カローラスポーツにオートブレーキホールドキット取付

購入履歴によると2019年5月に購入したまま実に4年も放置してあったカロスポ用のオートブレーキホールドキットを取り付けました。

もうすぐクラウンが来て手放すカロスポですが、現在買い手を探しているので少しでも付加価値を上げようという狙いと、前記事を書くのに調べたら今買うと税込み、送料無料で8,180円もするのでもったいないなという気持ちが出てきた為です。ちなみに購入当時は送料別で6,800円。コミコミ7,940円だったようです。あ、総額ならあんま変わらないですねw。

■効能・用法

手元になくなってからフォローの機会がある可能性もあるので一応仕様などをメモしておきます。

まず素のブレーキホールドの機能としては、「停車中にブレーキをロックしてペダルを踏み続けてなくても良くする」というものです。信号待ちや渋滞中にペダルに踏力をかけてなくてよくなるので楽です。専用のブレーキホールドスイッチがあり、押すとオンになりもう一度押す(もしくはアクセルを踏む)とオフになります。状態はメーター内のアイコンでわかります。

しかしトヨタ車にはこれをメモリー保持する機能がありません。一度エンジン(ハイブリッドシステム)を切るとオフに戻ります。乗る度に手動でオンにしなければならない。これを自動化するのが文字通り「オート」ブレーキホールドです。厳密にはシートベルトを締めていること、ドアが閉まっていることがAND条件として必要になります。

通常はオートでブレーキホールドをオンにするだけなので特にドライバーが操作することはありません。ただドライバーによっては使わない人もいると思うので、使う人と使わない人が共有する車だとメモリー動作自体をオフにしたい(純正情報に戻したい)ケースもあると思います。そういう場合は、「停車中に電動パーキングブレーキスイッチを引き続ける」とマニュアルに書かれています。ブレーキホールドスイッチではないのがトラップです。

2023.3.20追記:上記機能(純正状態に戻す)があるのはエンラージ製のみでした。この記事で装着したデンクル製は別途ハードスイッチを取り付ける必要があります。これから購入される方はエンラージ製をオススメします。

■なぜつけずに放置してあったか

まぁ単に面倒くさかったのが1つ(笑)。前記事のように今現在納車待ちのクラウンのアクセサリーを買い漁っているように、クルマって新車時が一番手を入れたくなるピークです。少し時間が経ったり慣れたりしてくるとモチベーションが下がってきますw。

もうひとつにはウチのもう一人のドライバーがブレーキホールドを使わない保守層だったからです。ちらっと話した時に普段使わないし、操作方法がかわるのもイヤみたいなこと言っていたので、つけると嫌がられるかなと思ったのも急速に意欲がしぼんだ理由です。

ブレーキホールドの弊害としてはクリープ現象で進むのにも一瞬アクセルをチョイ踏みしてオフにする必要があるので、さぁ出発しようとブレーキを離しても進みません。あくまでアクセルに踏み換えた瞬間にホールドが解除されて進み始めます。その時、メカニカルな保持が解除されるので僅かばかりのタイムラグとショック/音があります。一応、停車してブレーキホールドがかかるまで若干のタイムラグは設定されているので、車庫入れなど頻繁にシフトを切り替えて都度ブレーキを踏むような場面で不便や違和感は感じないと思います。自分でもオンにして走ってきて、最後に車庫入れする時にブレーキホールドの存在を意識したことはありません。あくまで始動して最初の発進時(車庫出し)だけじゃないかなと。しかもシートベルトしないとオンにならないので、(本当はよくないですが)「とりあえず駐車スペースから出て、加速しながらシートベルトする」みたいな状況なら問題ないかも知れません。

自分としても車庫出し初っ端の動き出しからブレーキホールドが効いてた方が良いか、あるいはずっと運転していて足が疲れた時に思い出してオンにするくらいでいいのかは、オート機能がついたクルマに乗ったことがないので実はわかりません。どうせならしばらく体感して是非を検証してみたいと思います。

■取り付けメモ(デンクル vs エンラージ比較)

ちなみにクラウン用に買ったのはエンラージ社製。機能も値段はほぼ同じで、特にこだわりなくたまたま見かけたのがエンラージ製だったので注文。その後で仕舞い込んでいたカロスポ用を発掘したらデンクル製でした。当時なぜデンクル製を選んだかは記憶にありません。

違いとしては、エンラージは丁寧な説明動画を車種毎に用意している点。

DIY派には大変ありがたいサービスです。

一方デンクルの方はA4で4面のシンプルな説明書のみ。その内容もやや不親切なものでした。別に開けなくて良いパネルを開ける手順があったり、「ここにハーネスを割り込ませます」と書いてあるものの、複数あるカプラのどれを挿すかなども示されていません。あくまで差し込む予定位置に丸がつけてあるだけ、という感じ。わかりやすさではエンラージ圧勝。

またエンラージは2022年10月のビッグマイナーチェンジ前後で品番が分かれているようですが、デンクルは細かい年式が書かれていません。どちらも対応できるということかも知れませんがやや不安です。エンラージの方が確実に自分のモデルに適合したものを選べるので安心感は高いです。

接続するコネクタ位置や数も違いました。

デンクル製は、

  • ブレーキホールドスイッチ下カプラ
  • 運転席シート下カプラ
  • ACC電源(説明書では助手席ヒューズボックスを案内、電源取り出しヒューズも付属)
  • コントロールユニットは薄いシート状(基板を保護材で包んだもの)でブレーキホールドスイッチ下

エンラージ製は、

  • ブレーキホールドスイッチ下カプラ
  • ハンドル下カプラ(要カバー開け)
  • コントロールユニットはマッチ箱くらいでハンドル下側に

という感じ。デンクルは3箇所、エンラージは2箇所です。

デンクルの方がACC電源を別で取らない分、接続は1つ多いですが、内装外しに慣れていればドライバー不要なところばかりです。ただしシート下からシートレールで噛まないようにシフト下まで配線するのはちょっと配慮が必要です。コルゲートチューブで巻くとか、内装の布材に切れ目を入れて中を通すなど。どう見てもハンドル下のパネルを外し必要はないように思います(実際に外さずに取付できました)。素直に従うと「結局ここはなんで外したん?」ってなるかも知れません。もしかしたらアップデートされてるかもと公式サイトを探してみましたが更新どころか付属マニュアルのダウンロード提供すらしてないようでした。

エンラージの方は(動画で見る限り)ドライバーを使ってハンドル下のパネルを開ける必要がありますが、経路としては安全性が高い(断線リスクが低い)ように感じます。電源いらずで2箇所のカプラーオンで済むのも手間です。

ハンドル下へのアクセスは慣れない人にはやや不安かも知れませんが、トータルで見るとエンラージの方が簡単だし後のトラブルリスクも少ないんじゃないかと思います。情報提供という意味でもエンラージの方が格段に充実しています。

あくまでカローラスポーツで比較した場合の違いですが、値段も機能もほぼ同じの2製品で迷ったら、こうした接続のしやすさ、サポート情報の多さなどで比較してみても良いのではないでしょうか。

2023.3.20追記:上で補足したように、デンクル製には一時的に純正状態(メモリしないでエンジンを切る度にオフに戻す)にする設定モードがなく、別途物理スイッチをどこかに取り付ける必要があります。エンラージ製は「パーキングブレーキスイッチを引き続ける」ことで簡単に切り替えられます。売価がほぼ同じならエンラージ製の方がオススメです。すごく安くなっているとか、メモリ機能をオフにすることはない。あえて物理スイッチで切り替えたいという場合はデンクルでも良いかと思います。

クラウンクロスオーバーのための準備物あれこれ

クラウンクロスオーバーが納車されるまで残り一ヶ月を切りました。一度生産トラブルで延期しているので、今度こそ何ごともなく進んでほしい気持ちです。

さて新車購入あるあるですが待ちきれずに色々アクセサリを買い揃えています。自分の備忘録も兼ね、同じ車種を検討している方の参考として列挙してみます。

2023.4.12追記

納車されました!順次設置、取付したものからレビューを追記していってます。

■フロアマット FJ CRAFT製

今回は一応高級車ということもありフカフカの純正マットも検討したんですが同居人に反対され社外品となりました。重視したのは、

  • 毛足が長めのフカフカ感触
  • ハデ過ぎない柄(パターン)
  • ダークグレー

辺り。ズレ防止ロック、ヒールパットなどは当然として(そういえば純正はヒールパットがない?)。

色は同車の内装色が真っ黒ではないはずということで、マットも真っ黒よりはややグレーが入っていた方が良いんじゃないかと考えました。試乗の時の記憶やレビュー動画などを頼りにそう思ってますが、やっぱり実際に敷いてみないと不安です。ブラックを敷いたレビュー動画を見ましたが「コレジャナイ」感はありました。

で購入したのはFJ CRAFTさんのプレミアム。

色はミックスグレーにしました。ブラックは黒すぎ、グレーは明るすぎで、ミックスグレーならその中間でかつ模様としても内装に馴染むかなという理由です。実際に装着したら写真を掲載しようと思います。

裏面の滑り止めとしてスパイクゴムとフェルトが選べます。フェルトの方が滑り止めとしての効果は高いらしく、確かカロスポではフェルトタイプを選んだ記憶があります。が今回は助手席含めロック機構もあるしということで、遮音性に優れるというスパイクゴムをあえてチョイス。

2023.4.12追記レビュー

納車されたので早速敷いてみました。やはり内装材も真っ黒ではないので、ブラックだとちょっと沈みすぎだったろうなと思います。でミックスグレーですがドアを閉じて乗ってる時はちょうど良いグレー。ドアを明けて外の光が入るとやや白が目立って明るすぎな気もしなくもないかなくらい。時間的には閉めてる方が圧倒的に長いので結果オーライかな。理想的にはもうちょっとだけ濃い(暗い)グレーだとパーフェクトかなと思います。

■トランクマット

クラウンクロスオーバーは3Boxセダンなので荷室は完全独立です。ので、今回はデザインや素材をフロアマットと統一する必要もないということで、防水性の高いゴム素材のものをチョイス。

汚れものや濡れもの(冷凍食品などによる結露含む)を置いても水分が染みこまないことを重視。3Box車は初めてなので、運用上、買い物袋を後部席に置くかトランクに置くかは未知数ですが、もしトランクに置いた場合目が届かないので、崩れたり、忘れて一晩放置とかもあり得るなと。それで汁や水分がべしゃーっとなっても丸洗いできるのでいいかなと。

難点は立体成型でめくりにくいので、アンダートレイのアクセスは悪くなりそう?まぁでも現車でもほとんど開かないので実害は少ないかなと。

2023.4.12追記レビュー

当たり前ですがサイズ的にはピッタリ。滑り止め効果も高そうですし、なんといっても“多少濡れてもへっちゃら”感が良いです。クラウンのアンダートレイの下は非常用工具などで滅多にアクセスする必要がないので開閉しづらくなっても今のところ不便はなさそう。

■アーシングケーブル「ノンレジケーブル」

いやぁアーシングなんて手を出すのはSERA以来かな?しかも充分な導通があるから今時の新車で意味ないと言われてるグッズですよ?笑わば笑えです。

AQUAのノンレジケーブルはアイスヒューズなどと同様、金属を極低温冷却することで分子の向きが揃い、抵抗値が下がるというもの。こちらの公式検証動画で洗脳されましたw。

燃費が悪いRSなので例え1~2km/Lでもマシになればいいかなという望みにすがって。同社の周年セールで20%だか安くなっていたのでうっかり気絶しましたが、効果を体感するためにあえて半年とか寝かせてノーマルで走ってからつけようかなと思っています。半年だと季節変動があるので本当は1年くらい寝かせた方が正当な評価になるかもですが。あとは給油サイクルで付けたり外したりするかですかね。#

2023.04.24追記レビュー

もっと後でつけるようなこと書いてましたが、たまたま機会があったので取り付けてしまいました。説明書の手順通り、一度補機バッテリーの+と-を外したんですが、その後でトランクリッドがボタンを押しても閉まらなくなって焦りました。スイッチというかセンサー位置のリセットが必要なようなんですがクラウンの手順はググっても見つかりません。適当にハンドルで閉めても最初は最後のイージークローザーが動かず閉まりきらない状態。ヒューズでも切れたか?と思ったんですが、その後何度か開け閉めしたりスマートキーのトランクオープナーボタンやトランク内側のクローズボタンを押してるうちにイージークローザーがカチャっと動作してくれて、その後は普通に開閉できるようになりました。逆にバッテリー外しあるあるのサイドガラスとかナビ関係で挙動がおかしくなった部分はなし。

で、とりあえずまだ試し乗りの段階ですがちょっとだけ走りが滑らかになった気がするのと、オーディオの音量が3,4段階大きくなった気がしました。燃費への影響はもうしばらく試してから言及しようと思います。

■ETC電源取り出しケーブル

様々な電装品をつける時に、車内のケーブルに傷を付けずに電源(常時、ACC、アース)を取り出すには、

  • ナビ裏
  • ヒューズボックス
  • オプションコネクタ(車種による)

などのカプラからハーネスを使うのが一般的ですが、クラウンの純正MOPナビは一般的なトヨタ車ハーネスと互換性がないっぽく見つかりませんでした。代わりに純正ETCコネクタからの分岐ケーブルを見つけました。こんなの車種共通じゃないかと思うんですが、クラウンクロスオーバー専用品番になっていますね。発売時期が近いノア・ヴォクシー用だとイグニッション信号もとれたりするのに対し、こちらは取れなかったりするのでOEM元の違いなんですかねぇ。

これで運転席寄りで必要な時はこちら、助手席寄りなら(調べてないけど多分)室内ヒューズボックス、という感じで使い分けられそうです。

2023.04.24追記レビュー

TV-KITをつけるのにメーター周りを外した時についでにつけておきましたが、とりあえずAppleTVの配線に使いました。ACCだけでなく常時やアースもとれるので結構便利だと思います。ドラレコの駐車監視用配線などに。ヒューズボックスはトヨタでありがちな助手席足元で、こちらは運転席側なので最終的に配線したい先に近い方を使い分けるには良い位置だと言えます。ど真ん中のナビから電源が取り出せるハーネスが現状なさそうなので貴重だとも言えます。

Amazonのノア/ヴォクシー用もクラウンクロスオーバーが適合車種として追加された模様。これから買うならこちらからの方が手軽かも知れません。ギボシが2組のものも選べるようです。

■オートブレーキホールドキット

カロスポの時から付けたかった品です。トヨタ車のブレーキホールドはメモリ機能がなく始動毎にボタンを押してオンにする必要があります。言うても始動時はどのみちブレーキ踏んでいて、離してクリープで進むという方が自然なので、始動直後の発進はオフの方が自然ちゃ自然なのですが。「最初の発進後にオンになる」とか「始動後1分でオンになる」みたいなバージョン作りませんか?>エンラージさん

というかこれ多分カロスポ用も買った気がしますが面倒で結局取り付け手なかったんですよね…あとたまに運転する同居人ちゃんが基本ブレーキホールド使わないので嫌うかもとか。まぁ今回は試しに常時オンにしてみて自分も含め使い勝手を評価してみたいと思い再購入。どうにも違和感があるようならオフ設定にもできますし。

2023.4.14追記レビュー

親切や付属手順書や取付動画のおかげで取付は15分くらいで終わりました。カプラーオンなのでドライバーと内装剥がし、マステ、配線通しくらいでOK。設定というか機能は少し勘違いしていました。

予想では、

  • 有効状態:エンジンを切ってもBHのON/OFFを保持する
  • 無効状態:純正ママ。エンジンを切ると常にOFFに戻る

だったんですが、実際は、

  • 有効状態:常にBHがON
  • 無効状態:純正ママ。エンジンを切ると常にOFFに戻る

という感じ。同居人が乗る時はOFFにしたいので、単純に「エンジン切っても設定を保持してくれる」の方が有り難かったんですが、、。切り替えはHOLDボタンを「7秒押して離す」。離してからHOLDランプが1回または3回点滅するので確認ができます。できれば長押ししてランプが点滅するのを確認して離す、の方が秒数を正確にカウントしなくて済むので良かったなとは思います。

でもまぁまずはBH ONをキープすることができるようになって目的は果たせました。カロスポで使っていたエンラージ製と違って別スイッチをつけなくても純正ボタンで切り替えられるのもGood。

■スマホまもる君

最近、エンスー界隈で名を響かせているアレです。本来はスマホ画面用の商品ですが、車内のナビ画面や光沢樹脂加飾パーツ部分などの傷や指紋も防げるというヤツ。クラウンのナビは指紋が付きやすいと言われ防指紋タイプの保護フィルムを検討していたんですが、できれば貼りたくないなと。実際の質感、指紋の付きやすさなどを調べてからですが、とりあえずセール&クーポンで安かったので、艶有りパーツに使えればいいか、最悪iPhoneやiPadで使えばいいやということでゲットしておきました。

2023.04.24追記レビュー

これも施工しました。確かにピアノブラックパーツがヌルヌルした艶が出ていい感じ。噂通りナビ画面の指紋もヒドいのでこれで軽減できればなと。

付属のクロスでコーティング液を塗り込む→10分放置→拭き取る、が1セットで推奨は3,4回ということで3回やりました。メーター外周、ステアリングスイッチ、シフト周りの艶有りパーツ、ナビ画面、ステアリングコラムの顔用センサーに施工して、余りをスマホ2台に塗って1本使い切った位。

■社外セキュリティ(追加イモビライザー)

2022年の車両盗難ランキングでクラウンは7位だそうです。これはクロスオーバー単独ではなく15世代以前のものも含んだ車名別ということでしょうが、やはりカロスポよりは警戒が必要かなと思っています。万一の時は保険でカバーするという考え方もあるでしょうが、今の納車長期化のご時世、お金が返ってきてもすぐに代わりの車が手に入るわけではないですし、、

また現行のトヨタ車はCANインベーター攻撃にとても脆弱なことが有名で、ランクルやレクサスLXなどの盗難人気車がものの数分で右前輪フェンダー部分をゴニョゴニョして簡単に開錠、エンジン始動して乗り去られてしまうことが有名です(指紋認証とはなんだったのか…)。

クロスオーバー単独でみた時に、どの程度窃盗団から注目されるのか、CANインベーダー対策がどうとられているのかデータがありませんが、とりあえず

  • 自宅では助手席側を壁に寄せて駐車し細工をする作業スペースを与えない
  • 社外イモビライザーをつける

の方向で考えています。クラウンも当然今の車なのでイモビライザーがついています。近くにスマートキーがなければエンジン始動ができません。ただ純正イモビライザーの電波はリレーアタック(電波増幅)やコードグラバー(信号複製再現)といった攻撃手法が確立しているので過信はできません。そこで純正とは別規格のイモビライザーをつける、いわば二段階認証にしようというわけです。

社外セキュリティは様々な種類が出ており機能や使い勝手も色々です。ここでは最終的にどの製品を付けるつもりかは伏せておきますが、

  • スマートキーと別に持ち歩くリモコンを増やしたくない、増えるとしても小さくしたい
  • 住宅地での誤報が恐い外部スピーカーによるサイレン発報系は抵抗ある
  • 最悪ドアをあけられてもエンジンをかけて自走盗難を防止できることに焦点を当てる
  • その場で即解除、乗り逃げを防ぐことを優先し、あまり凝った隠蔽配線にコストをかけない(のり去られた後でヤードでじっくり調べられたら結局同じじゃね?という考え)

といった辺りを選定基準にしつつ、コスパも意識してチョイスしました。それをアピールするスキャナー(ダッシュボードなどで光らせるセキュリティメーカーのロゴプレート)をつけるべきかは思案中です。抑止力になる一方、「ここに高級車があるよ」って誘蛾灯にもなってしまうんじゃないか?って気がしています。

ちなみに私はRaspberry Piを使った独自のGPS送信機を開発して装着しており、リアルタイムでサーバーに位置情報を送り続けます。お手製なので窃盗団も意識して探すことはしないと思うので、割と見つからないんじゃないかとw。もしかすると盗難されてもこれでいいとこまでは追えるんじゃないかとか思っています。

2023.04.24追記レビュー

いずれ独立の記事を書きたいと思いますが、とりあえずキーフォブをスマートキーと一緒にぶら下げておけば、普段の使い勝手はほぼかわりありません。ただたまにスタートスイッチ押しても認証されずエンジンがかからないことがあります。その際も数秒待って認証を示すランプと音が反応してからもう一度ブレーキを踏んでスタートスイッチを押せばOK。

■TV-KIT周り

純正ナビは単純にサイドブレーキ信号線をアースにつなぐだけでは走行中操作規制をキャンセルできません。車速パルスだかGPSだか(以後便宜状GPS信号と記述)で車両が進んでいることを検知してしまうからです。従来、これを回避するためにはGPS信号をカットしていました。原理的には簡単で、テレビを観たい時、ナビのメニュー画面を操作している時は多少現在位置が狂っても問題がないため一応成立していました。ただ最新の車両では安全運転支援のGPS情報を活用しており、常時GPSを切ってしまうとそれらまで機能しなくなってしまいます。具体的にはプロアクティブドライビングアシスト(以下PDA)による交差点自動減速が聞かなかったり、内蔵ドライブレコーダーの位置記録がズレたりといったことがあるようです。これはいただけません。

でまぁそれはCarPlay経由のAIBOXで回避しようかなと後述のPicasou2を準備していたんですが、ここにきて複数社から「ナビ(GPS)を殺さないTVキット」が登場し始めました。「そんなことある?」と思ったんですが案の定まだ制約はあります。データシステムのTTV-437系の注意書きをみると、

※79 TVKIT ON中も自車マークは基本的に追従しますが、純正時とは動き方や精度に差が生じます。(道路環境等によって一時的に進行方向や走行場所にずれが生じる場合がございます)
※80 TVKIT ON中はルート案内時に画面に表示される残距離より近い距離の音声ガイドが案内されます。

となっています。一応現在地とれるけど精度は落ちるよ、と。うーん、やっぱりこれはPDAなどの先進安全装備への影響という意味では軽視できないかなと感じます。それでもまぁどうしても走行中にナビを操作したい(助手席の人にしてもらいたい)場面もあるかなと思い、TTV-437B-D(ハンドル右下のスイッチパネルに切り替えスイッチを組み込むタイプ)を購入しました。

ちなみに少しお安いTTV430系もクラウンクロスオーバーに適合となっています。

こちらへの注意書きは

※75 TVKIT ON時は自車位置情報が不正確になるため、アドバンストドライブ[渋滞時支援機能]が使用できなくなります。
※78 TVKIT ON中はドライブレコーダーで録画されるファイルの位置情報が不正確になります。(録画日時と走行速度は正確な情報が記録されます)

と明示的にPDAやドライブレコーダーへの影響を挙げています。ごく短い時間ナビ操作をするだけオンにしテレビなどには使わない、またはPDAに頼らない(オフにしている)という人ならこちらでもいいかも知れませんが、自分はこの価格差だったらTTV437系かなと思いました。

想像ですがTTV437は間欠的にオンオフを繰り返す回路を入れたか、もしくはGPSとジャイロのどちらかだけオフにすることに成功したとかかなぁと思っています。ナビが走行中だと認識するタイムラグを利用して、そうと気付かれないうちに間欠的にGPS情報を更新する、みたいな(笑)。まぁ常に「速い段階で案内される」ということなら単に測位頻度が落ちてるだけではなく、進行方向にのみバイアスがかかってるということなので、もう少し違う仕組みかもは知れません。実車速に関係なく直近の移動速度・方向に基づいてフェイクの位置情報を作り出してる?まさかね。まぁ現物とりつけて観察してみたいと思いますが、個人的にはTTV-437系であっても「ナビ操作のために短時間オンにするだけで、TVなどを見続けるためにPDAの精度を落としてまで長時間オンにするためのものではない」と割りきって装着するつもりです。

■Ottcast PICASOU2

ということで、DOPのHDMI入力端子もつけつつも、運転中に同乗者向けに動画を映したりには使えないだろうなと。やるとしたらCarPlay経由でAndroidデバイスを使うAIBOXの類かと思いOttcast PICASOU2 Proを準備しています。AIBOXというかスマホ用動画アプリは車載で使うには使い勝手がよろしくないもののProはHDMI入力付きなのでAppleTVやChromecast with GoogleTVなどのメディア端末をつなげばどうなんだろ、と。画質やリップシンクの懸念がありますがこれはまた別途レビューします。

Proが必要だなと返品してしまいましたがPICASOU2の記事はこちら。

2023.4.12追記レビュー

クラウンに装着してみたところYoutubeの動画などの音ズレがほぼ気にならないレベルに解消されました。CarPlayの音ズレはディプレイ側のデコード処理能力に応じて決まるらしく、クラウンのそれは充分なパフォーマンスを持っているようです。現在オープンベータのCarCar Launcherなら二画面表示非対応のmoviLink(トヨタ製ナビアプリ)も強制二分割できるので、クラウンの12.3インチワイドディスプレイの助手席側にYoutubeを16:9で表示し、残った運転席側にナビアプリ、という使い方もできてかなり理想的。車両の電源を入れ直しても同じレイアウトで再起動しなんと動画も続きから再開されるようです。

惜しむらくはYoutubeアプリがスマホ版なので全画面表示がデフォルトでなかったりしてひと手間かかるところですね。その意味ではやぱりPicasou2 ProでHDMI入力にAppleTVかなにかをつなぐ方が快適になりそう。

■まとめ

10月の契約から待たされすぎて、ついついポチりが進んでしまいます。他にも車外コーティングを施工予定だったり、夏までにはスモークフィルムも貼ろうかなとか画策しており、また随時更新していければと思います。

頑張って稼がないと…

以下、2023.3.21追加

■ロックボルト

クラウンの発売直後に速攻ホイール&タイヤを盗られたという事件がニュースでやっていました。車両盗難も怖いですが、21インチのアルミホイールとレアサイズのタイヤだけでも盗まれたら痛手です。(記事によると80万!?)。これも対策をしておきたいところ。

ホイール、タイヤの盗難を防ぐのに、一般的なレンチではホイールナットを回せなくするロックナットがあります。クラウンではボルトとナットの関係が逆で、車体側に穴があいていて、ホイールの上からボルトを差し込んで締結します。一人でホイール脱着が大変そうですが、この方が負荷に強く海外のハイパワーカーでは採用例が多いようです。LEXUSでもSUV系はボルト締結らしい。

で、ボルト締めの車種ではロックナットではなくロックボルトになります。これがちょっと曰くがあってクラウンより少し前にリリースされたBEVのbz4Xが同じボルト締結なんですが、このボルトが緩むリスクがあるということでリコールになりました。これの対策が決まるまでに何か月もかかり、クラウンRSの生産にも遅れが出ました。で結果としてホイールの改善やボルトの前にOリングを挟むなど改善策が発表されましたが、その結果なのかクラウンのカタログにあった純正(DOP)のロックボルトがこそっとカタログから消えました。もともとロックナット/ボルトで定評のあるマックガード社のOEMだったらしいですが。これが緩みやすい1ピース構造のものだったからではないかと言われています(クラウンの純正(ロック型ではない)標準ボルトは2ピース)。足回りなので純正できちっと検証された製品を使いたいところですが、販売休止とかではなくカタログから消滅しているので待っていても復活する望みはあまりないとディーラーでも言われ、仕方なく社外品を物色。みんカラなどの先達をみるに、サイズ、形状的な互換性がありそうなものとしてMcGuard、KYOEIRAYSがあるっぽい。一番お高いMcGuardはDOPとしても消えたので何かしら問題がありそうということでパス。高くても汎用工具で無理やり外そうとした時の耐性も強そうだし、万一専用アダプタを紛失した時の再発行体制とかも整っていてヨサゲだったんですが。で、KYOEIとRAYSはより緩いにくいといわれる2ピース、3ピース式で、お値段も半分以下。みんカラの装着写真も参考にさせていただき、一番目立たなそうなブラックキャップのRAYSのブラックにしました。台座が球面かテーパーかなどの違いで一部カラーが分かれていますが、装着したらキャップしか見えないはずなので、ブラックをチョイス。純正ボルトは無塗装なので全く同色とはいかなそうですが。商品としてはコレのはずで楽天の「お気に入り」に入れてあったんですがふと見ると売り切れ。「やっべ!」と思って慌てて他店を探した結果、同店のYahoo!ショッピング店舗で発見。注文後に知らべて「スマン品切れだったわ」って来るパターンかなとも覚悟して注文したんですが無事届きました。

■ブレーキ全灯化キット

トランクマットに続きユアーズのクラウン用製品を眺めていて気になったのがブレーキ全灯化キット。

他車でもよくあるヤツ。トランクハッチと本体フレーム側にまたがるようにコンビネーションランプがデザインされてるけどブレーキとしてはフレーム側しか光りません、みたいなのをちゃんと揃えて光らせましょう、というキット。カロスポでは最上位グレードでは最初からトランク側のランプもブレーキランプとして点灯していて、キットは不要だったので今回も気にしてなかったですが、まさかの全モデル、トランクリッドの一文字LEDは車幅灯であってブレーキとしては光らないんだなと。気付いた当日まで20% OFFセールだったので速攻注文。

でもこれ車検時用のオフスイッチがついてますね。全灯化にしたら車検通らないんでしょうか。まぁ検査員判断なことも多いので一応ということかも知れませんが。普通に考えたらハイマウントストップランプも車両中央にあるし、点灯箇所が増える分には視認性挙がって良さそうですけど(眩しい?)。車”幅”灯がつながってたらダメっていうならまだわかりますがブレーキ灯ですし。まぁとりあえず買っておきましたがディーラーにも聞いてみようと思います。

■ラゲッジルーム用LED

上記のセールでついでに注文。

各種ランプをLED化して、明るくしたり色温度を上げたり、低消費電力化、高寿命化するのは新車買ったらまずやること筆頭でしたが、クラウンは最初からLEDなところも多いらしく、納車後に様子をみて、と思って増したが、とりあえず安く買えるならと明るければそれに越したことなさそうなラゲッジルームのみ注文。

他は追々様子をみて、フィラメント球なところはLED化、元からLEDなところは明るさや色合いなどをみて判断していこうと思います。

2023.4.12追記レビュー

納車されてみてラゲッジルームのランプはLEDながらかなり暗かったので早速交換。実用的な明るさになりました。これはオーナーならマストバイだと思います。

交換が不安な人に公式手順動画もYoutubeにあるのでそれを見ながらやれば数分かなと思います。ただし最初にランプユニットを取り外すのはマイナスドライバーよりも樹脂製の内装剥がしの方が無難かも知れません。マステで傷防止してやればなお安心。

メインMacと自宅階下まで有線LAN 10Gbps化

最近、自宅1Fのリビングで同居人とFPSやSplatoon3に興じることが多く、また追々光回線の10Gbps化も視野に入れてるので、宅内ネットワークの10Gbpsも更に進めることにしました。

現況としては、WANはまだドコモ光の1Gbps回線。Synology NASとWindowsデスクトップは10Gbps化済み。Macは2.5Gbps。ルーターをRTX1300に変更済み。

また1Fと2Fの有線化もCat6の有線LAN工事を済ませてあります。

■Macを10Gbps化

Windows機よりもMac(M1MaxのMacBook Pro)の方が使用率は高いのですが、USB/Thunderboltの10Gbpsアダプタは高い上にバカデカいので躊躇して、2.5Gbpsアダプタで妥協していました。それでも動画ファイルをWindows機やNASとやりとりするのは速さを実感できていましたが、最近選択肢も増えて値頃感も出てきた10Gbpsを改めて物色。

決めたのはこちら。M1 MacはThunderbolt4まで対応していますが、現状10GbpsだったらTB3で充分なんでしょう。TB4をわざわざ謳うアダプタは見当たらないようです。

こちらの10Gbps LAN対応のドックともちょっとだけ迷ったんですが、後述のスイッチを買うことも考えて見送りました。最近のデジカメ環境はCFexpressAに移行気味だし、USBポートはほぼ背面だしちょっとウチのデスク環境にはフィットしないなと。

OWCのポイントはM1 Macへの対応を明記しているところ。また以前買ったQNAPの5GbpsアダプタはOSに細工をしないとドライバーが入らず、結局どこだったかの時点でOSのセキュリティ仕様が変わって使えなくなってしまいました。動作も不安定だった印象。ので、ドライバーレスを理想としました。

そのQNAPが使えなくなって、既所有の2.5Gbpsアダプタでお茶を濁していたんですが、ようやくこのデカいのを投入する覚悟を決めました。

大きいだけあって放熱性に余裕があるのか、普通に使っている分にはほんのり温かいですが触れないほどではありません。NASと全力転送とかしたらわかりませんが、まぁ普通に使えています。もちろんドライバーなども入れずにさくっと認識しました。

■1Fに10Gbpsを通す

WAN/LANともリビングに10Gbp必要か?って話はあります。PS5やSwitch、AppleTV、Chromcast with GoogleTV、レコーダーなどはすべて有線化していますが、どれも1Gbps機です。ただ最近ゲームで同時に使うWindowsノート2台があったり、更にWi-Fiもあらゆる機器がぶら下がっています。単体で10Gbpsが活かせることはないですが、幹線として2FのRTX1300と10Gbps化しておけばそこから枝が増えた時に遅延が発生しにくくなるかなと。

ということで1Fのスイッチは幹線の10Gbps化を目標に、全ポート10Gbpsとか欲はかかずにコスパ重視で選びました。それがこちら。

10Gbpsが2ポート、2.5Gbpsが4ポートとなります。10Gbpsの1つを2Fとの幹線へ、残り1つを10GbpsポートをもつWi-Fiルーターへつなぎます。残りの2.5Gbpsポートをリビングのメインスイッチと2台のWindows PCに直結で。これで2.5Gbpsが1つ残。かなり無駄なくフィットした印象。

USBの2.5GbpsアダプタでつながったRazer Blade 14 2021で比較計測してみました。

Wi-Fi6 5GHz
Wi-Fi6E 6GHz
2.5Gbps 有線LAN

劇的ではないもののWi-Fi6 5GHz < Wi-Fi6E 6GHz < 2.5Gbps 有線と順当に速くなってますね。Wi-Fiルーターは10Gbpsのものと1Gbpsのもの混在でメッシュになっているので、今回同時に底上げされてる可能性はあります。ただWi-Fi 6Eのアクセスポイントは1Gbpsで、測定場所はそちらに近かったので、おそらく5GHzの測定もそれ経由だったんじゃないかと思います。

pingは1msしか違わないので私レベルの雑魚ゲーマーでは体感の違いなどはわからなそう。でもまぁSteamから新作ゲーム落としたりは速そう。あとは最近リビングにいて作業することが多くなってきてるので、2FのNASやデスクトップとファイルやリモートデスクトップ接続がスムーズになるならヨシ!

ていうかウチの1Gbps回線、深夜早朝帯ならこんな速度出たんだ…。800Mbps台とかRTX1300交換時のベンチでも見なかったような。

■まとめ

やっぱり有線LANは最高だぜ!

Apple「探す」対応の極薄カード型トラッカー Eufy Security SmartTrack Cardの厚みをAirTagと比べてみる

AppleのAirTag互換というか「探す(Find My)」でも使え、なおかつAndroidや共有にも対応したEufy Security SmartTrackシリーズで告知されていたカードタイプがようやく販売されました。

AppleはAirTag互換機器のライセンス規格を定めていて、準拠していればiPhoneなどの「探す」に登録して使えるようにしています。様々なサードパーティ製AirTagの発売が期待されましたが、印象としてはそこまで種類が増えてこないなという感じ。その中で日本では多分初なんじゃないかと思うのがAnkerのEufyブランドのゾクするSecurity SmartTrackシリーズです。先行してAirTagのようなタグ型のものが発売されていましたが、今回ようやくカード型の登場です。

カード型になるとなにが良いかというと、財布に入れやすくなります。従来コインサイズに小さくてもやや厚みがあった純正AirTagだと財布が膨らんでしまい扱いづらく見た目も収まりも悪くなっていました。このようなアダプタは売られていましたが、多少財布の中で動きにくくはできるものの、厚み自体が減るわけでもないのでイマイチでした。

今回発売になったSecurity SmartTrackは、

  • 厚さ2.5mm、重さ12.4g
  • 電池最大3年、交換不能の使い捨て
  • IPX4防水
  • UWBによる近距離探索には非対応

となっています。AirTagの最大厚みが8mm、重さ11g、電池1年(交換可能)という感じなので、重さとしては良い勝負していて断然薄いということになります。残念ながらiPhone12以降のUWBを使った探索には非対応で、室内でどっち方向、どれくらいの距離になるかを調べることはできません。Bluetooth通信圏内であればカード側のスピーカーから音を鳴らしてそれを頼りに探すことは可能です。あと印象ですがその音量がAirTagよりも小さい気がします。静かな自宅室内での探索は可能ですが、騒がしい店内とかだったらかき消えてしまうんじゃないかな?というレベル。ちなみにAirTagの音はPCM録音っぽい綺麗な音がしますが、Eufyは完全にビープ音って感じの安っぽいメロディです。まぁ高級感は望まないですがもう少しだけ音量があると安心かなぁというところ。

参考としてmamorioのカードタイプだと1.7mmで更に薄いですがスピーカーがないので室内探索に使えないのと、万一外で無くした時にmamorio独自ネットワーク(mamorioアプリをインストールしたiPhoneとAndroid端末)と、Find Myネットワーク(一定のバージョン以降のiPhone、iPad、Mac全て)だとどうしても後者の方が信頼感が高いので、買いはしたんですが個人的にはmamorioシリーズは電池が切れ次第引退という位置づけです。

■サイズ比較

ということで、同じことを考えている人向けに厚み感をフォトレポート。

AirTagをお持ちの方は、銀色の電池蓋の厚みくらいをイメージすると良いかと思います。このままカードを右に近づけていくと、僅かに白いところにあたりAirTagが傾くかなというくらい。当然ながらお財布のカードポケットには余裕で入ります。二つ折り財布が一段スマートになりました。

UWB探索はそれなりに重宝していたので、これが使えなくなるのが痛手で、「もしもの時にAirTagの方が頼りになるかも?」という一抹の気持ちの揺らぎはあるんですが、しばらく使ってみて判断しようかと思います。

フレッツ光クロス導入検討メモ

RTX1300を購入したので、いよいよ10Gbpsにしようか検討。工事の体験談も増えて来て、どうも光ファイバーを再利用してONUの交換だけで済むパターンもあるとわかってきたので、賃貸戸建ての我が家でもさくっとタイプ変更できるんじゃないかという希望が見えてきたのが大きいです。

てことで試算メモ。初期工事費が19,800円かかるのはOK。キャンペーン狙いで新規にするとかもせず、とにかくダウンタイムをミニマムで乗り換えられればよし。ちなみに光ファイバーを再利用するには前日に既存契約を解約しておく必要があるらしいという記事を見ました。1,2日既存通信が使えないかもしれないですが、まぁRTX1300のWAN側にSH-52Aを有線接続してドコモの5GデータプラスSIM(30GB/月)がつながるようにしておけばOKかな?ただ月間で普段使いでそれなりに消費していることを考えると厳しいかもしれない。ので、

  1. クラウンが納車されるのを待って車内Wi-Fiを契約し、データプラスSIMの使用を抑える
  2. サブカーのプリウスにのせてる使い放題の車載ルーターを活用する
  3. iPadに入れてたまに使うだけのpovo2.0契約eSIMをSIMに変更してL01に入れ、1日使い放題トッピングをつける

辺りを検討かな。どうせ工事に何ヶ月も待たされるのなんてザラなのでその時に考えよう。

■ランニングコスト試算

ウチはかなりマニアックな契約形態だと思います。プロバイダに縛られたくないけど、スマホ主回線はドコモなので、

ドコモ光の1ギガ単独タイプ(2年契約)5,500円/月
5Gギガホとのセット割-1,100円/月
オープンサーキットのv6Direct/固定IP1 5,170円/月
合計9,570円/月
現在(1Gbps)月額料金

という現況になります。

これが10Gbpsになると、

ドコモ光の10ギガ単独タイプ(定期契約あり)5,940円/月
5Gギガホとのセット割-1,100円/月
オープンサーキットのv6Direct-X/固定IP16,600円/月
合計11,440円/月
10Gbps化後月額料金

となり、差額が1,870円/月!年間で22,440円!

微妙ですねー。出して出せない額じゃないけどコスパがいいかといえばビミョー?スピード測定サイトで数倍出たとしても普段のアップ/ダウンがそのまま数倍になるわけではなく、相手方のサーバー次第なことも大きい。でもまぁ最近は動画編集の仕事とかもちょいちょいあって、1GBくらいの動画を数本まとめてダウンロードする時なんか、ちょっと待たされたり。あれが速くなるかなぁ。あとゲームも数十GBになったりしてますが、これはまぁ何ヶ月かに1回程度だしなぁ。pingはそう変わらないぽいので、オンゲーとかでなにかが数倍速くなるということもなし。

うーん、浪漫としては試したい気満々だけど同居人を説得するにや弱い。やるなら差額自分持ちかなw。まずは光ファイバーが引き込まれている仕事部屋の片付けからか…