dgKeyframe2Chapeter 1.3をリリースしました

TMPGEncシリーズが書き出すチャプター情報ファイル.keyframeをmp4box等でmp4ファイルに埋め込める.chapters.txtに変換する拙作ツールdgKeyframe2Chapterを1.3にバージョンアップしました。ダウンロードリンクはこちら。リンク先記事のコメント欄でいただいた要望、

  • 24fps(厳密には23.976fps)のソースに対応

という更新内容です。keyframeファイルは通し番号のフレームナンバーなので、対象ファイルが30fpsか24fpsかで変換後の時分秒の値が全然違うものになってしまうわけですね。指摘されるまで考えもしてなかったw。

まずは単純にプルダウン形式で選べるようにしておきました。ファイル名に_24とかついてたら自動判別、、とかも考えたけど、たぶんdgシリーズを使ってる人はファイル名は専用フォーマットを守っているだろうとか(^^;)。

一応とあるタイトルで変換後の数字とTMSR4上での表示を見比べてみましたが大丈夫な気がしてます。もし不具合などありましたらお知らせ下さい。

AppStore売り上げ監視アプリAppSalesの微修正

AppStoreのアプリ売り上げをiPhoneやiPadでチェックできるAppSales-Mobileというオープンソースアプリがあります。Appleが提供している開発者向けWebサービスiTunes Connectにログインして最新データを取得し、グラフなどで売り上げ状況を確認できます。

IMG_2411オープンソースで配布されており、自分でXcodeでビルドして実機にインストールする必要がありますが、そもそもが開発者向けなのでそこら辺は楽勝でしょう。

さて、そのAppSalesでデータ取得後に「Downloading reports from iTunes Connect failed. Please try again later or check the iTunes Connect website for anything unusual. Could not login. Please check your username and password.」というエラーが出るようになりました。iTunes Connect側のHTMLが変わったり、なにかエラーが出ている時には起きがちなことだし、データ取得自体はちゃんと出来てたのでしばらく放置していたんですが、σ(^^)のプログラミング師匠の田中さんが原因を突き止めて教えてくれたので、許可をいただきシェアしておきたいと思います。

原因としては、iTunes Connectにログインできているかをチェックする判定がNGになっているせい。それをしているのが、ReportDownloadOperation.mの252行目辺りのここ。

NSString *signoutSentinel = @"Sign Out";

画面内に「Sign Out」というテキストリンクがある=ログインしている、とロジックみたいです。ところが、現在のiTunes Connectが(日本語環境の人に対して)実際に返している文字列は“サインアウト”。ということで、

NSString *signoutSentinel = @"サインアウト";

とすることでエラーが出なくなりました。もしくは、田中さんのオススメでは、

NSString *signoutSentinel = @"sign-out";

とclass属性に使われている文字列を使うことで、将来更に文言や言語判定ロジックがかわった時にも対応できるのではとのことです(全HTMLレスポンス中から検索してるからタグや属性を指定しても良いそうです)。

実害は少なかったとは言えやはり気になっていたので、スッキリしました。ありがとう田中さん!お礼に最新アプリ、iPad向けの(MicrosoftのVisioみたいな)ダイアグラム図作成ツールViDiaの宣伝リンク貼っときます

Mac/iOSからdocomo Wi-Fiに自動ログインする

ガラケーからXperiaSXに機種変更しspモードの公衆無線LANオプションdocomo Wi-Fi(旧M-ZoneやmoperaU公衆無線LANと呼ばれていたもの)について改めて確認。ローソン店頭など使えるエリアがそこそこ増えてきてる印象。σ(^^)がよく行くスタバでも使えます。Softbank Wi-Fiなどと違って契約者であればPCやタブレット端末からも利用できるので、エリアさえ広まってくれれば使い勝手のよいサービスと言えます。そもそもSoftbank Wi-FiはエリアですらWANに出られないスポットも多く論外な感もしますがw。

さて、そのdocomo Wi-Fi、以前はMacからでもIEEE 802.1x認証で自動ログインできていたのが、いつの頃からかできなくなり、結局WEPでつないでブラウザの認証画面でログインしていました。ブラウザにIDとパスワードを記憶させてあれば、クリック一発な話ではあるんですが、できるなら完全自動化できた方が気分が良い。てことで久々にググってみたところ、こちらの記事を発見。iOS4までは802.1Xを使う「WPA/2エンタープライズ」で設定してdocomoから指定されるID/PWを入れればつながっていたのが、iOS5からはダメになったらしい。なるほどそう言われてみればMacでダメになったのもLionにした頃だったかも。docomo WiFiは802.1X認証に対応していてもあくまで暗号化はWEP。最近のOSでそこら辺を厳密に区別するようになったってことですかね。同記事に「構成プロファイルを作ればいけるんじゃね?」と書かれていたので、早速Apple Configuratorで実験。とりあえずMacからは自動ログインに成功しました。

Apple Configuratorについての概要と操作方法は過去記事をご覧下さい。ここでは差分情報のみ扱います。一般タブのプロファイル名などは「spmode」なり適当に。Wi-Fiタブの中身はこんな感じになります。「セキュリティの種類」に「WEPエンタープライズ」ってのが選べるのがミソですね。MacやiOSの設定画面ではこれがありません。

spmode_mac1

「プロトコル」以下についてはよくわかりませんでしたが、ググってTTLS、PAPで良いことが判明。また嬉しい誤算だったのは、ここでユーザ名とパスワードを埋め込まなくて良いということ。万一認証情報まで埋め込んだプロファイルが他者にダウンロードされてしまうと不正利用されてしまうからです。ここを空欄にしておくと、保存時に警告が出ますが無視して保存。spmode.mobileconfigのような名前のファイルが出来上がります。Macの場合はこれをダブルクリックすればインストールできます。iOSの場合はどこかにアップロードしてSafariからダウンロードすれば良いでしょう。iTunes経由でもいけるかも。

以下はMacでインストールしようとした時の画面。ここでIDとパスワードを入れれば完了です。

spmode_mac2

iOS端末の場合はこんな感じ。Macと同時ログインされても困るので自動接続はオフにしてみました(端末上で切り替えることもできます)。

spmode_mac3

これ個人情報は入らないんだから、ここに貼っても大丈夫なのかな?まぁ要望があったら考えます。

Mac/iOSからdocomo Wi-Fiに自動ログインする

ガラケーからXperiaSXに機種変更しspモードの公衆無線LANオプションdocomo Wi-Fi(旧M-ZoneやmoperaU公衆無線LANと呼ばれていたもの)について改めて確認。ローソン店頭など使えるエリアがそこそこ増えてきてる印象。σ(^^)がよく行くスタバでも使えます。Softbank Wi-Fiなどと違って契約者であればPCやタブレット端末からも利用できるので、エリアさえ広まってくれれば使い勝手のよいサービスと言えます。そもそもSoftbank Wi-FiはエリアですらWANに出られないスポットも多く論外な感もしますがw。

さて、そのdocomo Wi-Fi、以前はMacからでもIEEE 802.1x認証で自動ログインできていたのが、いつの頃からかできなくなり、結局WEPでつないでブラウザの認証画面でログインしていました。ブラウザにIDとパスワードを記憶させてあれば、クリック一発な話ではあるんですが、できるなら完全自動化できた方が気分が良い。てことで久々にググってみたところ、こちらの記事を発見。iOS4までは802.1Xを使う「WPA/2エンタープライズ」で設定してdocomoから指定されるID/PWを入れればつながっていたのが、iOS5からはダメになったらしい。なるほどそう言われてみればMacでダメになったのもLionにした頃だったかも。docomo WiFiは802.1X認証に対応していてもあくまで暗号化はWEP。最近のOSでそこら辺を厳密に区別するようになったってことですかね。同記事に「構成プロファイルを作ればいけるんじゃね?」と書かれていたので、早速Apple Configuratorで実験。とりあえずMacからは自動ログインに成功しました。

Apple Configuratorについての概要と操作方法は過去記事をご覧下さい。ここでは差分情報のみ扱います。一般タブのプロファイル名などは「spmode」なり適当に。Wi-Fiタブの中身はこんな感じになります。「セキュリティの種類」に「WEPエンタープライズ」ってのが選べるのがミソですね。MacやiOSの設定画面ではこれがありません。

spmode_mac1

「プロトコル」以下についてはよくわかりませんでしたが、ググってTTLS、PAPで良いことが判明。また嬉しい誤算だったのは、ここでユーザ名とパスワードを埋め込まなくて良いということ。万一認証情報まで埋め込んだプロファイルが他者にダウンロードされてしまうと不正利用されてしまうからです。ここを空欄にしておくと、保存時に警告が出ますが無視して保存。spmode.mobileconfigのような名前のファイルが出来上がります。Macの場合はこれをダブルクリックすればインストールできます。iOSの場合はどこかにアップロードしてSafariからダウンロードすれば良いでしょう。iTunes経由でもいけるかも。

以下はMacでインストールしようとした時の画面。ここでIDとパスワードを入れれば完了です。

spmode_mac2

iOS端末の場合はこんな感じ。Macと同時ログインされても困るので自動接続はオフにしてみました(端末上で切り替えることもできます)。

spmode_mac3

これ個人情報は入らないんだから、ここに貼っても大丈夫なのかな?まぁ要望があったら考えます。

おサイフケータイ用サブ端末をXperia SXに機種変更

ついに納得サイズ(とスペック)のおサイフケータイ対応Android端末が発売になりました。分離合体コンセプトのガラケーF-04Bを買ったのが2010年4月。分離状態でも一応タッチUIを備えており、基本キーボードユニット無しでも使えるということで、やはり薄さ自慢のN705iμから機種変更したんですが、まーこれのタッチUIは本当にク○。おサイフケータイ用でSuicaやEdyのチャージ時のパスワード入力くらいしかしないとはいえ、その度に、「こんなUIでGo出した奴は3年正座しろ」とか思い続けてました。しかしAndroid端末は大型化の一途で代替になる機種もないまま2年。ついにdocomo夏モデルでXperia SXとSH-07Dという4インチ未満でかつおサイフケータイ対応のモデルがラインナップされました!Xi対応のSXか、防水で更に小さいSH-07Dかは悩みましたが、Xiテザリングも使ってみたいのと、SONY製品の方があれこれ我が家の家電群と連携もできるかと思いXperia SX(以下SX)に決定。5月に予約し、ようやく8月10日の発売日にゲットできました。

■ハード周り

SDIM0354

iPhone4S、XperiaSX、F-04Dで並べて比較。iPhone4Sは3.5インチ、SXは3.7インチですが、アスペクト比が異なります。なので横幅は4Sよりもスリム。文字の視認性やソフトキーボード的に若干小ささを感じますが、まぁサブ機としては許容範囲(メインでゴリゴリ文字入力するぜって人は店頭で試した方が良いでしょう)。おサイフケータイ用なので小さければ小さいほどいい、3.7インチでもデカイんだよなーと発表時には思ってましたが、こうして比べるとF-04Bとフットプリントはほぼ変わらなかったのは幸いです。F-04Bは背面のカメラ部分に出っ張りもあるので、それがない分ポケットの中でのおさまりもSXの方が良い位。ただし手触りで裏表が区別しづらいので、改札とかで若干もたつく感じ。

残念なのは充電専用端子とクレイドルがない点。iPhoneみたいに底面にコネクタがあればサードパーティの充電台も期待できるんですが、この機種は左側面上部なので可能性は限りなくゼロでしょう。防水モデルじゃないんだからサクっと充電できるようにしてほしかったです(もしくはQi)。

動作速度は充分キビキビしてます。今時の機種にしては画面解像度が低いのが効いているのかも知れません。

バッテリーは小型モデルなのでちと不安。Xiテザリングで1時間強使って66%でした。純正バッテリーはXperia Ray用のものが利用でき、容量は1,500mAhですが、サードパーティの互換品で1,800mAhのものがあり、購入済み。そろそろ本体の初期不良チェックも済んだってことで利用開始しようかと思っています(ご利用は自己責任で!)。

充電器はmicroUSB端子のならなんでもいいだろうと思い専用品は購入せず。できるだけ早く充電できるよう、iPad等に使う2Aのものを使ってみましたが充電せず。安全回路でも入ってるでしょうか?1Aのものなら問題なく使えました。

■ソフト周り

Androidケータイは(自分で買うのは)初めて。Sony Tablet SでAndroid 4.0は体験済みです。やはりウィジェットは便利です。特にEdyやモバイルSuicaの残高をワンタップで確認できるウィジェットはおサイフ端末としては重宝しそう。テザリングのON/OFFも1タップでできるウィジェットを探してきて使用。

設定画面でアプリ別に電池使用量をチェックできるのも良いですね。iチャンネルが結構食ってるっぽかったので速攻アンインストールしましたw。

イマイチなのはロック画面。iPhoneに揃えて4桁の暗証番号にしたいんですが、4桁の数字を入れた後に決定ボタンが必要なのが手間な上に、それより目立つ場所に大きく「緊急通報」ボタンが出ていてついそっち押してしまいます。決定ボタンを押させた方がより安全ではあるんですが、、、。代わりにインカメラによる顔認証を使ってみています。暗いところなどで顔を認証できないと自動的に暗証番号を聞かれます。ただしまだ他人がパスできないかどうかの検証はできてません(自分が認識されないことはあまりない)。また、iOSのようにロック後に一定時間経過した時のみ認証を求める、という設定にしているつもりなんですが、何故か毎回必ず認証を求められます。ちと面倒。

SONY Readerアプリなど、起動してもGooglePlay画面にとばされ、起動とアンインストールしか選べない、みたいな挙動があやしいものもあります。レコプラやリモコンなどのSONYレコーダー向けの連携アプリもなし。せっかく赤外線ポートがついてるんだからリモコンは対応してほしいですが、姉妹機のGXは非搭載だからコスト的に無理かなぁ。

■カメラ

4sと比較。駅のホームで試し撮りしたものです。設定はデフォルトのまま。

sx 4s
Xperia SX iPhone4S

 

それぞれPath経由で一旦Facebookにアップしたものなので縮小されてますが、傾向の違いは見て取れるかと思います。記憶に忠実なのはSXの方ですが、階調は4Sの方が良いカンジですかね。色温度はこの中間くらいがいいなぁという感じ。

起動自体はSXの方が爆速(というか最近4S遅すぎ。写真貯めると遅くなるとかですかね?)。ただしiOS5のロック画面からの直接起動になれると、Androidのはやや煩雑に思えます。

■おサイフケータイ周り

Androidがおサイフケータイに対応してだいぶ立ちますが、逆に整理縮小されてしまったサービスも結構あるようです。VisaTouch/SmartPlusや、YAMADAのモバイル会員証などがAndroidには移植されてないみたいです。YAMADAはいちいち暗証番号を入れてバーコードを表示させなければならないので明らかに不便になりました。店員に差し出す時もいちいち店員が端末を手にとってからスキャンするのが煩わしいし、うっかり落としたらどうすんだって話です。ヨドバシやビックも専用アプリは作らずWebアプリ(おサイフケータイWebプラグインというのがあるらしい)になってますね。逆に今までしらなかったのはローソンのPontaカードにモバイル版が出来てたこと。ただ現状はローソン店頭でしか使えないようです。もともとPontaカードは使ってなかったですが、モバイル版があるなら活用してみようかなと。

感度的には問題ないように思います。

■Xi テザリング

残念ながらエリアもスピードも期待以下という感じ。自宅はかろうじてエリアなんですが、一番よく行くマックが圏外でした。またXiエリアでBNRで測っても1Mbpsを超えない程度。Softbank ULTRA-WiFiを休眠させようかと思ってたんですが微妙かなー。Xiパケホーダイフラットでテザリングもコミコミで済ませる計画が…。どのみちPPTPがダメとか色々制約もありそうなので少し試行錯誤が必要そう。検討してる方、Xiにまだあまり夢をみない方がいいですよ。

あと今使ってるウィジェットのせいなのかわからないですが、テザリングをオフにした後、Wi-Fiが無効になったままなのに困ってます。帰宅してWiFiだと思ってバンバン通信してたら3G/Xiパケットだったでござる、なんてことになりかねないので。ウィジェットを変えてみるなり少しリサーチが必要。

■ブルーライトカットフィルム

SDIM0347

本体を買ったヨドバシでたまたま見つけたので、話題のブルーライトをカットするというフィルムをチョイスしてみました。色味が変わるのが不安でiPhoneやiPadへの導入は二の足を踏んでたんですが、こちらで動画や写真を見るということはあまりないので、良い実験だろうと。写真のように見る角度や光の具合によっては青く見えます。また右上の部分はセンサーか赤外線ポートがあるのでそこを避ける形になっています。

購入直後に貼ってしまったので、色味の変化はわかりませんが、やはり若干黄色っぽいかなという印象はあります。まぁ、普通に使うには問題ないレベルです。たっぷり見慣れた後に店頭のホットモックと見比べてみようと思います。

 

おサイフ専用だったF-04Bは週1程度で充電すれば良かったところ、こちらは確実に毎日充電が必要な上に充電コネクタをいちいちつなぐというめんどくささが発生してはいますが、F-04BのあのヒドいタッチUIから卒業できて清々しい気分ではあります。サブ端末だし、こちらもまた2年位はつきあっていけそうかなという印象です。