Android端末をCarPlayレシーバーにするCarlinkit

クラウンで使用するために、AI BOXであるPiacsou2 Proを導入しました。

これは自身をAndroidをiOS(CarPlay対応スマホ)に偽装してCarPlay対応ナビ(ディスプレイオーディオ)に接続する製品です。Picasou2 ProにはHDMI出力もついていますが、基本的にはCarPlay対応ナビ(レシーバー)からタッチ操作を受けて機能する前提なので、単にHDMIディスプレイに接続するだけでは操作ができません。自宅内で腰を据えてセッテイングしたり大量のインストール/アップデート/データ転送をしたい時などに困ってしまいます。

こんな感じのオンダッシュ設置型のディスプレイを買ってきて12V電源を確保してやれば自宅内で使うこともできますが、ごくたまにしか使わないと思うと価格もちょっと微妙。

クラウンの12.3インチ超ワイドアスペクトに近いこれなんかよさげですがさらに高い…

そこで見つけたのが、Android端末でCarPlay端末をエミュレートさせるCarlinKit製のアダプタです。

早く欲しかったのでAmazonで買ってしまいましたが、アリエクなら4千円くらいで買えるようです。

Android端末に専用アプリを入れて本製品をUSB端子に接続、そして反対側のUSB入力にAI BOXを接続します。これでAndroid端末のタッチパネルを使ってCarPlayエミュレートができます。

■使用感

今回はSurface Duo 2でテスト。USBポートがType-Cなので、別途A->C変換アダプタが必要でした。

ウチのとドンピシャ同じではないですが、こういうヤツでいけると思います。

AI BOX側の入力もType-Aなので、電源供給は弱そうということで、Picasou2付属のY字ケーブルでUSB 5V充電器からも給電を受けつつ接続。もしこのアダプタとPicasou2をUSB Type-Cで直結した場合、両方の電源をスマホからとる形になるので危うい感じがします。

専用アプリはGoogle Playストアではなく、マニュアルに指定されたURLから野良apk直リンでダウンロードしてインストールする必要があります。IPアドレスだったりしてあやしさ満点です。野良apkからのアプリインストールをやったことがないとちょっとハードルが高いかも知れません。

スマホを横向きにし、アプリを起動して待機状態にしてから各ケーブルを接続すれば若干の待ち時間のうち車両に接続した時と同じ画面が映ります。もちろんタッチ操作も可能。Picasou2シリーズはモニタの解像度変更を検知すると自動で設定を反映させた後で再起動がかかります。クルマと自宅を頻繁に行き来させる時はやや面倒くさいかも知れません。

またスマホの自動ロック(スリープ)をオフにしておかないと、少し放置した間にスマホがスリープになり、再度ロック解除してアプリに戻っても画面が出なくなります。いまのところこうなるとPicasou2側を再起動しないと復帰しないようです。アップデート中とかになると肝が冷えるので注意が必要です。というか実際にPicasou2のアップデートしてみたんですが、基本的に画面には何も出ないぽいです。クルマでやった時はどうだったかあやふやですが、いずれにせよアップデート完了後にきちんと画面が出る状態で待ち受けておかないと終わったかわからないですし、いらんところで電源を抜き差しして文鎮化とかイヤなので、スマホ側の自動ロックオフは必須かなと。動画アプリのように専用アプリでスリープ禁止にしてくれると楽なんですが…

■まとめ

曲がりなりにも自宅内でPiucasou2のメンテナンスをできる環境がこの値段で作れるのは有用かなと思います。より頻繁にする、大きな画面でしたい、ということであれば上記のオンボード型のモニターを買うのもいいかも知れませんが、当面はこれで充分かなという気がしています。

カローラスポーツの売却あれこれ

カロスポネタとしては最後の投稿になるかも知れません。クラウンが来たら2019年購入のカロスポは入れ替えです。5年の残価設定ローンの期限まで1年あるのですが、下取りで167万の査定がつきました。2月時点で残債が147万円だったので少しお釣りが来てクラウンの支払いに充当されます。ただ必ずしも下取りにしなくても良いという条件だったので、いくつかの売却手段も検討してみました。

まずガジェットの売却に愛用しているヤフオクなどの個人売買は車だとちょっとトラブル時のやりとりが面倒になりそうなので除外。

■モビリコ

次にディーラーで提案されたのが横浜のトヨタ系ディーラーがやっているモビリコという個人売買プラットフォーム。個人売買ではあるのですが、出品できるのはディーラーのメンテナンスパックで整備を受け続けていた車両だけ。買い手からすると一定の品質が担保され、またトヨタファイナンスのローンで購入できるのがメリットです。売り手は仲介手数料を5%とられはしますが、匿名で売却でき、トヨタディーラーに車両を引き渡せばあとはよしなにしてくれます。出品料は無料でスマホアプリから簡単に出品でき、価格も好きな時に変更できます。サービスとしてはなかなかよくできていますが、いかんせん2018年だかにスタートした地場ディーラー主体のサービスなので利用者が圧倒的に少ない。ある程度人気のある車種やグレード、カラーならそれなりに検索する人もいるんですが、ウチのはMOPモリモリとは言え、カラーは正直不人気色。またギリギリ3万kmを越えてしまったことで、「~3万km」での検索条件から漏れてしまったのもあるかも知れません。結果的に1ヶ月ほど出品していても閲覧数が70、お気に入りされたのが1件のみという感じでした。ご自慢のAIによる診断で207-250万が平均という表示が出ていて、その値段で売れるなら5%とられてもディーラー下取りよりだいぶお得だよなぁと思ってたんですが、鳴かず飛ばずでした。

AIによる相場診断表示

ディーラーでの登録情報は自動的にアプリに反映されているものの、果たしてこの相場算出にカラーやグレード、装備などが勘案されていたのかどうか…結局執筆時点の190万そこそこでも売れていません。176万を切ると5%の手数料で下取りの167万より損をするので、かなり微妙なラインになってきています。

売り手にも買い手にもメリットがあるサービスだと思うので、しっかり成長していって利用者数を増やしてほしいものです。

■カババ

カババもフリマベースの仲介サービスですが、

  • 手数料は買い手負担で売り手はゼロ
  • 査定士が来て車両の状態をチェックした上で適正な出品価格をアドバイスしてくれる
  • 出品手続き(写真撮影なども含む)はすべておまかせ

という感じで売り手側の負担が少ないです。売却後に故障トラブルなどがあったときにカババが10万円までもってくれる整備保証オプションもあります。

モビリコと並行して出品もできるので申し込んでみたんですが、やたら査定が混み合っていて一ヶ月先になると言われて断念しました。

もし売却予定があるのであれば早めにコンタクトをとってみると良いかも知れません。

■一般買い取り店

一応、ワンチャンあるかと近場の買い取り店にも査定にもっていきました。大手代表としてガリバーと小規模買い取り店で、以前コルトVer.Rの時になかなか良い値をつけてくれたお店。あれから3回も引っ越しをしたのに何故かまた近所に戻ってきてご縁があるとは。

ガリバーは前回最終的にコルトを売った店舗でしたが、あまり良い印象はなく、とにかく「本部とかけあうから、色々回ってから最後に来てくれ」商法で、奥にひっこんだまま1時間近く待たされた挙げ句、5,000円くらいしか上乗せにならずで、それならベースの値段を出してくれた店に行けば良かったんですが、もう色々面倒で決めてしまいました。今回はその手にはのるまいと決め、一番最初に行きました。「他にいってからまた来て」と言われたら断るつもりで。が、見積もりは140万ちょいくらい。ディーラーの下取り提示額を伝えたらあっさり白旗を揚げました。ちなみにホワイトやブラックなら30万くらいは上乗せになったらしいのでやっぱり色って大事なんすね。まぁリセールのために欲しい色を我慢する気はサラサラないですが。

次に前回(といっても9年前)いい値がついた小規模店。こちらも残念ながら140万円。

なるほど買い取り店の相場がだいたい把握できたので2店で終了。

最近は一括査定サイトに連絡して各店から同一日時に査定士に集まってもらってその場で一斉に見積もってもらって競わせるのが流行ですが、結果的にどれもディーラー査定に届かなかったと思うとやらなくて良かったなと思いました。

■まとめ

まだモビリコの出品は続けていますが、結果的にディーラー下取りより良い値にはならないだろうなという予感が高まってきています。昨年は異常なまでの納車遅れで中古車相場も下がっていましたが、年が明けてこの2,3月くらいで急激に相場が落ちてきています。もうちょっと納期が早まっていれば売り抜けもできたかもですが、結局去年10月のクラウン契約時の下取り額を保証してくれているディーラーがもっとも良条件で、最新の相場を反映している他の手段は不利になったという構図かなと理解しています。

とにかくモビリコの診断相場が良すぎただけじゃないかと。穿った見方をすれば、そうやって今お乗りのお車がこの値段で売れる可能性がありますよと仄めかすことで新車契約を取りやすくする匂わせ販促ツールとも感じます。あの金額が出品平均か落札平均かすらもハッキリしません。出品平均だとするとそりゃ個人の希望額が見えているだけなので高めになるはずです。また利用者が少ないのではないかという問いに対して、「GAZOOやgooにも自動出品されるので大丈夫です」みたいな説明だったのに、実際に検索してみても自分の車両がヒットしないばかりか、これらのサイトはどうみてもディーラーで撮影された業販車両のみで、個人出品ぽい写真の車両自体が見当たりません。その辺りを担当にツッコんでみても「確かそう聞いてるんですが」とハッキリしない返事しか来ませんでした。正直モビリコに関しては色々な面で優良誤認かまされて他の手段を検討するチャンスを奪われたなという印象が大きいです。全トヨタ規模で同内容のサービスをやってくれたらとても頼もしいんですけどね…

個人事業主として、わざわざ一瞬車両を自分名義にして百万円以上の売上が立ってしまうのも節税的に不利な面もありそうですし、あと一週間ほどで出品を止めて下取りにして、新車納車と同時に返却、というのが手間もかからずいいかなという諦めムードです。

2023.4.12追記:結局モビリコで購入者は現れず、ディーラー下取りで170万弱くらいで返却しました。AI査定でいらぬ夢を見させられましたが、新車納車時に乗っていってそのまま乗り換えもでき、書類手続きも最低限で済んだので手間的にはとても楽だったので満足しています。

購入費用やオプション、諸費用、税金含めて370万円ポッキリでした。4年で200万円、月4万でレンタルしていた感じですかね。保険などは別になりますが、オプションを盛々にしてたことを加味すると、Kintoよりはちょっと得だったんじゃないかって感じですね(契約当時Kintoはなかったですが)。

ドコモ光 1G->10Gbps速度プラン変更記録

前回の続き、というか実際に申し込んでみました。

この記事に経緯をまとめていこうと思います。

■2023.03.02 151に電話して申し込み

思いたった日、近隣のドコモショップは店頭受付枠がすべて埋まっており、151に電話。

すぐにつながるもののその人とは本人確認のみで、担当部署への転送で待たされる。

最短工事可能日がに2月下旬の休日だったので3,000円の休日オプションを払って工事費は19,800+3,300円。

単独タイプなので事前に開通日をプロバイダに通知しておかないと設定情報(フレッツジョイント?)が降ってこなくて開通できないことがあるかもと念押しされました。また両方IPoEとなる関係かIPv6は即開通してもIPv4は数時間~数日遅れる場合があるとのこと。数日??やはり前記事に書いたバックアップは必要かもですね。

光ファイバーはドコモ光としての認識では1G用と10G用は違うので原則引き直しで、最終的な判断は現場担当次第。まぁここまではやってみるしかないのでそのまま申し込み決行。

事前に変更やキャンセルしたい場合は(ドコモ回線から)15715で10-20時受付。

■2023.03.?? ドコモ光より「申し込み書(控)」が郵送で届く

郵送だったので正確な到着日は忘れましたが、上記電話から割とすぐに届いたと思います。書面の日付は電話した3/2でした。

この書面で新たに発行されるCAFで始まる契約番号が判明。CAF番号がかわるということはやはり光ファイバーは新経路で引き直しなんでしょうか。

■2023.03.21 プロバイダにプラン変更を申し込み

電話で「必ず事前にプロバイダにプラン変更を申し込んでおいてくださいと念押しされました。オープンサーキットのフレッツ光クロスへ変更の場合の案内によると、「お客様IDに変更がない場合」と「ある場合」にわかれて手順が記載されています。ウチは後者なので、その場合は、

  • 追加プランとして申し込む
  • (開通)
  • 既存プランを解約

という流れになるようです。オープンサーキットでは初月無料なので解約さえ忘れなければ多重で課金されることはありません。ただなんらかの理由で工事が延期された場合、すぐに月が明けてしまうのでダブル課金期間が発生したり、再工事まで時間がかかるようなら一旦キャンセルなども必要になるかもです。

「工事日の2日前までにお申込み、お支払頂くことで工事日に利用可能にできる可能性が高まります。」とのことで、5日前に申し込み。メールで新しいプランの支払い案内が届き、そこからURLを辿って決済を済ませました。

■2023.03.26 午前2時 IPoE開通案内メールが届く

工事予定日を入力したかどうか記憶がないですが、まさに工事日当日というか前日深夜にメールが届き、IPoEや固定IPに関するルーター設定情報が届きました。工事予定日にあわせて送られたのでなければギリギリでした。別ページには固定IPアドレスプランの場合「お支払い完了から3-10営業日」と書かれているので、もう少し速く手続きしておいた方が無難だったかも知れません。

ともあれ、これで工事中にルーター側の準備を済ませられます。やはりIPアドレスはv4もv6も変更になる模様。

■同日 工事日当日

なんと雨…ググると電気工事ではないので多少濡れてもよく、相当な豪雨でなければ中止になることはないようですが、それでも屋根に上ったりハシゴをかけての高所作業に支障がある場合は延期になることもあるようです。ドキドキ。

・16:00前 工事業者来訪

予定の15:00〜17:00の半分過ぎた15:50に着信。そこから数分で到着。

「こんな雨ですが大丈夫ですか?」と聞いたところ「大丈夫です。寒いだけです。」と心強い(?)お返事。

一瞬部屋の中の状態を確認して、すぐに外の作業に戻っていきました。なんと光ファイバーの室内への引き込み直しはなく、電柱側の作業と、ONU交換のみとのこと。やったね!

近くの電柱で高所作業車による作業

この時点で通信切れますけど良いですか?と聞かれ昨日しておいたモバイルルーター回線へのデフォルトゲート切り替えを実施。

これで工事中も通信できるはず、、、と思ったんですが結果はダメでした。RTX自身のDNSの切り替えが上手くいってないようで、端末のDNS設定を1.1.1.1などに手動で書き換えればOKでした。面倒くさいので作業しているMacの設定だけ書き換えて後の端末は放置。

しばらくして電話がかかってきて「ONUの電源を切ってください」と言われ実施。

・17:00 宅内作業

再び工事の方が入室してONU交換開始。ものの数分で終わりました。「IPv6はすぐにつながるがIPv4は何時間かかかることがあるらしい。」と説明をうけ、タブレット端末にサインをして完了。工事の方も自宅をクロスに替えたものの1Gbpsも出ずに困っているという話を聞き、少しルーターについて談義したのち帰っていきました。なお、光ファイバー線の引き直しがなかったことで、工事費は減額で計上してくれたとのこと。ただ実際にいくらになるかはドコモ側でキャンペーンなども絡めて計算されるかわからないらしい。置いていった控えによると、土日割増し料金3,000円を含めて「概算」が10,600円となっています。19,800円+3,000円がこの値段になったなら半額以下となりラッキーです。

2023.4.??追記:工事費が反映された明細が郵送で届きました。光ファイバーを引き直さなかった場合の工事費はこちら!

回線工事料¥7,600
土日祝日加算工事量¥3,000
消費税等相当額(10%)¥1,060
明細合計(消費税等込み)¥11,660

となっています。ほぼ当日の概算通りですね。土日割増しがなければ¥8,360。かなりお得感あります。結果オーライでしたが結局のところどういう条件なら光ファイバー再利用になるのかわかりません。フレッツ光クロスのサービス開始当初の方が「基本引き直し」みたいな記述を多く見かけた気がしますが、色々と緩和されたんでしょうか。まぁ工事に来てみないと現況がわからないので、サイトには引き直し前提の19,800円を記載しておいて、運良ければ減額する分には良かろう?ということなんですかね。個人的には工事費がどうかよりも賃貸で新規に穴空け、ビス止めがあるかどうかを気にしていたので、もう少し引き直しにならない要件みたいなものも明示してほしいなと感じました。

交換されたONUはスリムになりました(背は高く幅は薄く)。

■RTX1300の設定書き換え

工事中にプロバイダからもらった設定情報の新旧を見比べて、コンソールからログインして既存のtunnel 4に関する設定を手で書き換えて待っていたんですが、なぜかPCに古いIPv6アドレスが降ってきて外に出られないので結局プロバイダ情報を一度削除して再設定しました。ポイントはクロスの場合、ひかり電話がないにも関わらず、設定画面では「ひかり電話契約あり」を選ぶ点。クロスはIPv6アドレスの配布方法がRAではなくDHCPv6 PDなのが理由のようです。RTXの設定画面が追いついてないぽい。

これによりtunnel 3が新規に生成され、NATディスクリプターやフィルター設定も新たに生成。できればそのまま使い回したかった…しょうがないので手作業で書き写し。

事前の差分反映の中で、CAF番号などを変更していなかったのが敗因でしょう。プロバイダ情報を新規で作り直すことで即接続。移行完了しました。

■ファーストベンチと体感速度(日曜夕方)

はいドン。

キター!下り6Gbps、上りも3Gbps越え。

fast.comも。

pingが6msと1Gbpsの時(5ms)より少し落ちてるのが悔しい。

Wi-Fi6接続のiPhone 14 Pro Maxだと下り426Mbps、上り501MbpsなのでWi-Fiがボトルネックになってる感じですかね。

体感はまぁWebページを閲覧する分にはかわらないですね。気持ちパッパッと表示される気もしますがプラシーボの範疇かな。ただ動画の読み込みは速くなったというか、4Kが最初から出てシークも速くなった気がします。最初に低画質で表示されて数秒でHDや4Kに変わっていたのが、初っ端から4Kで始まる感じ。これは快適かも。

あとはまた仕事でギガサイズのファイルを落としたり上げたりするとどうなるかですね。月末に案件があるので楽しみにしておきます。

こちらは階下で2.5Gbpsアダプタで有線接続したWindows PCで計測したものです。きっちり帯域限界まで使ってる感じですね。

2023.3.27追記:再び10Gbps接続のMBPから朝6時の計測貼っておきます。

計測中の瞬間では11Gbpsとか理論値超えの数値も一瞬出てましたw。

2023.3.29追記:階下で有線接続したPlayStation5での速度測定(スイッチまでは2.5Gbps接続)。

下りはPS5本体内蔵1Gbps NICの限界まで出てますね。上りはPlayStation.comの計測サーバーがネックになってるのかな?でもまぁゲームとかDL版を買ってもサクサク落ちてきそうで楽しみ。

■まとめ

良かったのは宅内の光ファイバーの引き直しが発生しなかった点。入居時点で既に敷かれていたのでいつ頃のものかわかりませんが、そのまま転用できる光ファイバーの潜在スペックスゲー。これがわかっていればもっと早く切り替えてたんですが、結局工事に来てもらわないとわからないということで及び腰だったんですよね。最悪ビス止めや穴空けが追加で必要となったら一旦延期して大家さんに相談しないとと思っていた位。ドコモの電話受付でも基本引き直すといっていたので、わからないものです。まぁ結果オーライ。

月額料金は1,800円ほど上がりましたが、使ってなかった楽天モバイルをこの際に解約してしまえば実質ノーダメージ。快適な動画(視聴、やりとり)ライフを送れそうです。

2023.4.8追記:工事費の最終明細について上に追記したついでに、しばらく使ってみた感想など。

時折スピードテストをしてニンマリしていますが、やはり普段の体感のWeb閲覧などの快適度はさほど変わりません。ただ仕事で数百MB〜1GB程度の動画を何本かダウンロードしてみた感じでは威力を感じます。一括DLしてブラウザが次々に「名前を指定して保存」みたいなポップアップを出して来るんですが、1つ1つのファイルの保存先、保存名をダイアログで指定して実行していくと、ダイアログを閉じた頃にはもうバックグラウンドでキャッシュファイルとしてDLは終わっていて、移動とリネームだけ一瞬で終わる、みたいな感じ。1ファイルだけだとさすがに少しバーをみることになりますが、複数ファイルでユーザ操作をもたもたしてれば終わってる、という状態。もちろん相手先のサーバーにもよるんでしょうけど。ちなみにその時はDirectCloudというサービスでした。

RTX1300で光工事中の代替回線を構築する(失敗)

明日はフレッツ光クロス(厳密にはドコモ光10Gbpsプラン)に切り替え工事です。事前書類を見るとCAF番号を変更になるので、プロバイダにはIPoEの切り替えというか追加申請済み。「2日前までに申請しておくと当日切り替えできる可能性が高まる」という記載で、5日前くらいに手続きしてあるので希望的には即時切り替わる、、のかな?でもまだ新しい設定とか送られて来てない…同じでいいんだろうか。

なんやかんやで当日はもちろん少しゴタついて数日つながらないという可能性も考慮して、自宅のネットワークが途切れないようにモバイルルーターと楽天モバイルSIMでバックアップ経路を構築することにしました。

■前提条件

ルーター:YAMAHA RTX1300

光回線:ドコモ光 単独プラン 1Gbps → 10Gbpsプラン変更

プロバイダ:オープンサーキット v6Direct/固定IP1 → v6Direct-X/固定IP1(v6プラス)

モバイルルーター:FUJISOFT FS050-W + GOPPA GP-CR45H/B(有線LANアダプタ)

富士ソフト(Fujisoft) 5G対応Wi-Fiモバイルルーター +F FS050W

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モバイルルーターSIM:楽天モバイル UN-LIMIT VII

■RTX1300のフレキシブルLAN/WANポート

RTX1300は9,10番ポートが10Gbpsです。従来は内蔵8ポートスイッチである1-8番ポートとは独立のネットワーク(大抵はWAN)に使う用でしたが、RTX1300では10GbpsポートをLANに使ったりもできるよう、物理ポートを好きなLANネットワークに割り当て可能になりました。ウチでは10番ポートをLAN向けの10Gbpsスイッチにつなげており他のポートと同じLAN1グループに振り分けていました。そして今回のWAN 10Gbps化によって9番ポートも10Gbps対応ONUにつながることになります(LAN2)。そこで7番ポートを新たにLAN3として独立のネットワーク用ポートに設定し直しました。

Webインターフェイスで写真のようにGUI設定、確認できるので簡単です。

ここにLANアダプタを介してWFS050-Wを接続します。FS050-Wは据置モードとし、Wi-Fiは2.4GHz、5GHzともOFFにしました。ルーター本体とLANアダプタどちらが悪いのか不明ですが、バッテリーを入れないと起動せず、またLANアダプタのUSB-Cポートのうち片方の向きで挿した時しか充電しないというあやしい挙動があります。追々カーモードで車載利用する際にも困りそうですが、とりあえずバッテリー保護モードで70%までしか充電しないようにはできているので劣化は防げそうです。

■LAN3のネットワークを設定

これもRTX1300のWebインターフェイスからGUIでプロバイダ設定します。「プロバイダ設定」適当に名前をつけ、LAN3を選びます。ウチでは以前の設定が残っておりLAN3がグレーアウトして選べない状態だったので、SSHからログインして「show config | grep lan3」としてlan3関係で不要そうな設定行を削除したところ、GUI側でも選択可能になりました。

「ブロードバンド回線自動判別」は自動ですぐ失敗するので、DHCPを選んであとはデフォルトだったと思います。

■デフォルトルートの設定

LAN3に新しいWAN接続ができましたが、これだけでは活用されません。全て、または特定の条件のパケットをLAN3にルーティングする設定が必要です。

このルートの設定はGUIより設定コマンドの方が柔軟に設定できるのでSSHでアクセスして行いました。うちの場合もともとv6プラスがtunnel 4で、

のようになっていたのを、

とすれば全ての通信がlan 3、即ち楽天SIMの入ったFS050-Wに振り向けられます。光の移行工事が完了するまではこうしておけば、基本的に自宅の各端末はなにもしなくてもバックアップ回線でインターネットに出られます。

2023.03.26追記工事当日、この設定だけではうまく切り替えられませんでした。DNS情報が古いルートのままなのが原因だったようで、端末側で手動でDNSを1.1.1.1にすると通信できました。結局工事があっさり完了してしまったのでそれ以上の追求はできず終いでした。すみません…

■デフォルトルートの自動切り替え(失敗)

当日いつ既存回線がつながらなくなるかわからないので、本当はメイン回線(tunnel 4)が切れたら自動でlan3に切り替わり、tunnel 4が復活したら戻す、ということをする予定でした。その為に以下の設定をしたんですが、上手くいきませんでした。一応メモとして残しておきます。公式リファレンスのこちらを参照しました。

まずメイン回線の死活を監視するkeepalive設定を作ります。

2は適当な空き番号。3 5は3秒置きに5回チェックすることを意味します。

ハマったのは最後の宛先。マニュアルではpp 2などで説明されておりPPPoE接続などの場合はそれでいけるんですが、v6プラスの場合のtunnelインターフェイスはエラーになって指定できませんでした。結局、プロバイダ設定の中のtunnel endpoint remote addressで指定しているIPv6アドレスを指定したらOKでした(でもこれ固定IP接続プランの時に指定されたパラメータなので、通常のv6プラスプランの人は自分で調べる必要があるかも知れません)。

こんな感じで現在のステータスを調べられます。1はLAN3の設定(勝手に作られてました)、2が今回手動で追加したメイン回線のエントリーで、REACHがyesになっていれば通信が正常に確立している(pingが帰ってきている)ことを意味しています。試しにONUからのケーブルを引っこ抜いてから、何度かこのコマンドを叩いていると、しばらくして(3×5=15秒?)noにかわり、ケーブルを挿し直すとまたyesに戻ります。これでkeepaliveの2番エントリーにメイン回線の死活が検出されるようになったのでこれを使ってip routeコマンドを組んでいきます。

のようにしました。これでkeepalive 2がnoになった時に続くlan3が使われるはずです。weight 0は普段まったく使わないという指定です。つけないと2つのゲートウェイがロードバランスとしても使われてしまうようです。

この設定でエラーなく書き込めて、通常の通信も問題ないのですが、いざtunnel 4側のケーブルを引っこ抜くとちょっとおかしいことになります。というかほぼ通信できませんでした。一応IP確認サイトで楽天側のIPアドレスが見えたりしたんですが、めちゃくちゃ時間かかります。雰囲気的にはDNSが切り替わってないような感触。

どのみち新プロバイダの新設定を書き込むのにRTXにアクセスするし、まぁいっかということで今回はここで断念しました。いつかの参考に書き留めておくに留めます。

■一応速度記録

2023.3.26追記:初出時のベンチマークではモバイルルーターの速度が正常に測れてなかったので、以下再計測したものを貼ります。

時間は日曜日22時頃。週末の混雑しやすい時間帯かもです。

FS050-Wでdocomo(5G)

ただしこのSIMはデータプラスなので30GBまでしか使えません。工事がすんなり終わればこれでも足りるかも知れません。

続けて楽天モバイルSIM。UN-LIMIT VIIでエリア内なのでデータ使い放題です。

Suraface Duo2では5Gを掴む我が家もFS050-Wだと窓際でも4Gのままなんですよね…でもping、上り、下り全てでdocomo 5Gを越えてきました。LTEなのに上りがしっかり出るのは素晴らしいですね。携帯用としては使い道がなくてそろそろ解約かなと思っていたのがちょっともったいなくなります。

■まとめ

とりあえず光開通までは楽天モバイルSIMの方にしておけば良さそうです。

某オンゲーにハマっている同居人からクレームがないといいなw。

クラウン用のカールーターに富士ソフトFS050-W導入

クラウン納車待ちシリーズ。カロスポでは車内Wi-FiとしてNECのPA-HT100LNを使用していました。

4G LTE対応の据置ルーターで12V ACアダプタ駆動なので電源ケーブルを自作してACC連動でON/OFFされるようにしていました。

そもそもカールーターの要件とはなんでしょう?

  • SIMが刺さってLTEなどでモバイル通信ができる
  • Wi-Fiで車内の端末から接続できる
  • 長期使用するにはバッテリーは無い方が良く、ケーブルからの通電で自動起動し、給電が切れたら落ちる
  • 屋外で利用できない5GHz帯のW52チャンネルを使用しない設定にできる(または速度は落ちるが2.4GHzのみで使用する)

といった辺りでしょうか。私の場合はAppleTVをより安定して使うために、

  • 有線LANポートがある

も追加となります。PA-HT100LN(+自作12V電源ケーブル)はその要件を満たしてくれて不具合もなく数年使えてきましたが、さすがにWAN側もWi-Fi側も規格が古くなってきたので、新車乗り換えを機会に物色。

  • 5G対応のSIMフリー、または最低限docomo対応
  • Wi-Fi6Eは期待薄だけどWi-Fi6に対応

という要件で探しました。ちなみにWi-Fi6Eでは車内専用の弱出力の規格が定義されていますが、車内固定でモバイルルーターとして使えないことが条件になっているので、ポン付け製品は出ないかも知れません。いずれ純正で内蔵してくれると嬉しいですね。

5GとWi-Fi6、更に2.5Gbps LANまで対応したSH-52Aもあって、仕事の現場でネットワーク接続が必要な時はクルマのシート下のPA-HT100LNからdocomoのデータプラスSIMを抜いてSH-52Aに刺し替えて運用していましたが、地味に面倒なので、一本化できればいいなとも。

クラウンの車内Wi-Fiがあるんじゃ?

クラウン・クロスオーバーなど最近のトヨタ車は「車内Wi-Fi」機能がついています。もともとDCMが搭載されていてauのLTEでインターネットにつながっていますが、基本的に車載サービス用で、これを持込のスマホやPC、ゲーム機からも使えるようにするテザリング機能が「車内Wi-Fi」でT-Connectの利用量とは別で月1,100円(税込み)かかります。メイン回線がdocomoならデータプラスのサブSIM使うのと同額ですね。またプリウスで使っているPioneerの車載ルーターで契約できるdocomo in car connectとも近い金額です。当然エンジン(ハイブリッドシステム)に連動するし、それ使っておけばよくね?というのも考えました。ただ、こちらは4G LTE(150Mbps)止まり、Wi-Fiは2.4GHzのみ。基本使い放題ですが3日で6GB越えると終日速度制限が「かかることがあ」るそうです。つまりハードウェアスペックとしてはPA-HT100LNと同等。SIMやルーターごと持ち出して車外で使えないの点がデメリットとなります。

使用感を体験したり速度ベンチとるのに短期間契約することはあるかも知れませんが、常用としてはイマイチかなと思っています(速度オタク、車外利用ニーズがなければ全然良いサービスだとは思います)。

ちなみに速度の様子がわかる動画はこちら(ただし九州)。

■富士ソフトのSIMフリーモバイルルーター FS050-W

で購入したのがこちら。

富士ソフト(Fujisoft) 5G対応Wi-Fiモバイルルーター +F FS050W

富士ソフト(Fujisoft) 5G対応Wi-Fiモバイルルーター +F FS050W

32,217円(11/26 09:28時点)
Amazonの情報を掲載しています

電池の入ったモバイルルーターですが、「カーモード」にすることで、

  • バッテリーレス運用
  • W53/56オンリーモード

に切り替わります。バッテリーは抜いても動作しますし、挿してあっても保護モードで70%充電に留められるので劣化を遅らせつついざとなったらケーブル抜いてモバイルルーターとして持ち出すこともできそうです。そもそもバッテリーが取り外しできるということは、劣化したらバッテリーだけ買い換えれば済むという点も長所です。数年後販売が継続されていればですが、、、どこかの時点で予備が買えたら買っておくのが吉かも。

液晶保護フィルムはこちら。基本操作することはないので光沢だろうとマットだろうと良かったんですが、抗ウィルス仕様というのがあったのでそれにしときました。

ちなみに出荷時に保護フィルムは貼ってありましたw。まぁよくあるビニールの安いヤツではがすように小さなタブがはみ出ているタイプ。小傷だけ避けられれば良いという人はタブだけちょん切ってしばらくこれで戦うことは可能かもですね。

USB-Cポートに別売りのUSB LANアダプタをつければ有線LAN接続も使える、とされていますが具体的な案内がなくどれを買えば良いかわからない状態です。後日充電器なども含めて社外品の動作情報などが公開されるようなので、ようするにメジャーなチップの製品なら動いちゃうのかも知れません。追々手持ちのを挿して検証してみようと思いますが、はやく情報公開を願いたいものです。

また車載で気になる温度仕様は、

  • 動作温度範囲 0°C~35°C
  • 保管温度範囲 -20°C~60°C

とのこと。動作温度はさておき、夏の直射日光が当たる場所に放置するのは止めた方がいいかもですね。グローブボックスの中か、今回もシート下に固定かなぁ。

ファーストインプレ

「カーモード」でバッテリー無しで運用可能

モバイルルーターとしてはやや大きめですが、SH-52Aと比べればかなり小さいですし、自分の場合は車載がメインなのであまり気にならないです。

外観は極端に安っぽくもないし、めちゃめちゃ高級感があるという感じでもなく普通。男子ガジェットという感じ。個人的には嫌いじゃないです。画面はタッチパネルではなく、側面のSELECTとENTERを駆使して項目を選択する感じ。液晶モニターの設定みたいなアレ。まぁ専用の設定アプリも提供されているので、本体上ではさほど操作することはないと思います。

久しぶりにみた「どっちがフォーカス?」問題のあるUI(有効が濃いからフォーカスだと思ったけどハズレでした)

基本的にはdocomoのデータプラス物理nanoSIMで運用する予定ですが、現状は訳あって楽天モバイルの物理SIMを使っています。購入時点最新のファームウェアv1.0.9で自動的にAPN設定がなされて接続しました。なんとeSIMも使えて2つを簡単に切り替えて使えます。

期待と違ったのは、カーモードにしててもバッテリーを挿したままだと給電が途切れた時に電源が落ちてくれない、という点。面倒なので多少の劣化が進もうとバッテリーを入れたままにしておきたかったんですが、それだとエンジン切ってケーブルからの電源が途切れてもバッテリーで駆動し続けてしまうっぽいです。バッテリーを外してすぐ使えるところに置いておくのが煩わしいので、せめてハード的なキルスイッチでもついていれば良かったのにと思います。今後発売されるはずのUSB LANアダプタがドック形状なのかドングル形状なのかにもよりますが、外したバッテリーを背負っておけるランドセル型ホルダーを3Dプリンターで作ろうかな?

ケーブル給電開始からの起動時間は画面表示基準の簡易計測で57秒。ただ5GHz(W53/56)はDSF(気象レーダーとの干渉チェック)が更に1分入りますので、電波が飛ぶまでに2分ほどかかります。2.4GHz帯と(将来的に対応するであろう)有線LANは1分の時点で使えるようになると期待。

ルーターとしての機能はポート開放、DMZなど一般的なものはほぼ備えているようです。DDNSなどモバイルルーターでは対応してないことが多い気がするものもしっかりサポートされており、速度次第ですが一般家庭用としても普通にアリかも。DNSにCloudflareを選べる(同時に簡易有害サイトロックも有効になる)とか、MACアドレス制限がSSID毎だったりとかマニアックなこだわり箇所も。電波の強さが選べなそうな点だけ気になるかな。

面白いのはスマホアプリから見られる通信量履歴。

日毎に通信量がチェックできるので、「あの日の使い方だと1日でこんなにいっちゃうかぁ」などと把握することできます。モバイルルーターはもちろん据置ルーターでもあまりない機能だと思います。

製品にはACアダプタは付属してないとされていますが、販売店のサービスなのかケーブルとACアダプタが付属していました。

充電器はUSB Type-AポートでケーブルがA->Cでした。不思議なことに出力が5V/3Aだけでなく、9Vや12V出力もできるようです。Type AなのでPD(Power Driverly)ってことはないはずで、QC2.0/3.0対応でしょうか(なんも書いてない)。USB-Cの電流/電圧計をはさんでも何も表示されませんでした。

2023.3.21追記:公式仕様表によると推奨ACアダプターはPDの9V/2Aのようです。

■まとめ

5G/Wi-Fi6/eSIMに、バッテリーレス運用もできるモバイルルーターはキャリア製、SIMフリー製品ともにレアな存在だと思います。

これで車載とモバイルでデータプラスSIMを抜き差ししていましたが、本機で1台に集約できそうです(バッテリーの抜き差しは発生しますが…)。通信規格もアップデートしてより快適な車内Wi-Fiを提供できそうです。

富士ソフトさんには是非、

  • USB LANのドックや接続情報の早期開示
  • Wi-Fi電波の強さ調節対応
  • バッテリーが入っていてもカーモードなら自動で電源を落とす仕様

など更新頑張ってほしいです。

2023.3.21追記:手持ちのUSB-C LANアダプタを3つほど挿してみましたがなにも変化は起きませんでした。常時給電も同時に行える必要があることを考えると、なにかしらの専用ドック的なものが発売されるか、PDパススルーができるハブに対応してくれないと困りそうですが、なんにしろはやく情報を出してほしいものです。

2023.3.22追記:サイト記載のメールアドレスに問い合わせしたところ「LANアダプタについてこちらではお答えできかねる。担当部署から情報来てないので、公式サイト以上の情報はない。公式サイトが最新なのでそっちを見てくれ。」的な返信が来ました。エスカレーション権も持ってない外注丸投げサポート体制なんですかね、、公式サイトに”予定”ではなく対応しているかのように記載している機能なのですからなんらか情報は開示してほしいものです

2023.3.23追記:LANアダプタ動作成功!だが…

サポートに再度問い合わせ&販売代理店にも聞いてみたところ、現在検証中ではあるとしながらもいくつか動作実績があるものを教えてもらえました。それがこちら。

IO-DATAからもGOPPAと同一品番の商品が出ているようでそちらも挙げられてましたがAmazonになかったのでリンク省略。これ全部同じ商品のOEMかもですね。Belkinのものも見た目同一で使えるかも知れません。

また特に設定は不要で接続すれば使えるとのこと。

とりあえず一番安いGOPPAが近所のビックカメラにあったので速攻で買ってきました。

一応動きました。楽天モバイルSIMで上り下りとも50Mbps出ています。が、ひとつ問題があってバッテリーを外してカーモードにした状態では付属ACアダプタも含めいくつかの充電器で起動しませんでした(どれもこのアダプタを介さなければ起動可能)。電源LEDが赤点滅のまま画面が点きません。マニュアルによると「充電が足りない」状態らしいので、このアダプタを通すことで電流不足になってしまうようです。一応製品としては「最大20V/3A=60W」のPD給電ができるようなので(販売店による?)付属ACの18Wよりもかなり余裕があるパススルーができると思うんですが、LANアダプタのバスパワー時の電力は「5/0.9A」ということなので5WくらいはこのLANアダプタが食ってしまうので、24WクラスのPD充電器ならばバッテリー抜きでも使えるかも知れません。こちらについては車載用も含めて追々検証していきたいと思います。