チョップドサラダをもりもり食べたいので専用プロセッサーを買った

最近、夜中の間食というかアニメとかみながら無駄にものを食べてしまうのが止まらず体重増加に歯止めがかからないのが悩み。そんな折り、デニーズでPREMIUMデニーズサラダというメニューが気に入って、一定の腹持ちはしつつもロカボなサラダを自宅でも食べればイイジャナイ!?と思い立ちました。問題は毎日続けられる手軽さ(と美味しさ)。なにかガジェットを衝動買いすることで解決できないかとリサーチ。

そこで辿り着いたのが流行のチョップドサラダ。文字通りなんでもみじん切りで混ぜちゃう系。お店ではクリンゴンのバトラフみたいな専用包丁でザクザクやるみたいですが(行ったことないから知らん)、自宅ではもうちょい手軽にやるための製品があります。それがこちら。

普通のフードプロセッサと違うのは中に紫色のメッシュ状の部品がついてる点。ここに材料を詰め込んで回転ブレードで切ったもののうち、編み目を抜けられるサイズのものが下に落ちていきます。落ちたらもう刃は届かないので、ミンチになるまでつぶれてしまうことはない、という寸法です。固いものと柔らかいものが混ざっていてもOKということなので、葉物野菜だけでなく生の人参やナッツ系なども気にせず混ぜてカットすることができます。一人なら下のカップ部分に直接ドレッシングなども入れてスプーンで混ぜて食べるのも洗い物が減ってあり。

ラインナップには冷凍素材にも対応した別ブレードがついたものもありますが、多分使わないだろうなと思い下位モデルをチョイス。余計な部品がキッチンに溢れずに良いです。ちょうどモデルチェンジ時期なのかヨドバシは販売終了。コジマ店舗にいったら8,000円弱でしたが在庫なし。ただし系列のビックカメラで3,880円(税別)になってるので取り寄せでよければ同じ値段で、と提案されたので決断しました。

操作は簡単で上の本体(白い部分)を中蓋をセットしたカップにのせて、上から押しつけるとその間モーターが回転します。きちっとハマってないと回らないので安全生も高そう。本体以外のパーツはすべて食洗機対応です。肉などを入れるとかなり油でべっとりするので食洗機で丸洗いできるのは有り難い。本体が一番ずっしりしているので、見た目のシンプルオシャレさよりは握りやすさ、落としにくさをもう少し追求した形状だったら良かったなと思います。

パワーは問題なし。ナッツ類も面白いように砕いていきます。ただし水分や油分が多い食材は苦手。うまくカゴから落ちなくてそのままミンチ状になってしまうことも。例えば豆腐は無理でしたw。あと照り焼きチキンなどは油で貼り付くのでこれも下に落ちにくく、手で洗うのも大変です。

なんでもかんでもチョップしようと思わず、肉や魚といった食材はちょい手間ですが包丁で適当にスライスして盛る、とかの方が結果的に片付けも楽だし食感も腹持ち感もいいんじゃないかなと。当面色々な食材やドレッシングを組み合わせるだけで楽しめそうです。

オーブン電子レンジを買い換え ビストロ最上位機種の前年モデルがお買い得

2005年製の重量センサーオンリーの電子レンジに嫌気がさして買い換えを決意。重量センサーオンリー機のなにが問題かというと、食品の量を文字通り重さでしか検知しないのです。凍ってるのか常温なのかもわからないのはもちろん、難しいのはお皿の重さがどれくらいの比重を占めるのかわからないで温めようとする点。わからないので、計測重量の半分程度が食器の重さと仮定し、1/2程度の質量の食品がそこにある、と考えて温めてるようです。なので、タッパーのような計量な器に入ってたり、そもそもラップに包んだだけの冷凍肉とかでは全然見当違いの加熱をしてしまいます。

また長年の夢として「常温に温められる電子レンジ」というものを誰か作ってくれよ、と思っていました。例えばパックのお寿司とかをスーパーで買ってきたとします。さすがにそのままでは冷たいのですが冷蔵庫から出して常温に戻るのを待ってもいられません。仕方なく電子レンジに入れるんですがうっかりするとアツアツ寿司のできあがりです。なぜ常温くらいのいいとこで止める電子レンジがないのか!と憤ってたわけですが、これもやっぱり温度センサー未搭載だからという結論になるわけです。最近の温度センサー搭載機種にはちゃんと温度を指定して温めるモードがついていました!例えばカチカチのアイスをスプーンが刺さるくらいまで解凍するなんて設定も。

ということで、

  • マルチセンサでオート温めが賢い
  • 温度指定温めができる

といった要求仕様を定義して機種選定したのですが、ややはりセンサー類が充実してるのは高級なオーブンレンジ(過熱水蒸気モデルなど)ばかり。温度センサーをスイングして広範囲の温度分布をチェックするものや、64眼センサーを謳うものまで。もちろん、前述の食器のみの重さを検知できる仕組みは現在のセンサー技術でもないのですが、かわりに温度センサーや蒸気センサーなどで食品の状態を複合的に計測することで温めすぎ、不足を補う発想です。

個人的にはその64眼センサー(Panasonic)が刺さりました。同社でも上位2機種のみが採用しています。温めという一番安いレンジの機能もつきつめると結局多機能の最上位レンジになってしまうというのはいささか悩ましいことでもありましたが、どうせ買い換えるなら進化を感じたいということで同居人の反対を振り切りつつそのどちらかを候補に。

最上位機とその下の違いは、カラー液晶のGUI操作パネルとNFCによるスマホ連携、あとはドアのダンパーくらい。ので純粋なあたため性能としては2番目の機種でも良かったんですが、どのみち最新型は十数万円クラスで買えないので前年度モデルを狙っており、それだと差額もさほどではなかったので、UI研究家としてはGUI搭載電子レンジというのに触れておくのも良かろうということで最上位モデルに狙いを定めました。

それがNE-BS1300です。カラバリは黒+赤ラインと白。同社炊飯器と同じラインナップですね。炊飯器は白ですがこちらは黒にしてみました。

白黒液晶+ツマミUIの下位モデルはNE-BS903。

ちなみに2017年モデルだと数字の3が4に置き換わり、BS1400とBS904となります。詳細な機能比較はこちら

見た目は同じ。搭載メニュー数が違う程度のようです。なお、さらに前の1200になると天井のヒーターが剥き出しになるなどハード的な違いもかなりあるようです。

家電はきっちり1年でモデルチェンジしますが、違いはほとんどないことも多いので、うまく新型登場時期を狙って旧モデルの上位機を買うのが最近のお気に入りです。エアコン洗濯機炊飯器などはそれで最上位機をおとくにゲットしています。4Kテレビも新型登場直前くらいを突きましたし、スマホなどは発売日買いが基本なσ(^^)ですが、家電はコスパとレビューをじっくり見定めて買うことが多くなってます。

で、BS1300にほぼ心を決めたものの、ちょっと出遅れていてヨドバシやヤマダなど量販店では完全に品切れ。通販で買っても良かったんですが、ちょっと日程の関係でどうしても当日中に買ってすげ替える必要ができて、あちこち回ったりして結局近所のビックで近隣店舗の展示品(箱なし、付属品あり、デモモードでの通電はあるが加熱は無し)を探してくれて、7万円台、5年保証付きだったので、川崎から世田谷井草まで往復2時間かけて車で買いに行きました。

■温度指定あたためができる

目的のひとつである温度指定のあたため。5度単位で指定できます。ただし今までそういう尺度で考えてなかったので、まだ感覚がつかめてないです。例えば40度ってお風呂くらいだよなぁ、とか想像しながら試行錯誤中。ただ完璧に均一に温まるわけではやっぱりないですね。特に厚み(深さ)のあるものや、水分量にばらつきのあるもの。それでも冒頭に書いた持ち帰り寿司とかをうっかり熱々にしてしまわないよう上限が設定できるのは有り難いなと感じます。

またスチームあたための場合は温度指定ができず仕上がり調整が何段階か選べるのみ。まぁこれは原理的にある程度スチームを行き渡らせることと温度を上げることは切り離せないということなんでしょうかね。二日ほど冷蔵してパサパサになってしまったスーパーのおにぎりをスチーム温めしたら、熱々にはなっちゃいましたが、食感はとても二日前とは思えないほど自然な仕上がりでした。

動作音はとても静かで良いです。あとカラー液晶で白地に黒で残時間カウントが出ているのが、ダイニングなどから遠めで確認するのに視認性が高くて地味に便利です。また加熱終了後に電気代を表示できる(デフォルトでそうなってる)んですが、以外と電気代かからないんだなぁという感触。温めだと1円以下なことがほとんどなんですね。ちょっと面白いです。

加熱中の残時間表示
加熱終了後の電気代表示

■グリル皿の万能感(焼き、茹で)

オーブンレンジで焼き物とかトーストとかって無闇に時間がかかるイメージがあります。考えてみればガスレンジのグリルやポップアップトースターに比べるとヒーター(天井)との距離が遠いんだから当たり前です。ただ本機の場合、クッキーなどを焼くオーブン皿2枚とは別に、グリル皿というものが付属しています。これをヒーターのついた天井寄りの上段にセットすることで、高速に両面焼きを行えます。グリル皿自体がレンジの電磁波で発熱するようです。トーストが3分台で焼けるのは同クラスの他社オーブンレンジと比べてもかなり速いです。まぁそれでもポップアップトースターには適わないですが、ピザトーストなど具材を載せるトーストに必要なオーブントースターの代わりにできるならアリかなと思います。

グリル皿を使ってピザトースト。天井ヒーター寄りの最上段にし、かつグリル皿も発熱させることで、裏表とも熱源に近い状態で加熱

生魚もこのグリル皿で両面しっかり焼き目を入れて焼けます。開きにしてない厚みの割とあるアジを焼いてみましたがバッチリ中まで火が通ってました。某社の油も水も不要なタイプの冷凍餃子用のメニューなんかもあり、フライパン調理の多くがこのグリル皿でできるっぽいです。レシピ本でもグリル皿を使うものがかなり多い印象です。またちゃんとテフロンコートされててお手入れも簡単だし、溝がついてて油分が落ちる分、フライパンよりも良いかも知れません。パーツ単体でも売られているようなので、傷んできたら気軽に買い換えられます。

レンジで焼き物すると油がはねて庫内の掃除が大変そうですが、本機にはメンテナンス機能のひとつとして天井クリーニングモードというのがあり、加熱で油分を焼いて拭き取りやすくすることができるようです。こちらの効果は追々検証です。その辺が上手く機能するなら、

  • 余計な油分が落とせる
  • 火加減を気にしなくてもいい

などの面でフライパン使うよりいいかなと期待もしています。

グリル皿はスチーム加熱時にも使うことがあります。電子レンジでゆで卵をいえば爆発するネタで有名ですが、オーブン機能のメニューでゆで卵や温泉卵があるのも万能感ありますね。茹でブロッコリーなんかもこのグリル皿を使ってスチーム加熱をする仕組みでした。電子レンジ用のゆで野菜容器いらずです。ただ容器だと水道水にさらして粗熱とったりもそのままできるので、利便性まで含めて考えるとどうですかね。少しでもキッチンガジェットを減らしたい場合は、そういう使い方もできるよ、という感じでしょうか。

またスチーム機能というと水タンクの衛生面が気になりますが、本機はクエン酸を入れて経路含めてクリーニングする機能がついているのも好感度、安心感高いです。

■ホットクックを駆逐するのか?(煮物)

春にSHARPのホットクックを購入して愛用しています。こちらも「材料と調味料を鍋にいれてスイッチおせば火加減気にせず完成」という面で大変時短になっています。カレーとかカボチャの煮物、白菜と豚肉のミルフィーユなどがヘビロテです。ただメニューブックをみるにこれらはどれも本機でも調理可能なようです。ただし汁もの、煮物は当然プレートでは調理できないので、別途ガラスの鍋やボウルが必要とされています。純正オプションとしては用意されておらず、サイズが指定されています。

カレーを作るには「2.5〜3.0Lで深さ10cm、直径22〜25cm、レンジとオーブン両用の容器(耐熱ガラスや陶磁器)」「吹きこぼれないよう深めで側面がまっすぐなもの」とあります。深さ10cmと深めは両立しづらいオーダーですねw。ガラスの方が調理具合が見えてよさげですが、重さや強度的に難しいのか2.5〜3Lクラスはあまり見つかりません。ルクルーゼなどのホーロー(金属)のものはダメでしょうし、難しいところです。どうせならメーカー純正品やオススメ品の指定をしてほしいところです。

カボチャ煮物などで指定されている「25cm形のガラスボウル」はこれ辺りが安くてよさげでしょうか。

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いずれにせよ、煮物関係はこうしたオプションの調理器具が必要だということを意識しておいた方が良さそうです。おいおいホットクックがいらなくなるとまたひとつキッチンがスッキリするなと思います。

■GUI

本機の大きな特徴であるタッチパネルGUIについて、ガジェットオタクとして言及せねば。

タッチのレスポンスとしてはサクサクとは言わないまでも上々です。必要充分なレスポンスと言えます。

レイアウトとしてもシンプルなタブUIでシニアな方でもそんなに難しくないんじゃないでしょうか。お気に入りメニューを登録して少ないステップで呼び出すこともできます。専用レシピ本やオンラインのレシピサイトからメニュー番号で選択した場合もカラー写真が出るので正しいかどうか一目でわかる点もナイス。

逆にこのGUIの操作だけでレシピを検索して説明を読んで作って行くのはちょっと画面が小さくてしんどいかなぁ。防水スマホやタブレットもってればそっちの方がよさげでしょうけど、防水非対応機種だったりキッチンが狭かったりする場合にはアリなのかも知れません。

 

■作例

とてもいい焼き目がついたアジを撮り忘れたのが悔やまれますが、その他の公式レシピからの作例をば。

ごま唐揚げ。普段は電子レンジ(電磁波加熱)で作る唐揚げ粉を使ってますが、こちらはグリル(ヒーター)調理。やはり皮がカリッとします(まぁあのレンチン粉の粉っぽい食感も好きなんですが)。

焼きそば。普通に東洋水産とかの3食+粉末ソースのアレです。これもグリル皿を使用。

本当にできるのか、レシピにないウインナーに火が通るか、心配でしたがバッチリです。粉ソースは加熱後にかけて菜箸で混ぜます。フライパンと違ってサイドの壁が低いし直接もって振りづらいので混ぜるのはやや大変ですが。キャベツの火の通りが良く、芯まで柔らかくなってたのは良かったです。麺も一部グリル皿の上に落ちてた分はパリパリになっててナイス。心配したウインナーも問題なしでした。

お皿に盛る時もミトンでもって傾けるのもちょっと力いりますね。オプションのハンドル買った方がいいのかなぁ。でもどれくらいガッチリ掴むんだろ?昔のはすべってかえって危なかったイメージですが。

Panasonic 取っ手 A0604-1E00

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2017.08.02追記

いくつか焼き物を追加でチャレンジ。

市販の生ハンバーグ4つにオマケで冷凍ハッシュドポテトを2つ載せて、4人分+仕上がり強で焼いてみたら、焼けすぎて外側カチカチになってしまいました。冷凍ハッシュドポテトの分を仕上がり調整で補正したつもりだったのですが、あんまし余計なことしないで素直に標準設定でよかったのかも知れません。

またサンマも焼いてみたんですが、開きだったせいかこちらもやや焼きすぎ。

水も油もいらない某冷凍餃子も専用メニューがあるので期待したんですが、フライパンで焼いた時よりも皮が固めの仕上がり。見た目は完璧なんですが…

ということで、なぜかここんと焼きすぎの連発。最後の以外はレシピ通りではないので文句は言えないですが、なんでもオートで完璧におまかせ!ってほどではないみたいです。

■改善希望点

もっとも多用するであろうグリル皿ですが、レールとの摩擦が低くて、加熱具合をちょっと見ようとして軽く引き出すと、あとは惰性なのか傾きなのか勝手にスルスルっと手前に落ちてきます。「あっ!」と思っても素手で押さえるわけにも行かず、一度は開いたドアの上にガシャンと落ちてしまいました。幸いガラスが割れたりキズついたりはなかったようですが。テフロン加工の弊害かとも思ったんですが、レールに乗る部分は耐熱プラスチックのようでした。スムーズに出し入れできることも重要ですが、意図せぬ事故、火傷を防ぐのに、一番手前で一旦止まるような機構があるといいなと思いました。

■使いこなせば損はなさげ。旧モデルが狙い目!

標準価格は十万円台後半と、σ(^^)のような庶民はちょっとヒいてしまう価格帯の商品ですが、実際の性能や機能はそれだけのアドバンテージをもっている商品なので、こうして旧モデルになって半額以下になってくるとコスパはうなぎ登りだと思います。特に1200->1300の時の天井ヒーター内蔵のような劇的進化が1300->1400はないので、安心して旧モデルに特攻できます。

30Lクラスというとファミリー向けとされるサイズですが、これだけの料理が簡単にできてこの価格帯で買えるならば、二人暮らしや単身でもちょっと料理する層にはあまりオーバースペックという感じはしないです。むしろ時短調理で色々できるので共働き夫婦なんかにもお勧めできます。

ゴミ箱サイズの小型生ゴミ処理機パリパリキューブ PCL-31

前のマンションではゴミ出し専用の小部屋があり、分別ごとにボックスもあったので曜日を問わずゴミど出せたんですが、新居では共通のボックスのみで、曜日ごとの種別のゴミしか出せなくなりました。で、春めいてきてさっそく生ゴミの扱いに困ってきた(匂いやコバエ)ので、以前使っていたような生ゴミ処理機導入を検討。

以前使っていたPanasonicのものは温風に加えモーターでブレードを回転させて破砕処理をする方式でした。そのため動作音が大きくて集合住宅での夜間使用は躊躇われるものでした。そんな折り、Amazonサーフィンをしていて見つけたのでこちら。

公式サイトはこちら。特徴として、

  • 温風のみで乾燥させる為、静かで小型
  • その代わり、処理時間はかかる。特にスイカの皮のような大きなものは、あらかじめ小さく折ったり切ったりしておかないと時間がかかる
  • バスケットがそのままシンクで三角コーナー的に使え、丸ごと本体に投入できる
  • 撹拌、破砕をしないので、バスケットにネットをつけたままでもOKで、後処理も楽
  • 自治体の助成金対象(川崎市の場合、半額まで補助。ただし限定数)

というところ。ちょうど川崎市の今年度の受付が今月始まったところだったので、サクっと買って申請出してみました。もし交付されたら実質1万円強で買えることになりますがさて、、

■設置、外観レビュー

製品名のパリパリキューブはゴミがパリパリになることからきてるんでしょうけど、綴りはParis Paris Cubeとなっています。だからトリコロールカラーなんですね(^^;)。青白青のモデルもあります。最初はそっちの方がシンプルで目立たないからいいかなと思ったんですが、結局トリコロールにしちゃいました。下に敷くマット(マウスパッドのような作り)も同カラーでした。

前モデルは三角コーナーからすぐに移せるようにキッチンの流しのすぐ横に設置していました。リビングも隣接していたのであのゴリゴリッグシャッ!という動作音から逃れられず辛かったんですが、本製品はなかなか工夫されています。製品下部の赤い部分が洗面器のような大きなカップ状になっていて、その中に白いバスケットが入っています(写真では見えないですが底が編み目状になっていて水が抜けます。このバスケットに三角コーナーネットをとりつけてそのままシンクで生ゴミを貯め込みます。で、生ゴミがたまったら赤いカップに収め、上に青白の部分をのっけてスイッチONするだけです。なので、設置場所は無からずしもキッチンである必要もなく、赤いカップに入れて持ち運べば床も汚さず移動できます。確かに騒音はないのですがやはり温風とファン音はあるので、これから夏に向けて無駄に室温を上げないよう、脱衣場の洗濯機前に設置してみました。高さも低く、小さいゴミ箱くらいのサイズしかないので、さほど邪魔になりません。

こちらがバスケットとカップ。三角ではないので若干スペース効率が悪い気がします。本体ともども三角にするのはどうでしょうね。ちなみに丸い(円柱な)のにパリパリキューブとはこれいかに?という気がしますが、そうも先行の大容量タイプが四角形だったようです。名前だけは引き継いじゃったんですねw。

なおこちらのモデルは別体のプラ容器圧縮ユニットもあり、プラ容器ゴミを同じく熱でしわしわにして容積を縮められるようです。プラ容器ゴミは週1回収でいつもゴミ箱がパンパンになってしまうので、これはこれで大変欲しかったんですが、二人暮らしにはちとサイズが大きすぎるので断念しました。

面白い発想ですね。Dysonのドライヤーとかでできないかな(笑)?ただ複数の樹脂を一緒に溶かしてしまうと再利用がしづらくなるのでよくない、という話もあるようでどうなんでしょ?

■早速、試運転

破砕、撹拌がなく熱風だけで乾燥させるので、Panasonicのようなものよりも時間がかかります。標準コースで6時間、バスケット擦り切れ一杯までいれたような時はじっくり9時間が選べます。ただ実際にはゴミの水分量次第のようで、擦り切れ一杯のゴミが、4時間くらいでうっかり触って停止してしまったんですが、ほぼ乾いていました(小松菜のクズなど)。スイカの皮とかだと規定時間一杯かかるかもですね。なるべく小さく刻んでから投入すると良いようです。いずれにせよ音はファン音くらいなので、夜にセットしておけば6時間か9時間で勝手に切れて翌朝にはパリパリになっているでしょう。

■要望

上にも書きましたがバスケットが丸いのでシンクでやや場所を食うというかデッドスペースが大きい気がします。次モデルは是非三角形にチャレンジするかせめてキューブに戻してはいかがでしょう。

また三角コーナーネットも普通に三角コーナー用として売られている28cm x 25cmのものが指定されていますが、これもやや相性が悪くすぐに外れてしまう気がします。空気の抜けが悪い不織布タイプではなく編み目状のPP材質のものなので、しっかり形に添わないというのも理由でしょう。できれば丸型バスケットに最適化した縫製のものが欲しいです。排水溝バスケット用のものも売ってますが、これよりはだいぶサイズが小さいので合うかどうか(合うならそちらをオススメしてる気がします)。

また保守パーツとしては入手可能かも知れませんが、バスケットが2つあるといいなと思いました。6〜9時間かかるので、その間シンクには三角コーナーがないということになってしまいます。2つをローテーションで使えると利便性が増すんじゃないでしょうか。

 

とはいえ、生ゴミ処理機がこのサイズ&価格で設置できるというのは10年前に利用していた身からすると画期的だと思います。自治体によっては補助金も受けられるので一度検討してみてはいかがでしょう。川崎のように4月から新年度分の割り当てが始まるところでは急いだ方がいいのかも知れません。

 

電動アシスト自転車 Panasonic ハリヤ セカンドインプレ

前回のファーストインプレは引っ越し前の都内での走行を元にしてましたが、その後実際に坂道の多い川崎に引っ越し、何度か仕事場へも乗っていっての再インプレです。

■思ったほどアシスト感がない!?→コツがいる

自宅から20分ほどの客先に住宅地を縫うようにして行ってみたんですが、結構坂道が辛かったです。もっとこうアシストの力でスイスイ進めると思ったんですが。初回の通勤はちょっと残念でした。

しかし2往復しながら色々試して、まず急なのぼりでは頑張って漕いではいけないということがわかってきました。電動アシスト車は法律上、人が漕いでいない状態ではモーターもトルクを発生させてはならないことになっています。勝手に進んだら電動バイクになっちゃうわけですね。なので、ペダルを漕ぐことがモーター稼働のスイッチです。逆にちょっとでもペダルを漕いでいると認識されればモーターも動き出します。なので、無駄に体力を使って漕がなくても、そっと回すだけくらいにしてやれば、あとはモーターアシストで坂道をスルスルっと登っていきます。当初一緒に頑張ろうと思ってたのがよくなかったようです。もちろんペースは落ちますが、体力を消耗しないで通勤を達成するにはこの方がよさそうです。理屈的にはトルクセンサーに強い力が検知された方がモーターもより強く働きそうなもんですが、まぁ最速を叩き出したいわけじゃないのでこんなもんなんでしょうかね。

また理屈としてあってるかどうか自信が無いですが感覚的にはある程度ギアをあげた方がモーターの力も強くなってグイグイ登っていく気がします。ハリアは7速ですが4速くらいにして上記のゆるゆる漕ぎをしてる時が一番速く上り坂を進む感触。ただギアが高いということはトルクは落ちてるはずでそれだけ電力を喰ってる気がしなくもない。これはまだちょっと錯覚な気もしていて、自分でも説明があまりついていません。

■バッテリーの保ちは充分!

経年劣化はまだどうなっていくかわかりませんが、現状での保ちは必要充分です。「100%」という表示のくせに、10%単位でしか表示が更新されないという、「じゃぁ0〜10でいいじゃん(というか理屈としておかしい)」ってつっこみたくなる仕様ですが、20分の某職場往復でも10%減るかどうかというところ。数往復は余裕でできそうです。坂道が多くなったので、この保ちなら「パワー」を多様していってもいいかなという印象。ただ「ノーマル」と「パワー」でそんなに違いを感じないんですが、、

■前カゴとライトの位置関係

Panasonic(パナソニック) フロントバスケット NCB1853S ブラック

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オプションの純正前カゴですが、これをつけて買い物袋などを積むと、ハンドルポストにあるライトが荷物ばかり照らしてしまって、道路が全く見えない、という全くアホな仕様が判明しました。もやしばっかりがよく見えます。せっかくのクロスバイクモデルにダサい前カゴをつける人がどれくらいいるのかわかりませんが、一応純正パーツなので、もう少し考慮して欲しかったです。例えばカゴの下に付けるマウントをこれも純正で用意するとか。

σ(^^)は結局ライトをとりはずして前カゴの下に無理矢理固定しました。タイラップの仮止めですが。そのうちホームセンターで部材を調達してなんとかしたいなと。あるいは3Dプリンターでパーツを自作するか。

電動アシスト自転車 Panasonic ハリヤ ファーストインプレ

今度坂道の多い街に引っ越すことになったので、自転車を電動アシスト付きに買い換えました。以前も横浜に住んでた時にSANYOのに乗ってたんですが、バッテリーの劣化が速くて何度も買い換えるのが負担で廃車。東京ではサイクルあさひのクロスバイク(風?)自転車WEEKENDBIKE-Fというのに乗ってました。

今回もあまりママチャリ然としたモデルはいやだなぁと思い物色したところ、YAMAHAのはガチ過ぎ、高過ぎで、事実上Panasonicのハリヤ一択という感じでした。実用上は普通にスタンドなんかもついているものがいいなと。

カラーは、LEVORG買う時に諦めたホワイトに。ブラックとのツートンでいい感じです。

多少もっさい感じになりますが実用性を重視して前カゴとリアキャリアも追加。ヨドバシAkibaに在庫がなかったので通販で購入して自分で取り付けました。

Panasonic(パナソニック) フロントバスケット NCB1853S ブラック

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取り付け後の写真。やっぱちょっともっさり(^^;)。

またバッテリー着脱と同じ鍵を使うワイヤー錠が付属してきますが、普段使いとしては手間だし持ち運びにも困るので、前車でつかていたGORINのナンバー式のリング錠(サークル錠)を取り付け。このシリーズは解錠ナンバーが自分で決められないので、店頭在庫で番号札を見て良番(憶えやすい、または操作しやすいもの)をチョイスするしかなく、たまたま前車にはいい番号のがつけられたので移植も考えたのですが、やはりブラック(確か当時はなかった)がいいなとか思いつつ店頭在庫をみてたら、ちょうどいいのがあったので。ちなみにヨドバシの店員さんにこれを取り付けると重さで倒れやすくなったりスタンドの傷みが早くなりますよ、と脅されたんですが、そこまで重いもんでもないだろ、、と思い自己責任でつけてみることにしました。

GORIN(ゴリン) Vブレーキ用リング錠 BLACK GR-523

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これだけだとトラックで持ち去られる可能性も否めないですが、まぁちょっとコンビニに寄るとかって位でいちいちワイヤー錠は使っていられないので。

ちなみに本モデルにはメーカーの盗難補償が3年間ついており、万一盗難された場合3割負担で新品同型車が返ってくるようです。

■ファーストインプレッション

以前のってた電動アシスト自転車は規制緩和前でペダル踏力:モーター補助が1:1のものでした。1:2世代のものは買うのは初めて。小型のものはちよくるで経験ありましたが、普通車ではやはり初めてです。乗ってみると確かにパワーがあります。ただ割とガツンと加速がくるので歩行者が多い歩道とかでゆるゆる漕いでる時にグンと不意に動いてぶつかってしまいすで恐いです。アシストモードをオートマティックからロングに落とすと若干落ち着きます。ロングでもそれなりにアシストが効くので平坦な道なら充分な感じです。引っ越して坂道だらけの街にいったら今度は人がグッと減るはずなのでまぁなんとかなるかな?

シマノのグリップ式シフトチェンジはやや固め。スポーティタイプなので高速走行中に不意に切り替わらないようにあえて固くなってるかもなんですが、ともかく結構操作しづらいです。ちよくるの3段のはもっとサクサク切り替わるんですよね。街乗りだと7段もちょっと持て余し気味です。

あとタイヤが前の700x32cのものより小さく太いので段差などはショックが少ないです。というかエアサスついてますし。ただその分オンロードはちょっともったりする印象。ヨドバシ店頭受け渡し時に「ちゃんと空気が入ってることをハンドルを地面に押しつけるようにして確認してください」と言われてやったんですが、エアサスが沈むのでよくわからず。なんかちょっと空気が足りない気もします。今度ゲージ付きの空気入れで測ってみないと。

ブレーキはすんごい効きますね。

前車がアルミフレームで軽かったので、それと比べちゃうとやっぱり重いです。ちょっと向きを変えたりするのに持ち上げる時に感じます。

スマホホルダをつけられる場所がハンドルバー上にあまりないです。バーの太さも円錐というかナナメに段々太さがかわってくので。標準のヘッドライトの位置を移設したりしてどうにか固定しました。

あと操作パネルが絶望的にダサいです(^^;)。必要最小限のシンプルなものですが、ママチャリ系と同じ部品なんでしょうね。もうすこしスポーツ車っぽいデザインや機能が欲しかった気がします。

ともあれ引っ越し先にはちよくるもないし、自前の電動アシスト車が確保できて一安心です。なるべく遠くまでこれで移動するよう頑張ります。

■追記:ペダル踏み込み時に異音!?

二日目くらいに、ペダルを踏み込むとカッカッカッカッという連続音が聞こえることに気付きました。時間でいうと2回/秒くらいの一定ペース。最初遠くの建設現場でハンマー打刻をしているかのようにも聞こえたのですが、やはりどこに行っても鳴っている、自分の足元から聞こえる。騒がしい道路だと聞こえないような小さな音なんですがやはり確実に気になる。引っ越してしまうとヨドバシ店舗へのアクセスが悪くなるので、寒い中購入店のヨドバシAkibaへ。同店は自転車売り場が6Fになるので、他のお客さんに混じってエレベーターで自転車ひいてくのも申し訳ないわ、しっかり漕がないと聞こえない現象なのでその場で確認してもらえるか不安だらけ。

結局一晩預けた挙げ句、「泥よけが当たっていたのを直した。他も増し締めした。その後で乗ってみたが特に異音は聞こえなかった。」との報告。まず最初に異音を確認してからいじって欲しいもんです。そして嫌な予感の通り、全く治ってないorz。もはやヨドバシは頼りにならんとPanasonicに電話。しかし今は個人宅への直接訪問、サポートは行っておらず、販売店経由のみでしか受け付けられないと、、。以前SANYOの時代はさくっと来て直してってくれたのにな。一応、そんな音がするのは仕様ではなく異常と言質をもらい、再度ヨドバシへ。最初の修理でさりげなく言われたスマホホルダーもわざわざ外していった(コイツのガタツキでないことは明らかだったんだけど)。この際、Panaの人に尋ねられた「電源切ってる時は聞こえますか?」という質問を思い出して検証。聞こえない!ということはモーターなど電装系の何かなんでしょう。

で2回目の来店で「全然直ってない」と伝えるとその場で(店内通路で)試走したりしだすが、当然音楽鳴りまくりの騒がし店内では聞こえやしない。「静かな裏路地とかでないと聞こえない音量」だといってるのに、実際に外に出て試そうともしない。そしてヨドバシで解決できないならメーカーに頼んでくれ、というと、そうすると大阪に送るので一ヶ月単位の預かりになる、と。さすがにそれは困る、、、一応メーカーにも電話をかけて色々やりとりをしてくれた挙げ句、なんと別の車体と交換してくれることに。在庫車体を組み上げたり、鍵も変更になるので、一旦帰って付属品のワイヤー錠や防犯登録書類などをもって出直して、結局一日にヨドバシまで3往復もするハメになりましたが、無事別個体になったら異音は解消しました。

現象を改善するどころか確認もできないという意味では、やはり専門店より技術力の面で劣るのかなと思いましたが、結果的に現象確認できないながらも新品交換してくれる辺りのサポート力はさすがヨドバシだなという感想。