FS050WでデュアルSIM(物理SIM + eSIM)運用

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普段docomo SIMを入れて車載ルーターとして使っているFS050Wですが、仕事で配信回線にする時は上りが速い楽天モバイルのSIMに入れ替えて使っています。

富士ソフト(Fujisoft) 5G対応Wi-Fiモバイルルーター +F FS050W

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毎度物理nanoSIMを入れ替える度に紛失したりしそうなので、楽天モバイルのデータ専用プランがスタートしたのを機にeSIM契約を追加して、docomo物理SIM+楽天eSIM運用にしてみました。

楽天モバイルのデータ専用プラン「Rakuten最強プラン(データタイプ)」は音声回線プランと価格や通信条件は全く同じ。SMSも対応。メリットは「本人確認手続き不要」というだけのプランです。後から本人確認することで音声プランに同番移行もできるっぽいです。正直音声回線不要なら少し安くなるもんじゃないの?って気はしましたが、とりあえず簡単に契約できるっぽいので新規契約してみました。

実際、手続きはかなりスピーディで最近サブスマホやタブレット向け0円維持回線で使いがちなpovo2.0などに比べても簡単でした。楽天アカウントを持っていて、ルーター側の初期設定が完了していた前提はあるにせよ、ものの数分で開通までいけました。これまでたくさんの回線契約をしてきた中でもダントツに短時間だった気がします。

ちなみに開通用のQRコードはPC画面に表示し、FS050WのWi-FiにつながったスマホでFS050W専用アプリ内のカメラで読み取った感じです。ルータ自体にカメラはないんですがアプリを上手く組み合わせることで機器側の設定もスムーズでした。

デュアルSIM設定になると、下記写真のように画面真ん中のリングが2つになります。それぞれの月間使用量がわかります。デュアルスタンバイではないので、切り替えの操作は必要になりますがSIMの抜き差しをしないで数十秒で回線をスイッチできるので手早く簡単で紛失や破損のリスクもないのが良い感じ。

タッチパネルではないのでリングをダイレクトにタッチして選べるわけではない

ついでに最近の利用レビュー

・カーモード

普段の車載用途ではカーモードにしてW56チャンネルを使っています。クラウンには車内Wi-Fi(1,100円/月)も使えますがそちらは2.4GHz専用なので、5GHzが使えるこちらを使っています。

本来カーモードはバッテリーを抜いてACC電源の給電をトリガーに起動/終了をするんですが、バッテリーは入れたままにしています。こうするとちょっとしたコンビニなどの立ち寄りでいちいち電源が切れないので良いです。やはりコールドスタートだとW56といえどDFS(干渉電波チェック)が1分かかるので、乗ってすぐオンラインにならないのがもどかしい。

その分、バッテリー劣化は心配ですが、いちおう70%までで充電を止めるいたわり充電的な設定もあるし、最悪バッテリーが速く劣化しても利便性にはかえられないかなと思っています。

・据置モード

現場に持ち込んで配信に使う時は据置モードで、別途USB-C – LANアダプタをつかってPCと有線LANでつないで使っています。当初不安定な時期もあった気がしますがファームウェア更新のおかげか、最近はストレスなく給電と有線LAN通信が安定して使えています。

公式推奨アダプタはこちら。

よく行く現場は楽天モバイルの5Gがバリバリに入る場所で、docomo 5Gと比べても上りスピードが速いので重宝してます。ただ車載時にトンネルとか入るとやっぱりプラチナバンドの有無が大きいのか切れることも多いので、ちょっともったいないけどdocomo(データプラス)と楽天モバイルは使い分けかなというところです。

2023年買ってよかったもの(カテゴリ別)

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前記事、ノンジャンル編からの続き…

クルマ部門

今年一番大きな買い物といえばクルマです。TOYOTAのクラウン・クロースオーバーに乗り換えました。契約は昨年10月だったんですが半年ほど待って4月に納車されました。

クルマとしてカローラスポーツは非常に満足度も高く、特にタイヤを替えてからは楽しく走れてたんですが、仕事柄トヨタの22年型の純正ナビを使っておきたくなり、同じカローラスポーツのマイナーチェンジモデルに乗り換えたいと提案したら同居人にダメ出しされ、クラウンなら許す、と言われたという経緯。

デカくて燃費や取り回しにはしんどさを感じつつも、パノラミックビューモニターなどに助けれてなんとか乗れています。また進化したADAS周りで高速巡航などはめっちゃ楽になりました。Xで他のオーナーさん達と交流してオフ会に参加して、といったSERAぶりのクル活も再開した年でもあります。

クラウンに絡むガジェットとして買って良かった製品としては、先のノンジャンル編であげたモバイルルーターFS050-Wの他には以下のようなものがあります。

■AIBox Ottcast Picasou 2 Pro

今クルマにダメージを与えるのかどうかと話題の製品ですw。

正直これを使ってるとナビが不安定になる(純正ナビ画面に戻れなくなる、メーター内地図が固まる等)の不具合は起きていて、全くの無害だとは思えませんが、ちょっと不便なバグ程度の認識で、恒久的なダメージを与えるかというと疑問、というスタンスです。そして切り分けのために別メーカーのAIBoxも買ってみましたが、同じ場所で同じ現象が起きたりもしていて、Picasou2 Proのせいというよりは、CarPlayのクローン端末+TOYOTAナビ全般で起きる不具合なのかなと思っています。近々TOYOTA側でパッチが出るという噂も聞いたのでそれを楽しみにしています。

本騒動で、なにかOttcastは本当に不具合がおきたら弁償したるわい!と抗弁しており、今後の展開を見守っていきたいと思います。

■スーパーキャパシター型スターター

時代の進歩を感じた製品はこちら。バッテリー上がりの時に使うスターターですが、従来の鉛蓄電池やリチウムイオン電池を使ったものではなく、スーパーキャパシターという短時間充電、短時間放電の特性をもつ電子部品を使ったもの。詳しい説明、メリットは記事をご覧ください。

クラウンにしてから既に3回ほど使っていますが、とても重宝しています(そんなにバッテリー上げるなよという話はさておき)。既に上がったバッテリーから更に搾り取るようにして充電をするので、車載バッテリー側の負担は気になりますが、「いざ使おうと思ったら充電できてなかった」ということがないのでとにかく年単位で保険として積んで置くには良いデバイスだと思います。

各種洗車グッズ

クラウンを屋根とボンネットが黒いバイトーンカラーにしたので、汚れがかなり目立つようになり手洗い洗車に目覚め、純水器、ケルヒャー他、各種洗車道具にかなり投資しました。クラウンを綺麗に保つのが目的で、洗車自体の手間は最低限に抑えたいので、拭き取りがいらない純水を高圧でぶっかけるスタイル。これを書いてる今は真冬でちょっとモチベーションが下がってご無沙汰気味ですが、まぁ30分くらいでそれなりに綺麗に仕上げられる体制になっています。ベースとしてEXキーパーがかけてあるのも効いていると思います。

カメラ部門

SIGMA 85mm F1.4 DGDN

今年買って大正解だったレンズはSIGMAの85mm F1.4 DGDNです。

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望遠でクルマを撮ると広角で気になりがちな歪みがなく綺麗なシェイプがとれ、背景もしっかりボケるので今年はこれでクラウン撮りまくり、SNSでもそこそこ評価してもらいました。個人的神レンズ認定。

去年買った135mmでも同じ傾向でしたが、さすがにクルマから距離を稼ぐのが大変すぎて、もう1歩焦点距離を短くと思って85mmにしたんですが、これが大当たり。重量も軽くなって現在最も好きな焦点距離です。

SONY FE 50mm F1.4 GM

その後で、さらに汎用性を高めようと50mmではSONY純正のGMレンズを買ってみました。こちらの方がお高いレンズになりますし、85mmよりもコンパクトなので普段はこのレンズをα7IVにつけていることが多いのですが、正直撮れ高としては85mmの方が「ウホッ!」ってなるのが多いですね。クルマという被写体にマッチしないということかも知れませんが。αにつけた時の佇まいが好きなのもあるw。

あとちゃんとマニュアル読んで調べてないだけで解決法がありそうなもんですが、何故か絞りが本体ダイヤルで調節できず、レンズ側のリングでしか変えられずにいます。これはこれで使いやすいんですが、他のレンズと操作方法が違うと咄嗟の時にワチャワチャしがち。設定が変えられたとしても今度は元々使えてたレンズで操作できなくなりゃしないかとか。

正直、この2つの使用感があらかじめわかっていたら、85mmのGMレンズを買ったらもっとスゴかったのかなぁーと思わなくはないです。

ちなみに今はオフ会とかでクルマを何台も並べて撮る時にもうちょっと画角が欲しいなということがあり、だいぶ前に買った35mm近辺のレンズをもう少しアップグレードしたいなとか思っています。

マグネティックフィルター

クルマの撮影ではガラスの反射光を抑えるのにC-PLフィルターなどを多用したりします。最近はブラックミストフィルターも試したり。一方であまりじっくり時間をかけて撮ってられないこともしばしば。そんな時、ネジ式のフィルターの脱着時間がもどかしいので、マグネットでパチっと脱着できるフィルターを導入してみました。これはもうネジ式に戻れないくらい快適です。一般的にネジ式よりも厚みも薄くて携帯性も優れている点も〇。使用後のキャップも含めてサクサクと扱えます。選択肢が狭まるのが悩みですが、今後国産メーカーも含めて参入してきてくれるといいなと思います。

PC&ネットワーク部門

Ryzen 5900X + RTX4090

元から使っていたRyzen 3900X + RTX3070のメインデスクトップPCを順次アップグレードしました。5900Xはともかく、RTX4090はその後の品薄、値上がり傾向などをみて買っておいて良かったなと思います。思えば3070も「高っけぇな」と思いながら86,444円で買ってたので、つくづく半導体不足騒動はどう転ぶかわからないなと思います。「待ってれば下がる」という時代ではなくなってますね。2024年はどうなるんでしょう。AM4環境ではもはや打ち止めで、次はAM5マザーやDDR5メモリに大幅刷新するしか手がありません。あんまりAM5末期に刷新してもまた先が短くなるし、AM6?やDDR7?最初期もたぶん高いので、本当は今がAM5+DDR5が美味しい時期なんでしょうけど、まぁ現時点ではさほど困ってないからいっかな。RTXがPCIe Gen5対応してきたらちょっと悩ましいです。

YAMAHA RTX1300 + 10Gbps光回線

年初に買うだけ買っていたRTX1300で、春頃に10Gbps化しました。仕事で動画ファイルのやりとりをするのが爆速になりましたし、同居人もネトゲにハマったりしていて変えて良かったなと思っています。光ファイバーが来ている2Fの自室と、1Fリビング間、同居人ゲーム部屋などもきっちり有線化、10Gbpsハブ化をできて満足。来年ネットワーク周りでいうとこれを書いている今日国内認可のニュースが出ているWi-Fi7でしょうか。まぁでも6E化までは果たしているし、対応端末もどうせiPhoneは来年でものるか微妙なとこでしょうからまだいいかな?

業務機材部門

続いてお仕事でUT中継などに使う機材。これらは表ブログの方にレビューしてたりするので、こちらのブログを読んでくださってる方には初お目見えかも知れません。

OBSBot Tail Air/Tiny2

小型のPTZカメラを精力的にリリースしているOBSBot製のカメラを2台導入。どちらもクラファンでちょっとお得に先行購入しました。PTZ(パン-チルト-ズームをリモート操作できる)カメラはUTやインタビュー中にささっと画角調整ができて重宝するのですが、業務用は何十万円もするので、このメーカーの製品はとても有り難い立ち位置で応援しています。

Tiny2はUSB Webカメラタイプの最新型で高画質化、USB3.0非圧縮転送などに進化し、ちょびっと小型化しました。

そして11月末に届いたばかりのがTail Air。こちらはスタンドアローン型というか、HDMI出力、NDI出力、USB出力ができる汎用製の高いモデルで、HDMIでATEM Miniに送ることもできるし、ネットワークケーブルやWi-Fi経由でNDIでOBS Studioに直接映像を入れられたりします。

ちょっと惜しいのは画角が広角すぎる点。UTなどで手元にズームして操作内容を見るという用途だとデジタルズームx4は画質的にも画角的にも物足りなかったです。市販の後付けテレスコープレンズをとりつけできるようレンズアダプタとカウンターバランスアダプタを3Dプリンターで試作してみたりしてるんですが、やはり総重量増加に駆動モーターが耐えられなそうで芳しくありません。

Wireless Pro/Lark Max

UT/インタビュー会場でマスクは必須でなくなってきている感はありますが、やはりワイヤレスマイクを使える現場では使うに越したことはないかなと思っています。

Wireless Go/Go2、DJI Micと来て今年新たに買ったのはHollyland Lark MaxとRODE Wireless Proです。Go2は充電ケースがなく充電管理が面倒な点、DJI Micはそのケースにいれていても充電できてないケースがありちょっと信頼性に難を感じた点で買い換え。

Hollyland Lark Maxはこれらの機能を受け継ぎつつ、ノイズキャンセル機能が内蔵されており周りの騒音を抑えてクリアな音声が送れるのがポイント。親機でのゲイン調整などがちょっと独特なダイヤル形式で慣れるのに多少かかりますが、動作に不安定なところもなくコスパも考えると現在イチオシのワイヤレスマイクです。

RODE Wireless Proは名前通りかなり業務レベルの利用を意識した仕様で32bit float録音やタイムコード同期などが搭載されています。後で動画と音声をマッチングさせてマスタリングして動画を仕上げる、なんて時にはめちゃくちゃ重宝しますが、単にリアルタイムで手軽にマシな音声を中継し、後編集もしない、とかならLark Maxでいいかなと。来年はeラーニングコンテンツとかも作る可能性があり、Wireless Proはそういう動画素材の収録とかで活躍してくれるんじゃないかと期待しています。

ラッピングクロス

ドリキン氏の動画で知った、カメラ等の機材を包んで運搬するための布シートです。リンクは一例で似たような商品はいくつかの会社から色々なデザインやサイズで売られています。

ベルクロ(マジックテープ)ともちょっと違うんですが、とにかく全面で裏面と表面がペタっとくっつく仕組みで、カメラのような立体物でも、ノートPCのような平たいものでも保護できます。衝撃吸収性はそこそこですが、機材同士がガチャガチャぶつかって傷付け合ったりするのを防げるのが精神衛生上とてもGood。4枚くらい買ってますし、まだ増やしたいくらい。機材を持ち運んだり宅急便などで送る機会がある人にはオススメしたいです。

■まとめ

ノンジャンル編、カテゴリ別編と2記事に渡ってしまいました。今年も買ったなぁ。ちっともお金が貯まらないよ…

それでもQOLや業務クオリティには貢献していると思うので満足ではあります。

来年は3Dプリンターにしろドローンにしろ扱う自分のスキルも向上させていきたいなと思います。

Synology DS1517+をext4→Btrfs移行

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■Windowsのバックアップソリューション探索

同居人も含めWindows PCがだいぶ増えて来たので、コスパとユーザビリティの高いバックアップ方法を検討しました。以前はWindows Home Server/2011を愛用していましたがサポートが切れ、Windows Storage Server 2012のThecus製のNASに移行。こちらも今年でサポート終了です。

それ以前にThecusやその国内代理店のサポートもまともに機能してない様子でしたり、Windows ServerやActive Domainも使い勝手が悪く、管理画面もなにをするにもかったるくてほぼ使っていませんでした。

ただWHSやWindows Strage Serverの良かった点は複数PCのバックアップを重複排除して保存できる点。つまり、OSやアプリなどの重複ファイルを別個に格納せず、完全一致するファイルについては1つ分の容量でバックアップできるということです。何台もWindows PCをバックアップする際にはバカになりません。

そしてファイル単位のリカバリーとベアメタルリストア(OS環境まるごと復元)ができる点などを要件として検討しました。

またノートや携帯機もあるので個別にUSBなどでストレージをぶらさげるのは使い勝手が著しく悪いですし、それぞれの空き容量を無駄なく管理することもできないので最悪です。ということでNASによるバックアップ一択で考えました。

■Synology Active Backup for Businessという選択と障壁

もろもろ加味して調べると身近なところに良い選択肢があります。Synology製の上位NASで無料で扱えるSynology Active Backup for Businessです。重複排除やファイル単位/ベアメタルの両立、ファイルバージョン管理など必要な要件は揃っています。ハード自体も既に我が家にはあるので、ストレージ領域さえ用意すれば良いことになります。

実は存在自体はかなり以前から知っていました。しかし導入してこなかったのには理由があります。(昔は有料で結構高かったような気がするのと)ファイルシステムがBtrfsでないと使えないという点です。Btrfsは従来のext4よりも新しいファイルシステムで、重複管理やバージョン管理などの機能はこのファイルシステムに基づいた実装となっています。廉価モデルでは利用自体が非対応ですが、我が家のDS1517+はOK。ただ現在稼働しているext4のボリュームをそのままBtrfsにコンバートできないというのが問題でした。変換には一度ボリュームを削除して再作成する必要があります(裏技もあるにはあるっぽいですが上手くいかないリスクも)。つまり稼働しているNASに対して行うには、一度データをまるごと待避する必要があり、それをするだけの空きディスクを用意しなければなりません。これが手間やコストの問題で躊躇していました。DS1511+からDS1517+に乗り換える際に、HDD 5台をまるごと新調するコストもかけづらかったので、そのままディスクを刺し替えて移行し、ext4も引き継いでしまっていたくらい。

ちなみにBtrfs自体のメリットは公式ページにまとめられています。ext4よりわずかにパフォーマンスが劣るらしく、今でもext4はサポートされてますしBtrfsの機能を不要と考える人や非対応モデルの人はext4もまだまだ現役のようです。

今回ようやく重い腰を上げ、今のボリュームまるごとを待避できる12TBのHDDも導入し、Btrfs移行を敢行することにしました。

モデルはSynologyのサポートが手厚い(印象のある)IronWolf。今回は外付けで使うので同Proである必然性は薄いと判断してコスパ重視で。それでも同モデルを2021年に買った時は3万切っていたのが今回4万以上しており円安や部品不足の影響を強く感じました。

こちらを元々外付けにつかっていたeSATAケースに入れ替えてマウントし、これまたSynology謹製のバックアップツールHyperBackupでボリュームや各アプリ設定をまるごとバックアップしました。ちなみにUSB3.0の方が速いならケースもこの機会に買い換えようと思ったんですが、理論値とは裏腹にeSATAの方が速いという情報ばかりだったので継続して使用することにしました。USBに変換するオーバーヘッドの方がロスが大きいってことなんでしょうかね。まぁどのみちHDDのスピードが頭打ちになるのであんまり差は出ないのかも知れません。

これでバックアップが正しくできていなかったら復元もできないのでかなり不安です。整合性チェックなども走らせたりしました。まぁ最悪でも重要な共有フォルダは実家に遠隔バックアップもしているので、いつまでもはビビっていられずボリューム削除と再作成に踏み切りました。

こういう神経のすり減らしを避けたい方は、新ハードとHDD一式を買い揃えてコピー移行するのがオススメです…

■削除までの手順

ストレージマネージャーでボリューム(ストレージプール)を削除しようとすると、こんな画面が出ました。

削除しようとするボリュームが依存している(されている)パッケージがあり、先にそっちをどうにかしろ(消せ)という主旨です。一応これらもバックアップされてるんじゃないかと思いつつも、まぁ最近使ってないものばかりだったので粛々とパッケージをアンインストールしました。2番目のrsyncのエラーはコントロールパネルで無効化するだけで大丈夫でした。

DockerとNote Stationはなくなればなくなってもいいけど、復元されるならそれにこしたことはないなということで結果を見守りたいと思います。

いよいよエラー内容も克服し最終段階。警告や確認のパスワード入力を経て削除実行。そしてSHR & Btrfsで新しいボリュームを全容量で作成。その後、ドライブチェックが自動で走って終了まで15-20時間と出ました(総容量は17.4TB)。同時にHyperBackupからのリストアもできたかも知れませんが、余計な一時負荷をHADに与えて壊れてもイヤだし、仮にこのドライブチェックでエラーが出るようならドライブ交換も必要になるかもなので、大人しく一晩放置することにしました。

チェック完了後、さてリストアしようかと思ったらなぜかHyperBackupパッケージがなくて肝を冷やしましたが、パッケージセンターで再インストールをしたらきちんとeSATAドライブ上のバックアップを認識してくれました。ので、復元パッケージではHyperBackupのチェックを外してそれ以外を全部選択した状態で実行しました。パッケージ復元中は当該サービスが止まるよ、という警告が出たくらいなので、HyperBackupでリストア中にHyperBackupが止まったらアカンやろという判断です。まぁさすがになんも考えずに全部オンにしてリストアした時のことを想定してないわけはないでしょうが、もう少しリストアウィザードのUI表記がこなれてほしいなと思った点です。

リストは丸一日かかりました。一応抜けたデータはざっと見た限りなさそうですが、通知をみると「復元できませんでした」という不穏かつ役に立たないイベント記録があります。

具体的にどのファイルが、いくつくらい失敗してるのかわかりません。「詳しくはログを見ろ」とあるので、開いて見るも、情報は全く増えません。選択したら詳細画面に行くかと思いきやなにも置きません。1件1行の情報しか残ってないようです。

2行目はアプリのリストア失敗なので良いとして、その後の1行目が「リストアが失敗」となっていて影響範囲がわかりません。2行目のエラー発生を受けて、満点ではないという意味なのか、具体的にファイルに影響があるのか、もやもやが残るリストアです。

もやもやは残るけどもはやどうしようもないので、一応リストアできたと思って使って行くしかなさそうです。

ちなみにストレージの利用量がガサっと減ってるのも恐いですw。8TBくらいあったのが6.5TBとかになっています。ヒリヒリします(^^;)。軽くホラーです。ゴミが減ってクリーンアップされたのか、本当に復元できていないファイルがあるのか、はたまたext4とBtrfsの差やセクターサイズによる違いなのか、理由は謎。まぁでも6.5TBという数値はバックアップのサイズと同じくらいです。抜けができてるとしたらリストア段階ではなく復元段階なのかも知れません…だとすると復元はやりなおしても同じな可能性が高いです。気にしてもしょうがないので、空き容量が増えたことを喜んでおくしかなさそう。

■外付けドライブでBtrfsを使えるか?

今回、12TBという真っ新なHDDを用意した機会だったので一時的に待避ドライブとして使ってBtrfs化を図りましたが、実のところActive Backup for Businessのストレージとしては内蔵部分は使うつもりはありません。サイズの大きなバックアップ領域をSHR(RAID)で冗長化するのはコスパが悪いし、バックアップのバックアップまでは必要なかろうという判断です。最終的には待避に使ったHDD自体をBtrfsでフォーマットしてそこにバックアップできればいいんじゃないかと考えました。

ただ現行のSynology NAS(DSM7)は外付けドライブをBtrfsで初期化することはできない模様。公式ページによると、「Synology NAS は次のフォーマットを認識します。Btrfsext3ext4FAT32exFATHFS Plus、and NTFS.」とBtrfsを含む一方、「外部ドライブは Synology NAS で ext4 または FAT32にフォーマットできます。」という記載もあり、”使えるけど自分で初期化はできない”という状況ぽい。ということは、他のPCでBtrfsでフォーマットしてからもってくる必要がある。めんどくさー!

現状、自宅にLinuxが稼働しているPCがないので悩ましい。こういうフォーマット関係を仮想化PCでやるのもちょっと心配、というかめんどくさそう。調べてみるとWindowsでBtrfsを扱うオープンソースプロジェクトはあるみたい。いやーどうしようかなー。どれくらい枯れているのかわからない。

別PCでLinuxからBtrfsボリュームを作成

ということで、安全をとってPCでUSBブートでLinuxを動かしてBtrfsドライブを作成することにしました。手間を省くのに、最初からBtrfsパッケージを含んだUSBブータブルなディストリビューションを選びたいところ。Bing Chatで聞いたところ、openSUSEかFedoraは標準ファイルシステムとしてBtrfsを採用している、またArch Linuxはファイルシステムの選択肢としてBtrfsをもっている、ということがわかりました。なんとなくRedHat系に馴染みがあるので今回はFedoraを使ってみることに。UNetbootinで選べる最新の30_Live_x64を適当なUSBフラッシュドライブに書き込みました。

しかし当該ISOはDLできないとエラーになり、結局、ArcLinuxで実行。

Synology NAS単体でBtrfsボリュームを作成(SSH)

後から判明したんですが、SSHでログインしてコマンドラインからなら外付けドライブもBtrfsできました。普通にmkfs.btrfsコマンドが入っているので、

既存パーティションがある場合はfdiskなどで開放する必要があるかも知れません。

しかしマウントできず、Active Backup for Businessから使えない?

どちらの方法でフォーマットした場合でも、残念ながら現状でABBで使えていません。

まず物理的に接続すると通知で「外部デバイス External SATA Disk1 のパーティション 1 をマウントできません」と出ます。一方、ストレージマネージャーではきっちりBtrfsであることは認識してるっぽいんですが(下記画像)。またコンソールからみてもマウントできてるぽくlsして中身も見られます。

それでもFile Stationでは見えないし、当然ABBでもデスティネーションとして選択できません。

Synologyのコミュニティで4年前のスレッドで公式サポートに問い合わせてABBのストレージとして外部メディアはサポートしてない、と回答されたという書き込みがありました。情報も古いし、別途こちらでも問い合わせてみようかとは思いますが、ともあれ現時点ではBtrfsでフォーマットした外付けドライブ(eSATA接続)はABBの保存先として使えていません(マウントすらできてるかあやしい)。

残る選択肢としては、

  • RAID/SHRのメインボリュームを使ってバックアップ(管理は楽だが、冗長化されてる分、コスパは悪いし、本来のファイルストレージを圧迫する)
  • ドライブの1台を12TB HDDに交換して冗長化のないボリュームを作る(スワップして復旧した場合、元のTB数から増えた分がSHRでどう使われるんだっけ?任意設定できたかどうか不明。まと10TBフルでバックアップ領域に割り当てられず4TBくらい目減りしてしまう)
  • もう一台ハードを買ってバックアップ専用機にする

くらいです。

■今追加でバックアップ機を買うなら?

今回購入した12TB HDDを活かす想定だと、1ベイか2ベイ機になりますが、そもそもABB対応モデルでというと、現行ならDS224+、DS723+でしょうか。どちらもメモリ増設は可能ですが10Gbps NICを増設できるのはDS732+だけのようです。

んー、当座1Gbpsでもいいかもですが、数年使うことを考えると拡張性は残しておきたい気がします。

■まとめ

とりあえず当初の目的である、内蔵メインボリュームのBtrfs化は果たせました。これでABB自体は使えます。しかし目論みだった外付け12TB HDDへの保存は現時点ではできなそう。

とりあえずしばらくABB運用してみて問題ないか、どれくらいストレージを消費しそうかなどを検証して、対策を考えようと思います。

ABBの使用感もまた別途記事にできたらと思っています。現状気になってるのはバックアップから除外するフォルダーを指定できない点でしょうか。完全にテンポラリなフォルダや、OneDriveやDropboxで保全できてるフォルダ、Office、Adobe系、Steamのゲームタイトルなどクラウドから再インストールすればいいだけのものについては除外しておきたいところ。そこだけがWHSと比べて難点かなーと思っています。

Windows11機のファイル共有やリモートデスクトップ接続でどうしてもパスワード認証が通らない時の覚え書き

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我が家も同居人用PC以外のほとんどがWindows11になっていますが、1つ問題を抱えていました。ファイル共有機能でWindows11機にアクセスしようとするとパスワードが通らない問題。各PCは共通のMicrosoftアカウント(以下MSアカウント)でログインした状態ですが、MSアカウント(メールアドレス)、ローカルアカウント名、MSアカウントのパスワード、ローカルアカウントパスパード、パスコードなどあらゆるIDとパスワードを入れても弾かれます。MSアカウントをいれる際にいわゆるUNCという\\(PC名)\IDみたいな形式を試したり、MSアカウントの時はMicrosoftAccount\(MSアカウントのメアド)とかもダメ。これらの組み合わせも様々試しました。ググっても解説せず。

NASやMac、ポータブルSSDなどがあるのでそこまで困っておらずずっと放置してきましたが、先日リモートデスクトップ接続も同じ様につながらないことに気付きました。せっかく自宅のWANもLANも10Gbps化したので、出張中も快適に自宅PCで動画編集作業などができればと、あらためてリサーチ。

「リモートデスクトップ」を入れて検索したのが良かったのか今度はあっさり情報が見つかりました。どうも、Windows11のアカウントセットアップの過程で一度もMSアカウントのパスワードでサインインしていないと、マシン上にパスワード(を元にしたハッシュキー?)が生成されないのでダメという信じがたい仕様のようです。なるほど、真っ新なPC、スマホアプリ認証のMSアカウントでWindows11の初期セットアップをすると、スマホ側で「承認」ボタンを押し、PC側でそのままパスコードを作成できてしまうから、一度もパスワードログインしないままの状態になってしまうようです。その後そのPC自体にパスコードでログインすること自体はなんの不便もないので気付かないと。いや、それならそれで認証弾いた時にクライアント側にそれらしいエラーメッセージ出してくれよ…

詳細は参考にさせていただいた以下の2URLをご覧いただくと良いと思います。

参考リンク1

Microsoftアカウントでのリモートデスクトップ接続に苦労した話

https://qiita.com/sfjwr/items/037aabef2c5637fe0e51

参考リンク2

https://phoenixknight.jp/microsoft-account-has-a-habit/

■我が家の場合の具体的な解決手順

二段階認証の設定有無などで違うかも知れませんが、ウチではこんな感じで進めました。

  • サインアウトする
  • Windows Hello認証(指紋や顔認証)をせず待つ(顔認証の場合カメラを隠すなど)
  • 「PINを忘れた場合」が出たら選択
  • スマホの認証アプリ(ウチではMicrosoft Authenticator)に認証要求が出るので「承認」
  • PC側でパスコードを再設定

フロア間LANケーブルが断線(ショート)して引き直した話

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2021年12月(1.5年前)にエアコンダクトを使って2Fのメインルーターから1FリビングまでLANケーブルを通しました。

その後、ルーターをRTX1300にし、回線もフレッツ光クロスにしたので、リビングのスイッチも10Gbps化して使っていました。

10Gbpsポートx2、2.5Gbpsポートx4のスイッチなので、幹線用に10Gbpsを使い、2.5Gbpsアダプタ経由で自分と同居人のPCを使いネトゲなどをしていたのですが、最近頻繁に切断するようになってしまいました。一度切れるけど放置すると数分で復帰し、また切れる、ような状態で同居人曰く10Gbps化した頃からということでRTX1300のログを見たりするも原因がわからず。

調べると、発熱がひどくて切れまくりだったBUFFALOのLXW-10G2/2G4と違い、QNAPのQSW-2104-2T/AZは熱くはならないものの切れるというレビューが散見され、キレたネトゲ廃人の同居人がネットが安定するならYAMAHAの高いスイッチに替えても良い(半額出す)と行ったので、業務用のSWX2220-10NT(以下SWX2220)を導入しました。

YAMAHAで揃えればルーターから一元管理/監視できるし、2.5Gbpsが倍の8ポートになるし、デカいけどその分、熱設計的にも安定するんじゃねぇの?という期待。

■スイッチを替えても安定せず…

まさかの再発。しかも遅い。回線もルーターも10Gbpsと余裕があるので、階下のPCではNICの限界である2.5Gbpsに近い値が上下とも出てたんですが、YAMAHAにしたら1Gbps前後。そして切れる。あと謎のループ発生エラーが頻発。SWX2220はインテリジェントスイッチなので色々設定項目があり、フロー制御、ストーム制御、ループ検出、リンク速度固定などあらゆる設定項目を試すも効果無し。

どちらかというと電気的な接触不良のような気まぐれな症状発生をするので、まさかと思いケーブルをテスターにかけると…

反対側をつないでないのに1-8番線のLEDが全点灯(写真撮り忘れたのでPhotoshopでイメージ合成)

このテスターはケーブル両端に測定機を取り付けるタイプなんですが、なぜか片方をつけただけで1〜8のランプが全点灯します(正常なケーブルだと全消灯)。もう片方をつなげてテストを実行すると全ペアが点灯(OK)。んー、でも明らかに正常なケーブルと挙動が違うぞと。点くはずのないタイミングで点くからショート??

ケーブルを2Fから1Fに敷くのは大仕事で、できれば二度とやりたくありません。なんか両端のちょろっと余らしてあるところに不具合があるならそこだけカットして成端し直して済ませるのですが、フルークのような高級テスターではないので異常箇所まではわからず。

ざっと調べたところ、このテスターなら「何mの位置でショート」みたいなことができるっぽい。

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ン゛ーー、4,5万。払っても結局ショート箇所がど真ん中の位置だと判明したら結局全部引き直す手間は発生するので、「不具合箇所を知る」ためだけに買うのはちょっと…

そんなことを考えつつSWX2220の管理画面をいじっていると、なんと、「ケーブル診断」の項目が!YAMAHAさんスゲー、サスガ!「簡易的な診断のため、ケーブル障害位置までの距離や推定ケーブル長の診断結果には誤差があります。」とは書かれていますが、さっそく実行。

SWX2220の診断画面

反対側に機器がつながっていると正常となりますが、抜いた状態でやるとこのように「Pair3: Short」と出ました。Pair 1,2,4はOpen、つまりつながっていないということですね。端子抜いてあるのでそれが正しい。これで1ペアがショートしてることがハッキリしました。原因わかったけどケーブル引き直し確定して悲しい瞬間でもあります。ちなみにショート箇所位置は「100±10m」とありますが、他のペアをみると16〜17±10mなので、基本的にアテにはならない感じですね。物理的なケーブル長が16,7mなんでしょうが、ショートということは電気抵抗が極小なので推測不能ということなんでしょう。ちなみに検測する度に130mになったり不確定ですし、そもそもShort判定にならないことも何回かに一回ある感じ。実際の通信断が不定期に起きるように、かなり微妙なショート状態なんでしょう。わざわざSWX2220を2Fに移動してケーブルの反対側から測ってみても同じような数値でした。数値に違いが出て、せめてどちら寄りか推測できるかと思ったけど無理だったw。

総とっかえはイヤづら…中継コネクタという選択肢

2Fのエアコンダクトから外壁に出して化粧配管の中を通って地上近くまで下ろし、また1Fリビングのエアコンの化粧配管を通して室内に入れる、という二箇所の難所があります。両方やり直すのは骨が折れます。障害箇所を特定して最低限の引き直しに留め、現ケーブルと再ケーブルを中継コネクタでつなぐという案を考えました。一般に中継コネクタを経由するとインピーダンスが乱れて通信が遅くなると言われますが、実効速度としてどの程度落ちるものかリサーチ。

https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/1188826.html

いくつかの実測記事をみるに、実際には誤差レベルで問題ないとされていたので、今回も中継コネクタ使用を決意。もし中継箇所が屋外だったら防水テープでグルグル巻きにして凌ごうと。ケーブルがCat6だったのでこちらをチョイス。

エレコム CAT6中継コネクタ LD-RJ45JJ6Y2

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ではあとは障害箇所の特定です。外へ出て1F,2F両方のエアコンダクトをつなぐLANケーブルを真ん中辺りでズギャンと切断。エラーが残ったのは1F引き込み側でした。既に室内側の余剰部分もカット済みなので、おそらくエアコンダクトの引き込み部分かな。ここは施工後にエアコンを交換していて、業者の方が後で配管を通し直してるんです。その時に傷をつけたんじゃないかと。まぁ工事作業からしたら保証外の邪魔者でしかないので文句も言えないですね。新しい高機能エアコンで分解も大変でしたが、なんとか配管周りのパーツを外してダクトを見える状態にし、引き込み完了。

写真右下の辺りで切断して継ぎ直し
白くまくん、分解めんどくさす…

元のケーブルは配管でギチギチに挟まれ引いても押しても全く動かない状態でした。やはりここで圧がかかってたぽい。逆にダクトの反対側はスカスカだったので新たにそちらに通線。元のケーブルは直前でカットして反対側から思い切り引き抜きました。本当は一度成端して障害箇所を特定しようと思ってましたが、面倒くさくなって廃棄。

■まとめ

屋外配線なので劣化はあるかもと思ってましたが、今回はもう少しイレギュラーな障害だった気がします。まぁでも酷暑に入る前に対処できて良かったかなと。

QNAPは無罪で、お高いSWX2220に買い換えなくても良かった説もありますが、断線/ショート診断もできるし階下で使える2.5Gbpsポートも増えたのでまぁ良し。QNAPはいずれ他の部屋でも使うか、出張セッテイングなどで活用したいと思います。

翌2023.6.18追記

一晩置いたSWX220のログ100件をチェック。2FへとつながるPort1.10がリンクダウンしたりループした形跡はなし。大丈夫そう。こういうログが見られるのもインテリジェントスイッチの良いとこですね。

ちなみにPort1.2はChromecast with GoogleTV。定期的に3秒ほどダウンしてまた100Mbpsでリンクするということを繰り返してる模様。逆なら省電力中の更新チェックみたいな動作かと思うんですが、切れて3秒で復帰するのはなんなんでしょう。ログとしてはかなりノイズなので、下位のスイッチにつなぎ替えようかな…

Port1.8はRazer Blade 14のUSBアダプタですね。PCを使ってる時は2.5Gbpsでリンクする一方、スリープにすると100Mbpsになるっぽい。省電力ですかね。Port1.7もPC。Windowsの仕様でしょうか。SWX2220にもEEEという使ってないポートの省電力機能があるんですが、ポート毎にON/OFFできてポート7と8では無効になってるので、そちらの挙動ではない気がします。

2023/06/18 16:52:10: [ SESSION]:inf: Login succeeded as admin for HTTP: 192.168.0.53
2023/06/18 16:51:52: [ IF]:inf: Interface port1.8 changed state to up (2500-full)
2023/06/18 16:51:49: [ IF]:inf: Interface port1.8 changed state to down
2023/06/18 16:35:18: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to up (100-full)
2023/06/18 16:35:15: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to down
2023/06/18 16:18:50: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to up (100-full)
2023/06/18 16:18:47: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to down
2023/06/18 15:30:14: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to up (100-full)
2023/06/18 15:30:11: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to down
2023/06/18 14:57:55: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to up (100-full)
2023/06/18 14:57:51: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to down
2023/06/18 14:23:49: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to up (100-full)
2023/06/18 14:23:47: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to down
2023/06/18 13:54:34: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to up (100-full)
2023/06/18 13:54:31: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to down
2023/06/18 13:53:31: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to up (100-full)
2023/06/18 13:53:29: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to down
2023/06/18 13:17:25: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to up (100-full)
2023/06/18 13:17:21: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to down
2023/06/18 12:12:20: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to up (100-full)
2023/06/18 12:12:17: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to down
2023/06/18 11:05:56: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to up (100-full)
2023/06/18 11:05:53: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to down
2023/06/18 10:18:26: [ NTPC]:inf: Get the SNTP time 06/18/2023 10:18:26
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2023/06/18 08:10:32: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to down
2023/06/18 07:27:26: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to up (100-full)
2023/06/18 07:27:23: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to down
2023/06/18 07:14:54: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to up (100-full)
2023/06/18 07:14:52: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to down
2023/06/18 06:45:17: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to up (100-full)
2023/06/18 06:45:15: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to down
2023/06/18 06:09:06: [ SESSION]:inf: Logout timer expired as (admin) for HTTP:192.168.0.7
2023/06/18 06:01:39: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to up (100-full)
2023/06/18 06:01:36: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to down
2023/06/18 05:52:55: [ SESSION]:inf: Login succeeded as admin for HTTP: 192.168.0.7
2023/06/18 05:40:13: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to up (100-full)
2023/06/18 05:40:09: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to down
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2023/06/18 05:10:29: [ IF]:inf: Interface port1.7 changed state to down
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2023/06/18 05:04:05: [ IF]:inf: Interface port1.8 changed state to down
2023/06/18 04:59:50: [ IF]:inf: Interface port1.8 changed state to up (2500-full)
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2023/06/18 04:35:09: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to up (100-full)
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2023/06/18 04:21:27: [ IF]:inf: Interface port1.8 changed state to up (100-full)
2023/06/18 04:21:25: [ IF]:inf: Interface port1.8 changed state to down
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2023/06/18 02:39:24: [ CONFIG]:inf: Configuration changed
2023/06/18 02:39:21: [ IF]:inf: Interface port1.3 changed state to down
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2023/06/18 02:39:07: [ CONFIG]:inf: Configuration changed
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2023/06/18 02:37:24: [ CONFIG]:inf: Configuration changed
2023/06/18 02:37:22: [ IF]:inf: Interface port1.2 changed state to down
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2023/06/18 02:35:41: [ CONFIG]:inf: Configuration changed
2023/06/18 02:35:40: [ IF]:inf: Interface port1.5 changed state to down
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2023/06/18 02:33:47: [ CONFIG]:inf: Configuration changed
2023/06/18 02:33:45: [ IF]:inf: Interface port1.1 changed state to down
2023/06/18 02:33:33: [ IF]:inf: Interface port1.9 changed state to up (10000-full)
SWX2220-10NTのsyslogサンプル