EcoFlow River3 PlusのAC ON/OFFボタン誤動作防止カバーUpdate

UPSとしても実用的な10ms切り替えを実現したEcoFlow River4 Plusですが、本体フロントパネルにAC ON/OFFボタンがあり、短押しで即AC出力がバツンと切れるので、NASやサーバー機器、PCなどをつなげてUPSとして使うにはあまりにも恐すぎました。

こちらの記事で3Dプリンターで保護カバーを製作したことを報告していたのですが、コメントで頒布希望をいただき、せっかくなので不満点、不安点を改善してバージョンアップすることにしました。

初期バージョンはこんな感じの跳ね上げ式のフタでした。

フタ開

戦闘機のミサイル発射ボタン的なガジェット好き男子にはたまらないギミックですが、やや大きいのと蝶番部分の強度に不安がありました。蝶番部分を3Dプリントで作ると折れやすいのでどうしても太め、長めに作る必要が出てきてしまうのです。金属棒などを差し込んで使う手もありますが、絶妙な穴サイズを詰めないとフリップ状態を保持できなそう(まぁ手を離したらパタンと閉じる仕様でもいいんですが)。

あと、すぐ上がACポートなのでACアダプタなど下に伸びるようなものを使った時に干渉しないのが理想です。自分は現状で使ってないですが、人に譲る以上はできるだけ改善しておきたい。つまり、もっと薄くしたいというのも目標です。

スライド式に変更

ということでVer.2がこちら。

フタ閉状態
フタ開状態

フタを下にスライドして開く方式に変更しました。

取り付けと動作の様子は動画にて。

最初に両面テープで貼り付けているのがベースフレームとフタです。フレームの糊面をかなりギリギリまで狭くしました。使う両面テープ次第ではありますが、River3 Plua側もツルツルなので貼り付きは良いし、力がかかる場所ではないのでいまのところ大丈夫そう。

後から追加しているバーはフタがレールをこえて上にスッポ抜けないための抑えです。実用上は気を遣って操作すれば別になくてもいいかも知れません。

フタの文字を「!」からよりわかりやすい「AC OUT」に変更。ちょっとデカいですが0.2mmノズルでも綺麗に多色印刷する限界はこれくらいで、これより小さいポイント数にしてしまうと潰れてしまうので致し方なし。本体表記の「AC ON/OFF」だと文字数的に入らないので「OUT」に変更しています。この辺はテキスト編集するだけなので、頒布希望をいただく際に要望があれば変更なども承れると思います。