SERAと過ごす最後の日々

 ついにヤフオクに出品したSERAと、不具合の洗い出しも兼ねてここ数日、最後のドライブをしています。

 そこで感じるのはつくづく車って馬力だけじゃ語れないよなってことですね。信号からの加速なんかはCOLTと比べると非力だなと感じるんですが、ハンドリングは断然SERAの方が良いです。特にタワーバー入れてから感じるようになったんですが、曲がり角でクルっと向きを変えてくれる感触がなんとも心地よいです。COLTが電動パワステで、とりわけVer.Rはパワステ重めなせいもあるかも知れません。車高もSERAの方が低いので、重心が低くロール感が少ないのも関係してるんでしょう。とにかくスイスイっと曲がるのが楽しい。

 うーん、手放すの惜しいなぁ。

 ちなみにヤフオクでの評判は予想より高いです。参照数は1,200を超え、40人近い方がウォッチリストに入れて下さっています。「値段だけでなく、気持ちの面でもSERAという車が好きで大事に乗ってくれる人に譲りたい」なんて書いてましたが、どの問い合わせもずっとSERAが欲しくて探していた方ばかりで、正直そっちで甲乙つけることは難しいことが判明。まだまだSERAという車の根強い人気は衰えてないんだなぁと感じた次第です。

 ただ、この週末を逃すと、車検が切れる今月中にもう一度帰省しなくてはならなくなるので、できれば今週末に決着をつけてしまいたい。これだけの人がウォッチして下さってるなら最後まで競っていただいた方が金額面では有利な気もするんですが、おそらく来週から色々と忙しくなりそうなので。あんまり高値がついてしまっても、後述の不具合なんかもあってで色々ドキドキしちゃいますしね。特に現車確認しないで落札された場合は後々トラブルにもなり得ますし。

 ということで明日、静岡で現車確認をしたいという方がいらしたので、横浜へ戻るついでに寄ってきます。場合によってはそのままお別れになるかも知れません(T_T)。晴れてたら出発前に記念写真でも撮りたいなぁ。

 給油しにいったスタンドでついオイル交換と撥水コート洗車、室内清掃を頼んじゃいました(まぁ、今までずっと手洗いオンリーだったことを思えば、やはり愛着は薄れているのかも知れません)。その他、足下マット裏でグチャグチャだった各種配線を整理。いらないものを極力取り除きました。でもまだかなりのケーブル量…

 新たに不具合として入札者の方々にお伝えすべきは、

・クルーズコントロールが動作しない?

 ちょっと一般道の速度域では確認しきれませんでしが、もしかすると動いてないかも知れません。動作ランプはつくんですが。明日、静岡までの道のりで再チェック。

・ドアロック不調

 助手席のドアロックが連動しなくなっていました。後付のエンジンスターターのリモコンでは操作できるのですが、今度は逆に運転席側はリモコンでは反応しないorz。SERAは標準では運転席側にドアロック用のモーターが搭載されておらず、リモコン化にあたって別途モーターも取り付けているんですが、これが何度調整してもしばらくすると動作しなくなるんですよね。一度モーター自体も交換してるんですが、また起きたようです。運転席は鍵で、助手席はリモコンで、といういささか微妙な状態です。エンジンスターターはちゃんと機能しました。

・ボディソニックも動作してない?

 これはそもそもブログにも書いてなかったからマイナス査定にはなりにくいでしょうが、運転席に低音に連動して振動するマット(?)がついています(carrozzeria製)。これももしかしたら動作してないかも知れません。これも明日高速で音量大きめにならしてみてチェックだな。

 どうも、COLTに乗り換える時に、色々な電装パーツを雑に取り外したので、その時に動かなくなってしまったものが多い模様。他にもいくつかケーブルが外れているものがあって、つなぎ直したりしました。上記ももしかしたらどこかケーブルが抜けてるだけという可能性もあるんですが、ざっと見た限りではわかりませんでした。今回はテスタなどの道具を持ってこなかったのが失敗…

・運転席ドアの窓パッキンがはがれかけ

 ウインドウ枠のゴムパーツがびよーんと剥がれて来てました。そのまま押し込んで接着剤でも流し込んでおこうかとも考えましたが、改めてちゃんと交換する時に面倒なことになりそうなので、あえてこのままにしておこうと思います。つけるにしてもホットボンドあたりが良いかも知れません。

 その他は今のところ大丈夫そうです。後付パーツの問題が中心なのでホッとしてます。が、明日高速乗ってまた何か不具合が見つかったらイヤだなぁ…

 

電脳超合金タチコマ予約

 昨年こちらの記事で気になっていた電脳超合金タチコマの予約がいつのまにか始まっていたので、注文してみました。いい加減、置く場所ないんですけども…

 写真を見る限りフィギュアとしての出来もかなり良さそう。PC連動はそんなに自由度高くなさそうですね。AIBOみたいにモーションエディタとかついて自由にプログラムできたら楽しげなんですけど。つーか、やはり音声合成エンジンを積んで、メール着信時に発信者名とか読み上げられたら神なんですが…

ついにSERAを出品

 今月で車検が切れるSERAをヤフオクに出品しました

sera.jpg

 オークションに掲載できる写真には限りがあるので、こちらで詳細なキズ部分をアップしておきます。洗車して最後の写真を撮りたかったんですが、あいにくの雨。

 ちなみにフロントガラスについてる四角いものは、ヘッドアップディスプレイ用の反射フィルムです。簡単にはがせると思います(時間があったらはがしておきます)。

 目立つものは、都内で車幅ギリギリの道にはまり込んで両サイドを擦った時のものです。

右側2.jpg
運転席側リア。ドアにも若干凹み。

右側アップ.jpg
同上アップ。

左リア.jpg
助手席側リア

はがれ.jpg
こういった部分の塗装も経年劣化で剥がれてます

より高解像度の写真や別アングルが必要でしたらお知らせ下さい。

補足:改めて見回したところ助手席側に追加のキズを見つけたのでアップします。

助手席側キズ.jpg
助手席側ドアとボディに横長の擦り傷がありました

助手席側キズup.jpg
上記ドア部分のアップです。

2710p、SSD換装二日目

 SSD化した2710p二日目。

 今日は休止状態を試してみました。意外にあまり速くない。バッテリ駆動で休止に1分、復帰に45秒ほど(ログオン画面表示まで)かかります。シーケンシャルライトである休止があまり速くないのは納得いきますが、復帰はもう少し速いと嬉しいなぁ。

 普段はサスペンドにしてあって一定時間経過後に自動的に休止状態に移行するようにしてあるので、復帰だけは対面することが少なくないですし。

 そういう意味では普段休止状態に入るのにどれくらいかかってるのかあまり意識したことないので、どれくらい違ってるかは不明。つくづく比較データを取り足らない換装レポートですみません(^^;)。復帰も目立って速くはなってない印象。

 まぁ、あちこちに散々書かれていますが、鞄の中などでサスペンド→休止の移行アクセスが発生しても、衝撃でヘッドがクラッシュするような心配はいらないのは大きいですね。復帰が爆速だったら休止状態をメインにしようかと思いましたが、当面はサスペンド続投で移行と思います。

 あと、発熱も今までの1.8inchドライブが気になるほど熱くなってたワケでもないので、体感では差を感じません。せっかくゼロスピンドルになったんだし、冷却ファンの回る率とかが減ってくれるといいんですけどね。もう少し様子見ます。

2710pにSSD特攻

1.8インチSSDでは初の64GBモデルがSAMSUNGから [AKIBA PC Hotline!]

 2710pの1.8inch HDDの遅さを改善するため、64GBのSSDのバルク販売を心待ちにしてたワケですが、今週ようやく解禁となりました。

 さすがに初値はスゴい値段(\148,000程度)で、確定申告の還付金が戻ってくる2、3ヶ月後まで待つことも考えましたが、ちょうどこの期末の忙しい中で役に立ってくれそうな場面も想定されたので、特攻してみました。

 通販で注文しようかとも思ったんですが、来週になると忙しくなりそうだったので、アキバまで買いに。T-ZONEで全品6%OFFのタイムセールをやっていて、結局\137,000位でゲットできました。電車賃も回収できて結果オーライ。

■固定はできないけどなんとか取り付け

SSDアップ

 写真のように、三隅にネジ止め用の穴が空いているんですが、2710pにはそれがない。HDDがシリコンのダンパーに囲まれて詰め込んであるだけ。厚み的に余裕があるところに放り込む感じになりました。ただ、縦横はほぼピッタリで、HDDについていた黒い絶縁シートでくるんだところ、それなりに止まってる感じです。元々ほとんど重量がないので、内部でカタカタようことはナサゲ。なにかスポンジ状のもので抑えられると良いんでしょうけど。そのうちなにか探してみます。

■データ移行でハマる

 我が家ではWindows Home Serverでサーバー上にバックアップをとっています。本来なら、専用ブートCD-ROMから起動して、サーバーから直接リストアができるはずなんですが、なぜか2710pではブートCD-ROMで起動後にブルースクリーンが出て使えませんでした(元のHDDでも同じ)。試しにCentOSのインストールDVDでブートしてみると、Xが起動できない。IntelのGM965が鬼っ子なのかも知れません。とりあえず、テキストインストールでCentOSの最低構成のインストールと起動はできたので、そもそも互換性が無いとか初期不良の問題はクリヤでほっとひと安心。

 先日買った『HD革命/Drive Copy』でコピーすることも検討したんですが、残念ながら1.8inchディスクを2台同時にマウントできる環境がない。まだ対応ケースも少ないようで、ヨドバシには置いてナサゲ。アキバで買ってくれば良かった…

 結局、Acronis TrueImageの体験版でUSBメモリでブートできることを確認し、ダウンロード版を購入。

■パフォーマンス・チェック

 今回はCrystalDiskMark2.1を使ってみました。

単位:MB/s 2710p エンコ用マシン 仕事マシン

SSD

PATA 1.8′

ExpressCard

SATAII 3.5′

SATAII 3.5 RAID0

PATA 3.5′

Sequential Read

57.557

22.641

29.971

59.7

105.661

36.115

Sequential Write

32.809

21.159

19.62

49.335

102.24

16.126

Random Read 512KB

57.299

12.164

29.319

30.204

35.379

20.41

Random Write 512KB

8.496

10.622

11.516

25.034

51.998

16.112

Random Read 4KB

11.922

0.429

4.583

0.434

0.574

0.448

Random Write 4KB

1.297

0.462

0.211

1.423

2.747

1.912

 標準のHDDに比べれば倍以上の数値が出てますね。ReadyBoostやドキュメント置き場に使っていたExpressCard型のフラッシュメモリHEX-S8GJももういらないかも。驚きなのは、Northwood世代のPentium4/3.4GHz機である仕事用マシンを超えており、CoreDuo世代のエンコマシンに肉薄すらしていること。速度だけみても大満足です。 Vistaのエクスペリエンスインデックススコアのディスク値も3.7から5.3になりました。

 換装前にVistaの起動時間を測っておくのをコロっと忘れてましたが、体感は上々です。OfficeやPhotoshop、Meadow等の起動は明らかに速い!

 あとは、長時間使ってみて電力、発熱などの違いを比べてみたいと思います。

 MacBook AirではSSDとHDDであまり差が出なかったというレポートも上がってきているようですが、とりあえずウチでは効果アリのようです。