ポータブル環境用USBメモリ刷新

普段仕事関係でデータのやりとりをする用とは別に、鍵束に入れて常時持ち歩いているUSBメモリがあります。こっちにはブラウザやメーラーなどが入っていて、ネットカフェなどのPC上で作業環境を構築するのに使っています。今まではSanDiskのcruzerというU3システム対応のものを使ってました。U3はマシン側に設定やデータを残さない様にカスタマイズされたアプリ群を配布していて、OperaやFireFox、Thunderbirdといった主要なツールが簡単にインストール、運用できるのが強みだったのですが、Thunderbirdなどは1.5系から一向にアップグレードされる気配もなく、PortableApps.comで通常のUSBメモリ用のビルドが手に入る昨今ではあまり固執する意味が薄れてきていました。それに加え、cruzer TITANIUMは金属ケースで鍵束でガチガチ音が耳障りという欠点がありました。

で、環境をportableApps.comのパッケージで刷新すべく、USBメモリを物色してみました。

■選定

要件は、

  • なるべく小さい、薄い
  • なるべく読み書きが速い
  • ストラップホールがついている
  • 容量は2GBでも不自由ないが、余裕があれば緊急用には便利かも知れない

という感じ。いっそ端子むき出しの薄型のにしちゃえ、というのは割と早い段階から決意。このサイズだとSLCやデュアルのものは望むべくもないのですが、用途的にそこまで極限スピードを目指さなくてもいいだろうと。で、候補にあがったのが、TranscendのJetFlash T3pqiのi828。公称シーケンシャルリードがT3 20MB/s(8MBモデル)、i828が27MB/sとi828が一歩リードしててかなり悩んだんですが、小ささとデザインの好みでT3/8GBに決定(ちなみにSONYのPOCKETBITはストラップホールがないのと高速モデルが2GB止まりなので除外)。

写真のように、鍵束がかなりスリム&静かになりました。

U3 T3
変更前 変更後

 

■ベンチ

速度ですが、CrystalDiskMarkで読29MB/s、書15MB/sと公称値以上の値をマーク。cruzerが読18MB/s、書13MB/s、普段仕事で使ってるBUFFALO SHD-U16Gが読30MB/s、書6MB/sなので大健闘です。てかさすがにcruzerもSHD-U16Gも2年以上前の製品なので比べるのが酷かも知れません。SHD-U16Gは普段から書き込みが遅いと思ってたんですが、数字にしてみるとやはり明らかに遅いですね。こちらもそろそろ刷新の時期かも知れません。当時16GBで2万しないというのは破格の大容量だたんですが、今なら数千円でもっと小さいのありますもんね。

■暗号化

暗号化ツールは純正提供のものもありますが、プロプライエタリなものは強度も心配なので、今回はTrueCryptを導入してみました。AESで2GBの暗号化ドライブイメージを作成し、PortableApps系はそこへ導入。残りの領域は通常のデータ受け渡しにするというイメージです。通常領域にはもちろんTryeCryptをトラベラーモードでインストールしておきます。

■アプリ

OperaはOpera@USBを利用。International版を入れれば日本語メニューもOK。それ以外はPortable Appsで。FireFox、Thunderbird、Firezillaなどはマルチリンガル版を入れれば日本語メニューOK。PuTTYは導入後、Appsフォルダの中の.exeファイルを日本語パッチを当てたputtyjp.exe、puttyjp.lngをリネームしたものに差し替えたらイケました。

BOSCH エアロツイン マルチ


AERO TWIN MULTI
650mm Aタイプ[楽天]

ケータイWatchのこの記事を読んで、そういやワイパーゴムの交換時期だったなと思い出し、せっかくだからとブレードごとコレにしてみました。適合表にCOLTは載ってないんですが、COLTのブレードは運転席、65cm、助手席30cmで、一番近い650mmと340mmでみんカラにも適合報告があったので無問題。他メーカー製もありましたが、替えゴムの入手性が良かろうと定番のBOSCHで決まり。さくっと3分で交換完了。

もともと、ビビリが出て拭き残しが目立つようになるまでゴム交換を延ばさない主義なので、現状ものすごく不満があった訳ではないんですが、それでも交換した後の拭き取りの綺麗さにはむしろσ(^^)の心がビビりましたw。今日は雨降ってないので、ウォッシャーで試しただけですが、ガラスの油膜まで綺麗にした直後みたいにクッキリ。

IMG_0219

去年の1月にオートバックスの撥水コーティング(1年タイプ)を施工してもらって、そろそろ再施工すべきかなぁ、と思ってたところですが、当面これでしのげそうな気がしてきました。

エアロが生きる雨天の高速走行が楽しみです。

Xbox360のHDDを換装(正攻法)

今プレイしている「STAR OCEAN 4」がDVD3枚組で、途中入れ替えがイヤなので最新システムのHDDキャッシュ機能を最大限に活用すべく本体のHDDの20GB->120GBの換装を図る。

純正ケースを分解してWD製HDDに交換するという手法が確立されてるっぽい。これだと5~6千円のバルクドライブで事足りてしまうのでリーズナブル。ただ、既存データの移行方法がいまひとつハッキリしない。メモリユニットでも買って来て一旦そっちに移せばいけそうだけど、それも面白くない。

純正パーツの場合、HDDユニットをUSB接続するケーブルと専用データ転送ソフト入りディスクが付属しており、データ移行になんの不安もない。

純正120GBは実売\14,000と一見高額だけど、差額を試算してみると、

  • 購入金額がヨドバシで約\14,000 – 10%ポイント還元で実質\12,600
  • 更にバルク換装と違い20GB HDDがヤフオクで\3,000程度で売れる模様
  • さらに他の買い物もあわせて駐車割引券が2時間分もらえ、うち1時間分\660を次回用に温存できた

そんなこんなで実質\8,940程度。差額は\3~4千円。これくらいなら手軽さ、安心料、今日すぐに使える代で納得の範囲かなと。てことでゲト。

■交換は至極スムーズ、しかし…

交換はノントラブルで終わりました。20GBの方からはデータが消されるので、そのまま売却するにも面倒がないです(本当にリカバリ不能な状態で念入りに削除してるか不安は残りますが…)。

早速、STAR OCEAN4の3枚目をHDDにコピーするも、残念ながらゲーム中にディスク交換メッセージが出ました。んー、物理ディスクチェックはゲーム単位ではなくディスク単位なんですね。つまり、3枚のうちどれかがドライブに入ってればOKではなく、単純に読むディスク毎に物理ディスクチェックをすると。まぁ、どれかでOKとなれば友達3人でシェアできちゃったりするので問題なんでしょうけど。STAR OCEAN4は普通にストーリーを進めて行く限りは、Disc 1、2、3を使っていき、戻ることは今のところなさそうですが、自由に以前の星(ステージ)に移動してクエストやコレクションをコンプリートできるシステムだけに、そういう時にディスク交換がウザい予感。

でもまぁ、ウチのは初代の光学ドライブ爆音世代なので、基本HDDにコピーしてプレイしたい。さりとてHDMI世代に買い換える必要までは感じなかったので、現実的なコストで現行バージョンに近いスペックにできて一安心。消費電力やACアダプタのサイズはちと心残りですが…

iPhone 3G対応FMトランスミッター TuneCast Auto4

新幹線で帰省して実家の車を借りて乗る時に、iPhoneをFMトランスミッター経由で鳴らすんですが、今使っているのが、親がiPod miniを買った頃のもので、音質も使い勝手も今ひとつ。先日、友人の車を愛知->九州に陸送した際にもFMトランスミッターの音質と使い勝手に思うところがあって、改めて物色。BELKINのTuneCast Auto4をチョイスしました。

ヨドバシで\7,980とちと高いのが難点ですが、本製品の特徴として、

  • iPhone 3Gで非対応警告ダイアログが出ない(←これ重要)
  • 空き周波数を自動でスキャンするCLearScan
  • 周波数メモリx2チャンネル
  • 3種類のイコライザ
  • 見やすい7セグ周波数表示

等があります。1つ目はこだわるとかなり選択肢が狭まりますが、実際かなりウザいので仕方ないところです。空き周波数サーチ搭載機種は初めて使いましたが、これはかなり便利です。電波状況は走行中に随時変化するので、必要が生じた時にはサクっと設定変更できることが重要になります。普通はラジオ側でチャンネル合わせてみないとその周波数が空いているかわからないワケですが、トランスミッター側が探してくれれば、あとはラジオを合わせるだけです。また7セグ表示は暗い車内でも読み取りやすいのも相まって設定変更がスムーズにできるようになりました。今までのは8ch固定選択式で、8つのLEDの脇に印刷された小さい数字を読み取らなければならず、いちいち操作部を手にとって顔に近づける必要がありましたが、コレなら一切必要ナシ!

音質はFMトランスミッターとしては上々な気がします。さすがに曲間が無音、というワケにはいかずホワイトノイズが聞こえますが、イコライザも使えば割といい音出てる気がします。ちなみに+/-ボタンはボリュームではなく周波数のマニュアル操作用です。音量はカーステでしか調整できません。送信側で調整できればS/N比を上げられる気がするんですが残念です。

むしろソフト面の進化が嬉しかったGPS-CS3K

単純にGPSログを採り続けるデバイスと、写真のタイムスタンプを使って、簡単にジオタグをつけちゃおうというSONYらしい発想の製品、GPSユニットキットに、直接メモリカードを挿して単体でジオタグ付加作業も終えられてしまう新型が登場しました。

コレの電源を入れたまま撮影をし、後でメモリカードをコレに差し替えるだけで、ジオタグ付き写真の出来かがりです。PCいらずでお手軽ですね。

生産に遅れが出ているらしく、あちこち品切れ続出でしたが、なんとか入手できました。

■ハード面

単3電池1本で駆動できる点は、初代のGPS-CS1Kと同様。ディスプレイを備えつつ駆動時間が1.5倍に伸びたんだから、たいしたものです。

写真からイメージする大きさからすると、実物は「デカっ!」って印象ですが、CS1Kと比べると薄べったい形状で胸ポケットなどへの収まりは良いです。幅ができ一般的なケータイ用ホルダが使える確率が高まったので、車載派には好都合ですね。両側で挟む混むホルダだとボタンが操作できなくなりますが、まぁ計測中は触る必要もないので致命的というほどではないでしょう。

一方で、初代のようにカラビナは付属せず、ストラップとビニールのケース(ベルトクリップ付き)が付属。バッグに吊しておくという使い方は少々面倒になった気がします。結局ストラップ紐のついたカラビナ系のアクセサリを探してしまう予感。

■ソフト面

初代CS1KはPMBが付属しておらず、タギングツールも必要最低限のGUIしか保たないシンプルなものでした。ツール単体では地図表示すらできません。マイナーチェンジモデル(付属品が充実)のCS1KSPからはPMBが付属したようなので、もしかしたらその時からだったかも知れませんが、CS1K->CS3Kに一足飛びに買い換えたσ(^^)としては、ソフト面の進化が一番感動しました。

 

画面写真

写真はGPS Image Trackerの新バージョンです。画面下のログ一覧を選択すると、軌跡がGoogleMaps APIで表示されます。もはや、GPSBabelなどを使って変換しなくても地図にプロットできるので、まともにロギングできてたかどうかもチェックしやすくなりました。右ペインにドラッグした写真のリストもサムネイル付きで表示され、写真を選択すると地図上に該当緯度経度がマーキングされるという感じ。サムネイルすらないテキストリストで、緯度経度は数字でしか確認できなかった初代(ここの一番下の写真)とは大違いです。デジカメの時計が狂っていた場合の補正機能も前はなかった気がします。

PMBとの連携もいいカンジ。PMB上で複数選択した写真をいっきにGPS ImageTrackerに渡せるので、一旦PMB上に写真を取り込んでから、ジオタグつけたい写真だけ選別しての処理もやりやすいです。また、PMB側の機能ですが、マップビューをHTMLファイルに出力することもできますし、Picasaへのアップロードにも対応。

これは旧機種ユーザへのアップグレードも提供してほしかった。有料でも買う価値あると思います。

あと、SuperMappleはいらないので価格を下げて欲しかったですね。