DVで.tsファイルが再生できない時の覚え書き

愛用の動画プレーヤーソフト「DV」で、MPEG2の.tsファイルが再生できない(「ファイルが見つかりません」と出る)件でハマりました。最初、コーデックが足りないかと思ったんですが、Windows Media Playerの方ではちゃんと再生されます(DVはWMPコンポーネントなので同じものが再生できるはず)。

で、オチとしては、オプション->メディア->対応する拡張子(カンマ区切り)に「TS,」を追加してやるだけでした。コーデック以前にここに登録されている拡張子以外はスルーする仕様みたいですね。

TeraStation HDD換装、とりあえず成功

使用量が96%程度になったTeraStation Living/2TBのHDDを換装しました。元が500GBx4構成だったので、1TBx4に換装し引き続きRAID5で3TB使用です。

ドライブには回転数制御機構を搭載して待機中の消費電力、静音性に優れてそうなWD10EADSをチョイス。サーバー用には余計な機構がついてない方がいいんじゃないかって説もありましたが、値段も\7,980と手頃だったので、衝動買い。

■交換手順

この世代のTeraStationはカーネルがHDD上にあるらしく、いきなり4台全てを交換すると復旧が大変ということだったので、あちこちに書かれているように以下の手順で実施しました。

  1. 中身を他のマシンにバックアップ
  2. 設定内容保存のため、管理画面をキャプチャ(FireFox + ScreenGrabを利用)
  3. HDD 2~4を新品に交換(交換手順はこちらを参考に)
  4. 電源を入れるとエラーになりつつも管理画面にアクセスできる
  5. 既存アレイを削除(←これ以降は引き返せません)
  6. HDD 2~4がフォーマットされていないというエラーが出るのでフォーマット(これによりHDD 2~4までに起動用のカーネルがコピーされる模様)
  7. 電源を切り、HDD 1も交換
  8. 当然今度はHDD 1がフォーマットされていないと出るのでフォーマット
  9. 新しくアレイを作成
  10. 共有フォルダを再設定
  11. バックアップを書き戻す

この手順であれば、ユーザやグループ、ネットワーク設定などは保持されます。ただし、アレイを削除するので、共有フォルダや中身のデータは全て消えます。あと、infoとshareは自動で復元されるかと思ったんですがinfoだけで、shareは無くなりました。バックアップも取ってなかったんですが、まぁ公式からダウンロードできるものばっかだと思うからいいや。

HDD 1の中身は消えてますが、HDD 2~4は無傷なので、RAID運用していたのであれば適当なLinuxマシンにぶら下げて中身が取り出せるのかも知れません。でもまぁリスクが大きかったので今回はキチンとバックアップをしました。少し調べて感じでは、ARMのLinux Kernelのバグで、i386なLinuxでマウントする時は修復操作が必要になるらしいです。ということは、TeraStationに戻してもマウントできなくなる可能性もあるので、リスキーですよね。

現在はディスクチェック中(自動で開始されます)。1200分(20時間)もかかるみたいなので、データの書き戻しは明日ですな。速度面などで変化があるか楽しみ。

やっぱ蟹は蟹か…

TeraStation Livingの空き容量が少なくなってきたので、HDD換装を決意し、現在各クライアントPCの空き領域に中身をバックアップ中です。

で、まず寝室ゲーム用マシンの空き領域に470GBのファイルをコピー。開始時点の予測表示が5時間半。実際そんなもんで終わった気がします。で、次に仕事マシンに260GB分をコピーしようとしたら、11時間超の予測が…

同じExplorerによるドラッグコピーで、中身は数百MBの動画ファイルが中心。仕事マシンはRAID0なので書き込みがネックになるとは考えにくい。経由ハブ条件は同じ。

この差はなんだろうと思って調べてみる。ネットワークカードが両方オンボードながら、仕事用マシンはRealtek(通称“蟹”)、寝室はMarbell Yukonチップでした。うーん、これですかねぇ。仕事マシンはJumbo Frameがオフになっていたので試しにオンにしてみても変わらず。

明日適当なNIC探してくるかなぁ。でも近場はサーバー用カードなんて置いてなくて、結局蟹しか手に入らない予感…

2009.01.07 補足

同じオンボードのPCI-Eなチップを使っているリビングマシンでは、20MB/s以上出ました。完全に同じではないですが、仕事マシンがRealtek RTL8168/8111 Family PCI-E Gigabit Ethernet NIC (NDIS 6.0)となっており、リビングマシンはRTL8168E/8111EとEがついてるだけ。うーん、この「E」が重要なんですかね…

ちなみに、仕事用マシンのHubポート、ケーブルは替えてみましたが変わらずです。

2009.01.08 補足

VMWareの仮想NIC2つを無効にしてみたところ、あっさり倍(10MB/s)に跳ね上がりました。疑ってごめんなさい。>蟹さん

同じ蟹のリビングマシンとの差はいまだ大きいですが、まぁ当座はこれで良しとしましょう。

実は玄人志向のMarvellチップなPCI-X NICを買ってしまったんだけど、無駄になってしまった…こっちを使っても同じ壁にあたるようで、なにかシステム側の要因があるんだろうなぁと。

実家PCにも地デジ環境

先日、30年近く使っていた実家のテレビアンテナを刷新して電波環境が向上したので、折角だからと実家の私室PCも地デジ環境を導入してみました。

詳細はアレなので割愛しますが、チューナーユニットはMonsterTV HDUSF、アレするためのカードリーダーを買っても1万円しませんでした。Friioの半額ですね。

ドライバをアレしたりとインストールは手間取りましたが、TVRock + TVTest/RecTestで動くようになりました。

基本、帰省中にもアニメを消化したいという観て消し用途で、別にムーブもしないし勿論P2Pに流したりもしないワケですが、それでもコピー制御処理で無駄に重たく、ユーザビリティもいまひとつな純正アプリよりは、軽くて使いやすく、日々進歩しているフリー環境を使えるメリットは大きいですね。

Athlon x2/4850eのオンボードグラフィックですが、視聴中のCPU使用率はトータルで20~43%ほど(TVTest単体で15~30%程度)。感度は30db弱というところですが、ごくたまにドロップが出てます。USBケーブルを長めでシールドされたものに交換してみようかな。まぁ、気にするほどでもないんですが。

二千円台で変える無線LAN PLANEX GW-MF54G2

実家の和室に30インチ液晶+Link Theaterで地デジ環境を構築したのはいいんですが、せっかくのLink Theater、単に地デジチューナーとして使うにはもったいない。とはいえ和室にはネットが届いていない。ここはひとつPLCにでもチャレンジしてみるかと思いつつ、ユニット2台で\7,980というのまでは見つけたんですが、同時に\2,980という破格のメディアコンバーター(としても使えるルーター)を見つけてそっちにちちゃいました。

見つけたのはPLANEXのGW-MF54G2[PLANEX]というポケットルーター。AirMac Expressのように、小型でルーター、アクセスポイント、メディアコンバーターとして使用可能な製品。AirMac Expressのように電源内蔵ではないもののフォネラ並の小ささで確かに出張とかに持って行ってもそれなりに便利そう。設定もWebブラウザから行えるので、AirMac Expressのように専用アプリをインストールする面倒くささは無し。ただ、携帯性の面でいえば電源もアンテナも内蔵しているAirMac Expressを持ってくかなぁ。まぁ、これから買うには圧倒的に安いこちらがオススメかも。

モード切替はハードスイッチで行う方式。ConverterモードにしてLANポートにつないだマシンから192.168.1.1を叩くと設定画面が開きます。つまり、DHCPサーバーが動いてPCに192.168.1.xなIPアドレスを振ってしまってるという気がするんですが、なぜか設定後にLinkTheaterをLANポートにつないでやると、ちゃんと無線LAN側のサブネットのIPアドレスで通信できてます(DHCPではIPもらえず固定IPを指定)。不思議だ。再設定したい場合はどうするんだ??

ともあれAmazonで\2,605で変えるメディアコンバーターというのは、「リビングのHDDレコーダーなんかをネットにつなぐと便利らしいんだけど、わざわざ数千円も出すほどかなぁ」とふんぎりがつかなかった人にはなかなかコストパフォーマンスの高い選択肢なのではないでしょうかね?ルーターとしてのスループットなどはわかりませんが、現状まったく無線LAN環境がないけど、とりあえずPSPやDS、Wiiといったゲーム用途に導入してみたいなぁ、って人にもオススメ。