Panasonic泡コートトワレ DL-AWM400、電源ランプ点滅、泡ノズルモーター交換

2020年に今の家に引っ越した時に導入したPanasonicの温水洗浄便座、泡コートトワレは、タンクに入れた中性洗剤で便器を自動洗浄してくれる便利製品です。便器内側を洗剤で洗ってくれるだけでなく、貯まった水面に泡の層を作っておくことで、男性が立ちションした際の跳ねを低減してくれます。購入当時のレビューはこちら。

■モーター故障→放置

そんな便利機能のついた製品ですが、Panasonicあるあるで、2年くらいでぶっ壊れました。泡を射出するノズルがモーターで角度を変えながらまんべんなく散布してくれるはずが全く動かなくなり、固定の方向にしか泡をショットしてくれなくなりました。時々思い立って調べてはいて、2024年に価格.comで分解修理した人の書き込みがあり、たぶんこれだなぁとは思いつつ、「まぁ、一応泡は出てるし」ということで放置していました。

■それから2年、ついに起動すらしなくなる

先日原因不明の瞬間停電があった時から、電源ランプが点滅したままになり一切動作しなくなりました。通常は数秒間点滅してから点灯にかわり使えるようになるはずが、点滅のままという感じ。漏電テストボタンを押すと正常に完了しているようで、停電で壊れたとか、こいつが漏電していてブレーカーが落ちた、とかではなさそう。おそらく点滅中の起動時チェックにパスできなくなってステータスが起動完了にならないみたいな、Windowsでいうとグルグルでフリーズしているみたいな状態ではないかと予想。可能性としてはずっと壊れたまま放置していたモーターが更に悪化してテストを通らないレベルになったのでは?と考えました。

■重い腰を上げて修理にチャレンジ

価格.comでは上記の報告以外にも、DL-AWM600とか先代のAWKシリーズなど多くの兄弟モデルで2年とか3年で同じ様な故障発生が報告されています。この系統のモデルの持病みたいなものでしょう。

改めて先の書き込みを精査し、この人も最後には起動完了しなくなったということなので、やはり「泡ノズルのモーター不良を放置すると起動テストにパスできなくなり全機能が使用不能になる」という仮説が裏付けられました。というか、それ以外で基板故障とかだと完全にお手上げです。自分でできそうなのはモーター交換くらい、というのが正しいかも。ということでモーター交換を実施しました。

■用意した部品、使用した道具

水回りの家電ですし、素人作業は感電などリスクもあると思います。あくまで自分用のメモとして残しておきますが、真似する人は自己責任でお願いします。また本修理にははんだごてによるハンダ付け作業が必要です。かなり細い電線を接続するのではんだごての扱いに慣れていないと辛いかも知れません。あと老眼な自分にも辛かったです…

交換部品①DAIKINエアコン用モーター

元記事で紹介されていた代用部品です。純正部品ではなくDAIKINのエアコンに使うモーターなんですが、OEM元が同じなのか形状は完全に一致しています。レビューでもみんなPanasonicシャワートイレの修理に使った、とあるのが面白い。ただし

  • コネクターが違うのでハンダ付けなどで付け替える必要あり
  • 防水処理されてなさそうなのでグルーガンなどでシーリングした方がヨサゲ

という点は留意が必要です。送料込みで2,000円弱くらいで買えました。

おそらく家電補修部品を取り寄せてくれるショップに頼めば純正交換部品も入手は可能そうでしたが、元記事の情報だけでは部位が特定できず、一度分解して詳細を特定しないと注文も難しそう、ということで急ぎだし、分解したまま置いておく場所もないで、いちかばちかでこちらの代用部品を注文しました。

左が部品①のDAIKINモーター、右が部品②のスイッチ

交換部品②マイクロスイッチD2SW-01H

別の人の書き込みだったかで、「泡ノズルがへんな位置で止まる場合はこっちのスイッチも交換が必要」ということで紹介されていたスイッチ部品です。これも完全同一品ではなくて、代用可能だという類似スペック/形状のパーツになります。必要かどうかわかりませんが、いざバラしてから必要だと判明しても困るので、先だって購入。モノタロウで注文。ただし結果として使用しませんでした

はんだごて一式 [必須]

一般的なハンダ付け作業に慣れている想定で解説しています。

昨年購入したPX-280が活躍しました。

ワイヤーストリッパー(ケーブル被覆剥き器具)[任意]

モーターから極細のケーブルが5本出ていてそれをハンダ付けし直すので、10回被覆剥きが必要になります。これがめっちゃ時短になりました。ニッパーやカッターだと切りすぎてどんどんケーブルを短くしてしまってたかも知れません。

細線の扱いに慣れていない人はあると安心だと思います。

コネクター引き抜き工具 [任意]

これも一箇所だけですがあって良かったです。

ENGINEER エンジニア 基板コネクター抜き SS-10

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ちょっと特殊なコネクターで、つまんで引き抜くのが難しかったため。コネクターに入っているケーブルを千切ってしまったら終了なので、念のため。ラジオペンチよりもがっちり掴んで引っ張り方向に引っかかりが発生するので安全確実高速にコネクターを引き抜けます。DIYする人はひとつ持ってて安心。

プラスドライバー 3サイズくらい [必須]

ネジの大きさがまちまちで3サイズ使いました、サイズが書いてないものもあり正確には書けないですが、ひとつはPanasonicの電動ドライバーのこれ。ネジの本数はそれほど多くないので電動でなくてもいいですが、この大きいものは穴が深いので長めのものが1本あるといいです。

あとは百均で売ってるドライバーセットのものと、ガジェット修理工具の精密ドライバーサイズのものを使い分けました。

熱収縮チューブ [任意]

ハンダ付けしたケーブルを防水保護するのに使いました。5本それぞれをかなり細いのでカバーした後、それらをまとめて太めのチューブで二重に保護/固定しておきました。

ビニールテープで巻くだけでもいいとは思いますが、こちらの方が仕上がりは綺麗で確実だと思います。熱を加える道具としてはヒートガン、ライターなどがありますが今回はハンダ付けした流れでそのままはんだごてを当てて収縮させました。

スパッジャー [任意]

スマホなどをこじ開けるのにつかうテコが爪の嵌合を外すのに便利でした。こういうキットに含まれる青い樹脂のバーです。

適当なサイズのマイナスドライバーでも代用できると思いますが、樹脂パーツに傷をつけたくない場合はマスキングテープなどを先端に巻いておくと良いでしょう。

グルーガン [必須]

エアコン用モーターなのでそこまで防水処理がされていなさそうだったので、金属カバーの隙間やケーブルが生えている根元のところにグルーを充填しておきました。百均とかで売ってる安いものでもいいと思いますが、ウチは先端が細くて細かい充填がしやすいこれを愛用しています。USB充電式なので、今回トイレで作業するにもケーブルレスで良かったです。

ニッパーorハサミ

モーターの配線をカットするのに使用。細い線なのでハサミで充分です。

■分解開始~ん♪

まず必ず電源プラグは抜いておきます。給水パイプはそのままでも水が漏れるようなことはありませんでしたが、スッポ抜けた時のことを考えるとトイレ内の止水弁も閉めておいが方が無難でしょう。

まず普通に本体を便器から分離させます。DIYで取り付けたことがあれば逆をするだけです。手順がわからない場合は下の動画や公式施工マニュアルなどを見てください。

便座から取り外したら風呂場など広いところにもっていって作業するのがベストだと思いますが、私は給水パイプとかアース線とかまで外すのが面倒だったのでそのままトイレで作業しました。ただネジや部品を便器の中に落としたらイヤすぎるので、段ボールを便器の上に敷いて、その上で作業しました。

カバーを外すところまでは別機種ですがこの動画がとてもわかりやすいと思います。

まずリアのネジを4本外します。使われているネジは4本共通のようでした。

次に下の写真の赤丸のネジを外します。右と真ん中は少し小さいネジなので適切なドライバーを使い分けてください。両端の赤四角は後で出てくる爪の位置を示しています。

ちなみに今回外したネジはこのように段ボールに突き刺しておきました。無くさないようにするのと同時に、空間配置でどこのネジだったか憶えておくためです。必要ならペンでメモを添えておくと良いでしょう。

お尻ノズルのフタを外します。左右の突起に嵌まっているだけなので、折らないように気をつけつつ、中心を軽くたわませるようにすれば外れます。ちなみに戻す時は左からはめる方がやりやすい気がしました。

あとこの時点で便器からの外し方を間違えていたことが発覚。本来の外し方では既に外れているはずの固定プレートを外しておきます。下の矢印のボタンを押し込むと赤丸のロックが外れてプレートが後方にスライドして外せます。

ここから先の赤い四角の爪を外していきます。(本体をひっくり返した状態で)右は割と簡単に爪のひっかかりを外せました。上側のカバー部品の足みたいな丸いあたりを押し込んでやる感じだったと思います。赤い線に沿って分割されていくので隙間にスパッジャーやマイナスドライバーを差し込んで丁寧に外していきます。

左がめちゃくちゃ固くて素手では無理。写真のようにスパッジャーを差し込んでてこの原理で押し込んでようやく外れました。

便座や上蓋との干渉を除けながら、動画のようにカバーを外すと、問題の①モーターと②スイッチが露出します。モーターから出る配線は赤線に沿って上側の制御基板へと繋がっています。

調達したモーターと比較。基本同じ形状ですが、純正のものはグルーガンのような樹脂でシーリングされています。

その手前の黒い部品がスイッチ。購入した部品は右向きに金属端子が3本出ています。下のパーツも引き抜くと同じ端子が出てくるのかな?と思ったんですが、どう頑張っても抜ける様子がありません。使用した人の書き込みでも真ん中をつぶして両側を使用、みたいなことが書いてあったので、ハンダ付けする必要があるかも知れません。その辺りの不透明さもあったので、一旦交換は見送って組み上げたら普通に復活してしまったので、今回は交換せずに終わりました。

構造としてはモーターの回転で樹脂の突起がこのスイッチを押しているようです。モーターを交換しても正常に動作しない場合はこちらも交換してみるといいのかも知れません。

さて、この状態ではモーターを固定する2本のネジの奥側にアクセスできません。モーターが載っている白い樹脂パーツをフリーにしていく必要があります。

まず手前の黒いスイッチを止めているネジを外してスイッチをどけます。

次に本体をひっくり返して、背面側のこの部品を外します。上側をもって手前に方向けると外れると思います。

これでモーターの下の泡ノズルが少し動くようになりますが、下の写真の赤点線の方向に細い鶏軟骨状のアームが固定されているので折らないように注意します。

アームの先端を辿っていくと、緑のパイプの影に隠れるようにネジがあるので外します。

これでようやくモーターと泡ノズルのアセンブリがフリーになります。隠れていた側のネジがサビサビです。このネジは替えがないので、破損させないようピッタリサイズのドライバーを使って慎重に緩めてください。また錆びの粉もあちこち飛び散っているので掃除しておくと良いでしょう。

あとはモーターをすげ替えるわけですが、コネクターが違うのでつなぎ替える必要があります。それをどこでやるかが問題です。もう一度ケーブルの経路がわかる写真を貼ります。

モーター付近は水(尿)もかかるし、できれば上の制御基板に近い方でやった方が良さそうではあるんですが、センターの白い四角いボックスの左側の引っ掛けを外すのが難しかったです。なので、諦めてモーター寄りの位置でつなぎ直しをすることにしました。ただ、あまりにケーブルが短いと作業性が悪いので、一旦上側のコネクターを引き抜いて、モーター側にケーブルをたぐり寄せてハンダ付けし、後でまた逆方向(基板側)に引き戻して格納する、という回りくどい手順を採りました。

ここが仮に純正パーツを入手したとしても、結局切断してハンダ付けしなおしたかも知れないという所以です。

では基板のコネクターを抜く為に基板カバーを外していきます。両端の赤い四角の位置の爪を外します。上に見えるネジ2本は外さなくてOKです。

便座、上蓋に干渉しますが、このボックスを手前に引き出すようにすればカバーは外せると思います。

カバーが外れた状態がこちら。

モーターから来ているケーブルはこの赤いコネクターになります。上下を強くつままないと引き抜けないので、コネクター外しが重宝しました。特に下(写真手前)側をしっかりつまむ必要がありそうでした。あまり見ない形のコネクターで、ケーブルと接点ピンを引き抜けそうな気配もなく、やはり切断してハンダ付けしなおす必要がありそうです。

コネクター側が外れたので、慎重にモーター側にケーブルをたぐり寄せてある程度の長さを確保します(矢印と逆方向にたぐる)。

モーター側ギリギリのところでケーブルをカットします。新しいモーターの方は少し余裕をもたせてカットします(写真を参考に)。

ケーブルの色は、オレンジ、青、黄、ピンクは共通で、黒がない代わりに赤があるという形です。赤と黒を繋ぎ、後は同じ色でそのまま結線します。厳密にはケーブルの太さも違うので、若干スペック不足な可能性も否めませんね。

ハンダ付けした上から熱収縮チューブを被せてはんだごての熱で締め付けました。その後で、更に太いチューブで5本まとめて絞って固定(チューブはハンダ付け前に通しておくのを忘れずに)。

あとは逆順に組み立てます。

  • コネクター側にケーブルを引き戻し
  • 基板にコネクターを指す
  • 基板カバーを戻し爪をしっかりはめる
  • モーターをネジ2本で泡ノズル部品に固定する
  • それを本体に組み付ける
  • 黒スイッチを固定する
  • ノズル周りのカバーを戻す(まだネジ止めしない)
  • メインカバーを戻す
  • ノズル周りのカバーをメインカバーと一緒に3本のネジで固定
  • 背面側の4本のネジでメインカバーを固定
  • お尻ノズルのカバーを戻す(わずかにたわませて左から差し込む)
  • 本体を便座に固定しなおす
  • 電源プラグを差し込み動作確認

という流れでいいかと思います。うちはこれで見事復活。電源ランプ点滅も点灯にかわって、長年不調だった泡ノズルもきちんと回転するようになりました。泡のキメも細かくふわふわになった気がします。今までノズルが回らないだけでなく、泡の質も落ちていたのかも?

ついでに脱臭フィルターも外して掃除しておきました。

■まとめ

症状として、

  • 泡噴出ノズルが回転せず、固定の方向にしか泡が飛んでなかった
  • そのまま放置していたら、ある日電源ランプが点滅したままになり全ての機能が使えなくなった

という状態の個体を修理しました。

交換した部品は泡噴出ノズルを回るためのモーターです。一部がボロボロに錆びている状態でした。防水が不十分で尿の塩分による腐食?

交換部品はコネクターと線の太さが違うもののダイキンのエアコンに使うものが流用可能で、Yahoo!ショッピングで2,000円弱で購入できました。

もしかしたらトオヤマ家電さんのような補修部品を取り寄せて販売してくれるショップならきちんと調べたりやりとりすれば正規部品を入手できるかも知れませんが、途中どうしても配線を外せない箇所があり、結局切断してハンダ付けする道を選んだ可能性が高いなと思います。

近くのマイクロスイッチ部品は買ってみたものの、今回は交換しなくても復旧しました。

モーター部分に尿がかぶって錆びるという欠陥構造だったり、調達したモーター部品が完全互換ではなかったりすると、またしばらくして再発する可能性もあるかと思いますので、なにかあればまた追記したいと思います。

写真で見るAYANEO Airのスティック交換

少し前にAYANEO Airの右スティックをひっかけて折ってしまいました。キャップが外れたのでなく、レバーのステーが根元から折れてしまい、、、

基本これでFPSとかはやらないので不便がなく半年ほど放置してたんですが、同居人がゲーミングUMPCに興味を持ちだしたので、お試しということでFPSプレイできるように直すことに。

本機のスティックはNintendo Switch LiteやJOY-Conに使う薄型のモジュールが使われており入手性は悪くないです。AYANEOはサポートに連絡すると修理を受け付けるかわりに「自分で交換しろ」とばかりに部品を送って寄越すという話も聞きますが、面倒なので市販品を買うことに。最初、RedditでGuliKitのスイッチが使えたという書き込みをみて、こちらを購入(こちらはダメだったやつ)。

GuliKitはゲーミングコントローラーでは割と知られているブランドだし品質も良いだろうと。しかし、取り付けてみると下にドリフトがある。2つセットなのでもうひとつにも付け替えてみたんですが、そちらは右と下にズレる(下図)。できれば0.1は切りたいところ。

ChatGPTさん曰く、AYANEOだとニュートラル位置の電位がSwitchと異なるので互換性がないかも、的な回答が。ホールスティックではなく従来式の可変抵抗タイプ、特にALPSのが無難だぞ、と言われるも、実際に探してみてもこういう薄型で可変抵抗、ALPS製の物は発見できず。可変抵抗タイプだと調整ネジでドリフトを補正できたりするんですが、そもそも薄型でそんなネジがついたものがなさそう。

他に良いのがないか物色していたら、他の出品者が出している、同じGuliKitのアイテムで、「TMG電磁式」と「ホールスイッチ」が選べるのを発見。

たぶんホールスイッチは所謂ホールエフェクト式のスイッチかな?TMRはトンネル磁気抵抗式という更に新しいモジュールっぽい。この業者では値段は同じ。

自分はたまたま別の業者からTMRの方を買っていたという形。これまたChatGPRさん曰く、TMRの方が高精度だが、AYANEOと相性が悪い場合があり、実績のあるホールセンサー式が無難とのことで、買い直してみることに。最初に買ったTMRは無駄になっちゃいますが、あくまでSwitch用なので不良と決めつけて返品するのもなんだなと思い諦めることに。

結果的に、どちらもまぁまぁドリフトが生じています。ただゲームで実害がでるほどでないので、一旦ホールエフェクトの方で様子見。どうしても問題になるようなら別途安物の可変抵抗式を探すか、メーカーに問い合わせて純正部品が調達できるか聞いてみようと思います。

■写真でみる交換手順

以下自分用の記録です。参考にされる方は自己責任でお願い致します。

ちなみにAYANEO公式の分解動画はこちら。修理を目的としたものではないのでやや見づらいし中国語ですが、参考に。

Live broadcast of AYANEO AIR being dismantled

Uploaded by AYANEO on 2022-07-26.

カバーを外すところまではこちらも参考になると思います。

【10】AYANEO AIR スタンダード 実機感想レビュー「分解してサウンドスピーカーの逆相問題を解決しようとする」Ryzen 5 5560U搭載ゲーミングUMPC 中華ゲーム機の大のパソコン

8Wで動くPS3のゲームを検証する動画はこちらです→https://youtu.be/1tHIe2XrWls AYANEO AIRが安く買える海外の本家公式AYANEO SHOP→https://store.ayaneo.com/ 今やゲーミングUMPCのトップに君臨するアヤネオから新商品AYANEO AIRが発売されましたので実機でご紹介します。日本ではろくな情報が出ていないのでじっくり商品を分析していきます。 今回はAYANEO AIRの問題の一つである音が悪い事への問題を解決できるか検証します。他の所では頭ごなしにコピペ記事で終わらせていますがおじいさんの所ではさらに踏み込んでレビューします。 Please email us here to request a review infomation@osakablog.info I also blog at the same time as this Youtube, so you can appeal with text and videos. My blog is here.

ではやっていきます。

推奨工具

基本は精密プラスドライバーでOKです。PH0がヨサゲですが、一部PH00の方が回しやすかった箇所も。たぶん軸が充分長ければPH0でいけると思います。自分はこちらの電動ドライバーを使いました。先端にLEDライトがあるので小さなネジを明るく照らせてやりやすかったです。

あと、極小のスピーカーコネクターの抜き差しに、こちらのコネクタ引き抜き工具が重宝しました。一箇所しか使わないのでコスパは微妙ですが、この手の作業をちょいちょいするという方は持っていて損はないツールだと思います。

ENGINEER エンジニア 基板コネクター抜き SS-10

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あとはフィルムケーブルの抜き差しにピンセットがあると良いです。最近のお気に入りはこちら。

厳密にはトゲ抜きらしいですが、先端が細いわりにしっかりと掴めて良きです。

ケースのこじ開けにはこういうギターピック型のツールを使用しました。極薄の金属タイプのもあるんですが、傷つけやすいので今回は樹脂製を優先して使用し、充分開けられました。

あとはネジが大量に出るので、その管理にマグネットシートとかあると良いと思います。外した順に並べておくと紛失しづらいし、間違えにくいです。

分解手順

今回の交換ターゲットは赤丸の右スティックです。一度交換したスティックが既についている状態ですが、こちらはドリフトが発生しているので、再度交換していきます。

注意事項として、今回バッテリーコネクターが見当たらず電源が接続されたまま作業をしています。金属の工具などを触れさせるとショートの危険性があります。可能なら先端をテープなどで絶縁するといいかも。また電源スイッチに触れて起動してしまいがちです。慌てずその度にシャットダウンさせてください。バッテリーコネクタを見つけられたら抜いておくのが一番確実です。

まずは上面。センターの細長いパネルと、LT/RTボタンを外します。

LBボタンとの境界の隙間に爪を入れて持ち上げるといくつかのロックがパキパキっと音をたてて外れます。細くて折れやすいパーツなので慎重に。左右のLT/RTボタンも外側から爪を入れて持ち上げると外れます。ここまでは素手でOK。

3つの樹脂パーツを外した状態。赤丸がついていた箇所です。

外した下に4つのプラスねじが出てくるので全て外します。

LT/RTボタンの下にも1つずつネジがあります。

続いて、底側。USB-Cポートの両サイドと、microSDカードスロットのフタの中に矢印の向きにネジがあります。計3つ。フタの中のネジは少し長いドライバーが使いやすいでしょう。

これで外装のネジは全て外せたので、いよいよ背面カバーを外していきます。すべてケースパネル同士の爪で固定されているだけなので、ゆっくり慎重にピックを入れてパキパキと剥がしていきます。

まずはRBボタンのところを両手で開き、できた隙間にピックを入れてこじるとパキっと最初のロックが外れます。そこから徐々にピックを下げてひとつひとつ外していきます。

ぐるっとLBボタンまでいくと背面パネルが外れますが、リボンケーブルがつながっているのいでちぎらないよう注意して開き状態にします。本当はこのリボンケーブルを外した方が安全ですが、ちょっと外しにくかったので自分はこのまま作業しました。うっかり落としたりしてテンションがかかると千切れるかも知れないので安定した広い場所で作業します。

次にスティックスイッチの裏にあるボックス(バイブレーター?)を赤丸のネジ4本で外します。一番左のだけネジの長さが違うので区別しておいてください。

こちらもアンテナ線らしきケーブルがついているので、千切らないよう慎重に除けておきます。

つづけてRTボタンを固定しているネジ2本(赤丸)を外します。

この2本のネジでRTボタンスイッチ基板と、RBボタンは外れます。

次の要所を赤丸で示します。一番下の黒いフィルムケーブルは気をつければ外さなくても作業できます。脱着に自信がある人は抜いた方が無難。むしろ抜き差しで破損させてしまいそうならあえて抜かないという選択肢もアリかなと。

中心辺りの黒いテープの下もあわせてネジが2本。テープの上にジョイスティックモジュールからのケーブル、テープの左にもプッシュ式のコネクタがあります。あと赤丸がついてないですが、右上の赤と黒の線が出ているのがスピーカーケーブルです。

テープの下にあるネジ。

フィルムケーブルを抜きます。抜く前にどこまで刺さっていたか憶えておくか印をつけておくといいかも。

この際、コネクター反対側の黒い部品を起こすのが良いはず。自分は気付かず写真ではそのまま引っ張ってます…逆に差し込む時は差し込んだ後で黒い部品を倒すとロックされるんではないかと。

抜けました。

次はテープ左横のコネクター。上から押しつけて挿すタイプなので、抜くのはピンセットやマイナスドライバー、爪などで真上に持ち上げるだけです。

続いてスピーカーコネクター。かなり小さいのでケーブルを千切らないように。先にピンセットでケーブルを基板の下から取り出して遊びを持たせておくと良いです。写真のコネクター引き抜き工具はマジでオススメ。

これでスイッチ裏の基板はフリーになったはずなので、どかせます。もしRB/RTスイッチ側の黒いフィルムケーブルを抜かない場合には、千切らないように気をつけて手前にパタンと裏返します。

これで目的のジョイスティックモジュールが露出しました。赤丸忘れてますが、写真で左上と右下の2本のネジを外せばモジュールが外れます。

モジュールからフィルムケーブルが生えていて、これが黒い基板の裏側(作業目線で上側)に180°折り返すような形で回り込みます。新品のモジュールのケーブルは下の写真のようになっているはずなので、黒基板取付後に折り返してからコネクターに差し込む形です。

当然ながらスティックが反対側に突き出た状態でネジを締めることになるので、下になにか台をかませて持ち上げて作業すると良いでしょう。

あとは外したのと逆に組み付けていくだけです。

個人的にはバックカバーの脱着が面倒なので、その前に一度電源を入れて動作確認をしました。この時のフィルムケーブルを千切らないよう慎重に。電源スイッチは指紋センサーの下に位置する赤丸のボタンになります。カバーを閉めた後は指紋センサー自体がボタンになってこのスイッチを押し込むのでしょう。フィルムケーブルはつながっているのでログインには指紋センサーも使用可能です。

Windowsが起動したら、ブラウザでコントローラーテストサイトを開いて、動作チェック。スティックを放した状態できちんとセンターが出ているか確認します。AYANEOのツールはデジタルデッドゾーン(中立付近の無効領域)のON/OFFはできるもののキャリブレーションはできないので、この状態でセンターに収まらないようだと厳しいかも知れません。一応WindowsのコントロールパネルからOS側のキャリブレーションはできるのですが、ウチの場合だとあまり効果がなかったようです。

■まとめ

以上、AYANEO Air(初代)の右スティック交換手順をまとめてみました。部品と道具さえ揃っていれば、比較的難易度は低いかなという印象です。ネジとコネクターの脱着のみで、ハンダ付けは不要なのが良いです。ただしバッテリーを外さずに作業するのでショートには注意が必要です。

今回左スティックは交換してませんが、見た感じ同じような手順でできそうに感じました。メイン基板とは独立して作業性は良いです。

Panasonic食洗機NP-TZ300のH21エラーを解消する

我が家のPanasonic製食洗機NP-TZ300はちょくちょく(半年に一回くらい?)H21エラーを出して動かなくなります。これは水位センサーが水や泡の溢れを検出して、筐体外にこぼさないよう安全装置が働いている状態です。原因としては

  • 食洗機用ではない洗剤を使ったり混入させることで以上に泡立ちしてしまった
  • センサー自体が故障して誤検知した

などが考えられ、マニュアルに記載された対処としては、

  • 水栓を締め電源を抜いて30分放置
  • それで治れば水位以上、治らなければ故障

というシンプルなもの。しかし経験上、30分では治らず、かずセンサー故障でもない、というケースがあります。

要は水位センサー(2つの電極がショートしていれば濡れている判定)周りがなんらかの理由で濡れているとおこるわけですが、30分では乾かないという感じ。一晩とか放置すればワンチャン乾いて治る可能性もありますが、今回はもう少し積極的にセンサー周りを掃除して乾かす方法を解説してみたいと思います。

我が家のモデルはNP-TZ300ですが、他のTZシリーズや他シリーズでもおおまかな構造は似ていて参考にしていただける可能性はあるかと思います。

なお正規の修理方法ではないので、チャレンジは自己責任でお願い致します。試した結果については当方では関知いたしません。

■使用ツール

プラスドライバーだけあれば分解は可能。結構ネジが固いので太くてしっかりしたものがオススメです。今回私は愛用のこちらの電動ドライバーを使いました。これでもモーターの力だけでは回せず、最初の緩めるところは人力が必要です。

下ドアも外すときは長めのものがあると良いです。

あとは水位センサーの電極を掃除するのにいらない歯ブラシとか水分を拭き取るキッチンペーパーかなにかがあれば良いです。

外したネジ4~6本をなくさないようマグネットトレイなどあれば完璧。

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■電源を抜く

感電などを防止するため、作業前に必ずコンセントを抜き、できればしばらく放置してからの方が良いと思います。

■対象部位の確認

水位センサー自体は本体下側から差し込んであるのですが、そのフタが庫内側にあります。フロントドアを開けて下側ドアのすぐ内側、左右中央あたりを覗き込むと、赤丸で囲った薄いグレーの部品が半分くらい見えると思います。これが水栓サーのフタです。庫内で水が撥ねるくらいではセンサーを濡らさず、後で見えますが前面側から水が回り込むように入ると検知されるようになっているんだと思われます。

最終的にはこのフタを外して中に水や汚れを除去するわけですが、残念ながらこちらからフタだけを外すことはできません。ここでは「コイツを外すのがゴール」という理解だけしておきます。

■フロントドアを外す

慣れればフロントパネルをつけたままでも作業可能だとは思いますが、初回は構造の理解も兼ねてフロントドアを外した方が後の作業が楽になると思います。それも上下2枚とも外すのが一番楽ですが、今回はバランスを考えて上だけ外してチャレンジしてみます。外し方は同じなので、必要であれば下ドアも外してみてください。ただし下ドアにはタッチパネルのためのケーブルがつながっているので、断線させないよう、外した後で強く引っ張ったりしないよう注意してください。

フロントドアは左右のアームにネジが1本ずつついています(赤丸)。ドアを落下させないよう片手で押さえつつ、このネジを左右とも外します。

もし下ドアを外す場合でも、上ドアを先に外すのが良いです。上ドアのアームの穴に長めのドライバーを通して下ドアのネジを回すのがオススメ。

上側のドアを外した状態がこちら。水位センサーフタがだいぶ見えました。

この状態だとスプリングで下ドアが勢いよく閉まることがあるので注意してください。

この状態で一旦ドアをそっと閉じておきます。完全には閉まらないので無理にロックするまで押し込む必要はありません。

■フロント下側パネルを外す

すぎに水位センサーに下側からアクセスするため、ドアの下にあるフロントパネルを外します。

この外し方が言葉では説明が難しいのですが、下の写真の赤丸の位置らへんに切り欠きがありますので、指を入れて手前に軽く引き出します①。その後でパネル全体を下にズラしていくと外れます②。

初回は特にガッチリはまっていて固いと思うので根気よくかつ割らないよう慎重に作業してください。我が家は既に何度も外しているせいか、右は割とすぐ外れるんですが、左が固くて①すら難しいです。右側を先に外して少しずつ左も剥がしていく感じでやっています。

参考に外れた後のパネルの裏側はこんな感じ。切り欠きの位置と、爪の構造、向きを把握して臨んでください。

外れた状態がこちら。ロゴ/型番の辺りを矢印の方向から覗き込むと水位センサーが見えます。

■水位センサーを外して清掃&乾燥

下から逆さまに覗き込んだ様子がこちら。両側にネジがついていますので、断線に気をつけて外していきます。手探りで難しければ下に手鏡でも置いてやるといいかも知れません。

ちなみにドアと共通のネジだと思うので混ざっても平気なはず。

外れたセンサーがこちら。真ん中に針(電極)が2本出ています。これが水分でショートするとH21エラーになるということだと思います。針を折ったりコードをちぎってしまわないよう扱いに注意しつつ、歯ブラシで汚れを除去し、キッチンペーパーなどでしっかり水気を拭き取っておきます。コンセントが抜いてあれば水洗いは平気だと思います。

ここで再度ドアをあけると、フタが外れていると思うので、フタもケース側も同様に掃除して乾かします。

フタを改めて観察するとフロント側左右に切り欠きがあります。赤矢印の方から水が回り込むほど水位が上がると電極まで到達してショートする、という仕組みなんでしょう。わかってしまえば単純ですね。できればこのフタだけを上側からパチンと脱着できれば簡単に清掃/乾燥できて楽なんですが。いっそ3Dプリンターで改良パーツ作ってみる?

■外したドア/パネルを戻す

最後に外したドアと下部パネルを戻します。

ドアを戻す時は、赤丸部分にアームの先端を先に差し込んでからネジ部分をペタっとあわせる感じで進めると楽です。先端がしっかり刺さってないとネジ穴の位置もあいません。

上ドアは割と楽につくんですが、下ドアはなぜかなかなかはまりませんでした。それもあって2回目からは上ドアだけ外すようにしています。結局のところ、ドアの脱着か、その後のセンサーとフタの脱着のどちらで苦労するか、という話です。慣れればドアは上下ともそのままで水位センサーとフタの脱着も不可能ではないと思いますが、フタに手が届くくらいドアを半端に開けつつ、下パネル側からセンサーをネジ止めする、というのは結構大変だと思います。特に慣れないうちは一旦ドアを外す方がトータルではやりやすいんじゃないかなと思います。

■まとめ

マニュアル通りコンセントを抜いて30分放置しても治らない、でも故障ではない、というケースがあり得ます。それは上で見てきたフタの内部に水分や汚れが溜まってしまって自然乾燥では乾ききらない場合です。サポート呼んでも「清掃で治りました」だと損した気持ちになるので、この手のDIYに自身がある人はチャレンジしてみてもいいのかなと思います。

予防としては

  • 食洗機用ではない洗剤を使わない
  • 水位が溢れないよう排水経路を綺麗に保つ

とかになりますが、当然我が家でもそれは家族共々留意しています。それでも弾みかなにかでフタの中に水分が入り込んでしばらく乾かない、という状況が定期的に起きるわけなので、都度都度お金払ってサポートを呼ぶのは避けたいところ。対策部品とかがあって交換してもらえるとかなら別ですが…

■宣伝

このTZ300のドアを開くのに、タッチセンサーの長押しがやってらんない、という短気な家族のために、ドアサイドにある緊急用物理ボタンを拡張して手のひらやグーパンで即座に開けるようにする3Dプリントパーツを作りました。

[3Dプリント] Panasonic TZ系食洗機の開ボタンを押しやすくするハック

また、付属の調整脚でカバーしきれない段差を埋めるオリジナルの互換品も作っています。

[3Dプリント] 食洗機Panasonic NP-TZ300の調整脚(ゴム脚)をカスタム

Teraのバーコードリーダー6200のバッテリー交換

2020年に購入したバーコードリーダーの充電池が劣化して、満タン表示から数分で電池切れするようになってしまいました。

ディスプレイ付きで蓄積送信がやりやすいTera製バーコードリーダー 6200

今だったらコレ辺りが代替品になるんでしょうが、ダメもとでバッテリー交換できないか分解してみることにしました。

■分解開始~ん

まず赤丸の4つのネジを外します。

すると上蓋がパカっと外れますが、中でディスプレイとメイン基板がリボンケーブルでつながっているので、ゆっくり慎重に開けておきます。

ピンセット等で下の写真の黒いパーツを矢印の方にズラしてやると、ディスプレイから来ているフラットケーブルの青いプレートがスルっと抜けます。

メイン基板の赤丸の4つのネジを外します。

むしろこちらを先に抜くべきですが、赤丸がバッテリーケーブルです。とても小さいので、ケーブルを引き抜いてしまったり、基板側のコネクタごともぎ取ってしまわないよう慎重に抜きます。

度々紹介しているこういうコネクタ抜き工具があると楽です。

ENGINEER エンジニア 基板コネクター抜き SS-10

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バッテリーを押さえているプレートを固定しているネジ3つを外します。

外れたバッテリーがこちら。Li-ion(リチウムイオン電池)で18650がサイズ(直径18mm x 全長650という意味)で3.7V、容量は6.66Whのようです。mAhでいうと1800mAhということでしょうか。そして重要なのはコネクタ付きケーブルが溶接でついている点。なにもついていないバッテリーに自分でケーブルをつけるのは大変(半田とかでは無理)。買うならケーブルが溶接でついているものが良いです。

Amazonで探すと、ケーブル付きはかなりレアで、執筆時点でこれくらい。

ちょっとケーブルが長く、値段が高く、納期も長かったので見送り、アリエクで探して購入しました。3,800mAhが二個入りでも379円+送料1,017円でした。

しかしコネクタの大きさとケーブルの太さが全然違ったorz。

上が最初についていた電池のもの、下がアリエクで買ったもの

買う前から「もしコネクタが違ったらピン抜いて差し替えればいいや」と思ってたんですが、ケーブル径まで結構違って刺さらなそうだったので、ちょん切ってハンダ付けで繋ぎ直しました。

■とりあえず使えた

寿命などはもう少し使ってみて様子見ですが、とりあえずつきました。スペックを信じるならば容量も1,800mAhから3,800mAhになったので今までよりも一度の充電で使える時間も長くなったかも?

コネクタが同じものが選べるならもう少し高くでもそちらがいいかも。コネクタの規格の見方を勉強しないとです。

おかんiPad故障により買い換え。iPad 10thよりAir 4thが狙い目じゃない?

最初のPayPay祭りの時に20% OFFで買った実家用iPad 6thが「充電ができない」という報せ。充電器やケーブルを取り替えてもダメそうなので横浜に送ってもらう。まずガラスが割れてテープで応急補修されてた…。iPadやiPhoneはガラスがヒビ割れていると修理できない(ガラスを外して分解する工程で必ずガラスが更に割れるので)ので、修理に出すとしたらタッチパネルガラス交換+充電不良のコンボになりまる。数年前のモデルでApple Careも有効ではないのでかなり高くつきそう。街の修理ショップでも2つあわせると3万くらいしそう(もしかすると2つ一緒なら割り引かれるかも知れませんが)。6thにそこまで出せないということで、DIY修理に挑戦しました。

■修理は失敗

iPad 6thはタッチパネルと液晶は別なので表面のガラスだけ割れてて表示はきちんと映るという場合、タッチパネルユニットのみで交換できます。てことでこれとこれを購入。

タッチパネルユニットとはiFixitなどを見ながらでそこそこの難易度でDIY可能です。問題なのは充電ポートです。上の写真の右上の部分がiPadのメインボードに半田付けされています。40ピンくらいあるとても細かい端子です。それ自体は別に1本1本小手先で半田付けしなくてもフラックスを使って一気に固定できるので問題ないのですが、失敗したのは古いパーツの取り外しです。ここはiFixitでは触れられておらず、海外の動画を頼りに低融点半田で各ピンのはんだを溶かして剥がす、ということだったので、追加で使い切りの低融点半田と余計なところを加熱してしまわないようカプトンテープという耐熱テープを購入してチャレンジしました。

ipad 6 gen a1893 charge port replace

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4分30秒あたり
はんだリムーバー(あすかリムーバ)3センチ

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低融点半田は特定の合金と一般的な半田を混ぜて溶かして固めるだけで自作もできるようですが、今回は目的の部品が剥がせればよいということで3cmだけの小売りをしているものをチョイス。あすか修繕堂さんってSwitchとかの修理動画を過去にみたことあったのでなんとなく安心だったというのも。

で、結果失敗。メインロジックボードとコネクタパーツの間が半田でくっついており、コネクタパーツの上側から低融点半田を載せてしっかり溶かして熱を行き渡らせてから外すわけですが、この溶かしが足りない状態で無理に剥がしてしまったので、ロジックボード側の接点をいくつか剥離させてしまいました。引っ張って剥がすというより完全にはんだが溶けてズレてくるまでしっかり加熱をする必要があったんじゃないかと反省しています。同じ状態になっていたのを基板を削って配線を露出させ、ジャンパーする動画もありましたが、複数個ありましたし顕微鏡などもないのでとても自分の手には負えないなということで補修は断念しました。

ちなみに一応ダメもとで交換パーツを半田付けして組み立ててみましたが電源は入らず。メインボードはさすがに中華互換パーツとかないでしょうから、いつかガラス割れただけのジャンクとか見つけたらニコイチ修理にはチャレンジするかも知れませんが、オカンをそこまで待たすわけにもいかないので、今回は代替品を探すことに。

■現行モデルか中古旧モデルか、はたまたAndroid/Fireタブレットか?

Apple製品の円安価格改定が半端なく、現行モデルはかなり割高感出ています。特に去年の春に姪に買ってやったAir 5th(M1)なんて10万超えになっています。オカンのiPad用途は動画視聴なので、まぁProやAirは必要なく無印の10thか9th。10thはホームボタンがないAirと同等タイプ。9thはホームボタンの最終モデルです。操作感が今までと近く値段も安いという点では9thですが、昨年オカンiPhoneとして14 Plusを買ってあげたところなので、むしろホームボタンレスで統一した方がいいかもという考え方もできます。またAirとの違いは

  • Airは液晶がフルラミネーションディスプレイで低反射、広視野角、広色域、ペンの書き味が良い
    • Apple PencilがiPadは第一世代、Air/Proは第二世代
  • M1(5thの場合)で高性能

となります。オカンの場合、ペンは全く使わないですが、液晶品質が良いに越したことはないかなというところ。

また充電ポートはUSB-C化が進んでおり、6thではiPhoneと充電ケーブルを共有できましたが、今後は使い分けてもらうことになりそうなのが悩ましい。

割安なFireタブレットやIPX2防水のLAVIEタブレットなども検討しましたが、いくら動画を観るだけとはいえ文字入力くらいはするだろうと。そうなった時にOS差による混乱はシニアにはしんどいだろうということで断念しました。

■10thの値段でAir 4thの認定整備済み品が買える!

理想はAirだけどさすがに10万は出せない。せめてホームボタンがない10thかなぁと考えていたところで、ふとApple公式の認定整備済み品にAir 4thがあるのを発見。調べてみると、プロセッサやメモリはA12/4GBで10thと同じ。M1までは必要ないので充分です。そして液晶がフルラミネーションディスプレイになります。そして10thの定価+1,000円で買える!認定整備済み品はバッテリーと外装は新品交換されているので、気分的にも新品と変わらないしで、10thに比べたらかなりお得なのではという気が。プロセッサが同じなのでおそらくiOSのサポート切れのタイミングも同じでしょう。

64GB Wi-Fiモデル残念ながら第一希望のグリーンは在庫がありませんでしたがローズゴールドが買えました。言うて7万は臨時出費として痛かったですが、ここでFireタブ10とかにしてサポートコストが増えるとか思えばまぁ良いでしょうと。動画メインなら16:9液晶の方がよい面もあるんですが、シニアの適応力の低さをナメたらいけません。

今度こそ落として割らないように、同居人がFireタブを仕事場で雑に扱えるよう装着しているキッズケースに倣って、こちらを購入。

見た目なアレですがどうせ誰に見られるものでもなし、むしろこの落としてもぶつけてもリスクが少ないクッション性とハンドルと折りたたみスタンドが非常によいものだと大絶賛、猛プッシュを受けまして。まぁ安いので気に入らなかったら別の探すからという約束で使ってみてもらうことに。キッチンで調理中やガレージで作業中などにもずっと使ってるということなので、これくらいヘビーデューティー仕様がちょうどいいのかなと。ハンドルも確かにひょいと運べて便利そう。

■まとめというかオチ

それはそうと、「もうどこでも使ってるのよ」って会話の中で「お風呂でも」というキーワードが飛び出してきました。は?風呂?いやいやiPadは防水じゃないですが、、まさかUSBコネクタが充電不良になったのって….orz

やっぱりシニアのITリテラシー(の低さ)を舐めたら駄目です。iPhone 14 Plusなら防水なので風呂はそっちで見てくれと言っておきました。

一応、ウチでもiPad Proやminiで実績がある防水ケースとしてこれがありますが、液晶面のつく透明プラ板がやや歪んで見た目とタッチ感を損なうのが難点なんですよね。

見辛いからとちょいちょい液晶フィルムを剥がしてしまうオカンにはちょっと厳しいかなと思って除外しました。