対するシャトルシェフはガスレンジによる初期加熱の余熱を利用するので、いつかは加熱が止まります。それが一般的に充分な時間、熱量なのかは不明。でもまぁあれだけ売れてるんだから充分実用的なレベルなんでしょうね。足りなきゃガスレンジ載せて再加熱しろと。

 電気煮込みなべの最大の弱点は再加熱が弱い点だと思います。内側のなべは陶器製なんですが、直火にかけてはダメとなっています。つまり、さっと温めて食べよう、って時は別の容器に移してレンジなりで再加熱する必要がある訳です(もちろん、スイッチを入れれば温まりますが、あくまで煮込み用なので冷え切った状態から食べられる状態にするには時間がかかりすぎる)。対してシャトルシェフは内側のなべを直接ガスレンジにかけられるので早い。まぁ、でもその場で食べる分だけを温めるのになべ全体を加熱する方が本来エネルギーを無駄にしてるとも言える訳で、当面は別容器によるレンジ加熱で頑張ってみようかなと。

■おでんを作ってみた

 実は、これがAmazonお急ぎ便で到着する予定日に早速カレーを作ろうと下ごしらえを始めたんですが、ちっとも到着せず、結局届いたころには既にカレーと呼べるものが出来上がって食べてしまった、ということが(^^;)。で、昨日リベンジ(なんの?)でおでんを作りました。

 普段は圧力鍋で時間圧縮調理。揚げ物とかがパンパンに膨れてしまったりするけど味さえ染みこんでればキニシナイ的なおでんが出来上がってました。その辺が時間をかけて煮込むことで解消されるかな、と期待した訳ですが、結果は敗退。2時間ほどでやはり揚げ物が膨れて溢れそうになってきたので、ビビって加熱中止。放置プレイ禁止なのは、電気による継続加熱だからというよりも、密閉ではないから中身が溢れ出す可能性を考慮してのことかも知れません。マニュアルには強(180W)指示ですが、次は弱(110W)にしてみるか?

 結局その日はその時点で少し食べてみる。やはりまだ味が染みてない。今朝も起きて少し中身を減らした後、更に再加熱を試みています。コールドスタートでしたが気付けば普通に煮え始めていたので、その辺りはあまり気になくて良いのかも知れません。

 現時点の評価としては、揚げ物中心の我が家ではあんま長時間煮込む必要ないんじゃね?という感じです(^^;)(←最初に気付けよ)。大根とか煮卵とかあんま入れないし。カレー/シチューで差が出るといいなぁ…

私本管理 + Amazon + バーコードリーダーで蔵書管理

■ガジェット好きの憧れ(?)、バーコードリーダー

 突然ですが右のバーコードリーダーを買いました。

 USBやPS/2接続のこの手のバーコードリーダーはPCからみるとキーボードとして認識されるようにできていて、バーコードに記載されている文字列をあたかもキーボードでタイプしたかのように送信してくれます。なので、ソフト側は特にバーコードに対応していないExcelだろうがメモ帳だろうが簡単に連携できてしまうワケです。考えた人エラいですね。

 で、ネットで見てもっとも安かったのが右の製品です。USBタイプで、ドライバーのインストールも無しで普通にHIDキーボードとして認識されました(XP)。

 写真では見えないですが握り部分のお腹側にトリガボタンがついていて、デフォルトではバーコードに当てながらこのボタンを押すとスキャンされます。それ以外に触れるようなところもないし、こういうもんだろうと思ってたんですが、実はマニュアルに設定変更用のバーコードがたくさん記載されていて、結構パラメーターをいじることができました。たとえばボタンを1度押してからもう一度押すまでの間、捉えたバーコードをひたすら読み込む連続スキャンモードにも変更できました。こっちの方が楽ですね(でもたまに何にもないところに置いただけでピっと反応したりw)。あとスキャン成功時のフィードバックも最初は「ピーーっ」っとやや長くてウザかったんですが、この長さなども変更して短音にすることができました。

2009.03.27追記:この記事は注目度が高いようなので、改めてこちらの記事に写真を追加しました。

 バーコードリーダーなんだからバーコードで設定しよう、というアイデアは知れば納得。昔レシピのバーコードで設定ができる電子レンジがあったなぁ、と思い出しました。

2009.03.27追記:ちなみにこの設定バーコード冊子はもし無くしても公式サイトでダウンロードできるので安心です。TSK-Uの場合は、「バーコードリーダー日本語マニュアルver.2」ってのでOKです(追記日現在)。

 ちなみに写真の色はよくある色温度の設定ミスかと思いきや、本当にこんな青白い色してます。普通にレジなんかでみかけるベージュ系の方が良かったなぁ。いっそ黒とか。

 まぁ、なにより値段が安く、普通に使えるので満足しています。

■ISBNで蔵書管理

 で、なんで突然バーコードリーダーなんて買ったかというと、窓の杜私本管理Plusという蔵書管理データベースを見つけたからなんです。

 ウチもいい加減本がたまりすぎており収集がついてません。特に続き物のマンガは前半は実家に行ってたり、新刊は友達に貸してたりとバラバラ。また大抵はこっちから遊びに行くついでに持ってくということが多いので、どの作品は誰に何巻まで貸したか、というのも覚えきれなくなってまして、なんか上手く管理したいなぁとは思っていました。

 で、蔵書管理はやったことある人はわかると思うんですが、まず最初に既存の本をガァーっと入力するのが壁です。タイトル、著者名などの情報をキーボードで打っていたら30冊くらいで飽き飽きしてきますね(^^;)。

 この私本管理PlusではAmazonとのマッシュアップでその苦労を軽減してくれます。その際バーコードリーダーがあると更に便利なのです。

 もちろん普通にタイトルなどのキーワードで検索しても引っ張って来てくれますが、検索でヒットしたものの情報を全部もってきてから取捨する方式なので、ひどく時間がかかります。ご存じの通りAmazonは登録数がハンパないので、曖昧なキーワードだと余分なものも数多くヒットし、その分の読み込み時間もかかってしまうのです。

 一方で本ソフトはISBN(国際標準図書番号)を使ってAmazonから情報を引っ張ってくることもできます。しかもテキスト欄に1行1ISBNで羅列しておいたものを、バッチで引いてくることができます。上記のリーダーはバーコード読み取り時に改行コードも含めてくれるので、このテキスト欄にフォーカスを置いて、ひたすらバーコードをスキャンして、最後に「検索」ボタンを押せば、何十冊もの書籍データを一括で登録できてしまうワケです。

(ちなみにISBNは現在多くの本は2段のバーコードが記載されていますが、そのうちの上段がISBN相当分なので、上だけスキャンすればOK)。

 その他、全体的にみると、ややとっつきにくいUIですが、項目名などのカスタマイズも自由度が高いですし、ローカルデータベースの中の検索にもISBNが使えるので、10冊まとめて貸し出す、とか1巻?30巻は実家に移動する、とかいう時にもバーコードでスキャンして、保存場所を一括で変更、という感じで使えます。

 データもインストールフォルダ内に完結しているっぽいので、ファイルサーバー上に置いて共有もやりやすいでしょう(ただしソフト自体は特に排他制御とかはしてなさそう)。

 あと表紙データもAmazonからもってきてくれるので、iTunesでアルバムアートを表示させた時のような嬉しさがありますね(単純に確認にも便利)。

バイオUXとバーコードリーダー

 プラグインを落としてくれば、DVDやCDなどもAmazonからデータを持ってくられるようです。 また、CGIでWebインターフェイスとも連動できるようです。出先からケータイで「あれ何巻までもってたっけ?」なんて時に便利そうですね。

 ソフトは上記のWeb公開を見越してデスクトップ機に入れましたが、登録時は写真のようにVAIO UXにつないで家中の本をスキャンしてまわりました。  VAIO上では普通にメモ帳でISBNを取り貯めて、あとでまとめてデスクトップ機でソフト上にコピペすればOKです。こういう使い方ができるのも強みですね。

■いっそ自作したい気も

 PEAR辺りのライブラリでAmazonマッシュアップ用のツールがあれば、PHPベースで自分で作ってみるのも面白いかも知れませんね。私本管理でもWeb公開できますが、Linuxマシンだけで完結できるならウチ的にはその方が便利ですし。

 でもまぁ、当分はこの環境が活躍してくれそうです。

同日追記:

 つーか、すでにないかなぁと思って物色中、MacOSX用ではこんなのを見つけました。>Delicious Library

 デザインが秀逸なのもさることながら、iSight(内蔵カメラ)でバーコードを読み取れるってのもスゴい。最近のMacBookとかなら追加ハード無しで使えちゃうんですもんね。やるなぁ。

その他、帰省絡み

■キミガタメ

 帰省の道中、『うたわれるもの』アニメ版の最後数話を視聴しました。最終話泣ける(つД`)。そこで流れるSuaraの歌がまた泣ける。これなんて曲だ?と思って調べたらアルバムでもってる曲だったw。

 しばらくはこの曲聴くだけで泣ける。

 サビを公式サイトで試聴可能。でもどっちかってと歌い出しの部分の方が泣けるな。

■セラにカーステ装着

 注文しておいたDEH-P520が届いたので早速取り付け。付属の3.5φミニピンのケーブルをiPodのヘッドフォン端子につなぐ方式だと案の定音が小さめ。音量あげるとホワイトノイズも目立ってしまう。で、前に使っていたDockコネクタからLINEでとりだすケーブルに交換。バッチリ。音質は思ってた以上に良く満足。

 自慢のイルミカラーのRGB設定ですが、プリセットにセラの照明色に近い黄色がなくカスタマイズ。んー、バッチリとはいかないけど、まぁなんとか。が、はたと気づいた。セラは帰省時以外はバッテリーのマイナスを外してあるので、毎回設定しなおしじゃん…orz。音質系の設定も全部パー。カーステっていったいいつになったら電源はずしても設定がとばなくなるんでしょうね…フラッシュメモリを積む余裕すらないほど価格競争が厳しいのかなぁ。でもHDD積んでるCyberNaviすら一部のオーディオ設定を保存できなかったりするんだよなぁ。

■VistaのDPI変更はシステムレベルorz

 (σ(^^)にとっては旧マシンパーツによるおさがりだけど)家族にマシンを新しくしたと言ったら、珍しく母親が興味を示す。ケータイでメール打つのを大変だから、この機会にPCメールに再チャレンジしたいと。なので、σ(^^)と妹に加えママンのアカウントも整備。そういえばVistaって画面解像度を自由に変更できるよな、と思って少し大きめの文字サイズにしてやろうかと設定。ん?管理者権限?再起動??

 ぐはぁ、これ全ユーザに反映されるのか…

 使えねぇ…

 THUNDERBIRDも、閲覧の文字サイズはかえられるけど、作成画面や一覧は変わらないっぽい。あとはSXGA液晶のXGA使いくらいしか手はないわけだが…うーん、ボケボケ。ここまでボケてて常用できるのか?いやまぁできるんだろうなぁ。普通の人は。むしろσ(^^)が気になってイヤw。

■PacketiXが切れまくる件

 クライアントをVistaにしたせいか、実家の回線がBフレッツになったせいか、横浜の自宅へのPacketiX接続がやたら切れる。1分もしないうちにタイムアウトで切断。しかも即時再接続すると「ライセンスが足りない」とか怒られてしばらく待たないと再接続できない。

 かなりあれこれ試行錯誤した結果、リモートデスクトップ接続を張ってると切れないっぽい。本当に一種の隙ももなくパケットをやりとりしてないとダメっぽい。なんでだろ?まぁ、Bフレ化して帯域には余裕があるからいいか。

■遠隔マシン上のゲームをプレイ

 ちなみに今回は寝室マシンを起こしっぱなしにして来た。前はXP Homeだったのでできなかった、やりかけのゲームをリモートデスクトップ接続でやろう作戦。しかし、起動したら「DirectDrawの初期化に失敗しました」と言われてダメだったorz。他のゲームは動くものもあるので、実装に依存ってことらしい。残念。

 いくつかのタイトルを試したけど、やっぱり紙芝居ゲーといえども快適とは言えないですね。文字表示もスキップなんかは若干もたつくし、画面がフェードアウトするようなエフェクトだと、かなりもたつく。たぶん、素直にインストールディレクトリを共有してローカルで走らせる方が良いんでしょうね。サウンドなんかも圧縮音源だろうし、こっちで展開する方が効率も音質も良いに決まってる。

セブンイレブンの電子マネーnanacoは魅力薄

セブン-イレブンで使える電子マネー「nanaco」4月23日開始

 σ(^^)の自宅から最も近いコンビニであり、最も利用頻度が高いセブンイレブンが来月ようやく電子マネーに対応します。

 が、しかし、上記記事によると、その内容はあまり魅力的なものではないようです。

 第一に、現金チャージが基本で、おサイフケータイを利用するモバイル型であってもクレジットカードなどからのエアチャージには対応しません。しかも当面は店頭のレジにて有人対応してもらわないとチャージできず、セルフチャージは対応ATMが全国に行き渡るのは2009年度中と随分先。レジでの手続き簡素化がメリットの電子マネーを利用するためにわざわざレジに行かないといけない、というのが本末転倒感漂います。ATMでチャージ、といっても口座からダイレクトにチャージできるようになるワケでもなく、あくまでセルフ現金チャージ機能がついたATMという位置づけのようです。

 しかも(これはまぁ仕方ないですが)ソフトバンクへの対応は今年度内と遅め。使うとしたら当面はカード型のみ。おサイフケータイへの集約で財布の中のカードを減らしたいσ(^^)としては、わざわざカードを増やすのはデメリットの方が大きいです。オフィス街の昼休みなどレジに長蛇の列ができるようなエリアならまだしも、住宅地で夜間の利用が多いσ(^^)としては、決済スピードのメリットもあまり感じません。

 他のメリットとしては、1%のポイント還元を謳っていますが、これまた店頭レジでわざわざポイント交換の手続きが必要になる模様。しかも手数料1%とられるというマッチポンプ仕様。なんだかなぁ…

 コンビニとしては大手の最後発ということで期待してたんですが、一番イケてない仕様にガックリです。

 唯一の光明は、nanaco自体ではなく、Felica対応レジの導入により、2007年夏のQUICPayをはじめ他プラットフォームの利用に対応するという部分でしょうか。たぶんセブンイレブンだけのためにカードを1枚増やすことはないので、できるだけ早く他社マネーに対応することを願ってやみません。

 

確定申告の電子申告NG…

 COLT買った時に電子証明書付きの住基カードを作り、ICカードリーダーも買い、税務署に電子申告するぞと届け出も出してあった。

 しかし、いざと税務署からのログイン情報の書かれた書類を開封してみると、8月までに初期パスワードを変更しないとアカウントが無効になる、と書いてあった…il||li _|‾|● il||li

 再度申し込みが必要で、今年はもう間に合わない…

 ということは締め切りが数時間縮まったということだな。